2012年6月19日火曜日

2012.06.19 わが友に贈る

台風に警戒せよ!
暴風雨、高波など
先手を打って対策を!
無冠の友の皆様も
無事故を最優先で!

上野殿御返事 P1544
『今の時法華経を信ずる人あり或は火のごとく信ずる人もあり或は水のごとく信ずる人もあり、聴聞する時はもへたつばかりをもへどもとをざかりぬればすつる心あり、水のごとくと申すはいつもたいせず信ずるなり』

◇希望の明日へ
無事故、健康、安穏−−このもっとも平凡に見える生活の現実にこそ、信仰の証がある。高邁な理論も大切である。社会への壮大な運動も大切である。大勢が集まっての指導・激励も当然、必要である。しかし、それらいっさいは、何のためにあるのか。それは、各人・各家庭の幸福な生活のためである。今日という、二度とない一日の安穏と成長のためである。身近な生活を離れて信心はない。そして過去といい未来といっても、この"今"という現実の姿にこそ仏法はある。ゆえに一日一日を、生き生きと、ていねいに生きていただきたい。自分のため、一家のため、同志のために、大切な今日という一日を、生命力満々と開始し、見事に仕上げていっていただきたい。
昭63・11・24

☆勝利の人間学第10回 男女学生部よ使命の青春を舞え
・世界広宣流布の先頭に
戸田先生と私の師弟でつくった学生部である。恩師は、その誕生を、それは喜ばれた。庶民の嘆きをわが嘆きとし、権力の魔性と真っ向から闘った恩師だからこそ、真の知勇兼備の指導者を待ち望んでおられたのである。
御聖訓には、世界広宣流布は『普賢菩薩の威神の力に依る』(P780)と仰せである。
普(あまね)く賢(かしこ)い英知の青年が先頭に躍り出て、人材の流れを広げてこそ、広宣流布はできる。
苦労知らずでは、民衆を護れない。誇り高い使命の労苦の中で、知性と人格を磨き抜いて、新時代を開くリーダーに成長してほしい。

・学び抜く人は勝ちゆく人
人を幸福にするための学問である。
民衆に貢献するための学問である。
父母に親孝行するための学問である。
未来を勝ち開きゆくための学問である。
学びゆく人は、断じて負けない。
私も、恩師にお仕えする激闘の中で、学ぶことを絶対にやめなかった。世界の指導者と語り、文明を結んできた対談集も、「戸田大学」で学び抜いた勝利の証しである。
妙法は、一切を生かし切っていける智慧の源泉である。若くして「信心即勉学」「仏法即社会」の正道を進む君たちは、最高に充実した向学と錬磨の青春を送ってもらいたい。

・使命を忘るな偉くなれ
太陽の如き情熱。月光の如き知性。
師子王の如き勇気。竹林の如き連帯──。
わが男女学生部こそ、輝く希望である。
平和と正義と勝利の道を開く人である。
「信用できるのは、青年である。
期待できるのは、青年しかない」
これが戸田先生の信念であった。学生部には、自分が思っている以上の使命がある。皆、必ず偉くなると信じ、励ましてくださった。
私も君たちを信ずるゆえに申し上げたい。
大胆たれ! 勇敢たれ! 不屈たれ!
愛する君たちに、創価と広布の未来を託す。万事、頼むと。
(2012.06.18 創価新報掲載)