一つの目標達成が
破竹の勢いを生む。
一人立てる勇者が
驀進の歴史を創る。
君よ突破口を頼む!
富木殿御返事 P962
『但生涯本より思い切て候今に飜返ること無く其の上又遺恨無し諸の悪人は又善知識なり』
◇今週のことば
折伏こそ幸福の直道なり。
会えば「仏縁」が広がる。
語れば「仏種」が植わる。
祈れば「仏性」が花開く。
勇敢に打って出よう!
2013年02月04日
◇希望の明日へ
いかなる人間関係においてであれ、わが信念のままに、わが心に一点の曇りもなく、言うべきことを言い切っていく−−そうした生き方は、まことにすがすがしい。また、それを土台にしてこそ、家族の絆も、信心の同志の絆も、強められていくに違いない。
平2・7・14
☆女性に贈ることば 二月四日
苦しい時は、この間が永遠に続くような気がするものです。
しかし、そうではない。冬はいつか必ず春になります。永遠に続く冬はない。
誰よりも苦しんだあなたが、誰よりも人の心がわかるあなたなのです。誰よりもつらい思いをしたあなたは、誰よりも人の優しさに敏感なあなたのはずです。
☆今日のことば 二月四日
弁解せぬ 人生であれ
堅実なる 人生であれ
健康なる 人生であれ
☆100文字の幸福抄
見栄を張lつたり、
贅沢をしたりすることは、長続きしない。
安定した家計を心がけることが大切である。
わが家は、わが家らしく、
地道に堅実に、そして忍耐強く、
一歩また一歩、進んでいくことが
清々しい人生の軌道となる。
☆希望の大空へ〜わが愛する王子王女に贈る〜第10回 「自分がやる!」という人に
仏教には、こんなお話があります。
むかし、師匠である釈尊と同志のために「祇園精舎」(今でいえば、学会の会館や研修道場などに当たる建物)を建てた須達長者という弟子がいました。
人がやりたがらないことにも、自分から進んで取り組む人で、毎朝、とても広い庭園のそうじをしていました。
ある日、長者が急な用でそうじができなくなると、そのかげの努力を見守っていた釈尊は自らほうきを持ち、長者に代わって庭をはき始めました。この師の姿に、ほかの弟子たちも、あわてて続きました。
そうじを終えると、釈尊は弟子たちに語りました。
−−そうじをすることによって、自分の心がきれいになり、人々の心もきよらかにすることができる。そして、自分自身が美しくなって、仏や諸天善神に守られていくんだよ−−と。
翌朝、いつものようにそうじに来た須達長者を、釈尊と弟子たちは最敬礼してむかえ、日ごろの尊い労苦に、あらためて心からの感謝をささけたそうです。
そうじやかたづけは、自分だけでなく、家族や友だちをも、すがすがしい気持ちにさせることができます。
先日も、東京に大雪が降った時に、わが創価学園の寮生やサッカー部、野球部の友が若い力で雪かきをしてくれ、地域の方々が大変に喜んでくださったそうです。
身の回りを整理できる人は、頭の中も整理できる人です。成績も必ず良くなります。
図書館の本も、きちんと整理整とんされているから、読みたい本をすぐにさがすことができます。
創価学会の出発にも、大事な「整理」の歴史がありました。
小学校の校長であった初代会長の牧口常三郎先生は、仕事のあいまに、ご自分の教育のお考えを広告の紙や封筒のうらなどにしるされていました。その一枚一枚のメモの大切さを、ほかの人が理解できないなか、牧口先生の弟子である戸田先生は、みごとに「整理」され、世界的な「教育学」の本にまとめあげられたのです。それが『創価教育学体系』です。
きちんと整理整とんできる人は、新しい発見ができるし、正しいことを多くの人々に教えることができるのです。
何より整理整とんは、事故をなくします。地震の時に、頭の上から物が落ちてきたりしては、大けがをしてしまいます。
だから私は、学会の会館を訪問した時にも、すみからすみまで回って、整理整とんができているかどうか、戸じまりや火の元など、細かく一つ一つ自分の目で確かめてきました。
「小事(小さなこと)が大事」なのです。会員を守る−−それが私の「責任感」です。
どんな小さなことでも、人が見ていても見ていなくても、自分の目標にチャレンジする人が、偉い人です。
自分のことは自分でする。その一歩をふみ出す人が、未来の大指導者へと成長していきます。
自分の苦手なことにも挑み、やりとげていく人が、本当の勝利者です。
身の回りも、自分自身も、スッキリして、大事な2月を強く楽しく前進しよう!
(2013.02.01 少年少女きぼう新聞掲載)