「仏になるみちは
善知識にはすぎず」
支えてくれる人を大切に。
自らも支える人に。
学会は善き友の集いだ。
顕仏未来記 P509
『天台云く「雨の猛きを見て竜の大なるを知り華の盛なるを見て池の深きを知る」等云云、妙楽の云く「智人は起を知り蛇は自ら蛇を識る」等云云』
◇今週のことば
「青年セミナー」から
社会に希望の春光を!
あの友この友を招き
創価の世界を広げよう!
躍進は勇気から生まれる。
2013年02月11日
◇希望の明日へ
人間の世界であるから、感情のぶつかりあいは、大なり小なり、どこにでもある。いわんや、末法は「愚痴の衆生」の集まりである。また一面からいえば、文句や不満が絶えない時代相でもある。ゆえに、一方が一方を抑えつけようとするのではなく、お互いに、感情に流されない聡明さをもっていくことである。
平6・1・27
☆女性に贈ることば 二月十一日
恩師・戸田先生が最後の誕生日(昭和三十三年二月十一日)に、私の妻に贈ってくださった和歌がある。
「月光の やさしき姿に 妙法の 強き心を ふくみ持てかし」
戸田先生から薫陶していただいた、この強き心を、女性の皆さんに伝えられることを、妻は深い喜びとしている。
☆今日のことば 二月十一日
よき友を持つこと
よき先輩を持つこと
これは 人生の至上の幸運であり
誇るべき宝であるといっても過言ではなかろう
☆100文字の幸福抄
人生は、幸福になるためにある。
虚栄を張ったり、
背伸びをしたりする必要など、全くない。
人間は人間以上には、偉くはなれないのだ。
ありのままに自分らしく、
人のため、社会のため、
行動する人生が最も美しい。
☆我らの勝利の大道No.094 幸福の太陽・婦人部(上)
◇"人権の母"の信念
今年の二月四日は、「アメリカの公民権運動の母」ローザーパークスさんの生誕百周年の佳節であった。
二十年前−−当時、ロサンゼルス郊外にあったアメリカ創価大学で初めてお会いした折、妻が用意したケーキで八十歳の誕生日のお祝いをさせていただいたことも懐かしい。
謙虚で凛とした清らかな微笑み。人類の歴史に輝く、誇り高き人権闘争の母であった。
積年の不当な差別に対し、敢然と「ノー」を叫んだパークスさんの勇気の声と行動が、歴史の歯車を大きく動かしたことは、あまりにも有名な史実である。
「誰かがまず第一歩を踏み出さなければならないことは、わかっていました」
「何をすべきかわかっていさえすれば、恐れることなど何もない」
パークスさんが語り残された不滅の言葉である。
一念を定め、行動する腹を決めた女性ほど強いものはない。誰もかなわない。
私か対談したアメリカの歴史家ハーディング博士は、パークスさんをはじめ、公民権運動における女性の重要な貢献について、こう語っておられた。
「女性の励ましがなければ、(人権闘争の)行進に加わる人も、一人もいなかったでしょう」
そして「皆を結束させ」「皆を大いに励まし、力づけ、運動参加へと導いて」いった、女性の力を心から讃えられていた。
博士が繰り返し指摘されている通り、歴史を変える民衆運動の根幹には、女性の「励まし」がある。
我ら創価の広宣流布の運動もまた、女性たち、母たちの「励まし」の力で朗らかに勝ってきた。これからも徹して励まし合いながら勝ち続けていくのだ。
◇広布は小単位から。
本年、尊き"広布の母たち"を祝福する記念日である、5・3「創価学会母の日」は二十五年を迎える。
地域の平和と安穏の責任者ともいえる「地区婦人部長」制がスタートしてからは十五周年。小単位で学ぶ婦人部の「グループ」の発足三十五周年でもある。
先月、新春の本部幹部会では、グループのモットーが発表された。
「皆で語り 皆で学び皆が創価の幸福博士に!」
婦人部のグループとは、地区、ブロックよりも、さらに少人数の学習・懇談の場である。「広宣流布は一対一の膝詰めの対話から!」と言われた恩師・戸田先生の指導に、一番近い組織といえよう。
少人数だから、「全員が主役」である。役職などの上も下もない。「皆で」という言葉を、最も現実的に実践できる。ここに婦人部の本当の強さがある。
地に足を着けた「自発能動」の励まし合いのグループこそが、広宣流布の推進と拡大の原動力である。
あの地この地で、今日も幸福博士の笑顔を、一つ、また一つと広げゆく、グループ長をはじめ"太陽の母たち"に、我らは感謝の大拍手を送りたいのだ。
清らかな
母娘の心に
創価城
幸の宝は
三世に香りて