信頼の要たる支部長
支部婦人部長の皆様。
強き不屈の一念ありて
広布の未来は開く!
健康・勝利・幸福を祈る!
佐渡御書 P958
『鉄は炎打てば剣となる賢聖は罵詈して試みるなるべし』
◇希望の明日へ
現実をどうするか−−その「現実との格闘」に仏法の「菩薩」の道もある。
平3・6・7
☆我らの勝利の大道No.75 青春の華 幸福の太陽
◆使命も宿縁も深し
日蓮大聖人は、こう仰せになられた。
『過去に法華経の結縁強盛なる故に現在に此の経を受持す、未来に仏果を成就せん事疑有るべからず』(P1337)と。
宿縁深く妙法で結ばれた家族や同志は、生死を超えて、永遠に一緒に仲良く「常楽我浄」の旅路を進んでいけるのだ。
−−草創の女子部・婦人部の尊き使命のリーダーであった多田時子さんが、深い感謝を込めて、振り返っておられたことがある。
経済苦や病気、父に続いて母を亡くした寂しさ……多田さんは、戦後、打ち続く宿命の嵐の中で座談会に出て、「必ず幸福になれる」との確信ある励ましに触れた。その三度目の座談会が終わって帰ろうとした時、片隅に座っていた一人の婦人が、ポンと肩をたたいて声をかけてくれた。
「あら、まだ信心してなかったの。早くしないと損をしますよ」
会合の一参加者までも、中心者と同じ確信を持ち、こんなに温かく、真剣に見守ってくれているのか! その庶民のお母さんの真心の一言が背中を押してくれ、多田さんは入会の決意が固まったというのだ。
昭和二十六年夏、多田さんが御本尊を御安置する時には、女子部の班長だった私の妻も立ち会い、祝福した。以来、苦楽を分かち合ってきた不二の同志である。
◆人生勝利の価値論
信心は最高の幸福の大道である。戦うべき時に臆病や迷いで戦わないのは、結局、自分が「損」をしてしまう。思い切って戦い抜けば一生涯の「得」になる。
この大事な「価値論」を、最前線の母たちが完璧に会得し、実践している。ここに学会の強さがある。
「美・利・善」の独創的な「価値論」を打ち立てられたのは、創価の父・牧口常三郎先生であられる。今月、生誕百四十一周年を迎えられた先師も、今や世界中で、日々、偉大な幸福の価値を創造しゆく創価の女性たちの活躍を、心から喜ばれているであろう。
◆麗しき母娘の前進
私と妻には、日本中、世界中に"忘れ得ぬ広布の母たち"がいる。
そんな懐かしい一人として、かつて東京・北区に住んでおられた婦人を思い出す。私も、お宅にお邪魔したことがある。
この婦人は、女子部時代の多田さんの折伏で入会した。清々しい乙女の確信が、母世代の人生の先輩の心を動かしたのである。続いて、この母の四人のお嬢さんも信心したことから、家には、多くの女子部員が訪れるようになった。
面倒見のよい、この下町の母は、いつも乙女たちを温かく迎えた。時にはラーメンを作ってふるまったり、時には親身に悩みの相談も受けた。「人生、いろいろなことがあるけど、どんなことがあっても、学会についていけば、絶対に間違いないよ」と、励ますのが常であったそうだ。
皆も"お母さん"と言って慕い、多くの人材が育っていった。
この母の入会三十周年の節目には、お世話になった女子部の"娘たち"が約二十人も集い、楽しく広布と人生のロマンを、心ゆくまで語り合ったという。
ともあれ、婦人部と女子部が麗しきスクラムで前進する時、そこには広宣流布の希望のハーモニーが、幾重にも広がりゆくのだ。
◎うちの支部長&支部婦人部長は、正に"わが友に贈る"通りの人ですね!(^^)!