さあ躍動の7月へ
青年が先頭を征け!
生き生きと舞い、走り
希望の沃野を開け!
大誠実の丈夫たれ。
種種御振舞御書 P919
『日蓮によりて日本国の有無はあるべし、譬へば宅に柱なければたもたず人に魂なければ死人なり、日蓮は日本の人の魂なり』
◇希望の明日へ
仏法は道理である。道理に反することは仏法ではない。信心即生活の生き方こそ仏法の正道である。「一切法は皆是仏法」であるからだ。
平5・5・22
☆我らの勝利の大道No.75 青春の華 幸福の太陽
◆世々代々に継承
先月、日中国交正常化四十周年を記念し、周恩来総理と�郵穎超先生のご夫妻に光を当てた本が出版された(『周恩来・�穎超と池田大作』)。
心から人民を愛し、人民から敬愛された、偉大なご夫妻であられた。
私が胸に刻む�穎超先生の言葉がある。
「次の世代は前の世代を超えなければなりません。一代ごとに優秀さを増してこそ革命は継続し、発展するのです」
この信念のもと、�先生は、どんなに多忙でも、若者たちと関わり続けた。ある時は、恋愛や仕事の悩みを聞き、ある時は、若者たちから学ぼうという姿勢で臨んでおられた。
「人の意見や経験を聞くことはとても大事だと思うわ。でもね、それは人のものであくまでも参考よ、マネしてもだめ。自分で考え、自分で決めるのよ」
先輩の考えを無理やり押しつけたりはしない。
「もちろん失敗はしないほうがいい。でも失敗を恐れてはだめ、間違えば直せばいいの」
そうやって、一人、また一人と地道に励ましを送り続けた。そんな人間味溢れる振る舞いがあったからこそ、後輩たちも自然と「�姉さん」と慕っていった。
このような温かく大らかな関係を、婦人部・女子部の皆様は、今まで以上に大切にしていただきたい。
ある時は"母娘"の如く、またある時は"姉妹"の如く−−大事なことは、なんでも話せる、なんでも相談できる、そして励まし合っていける、希望と和楽の園を築いていくことだ。
大聖人は『日本国と申すは女人の国と申す国なり』(P1188)と仰せである。
この模範の"婦女一体"の前進を地域に、そして全国・全世界に広げてこそ、広宣流布は着実に、重層的に伸展していくのだ。
五十年前の昭和三十七年、学会が「勝利の年」と掲げて大前進していたこの年は、別名「婦人部の年」であった。
その前年は、男子部の「精鋭十万結集」の達成など、男女青年部の躍進が目覚ましく、また翌年には新しい学会本部の完成を控えた重要な一年であった。
この勢いを見事な勝利に仕上げるのは、婦人の力であり、女性の熱意である。
ゆえに、この年、私は婦人部の代表に「総勘文抄」をはじめ、多くの御書を講義させていただいた。「御書根本」が、創価の永遠勝利の鉄則だからである。
大仏法を学ぶ喜びは広布拡大の熱願と燃え上がり、十一月には、恩師の七回忌までの目標であった三百万世帯を、いち早く達成できたのだ。
それから半世紀−−。
総本部完成を明年に控え、勝負を決する一年を前進中だ。不思議な妙法のリズムを感じてならない。
創価の愛娘たる"華陽"の乙女は、勝利の鉄則のままに「御書三十編」を真剣に学んでいる。この波動は、アメリカやペルーなど海外の乙女たちにも広がり、今や世界同時進行で御書の研鑽が進んでいる。
この御書三十編の一つに「乙御前御消息」がある。
『冰(こおり)は水より出でたれども水よりもすさまじ、青き事は藍より出でたれども・かさぬれば藍よりも色まさる』(P1221)
まさに今、女子部から、新しき世紀を担う信強き人材が陸続と育っている。
「華陽の誓い」の大道を真っすぐに、朗らかに歩み抜く女子部、万歳!
「幸福の太陽」「和楽の太陽」「勝利の太陽」の婦人部、万歳!
世界の希望と輝く、創価の女性の花のスクラムから、新たな躍進の歴史が必ずや開かれゆくことを、私は確信してやまない。
いざや立て
いざや舞いゆけ
広宣の
天女の誇りを
三世に飾りて