師弟の誓いが輝く
学生部結成の日
おめでとう!
君達の英知と勇気で
全世界に希望の光を!
法蓮抄 P1046
『赤子の水火をわきまへず毒薬を知らざれざも乳を含めば身命をつぐが如し』
◇希望の明日へ
たとえば、勤めている会社のために苦労しても、あまり評価されず、報われないことがあろう。しかし、信心を根本に、研究し、努力して仕事の業績をあげていけば、力がつき、信用が増す。身の財が残っていく。信心で悩み戦えば、福運となり、心の財となる。今いる場所で勝つ。生活のうえで向上する。それが正しき信心即生活である。
平5・12・25
☆名誉会長と共に 今日も広布へ No.019「常勝不敗の自分をつくれ」
・常勝不敗の自分をつくれ
今年も、我ら創価の人権闘争の原点の日−−7月3日が巡り来る。
権力の魔性と戦い、師が出獄し、私が入獄した日。
偉大なる正義の雪辱への決意の日である。
ある哲学者は言った。「負けても、最後に勝てば、喜びだ」「苦しくとも、最後の最後に勝てば、楽しみだ」
有名な御聖訓には『日蓮が弟子等は臆病にては叶うべからず』(P1282)と峻烈に仰せである。
人生は戦いだ。さまざまな変化がある。しかし、いかなる時でも、恐れないという、その努力の結果が、常勝不敗の自分をつくるのだ。
未来は青年で決まる。
一日一日が、自分自身の建設だ。それが、すべての大建設につながるという確信をもつことである。
戸田先生は、正義に燃え立つ若き友に叫ばれた。
「青年部は、学会の後継者であり、筋金入りの人材である。恐れるな! 師子として堂々と生き抜け!」
わが友よ!
新しい毎日を!
新しい挑戦を!
新しい前進を!
青年と共に生き、共に戦い、共に進もう! その姿自体に、万代の勝利が輝く。
今、各地のリーダーが、新しき青年学会の建設へ、日夜、奮闘してくださっている。本当にうれしい限りだ。
一番大事な柱の皆さんが、広宣流布のために、堂々と、忍耐強く、責任を担い立ってもらいたい。生き生きと、若々しく、指揮を執るのだ。
皆で団結して、勝利の歴史を残していただきたい。
2012年6月30日土曜日
2012年6月29日金曜日
2012.06.29 わが友に贈る
広布の大願に立てば
勇気と智慧が湧く。
師子王の信心で
強盛に祈り抜き
一切を前進の力に!
上野殿御返事 P1562
『花は開いて果となり月は出でて必ずみち燈は油をさせば光を増し草木は雨ふればさかう人は善根をなせば必ずさかう』
◇希望の明日へ
信心は即、生活に表れる。生活は即、信心の証明の舞台である。人間としての本当の勝利も、幸福も、生活の地道な一歩一歩のうえに築かれる。太陽は毎日、黙々とわが軌道を進む。今日も、明日も、休むことなく、はつらつと昇り、天地を照らし、荘厳に沈む。そのリズムを崩さない。生活も太陽のごとく、単調のようで、これほど偉大な営みはない。赫々たる生活の勝利。それこそが信心の勝利である。
平5・9・26
☆御書とともにNo.082 「決意即行動」で挑め
『夫れ人身をうくる事はまれなるなり、已にまれなる人身をうけたリ又あひがたきは仏法・是も又あヘリ、同じ仏法の中にも法華経の題目にあひたてまつる結句題目の行者となれり、まことにまことに過去十万億の諸仏を供養する者なり』(寂日房御書P902)
〈通解〉
およそ人間の身を受けることはまれである。すでにまれな人身を受けている。また、あいがたきは仏法であるが、これもあうことができた。同じ仏法の中でも法華経の題目にあいたてまつり、結局、南無妙法蓮華経の題目の行者となった。まことにまことに過去世で十万億の諸仏を供養した者であろう。
■同志への指針
深き宿縁によって、人間として生まれ、あいがたき仏法に巡りあえた我らである。この人生が、いかに尊いことか。空しく過ごして、断じて悔いを残してはならない。
一つ一つの苦労が「今生人界の思出」となり、金剛不壊の「心の財」となる。仏法の世界に無駄はない。「決意」を即「行動」として、わが人生を"勝ち戦"で飾りゆけ!
勇気と智慧が湧く。
師子王の信心で
強盛に祈り抜き
一切を前進の力に!
上野殿御返事 P1562
『花は開いて果となり月は出でて必ずみち燈は油をさせば光を増し草木は雨ふればさかう人は善根をなせば必ずさかう』
◇希望の明日へ
信心は即、生活に表れる。生活は即、信心の証明の舞台である。人間としての本当の勝利も、幸福も、生活の地道な一歩一歩のうえに築かれる。太陽は毎日、黙々とわが軌道を進む。今日も、明日も、休むことなく、はつらつと昇り、天地を照らし、荘厳に沈む。そのリズムを崩さない。生活も太陽のごとく、単調のようで、これほど偉大な営みはない。赫々たる生活の勝利。それこそが信心の勝利である。
平5・9・26
☆御書とともにNo.082 「決意即行動」で挑め
『夫れ人身をうくる事はまれなるなり、已にまれなる人身をうけたリ又あひがたきは仏法・是も又あヘリ、同じ仏法の中にも法華経の題目にあひたてまつる結句題目の行者となれり、まことにまことに過去十万億の諸仏を供養する者なり』(寂日房御書P902)
〈通解〉
およそ人間の身を受けることはまれである。すでにまれな人身を受けている。また、あいがたきは仏法であるが、これもあうことができた。同じ仏法の中でも法華経の題目にあいたてまつり、結局、南無妙法蓮華経の題目の行者となった。まことにまことに過去世で十万億の諸仏を供養した者であろう。
■同志への指針
深き宿縁によって、人間として生まれ、あいがたき仏法に巡りあえた我らである。この人生が、いかに尊いことか。空しく過ごして、断じて悔いを残してはならない。
一つ一つの苦労が「今生人界の思出」となり、金剛不壊の「心の財」となる。仏法の世界に無駄はない。「決意」を即「行動」として、わが人生を"勝ち戦"で飾りゆけ!
2012年6月28日木曜日
2012.06.28 わが友に贈る
さあ躍動の7月へ
青年が先頭を征け!
生き生きと舞い、走り
希望の沃野を開け!
大誠実の丈夫たれ。
種種御振舞御書 P919
『日蓮によりて日本国の有無はあるべし、譬へば宅に柱なければたもたず人に魂なければ死人なり、日蓮は日本の人の魂なり』
◇希望の明日へ
仏法は道理である。道理に反することは仏法ではない。信心即生活の生き方こそ仏法の正道である。「一切法は皆是仏法」であるからだ。
平5・5・22
☆我らの勝利の大道No.75 青春の華 幸福の太陽
◆世々代々に継承
先月、日中国交正常化四十周年を記念し、周恩来総理と�郵穎超先生のご夫妻に光を当てた本が出版された(『周恩来・�穎超と池田大作』)。
心から人民を愛し、人民から敬愛された、偉大なご夫妻であられた。
私が胸に刻む�穎超先生の言葉がある。
「次の世代は前の世代を超えなければなりません。一代ごとに優秀さを増してこそ革命は継続し、発展するのです」
この信念のもと、�先生は、どんなに多忙でも、若者たちと関わり続けた。ある時は、恋愛や仕事の悩みを聞き、ある時は、若者たちから学ぼうという姿勢で臨んでおられた。
「人の意見や経験を聞くことはとても大事だと思うわ。でもね、それは人のものであくまでも参考よ、マネしてもだめ。自分で考え、自分で決めるのよ」
先輩の考えを無理やり押しつけたりはしない。
「もちろん失敗はしないほうがいい。でも失敗を恐れてはだめ、間違えば直せばいいの」
そうやって、一人、また一人と地道に励ましを送り続けた。そんな人間味溢れる振る舞いがあったからこそ、後輩たちも自然と「�姉さん」と慕っていった。
このような温かく大らかな関係を、婦人部・女子部の皆様は、今まで以上に大切にしていただきたい。
ある時は"母娘"の如く、またある時は"姉妹"の如く−−大事なことは、なんでも話せる、なんでも相談できる、そして励まし合っていける、希望と和楽の園を築いていくことだ。
大聖人は『日本国と申すは女人の国と申す国なり』(P1188)と仰せである。
この模範の"婦女一体"の前進を地域に、そして全国・全世界に広げてこそ、広宣流布は着実に、重層的に伸展していくのだ。
五十年前の昭和三十七年、学会が「勝利の年」と掲げて大前進していたこの年は、別名「婦人部の年」であった。
その前年は、男子部の「精鋭十万結集」の達成など、男女青年部の躍進が目覚ましく、また翌年には新しい学会本部の完成を控えた重要な一年であった。
この勢いを見事な勝利に仕上げるのは、婦人の力であり、女性の熱意である。
ゆえに、この年、私は婦人部の代表に「総勘文抄」をはじめ、多くの御書を講義させていただいた。「御書根本」が、創価の永遠勝利の鉄則だからである。
大仏法を学ぶ喜びは広布拡大の熱願と燃え上がり、十一月には、恩師の七回忌までの目標であった三百万世帯を、いち早く達成できたのだ。
それから半世紀−−。
総本部完成を明年に控え、勝負を決する一年を前進中だ。不思議な妙法のリズムを感じてならない。
創価の愛娘たる"華陽"の乙女は、勝利の鉄則のままに「御書三十編」を真剣に学んでいる。この波動は、アメリカやペルーなど海外の乙女たちにも広がり、今や世界同時進行で御書の研鑽が進んでいる。
この御書三十編の一つに「乙御前御消息」がある。
『冰(こおり)は水より出でたれども水よりもすさまじ、青き事は藍より出でたれども・かさぬれば藍よりも色まさる』(P1221)
まさに今、女子部から、新しき世紀を担う信強き人材が陸続と育っている。
「華陽の誓い」の大道を真っすぐに、朗らかに歩み抜く女子部、万歳!
「幸福の太陽」「和楽の太陽」「勝利の太陽」の婦人部、万歳!
世界の希望と輝く、創価の女性の花のスクラムから、新たな躍進の歴史が必ずや開かれゆくことを、私は確信してやまない。
いざや立て
いざや舞いゆけ
広宣の
天女の誇りを
三世に飾りて
青年が先頭を征け!
生き生きと舞い、走り
希望の沃野を開け!
大誠実の丈夫たれ。
種種御振舞御書 P919
『日蓮によりて日本国の有無はあるべし、譬へば宅に柱なければたもたず人に魂なければ死人なり、日蓮は日本の人の魂なり』
◇希望の明日へ
仏法は道理である。道理に反することは仏法ではない。信心即生活の生き方こそ仏法の正道である。「一切法は皆是仏法」であるからだ。
平5・5・22
☆我らの勝利の大道No.75 青春の華 幸福の太陽
◆世々代々に継承
先月、日中国交正常化四十周年を記念し、周恩来総理と�郵穎超先生のご夫妻に光を当てた本が出版された(『周恩来・�穎超と池田大作』)。
心から人民を愛し、人民から敬愛された、偉大なご夫妻であられた。
私が胸に刻む�穎超先生の言葉がある。
「次の世代は前の世代を超えなければなりません。一代ごとに優秀さを増してこそ革命は継続し、発展するのです」
この信念のもと、�先生は、どんなに多忙でも、若者たちと関わり続けた。ある時は、恋愛や仕事の悩みを聞き、ある時は、若者たちから学ぼうという姿勢で臨んでおられた。
「人の意見や経験を聞くことはとても大事だと思うわ。でもね、それは人のものであくまでも参考よ、マネしてもだめ。自分で考え、自分で決めるのよ」
先輩の考えを無理やり押しつけたりはしない。
「もちろん失敗はしないほうがいい。でも失敗を恐れてはだめ、間違えば直せばいいの」
そうやって、一人、また一人と地道に励ましを送り続けた。そんな人間味溢れる振る舞いがあったからこそ、後輩たちも自然と「�姉さん」と慕っていった。
このような温かく大らかな関係を、婦人部・女子部の皆様は、今まで以上に大切にしていただきたい。
ある時は"母娘"の如く、またある時は"姉妹"の如く−−大事なことは、なんでも話せる、なんでも相談できる、そして励まし合っていける、希望と和楽の園を築いていくことだ。
大聖人は『日本国と申すは女人の国と申す国なり』(P1188)と仰せである。
この模範の"婦女一体"の前進を地域に、そして全国・全世界に広げてこそ、広宣流布は着実に、重層的に伸展していくのだ。
五十年前の昭和三十七年、学会が「勝利の年」と掲げて大前進していたこの年は、別名「婦人部の年」であった。
その前年は、男子部の「精鋭十万結集」の達成など、男女青年部の躍進が目覚ましく、また翌年には新しい学会本部の完成を控えた重要な一年であった。
この勢いを見事な勝利に仕上げるのは、婦人の力であり、女性の熱意である。
ゆえに、この年、私は婦人部の代表に「総勘文抄」をはじめ、多くの御書を講義させていただいた。「御書根本」が、創価の永遠勝利の鉄則だからである。
大仏法を学ぶ喜びは広布拡大の熱願と燃え上がり、十一月には、恩師の七回忌までの目標であった三百万世帯を、いち早く達成できたのだ。
それから半世紀−−。
総本部完成を明年に控え、勝負を決する一年を前進中だ。不思議な妙法のリズムを感じてならない。
創価の愛娘たる"華陽"の乙女は、勝利の鉄則のままに「御書三十編」を真剣に学んでいる。この波動は、アメリカやペルーなど海外の乙女たちにも広がり、今や世界同時進行で御書の研鑽が進んでいる。
この御書三十編の一つに「乙御前御消息」がある。
『冰(こおり)は水より出でたれども水よりもすさまじ、青き事は藍より出でたれども・かさぬれば藍よりも色まさる』(P1221)
まさに今、女子部から、新しき世紀を担う信強き人材が陸続と育っている。
「華陽の誓い」の大道を真っすぐに、朗らかに歩み抜く女子部、万歳!
「幸福の太陽」「和楽の太陽」「勝利の太陽」の婦人部、万歳!
世界の希望と輝く、創価の女性の花のスクラムから、新たな躍進の歴史が必ずや開かれゆくことを、私は確信してやまない。
いざや立て
いざや舞いゆけ
広宣の
天女の誇りを
三世に飾りて
2012年6月27日水曜日
2012.06.27 わが友に贈る
「随喜する声を
聞いて随喜し」
信心の喜びを伝えよ!
情熱と確信の対話が
友の生命を照らす!
開目抄下 P235
『我並びに我が弟子諸難ありとも疑う心なくば自然に仏界にいたるべし、天の加護なき事を疑はざれ現世の安穏ならざる事をなげかざれ』
◇希望の明日へ
悲しみにつけ、喜びにつけ、何があろうと、ただ「南無妙法蓮華経」と唱題していく。その信心に最高の遊楽の人生がある。心の願いのとおりに、ありのままの姿で、唱題を重ねていく。すべてに探き祈りを込めて、唱題根本の信心即生活を重ねていく。その人は必ず所願満足の人生となる。妙法こそ御本仏が全人類に贈られた"遊楽の人生の秘術"である。
平5・2・28
☆我らの勝利の大道No.75 青春の華 幸福の太陽
◆ありのままの姿で
確固たる哲学を持って生きる女性には、苦難の烈風にも決して負けない強さがあり、明るさがある。世界文学の最高峰の一つと仰がれる『源氏物語』の作者である紫式部−−。
彼女もまた、同時代の清少納言らと共に「女人成仏」の法理を明かした法華経に深く親しんでいた。
紫式部は、宮廷の人びとの悪口や嫉妬にも毅然としていた。
「人はどういおうとあくまで自身を大切にして行こう」という意味の歌も、凛と詠じている。
また『源氏物語』で有名になると、"傲慢で人を見下す人間だ"などと陰口を叩かれた。
しかし、彼女は気取らず、和やかに、人の輪の中に打ち解けていった。
その聡明な姿に接した人びとは、「実際つき合ってみると、不思議なほど鷹揚で、まるで別人かと思われるほどです」などと語り、周囲の偏見は吹き飛んだというのである。
ともあれ、勇気と知恵をもって、ありのままの姿で人と会っていく。見栄を張ったり、無理に飾る必要はない。どこまでも自分らしく、わが信念を誠心誠意、語っていくのだ。
これこそ、信頼拡大の方程式ではないだろうか。
東京・小平市の創価学園の側を流れる玉川上水に沿った遊歩道には、「ムラサキシキブ」の木が植わり、小さな花も咲き始めた。
「哲学者の道」の愛称で親しまれるこの道を通う、わが学園の乙女たちよ!
一日一日を大切に、楽しく、伸び伸びと「女性の世紀」を担い立つリーダーに育ち、幸福と平和の絵巻を綴っていってほしいと、私はいつも見守っている。
◆苦労は幸福の土台
女子部の皆さんも、仕事や勉学、学会活動に奮闘するなかで、思うようにいかない場合があるだろう。
子育てや人間関係などの現実に悪戦苦闘している、ヤング・ミセスの皆さんもおられるかもしれない。
しかし、若き日の苦労は、すべて幸福になるための土台作りである。
名作『母』や『大地』で知られるアメリカの作家パール・バックは、今月で、生誕百二十周年を迎える。
自ら母として、重い障がいを抱えた我が子を慈しみ育て上げながら、熱い正義の心で平和の行動を貫いた気高い女性である。
彼女は語っている。
「悲しみには錬金術に似たところがある」「悲しみが喜びをもたらすことはありませんが、その知恵は幸福をもたらすことができるのです」
ましてや、苦労した人が一番、幸福になれる信心である。妙法を唱えながら貫いた努力と忍耐は、必ず未来の宝と輝くことを、明るく確信していただきたい。
大聖人は、義母の看病に真心を尽くし、自らも病気との闘いを続けていた富木常忍夫人に、繰り返し激励のお手紙を送られた。
有名な「可延定業書」には、大聖人御自身が深き祈りで、母親の寿命を四年、延ばされたことを通されながら、こう仰せである。
『今女人の御身として病を身にうけさせ給う・心みに法華経の信心を立てて御らむあるべし』(P985)と。
そして、善医である四条金吾の治療を受けていくように、こまやかに促されている。
さらに大聖人は『一日の命は三千界の財にもすぎて候なり』(P986)とされた上で、『法華経にあわせ給いぬ一日もいきてをはせば功徳つもるべし』(同P)と励ましておられる。
題目を唱え、広宣流布を目指して、生き抜いていく一日また一日が、どれほど素晴らしいか。
どうか、日本中、世界中の婦人部・女子部の皆様が日々、健康第一で生き生きと、そして一日でも長く幸福長寿であられるように−−これが、私と妻の、ご祈念の第一項目である。
聞いて随喜し」
信心の喜びを伝えよ!
情熱と確信の対話が
友の生命を照らす!
開目抄下 P235
『我並びに我が弟子諸難ありとも疑う心なくば自然に仏界にいたるべし、天の加護なき事を疑はざれ現世の安穏ならざる事をなげかざれ』
◇希望の明日へ
悲しみにつけ、喜びにつけ、何があろうと、ただ「南無妙法蓮華経」と唱題していく。その信心に最高の遊楽の人生がある。心の願いのとおりに、ありのままの姿で、唱題を重ねていく。すべてに探き祈りを込めて、唱題根本の信心即生活を重ねていく。その人は必ず所願満足の人生となる。妙法こそ御本仏が全人類に贈られた"遊楽の人生の秘術"である。
平5・2・28
☆我らの勝利の大道No.75 青春の華 幸福の太陽
◆ありのままの姿で
確固たる哲学を持って生きる女性には、苦難の烈風にも決して負けない強さがあり、明るさがある。世界文学の最高峰の一つと仰がれる『源氏物語』の作者である紫式部−−。
彼女もまた、同時代の清少納言らと共に「女人成仏」の法理を明かした法華経に深く親しんでいた。
紫式部は、宮廷の人びとの悪口や嫉妬にも毅然としていた。
「人はどういおうとあくまで自身を大切にして行こう」という意味の歌も、凛と詠じている。
また『源氏物語』で有名になると、"傲慢で人を見下す人間だ"などと陰口を叩かれた。
しかし、彼女は気取らず、和やかに、人の輪の中に打ち解けていった。
その聡明な姿に接した人びとは、「実際つき合ってみると、不思議なほど鷹揚で、まるで別人かと思われるほどです」などと語り、周囲の偏見は吹き飛んだというのである。
ともあれ、勇気と知恵をもって、ありのままの姿で人と会っていく。見栄を張ったり、無理に飾る必要はない。どこまでも自分らしく、わが信念を誠心誠意、語っていくのだ。
これこそ、信頼拡大の方程式ではないだろうか。
東京・小平市の創価学園の側を流れる玉川上水に沿った遊歩道には、「ムラサキシキブ」の木が植わり、小さな花も咲き始めた。
「哲学者の道」の愛称で親しまれるこの道を通う、わが学園の乙女たちよ!
一日一日を大切に、楽しく、伸び伸びと「女性の世紀」を担い立つリーダーに育ち、幸福と平和の絵巻を綴っていってほしいと、私はいつも見守っている。
◆苦労は幸福の土台
女子部の皆さんも、仕事や勉学、学会活動に奮闘するなかで、思うようにいかない場合があるだろう。
子育てや人間関係などの現実に悪戦苦闘している、ヤング・ミセスの皆さんもおられるかもしれない。
しかし、若き日の苦労は、すべて幸福になるための土台作りである。
名作『母』や『大地』で知られるアメリカの作家パール・バックは、今月で、生誕百二十周年を迎える。
自ら母として、重い障がいを抱えた我が子を慈しみ育て上げながら、熱い正義の心で平和の行動を貫いた気高い女性である。
彼女は語っている。
「悲しみには錬金術に似たところがある」「悲しみが喜びをもたらすことはありませんが、その知恵は幸福をもたらすことができるのです」
ましてや、苦労した人が一番、幸福になれる信心である。妙法を唱えながら貫いた努力と忍耐は、必ず未来の宝と輝くことを、明るく確信していただきたい。
大聖人は、義母の看病に真心を尽くし、自らも病気との闘いを続けていた富木常忍夫人に、繰り返し激励のお手紙を送られた。
有名な「可延定業書」には、大聖人御自身が深き祈りで、母親の寿命を四年、延ばされたことを通されながら、こう仰せである。
『今女人の御身として病を身にうけさせ給う・心みに法華経の信心を立てて御らむあるべし』(P985)と。
そして、善医である四条金吾の治療を受けていくように、こまやかに促されている。
さらに大聖人は『一日の命は三千界の財にもすぎて候なり』(P986)とされた上で、『法華経にあわせ給いぬ一日もいきてをはせば功徳つもるべし』(同P)と励ましておられる。
題目を唱え、広宣流布を目指して、生き抜いていく一日また一日が、どれほど素晴らしいか。
どうか、日本中、世界中の婦人部・女子部の皆様が日々、健康第一で生き生きと、そして一日でも長く幸福長寿であられるように−−これが、私と妻の、ご祈念の第一項目である。
2012年6月26日火曜日
2012.06.26 わが友に贈る
友の奮闘には
即座に激励の手を!
時を逃すな!
そこに信頼が生まれ
勇気が広がるからだ。
崇峻天皇御書 P1173
『返す返す今に忘れぬ事は頚切れんとせし時殿はともして馬の口に付きてなきかなしみ給いしをばいかなる世にか忘れなん、設い殿の罪ふかくして地獄に入り給はば日蓮をいかに仏になれと釈迦仏こしらへさせ給うとも用ひまいらせ候べからず同じく地獄なるべし』
◇希望の明日へ
真実の仏法は、この刻々と進歩・変化する社会、荒れ狂う現実から離れたところにあるのでは絶対にない。むしろ経済・政治・生活・文化等々と不可分であり、それらすべてに、つねに生き生きと活力を与え、価値の方向へリードしていく。そこに仏法の重要な使命もある。
平4・10・14
☆我らの勝利の大道No.75 青春の華 幸福の太陽
◆皆が健康・長寿で! 勝利の人生を!
この世をば
力のかぎりの
蛍光舞
六月といえば、蛍が舞い飛ぶ季節である。
大阪・交野市の関西創価学園では、今年も九日に、学園生たちが真剣に育てた蛍の観賞の夕べが、地域の方々と共に優雅に行われた。
東京・八王子市の創価大学の蛍桜保存会による伝統の「ほたるの夕べ」も、本年で三十回の佳節となる。
蛍の光の芸術は「平和」と「共生」のロマンであるといってよい。
「やみもなほ、ほたるの多く飛びちがひたる。また、ただひとつふたつなど、ほのかにうちひかりて行くもをかし」−−清少納言は『枕草子』の中で、蛍の美しさをこう讃えた。
蛍の成虫の寿命は、わずか一、二週間。しかし、その間、自らの命を燃やして光り続ける。
「蛍の光」の歌で知られる中国の「蛍窓」の故事は、苦学の青年・車胤が夏の夜、蛍を集めて灯とし、勉強したと伝えている。
たとえ小さくとも、生命を明々と燃焼させたところには、大事を為しゆく力が必ず生まれゆくものだ。
日蓮大聖人は、『千里の野の枯れたる草に螢火の如くなる火を一つ付けぬれば須臾に一草・二草・十・百・千・万草につきわたりてもゆれば十町・二十町の草木・一時にやけつきぬ』(P1435)と仰せである。
必死の一人がいれば、その情熱は、燎原の火の如く伝播する。
とりわけ、御聖訓には、『竜女が成仏此れ一人にはあらず一切の女人の成仏をあらはす』(P223)と示されている。
家庭にあっても、地域にあっても、社会にあっても、女性の力ほど偉大なものは決してないのだ。
今、わが関西創価学園の女子同窓生の集い「蛍会」の友も、あの地この地で、力の限り光り舞っている。
蛍といえば、満月輝く鳥取県の米子文化会館の思い出が蘇る。
昭和五十三年の七月二十日。友の笑顔と蛍の光に包まれながら、私も大好きな中国方面の歌「地涌の讃歌」は完成したのである。あの名画の光景は、終生、瞼から離れることはない。
その名も「山光」と謳われる鳥取県と島根県は、日本の心の故郷として名高い。名曲「ふるさと」の調べを生み出した作曲家・岡野貞一氏も鳥取の出身である。
いにしえより「花の王」と讃えられる牡丹の日本一の産地は、島根の中海に浮かぶ「大根島」である。
東対岸の米子空港とは、目と鼻の先。私も機上から、島の同志に題目を送ったことが懐かしい。
この島から学会本部へ、毎年、地域の広宣流布の前進の様子とともに、名産の牡丹の便りを送ってくださってきた母がいる。
半世紀近く前に、この地に嫁がれた。いまだ学会への偏見も根強い時代から、一歩も退かずに、題目根本に頑張り抜いてこられた。
高齢の家族・親族三人を抱え、娘さんと共に「うちは時代の最先端だ!」と、朗らかに介護を続けられた。
見事に一家和楽の模範を築かれ、地域に信頼を勝ち取ってきた母の口癖は、「地域を歩くことが大事よ」であった。
今は亡き母の「希望の哲学」は、女子部時代から一緒に広布に進み抜いてきた娘さんが立派に継承されている。
牡丹の花言葉は「誠実」である。いかなる勝利も、誠実な一歩、また一歩の歩みから生まれる。
共に行動し、共に成長す"婦女一体"の「人間革命」の前進は、未来永遠に福徳と友情の花を、咲かせ広げゆくに違いない。
可憐なる
母と娘の
牡丹かな
◎きょうは「スティッチの日」で〜す!(^^)!
即座に激励の手を!
時を逃すな!
そこに信頼が生まれ
勇気が広がるからだ。
崇峻天皇御書 P1173
『返す返す今に忘れぬ事は頚切れんとせし時殿はともして馬の口に付きてなきかなしみ給いしをばいかなる世にか忘れなん、設い殿の罪ふかくして地獄に入り給はば日蓮をいかに仏になれと釈迦仏こしらへさせ給うとも用ひまいらせ候べからず同じく地獄なるべし』
◇希望の明日へ
真実の仏法は、この刻々と進歩・変化する社会、荒れ狂う現実から離れたところにあるのでは絶対にない。むしろ経済・政治・生活・文化等々と不可分であり、それらすべてに、つねに生き生きと活力を与え、価値の方向へリードしていく。そこに仏法の重要な使命もある。
平4・10・14
☆我らの勝利の大道No.75 青春の華 幸福の太陽
◆皆が健康・長寿で! 勝利の人生を!
この世をば
力のかぎりの
蛍光舞
六月といえば、蛍が舞い飛ぶ季節である。
大阪・交野市の関西創価学園では、今年も九日に、学園生たちが真剣に育てた蛍の観賞の夕べが、地域の方々と共に優雅に行われた。
東京・八王子市の創価大学の蛍桜保存会による伝統の「ほたるの夕べ」も、本年で三十回の佳節となる。
蛍の光の芸術は「平和」と「共生」のロマンであるといってよい。
「やみもなほ、ほたるの多く飛びちがひたる。また、ただひとつふたつなど、ほのかにうちひかりて行くもをかし」−−清少納言は『枕草子』の中で、蛍の美しさをこう讃えた。
蛍の成虫の寿命は、わずか一、二週間。しかし、その間、自らの命を燃やして光り続ける。
「蛍の光」の歌で知られる中国の「蛍窓」の故事は、苦学の青年・車胤が夏の夜、蛍を集めて灯とし、勉強したと伝えている。
たとえ小さくとも、生命を明々と燃焼させたところには、大事を為しゆく力が必ず生まれゆくものだ。
日蓮大聖人は、『千里の野の枯れたる草に螢火の如くなる火を一つ付けぬれば須臾に一草・二草・十・百・千・万草につきわたりてもゆれば十町・二十町の草木・一時にやけつきぬ』(P1435)と仰せである。
必死の一人がいれば、その情熱は、燎原の火の如く伝播する。
とりわけ、御聖訓には、『竜女が成仏此れ一人にはあらず一切の女人の成仏をあらはす』(P223)と示されている。
家庭にあっても、地域にあっても、社会にあっても、女性の力ほど偉大なものは決してないのだ。
今、わが関西創価学園の女子同窓生の集い「蛍会」の友も、あの地この地で、力の限り光り舞っている。
蛍といえば、満月輝く鳥取県の米子文化会館の思い出が蘇る。
昭和五十三年の七月二十日。友の笑顔と蛍の光に包まれながら、私も大好きな中国方面の歌「地涌の讃歌」は完成したのである。あの名画の光景は、終生、瞼から離れることはない。
その名も「山光」と謳われる鳥取県と島根県は、日本の心の故郷として名高い。名曲「ふるさと」の調べを生み出した作曲家・岡野貞一氏も鳥取の出身である。
いにしえより「花の王」と讃えられる牡丹の日本一の産地は、島根の中海に浮かぶ「大根島」である。
東対岸の米子空港とは、目と鼻の先。私も機上から、島の同志に題目を送ったことが懐かしい。
この島から学会本部へ、毎年、地域の広宣流布の前進の様子とともに、名産の牡丹の便りを送ってくださってきた母がいる。
半世紀近く前に、この地に嫁がれた。いまだ学会への偏見も根強い時代から、一歩も退かずに、題目根本に頑張り抜いてこられた。
高齢の家族・親族三人を抱え、娘さんと共に「うちは時代の最先端だ!」と、朗らかに介護を続けられた。
見事に一家和楽の模範を築かれ、地域に信頼を勝ち取ってきた母の口癖は、「地域を歩くことが大事よ」であった。
今は亡き母の「希望の哲学」は、女子部時代から一緒に広布に進み抜いてきた娘さんが立派に継承されている。
牡丹の花言葉は「誠実」である。いかなる勝利も、誠実な一歩、また一歩の歩みから生まれる。
共に行動し、共に成長す"婦女一体"の「人間革命」の前進は、未来永遠に福徳と友情の花を、咲かせ広げゆくに違いない。
可憐なる
母と娘の
牡丹かな
◎きょうは「スティッチの日」で〜す!(^^)!
2012年6月25日月曜日
2012.06.25 わが友に贈る
わが地区から
人材の陣列を広げよ!
育成の根本は
一緒に動くことだ。
共に信心の成長を!
寂日房御書 P903
『かかる者の弟子旦那とならん人人は宿縁ふかしと思うて日蓮と同じく法華経を弘むべきなり』
◇今週のことば
わが男女学生部こそ
世界広布の希望の光だ。
新時代の先頭に立って
快活に学び語れ!
勇敢に戦い勝ちゆけ!
2012年06月25日
◇希望の明日へ
どんな悪条件下におかれても、そこを自分の使命の天地と定めて根を張っていく。その人が勝利者である。愚痴を言っても、はじまらない。いわんや「婆婆即寂光」という妙法の法理を抱いた一人一人である。絶対に負けてはならない。退いてはならない。臆してはならない。各人の信心即生活の一日一日の行動は、自身のゆるぎない「三世の勝利」の根、幸福の根となっていく。
平4・6・12
☆我らの勝利の大道No.75 青春の華 幸福の太陽
◆「まさに奇跡です」
先月、中国の高名な研究者の方々が、宮城県の石巻文化会館や女川町の仮設住宅、さらに東松島の個人会場で行われた座談会を訪問された。いずれも大震災の甚大な被害を受けた地域である。
そこで、最愛の家族を亡くした母や、大切な家を失った女性たちが、苦しみや悲しみを乗り越え、明るく強く人びとを励ましている姿に、皆、感涙されていた。
「まさに奇跡です!」
「皆さんこそ、母の中の偉大な母です!」
「無名の庶民にこそ、本当の偉大さがあり、本当の強い心と力があると、感嘆しました」
「皆さんの生き抜く姿を通し、『人間革命』の本当の意味がわかったような気がします」等々……。
異口同音に、格別の感動を受けたと語られていた。
世界の知性が、創価の女性の前進と連帯に、大いなる希望の光明を見出す時代に入っているのだ。その使命と誇りも高く、晴れ晴れと「平和の世紀」を開きゆく主役は、皆様なのである。
崇高な
使命に生き抜く
貴女こそ
尊き仏の
心なるかな
人材の陣列を広げよ!
育成の根本は
一緒に動くことだ。
共に信心の成長を!
寂日房御書 P903
『かかる者の弟子旦那とならん人人は宿縁ふかしと思うて日蓮と同じく法華経を弘むべきなり』
◇今週のことば
わが男女学生部こそ
世界広布の希望の光だ。
新時代の先頭に立って
快活に学び語れ!
勇敢に戦い勝ちゆけ!
2012年06月25日
◇希望の明日へ
どんな悪条件下におかれても、そこを自分の使命の天地と定めて根を張っていく。その人が勝利者である。愚痴を言っても、はじまらない。いわんや「婆婆即寂光」という妙法の法理を抱いた一人一人である。絶対に負けてはならない。退いてはならない。臆してはならない。各人の信心即生活の一日一日の行動は、自身のゆるぎない「三世の勝利」の根、幸福の根となっていく。
平4・6・12
☆我らの勝利の大道No.75 青春の華 幸福の太陽
◆「まさに奇跡です」
先月、中国の高名な研究者の方々が、宮城県の石巻文化会館や女川町の仮設住宅、さらに東松島の個人会場で行われた座談会を訪問された。いずれも大震災の甚大な被害を受けた地域である。
そこで、最愛の家族を亡くした母や、大切な家を失った女性たちが、苦しみや悲しみを乗り越え、明るく強く人びとを励ましている姿に、皆、感涙されていた。
「まさに奇跡です!」
「皆さんこそ、母の中の偉大な母です!」
「無名の庶民にこそ、本当の偉大さがあり、本当の強い心と力があると、感嘆しました」
「皆さんの生き抜く姿を通し、『人間革命』の本当の意味がわかったような気がします」等々……。
異口同音に、格別の感動を受けたと語られていた。
世界の知性が、創価の女性の前進と連帯に、大いなる希望の光明を見出す時代に入っているのだ。その使命と誇りも高く、晴れ晴れと「平和の世紀」を開きゆく主役は、皆様なのである。
崇高な
使命に生き抜く
貴女こそ
尊き仏の
心なるかな
2012年6月24日日曜日
2012.06.24 わが友に贈る
一歩一歩
地域を歩くことから
広宣流布は進む!
一人と会い、語り
大誠実で信頼を広げよ。
閻浮提中御書 P1589
『願くは我が弟子等は師子王の子となりて群狐に笑わるる事なかれ、過去遠遠劫より已来日蓮がごとく身命をすてて強敵の科を顕せ』
◇希望の明日へ
社会に根を限り、社会に共感を広げていくことが、どれほど大切か。いかに仏法が正しいといっても、その国の社会のリーダーから理解もされず、また民衆から反発されてしまえば、絶対に弘めることはできない。また大弾圧を受けて壊滅させられてしまう。したがって、社会に仏法への理解と共感が広がれば広がるほど、その国に人間性が潤い、新たな活力が生まれ、福徳もぐんぐん増していく。国が栄えていくのである。
平4・2・16
☆我らの勝利の大道No.75 青春の華 幸福の太陽
◆「生命尊重」の実践
信濃町の民音音楽博物館には、スペインの大音楽家パブロ・カザルス愛用のピアノも展示されている。
人間を苦しめ、文化を破'壊する戦争と暴力に抗議し続けたカザルスは、世界の母たちに呼びかけた。
「私は思うのだ。世界中の母親たちが息子たちに向かって、『お前は戦争で人を殺したり、人から殺されたりするために生まれたのではないのです。戦争はやめなさい』と言うなら、世界から戦争はなくなる、と」
全く、その通りである。人類は、真実の賢者たる母たちの声に素直に耳を傾けて、世界不戦の段階へと進んでいかねばならない。
生命を育む力。
生命を尊ぶ心。
本来、「命」そのものに国境も差別も格差もない。あってはならない。それを誰よりも実感し知悉しているのは、女性である。
創価の女性たちは、生命尊厳の大哲学を掲げ、一人の人を大切にする実践をたゆみなく積み重ねている。それが、いかに重要な平和創出の意義を持っているか、計り知れない。
フランスの哲学者アランは、名著『幸福論』の中で、「正義をつくりだすことによってのみ、平和が存在するのだ」と喝破した。
そのためには、「正しいものは正しい」と、正義を言い切っていく勇気が根本となろう。
まさに創価の母たち、乙女たちは、庶民の賢く鋭い目線で正義を勇敢に語り抜いている。これこそ「立正安国」の最高の推進力だ。
仏法においては、平和といっても、どこか遠くにあるものではない。
日蓮大聖人が、『都(すべ)て一代八万の聖教・三世十方の諸仏菩薩も我が心の外に有りとは・ゆめゆめ思ふべからず』(P383)と仰せの通り、全て自分自身の中にある。
ゆえに、自分から行動を起こすことだ。自分から周囲に語りかけることだ。
「自らの生を汚しうる最大の不道徳、それは怠惰と無関心なのです」とは、フランスの作家ジョルジュ・サンドの指摘であった。怠惰と無関心は、結局、自身の人生を傷つける。
残念ながら、現代社会には、自分さえよければいいといった利己主義や、人間関係を「煩わしい」といって避ける風潮がある。
しかし、昨年の東日本大震災の苦難の中で、あらためで「支え合い」「励まし合い」の「心の絆」の大切さが見直されてきたといえようか。
なればこそ、何ものにも壊されない「心の財」を積んできた、尊き地涌の同志たちの存在が光る。日々、積極的に人と関わり、生き生きと励ましの対話を広げゆく、わが創価の女性の団結こそ、正義と平和の光源なのである。
地域を歩くことから
広宣流布は進む!
一人と会い、語り
大誠実で信頼を広げよ。
閻浮提中御書 P1589
『願くは我が弟子等は師子王の子となりて群狐に笑わるる事なかれ、過去遠遠劫より已来日蓮がごとく身命をすてて強敵の科を顕せ』
◇希望の明日へ
社会に根を限り、社会に共感を広げていくことが、どれほど大切か。いかに仏法が正しいといっても、その国の社会のリーダーから理解もされず、また民衆から反発されてしまえば、絶対に弘めることはできない。また大弾圧を受けて壊滅させられてしまう。したがって、社会に仏法への理解と共感が広がれば広がるほど、その国に人間性が潤い、新たな活力が生まれ、福徳もぐんぐん増していく。国が栄えていくのである。
平4・2・16
☆我らの勝利の大道No.75 青春の華 幸福の太陽
◆「生命尊重」の実践
信濃町の民音音楽博物館には、スペインの大音楽家パブロ・カザルス愛用のピアノも展示されている。
人間を苦しめ、文化を破'壊する戦争と暴力に抗議し続けたカザルスは、世界の母たちに呼びかけた。
「私は思うのだ。世界中の母親たちが息子たちに向かって、『お前は戦争で人を殺したり、人から殺されたりするために生まれたのではないのです。戦争はやめなさい』と言うなら、世界から戦争はなくなる、と」
全く、その通りである。人類は、真実の賢者たる母たちの声に素直に耳を傾けて、世界不戦の段階へと進んでいかねばならない。
生命を育む力。
生命を尊ぶ心。
本来、「命」そのものに国境も差別も格差もない。あってはならない。それを誰よりも実感し知悉しているのは、女性である。
創価の女性たちは、生命尊厳の大哲学を掲げ、一人の人を大切にする実践をたゆみなく積み重ねている。それが、いかに重要な平和創出の意義を持っているか、計り知れない。
フランスの哲学者アランは、名著『幸福論』の中で、「正義をつくりだすことによってのみ、平和が存在するのだ」と喝破した。
そのためには、「正しいものは正しい」と、正義を言い切っていく勇気が根本となろう。
まさに創価の母たち、乙女たちは、庶民の賢く鋭い目線で正義を勇敢に語り抜いている。これこそ「立正安国」の最高の推進力だ。
仏法においては、平和といっても、どこか遠くにあるものではない。
日蓮大聖人が、『都(すべ)て一代八万の聖教・三世十方の諸仏菩薩も我が心の外に有りとは・ゆめゆめ思ふべからず』(P383)と仰せの通り、全て自分自身の中にある。
ゆえに、自分から行動を起こすことだ。自分から周囲に語りかけることだ。
「自らの生を汚しうる最大の不道徳、それは怠惰と無関心なのです」とは、フランスの作家ジョルジュ・サンドの指摘であった。怠惰と無関心は、結局、自身の人生を傷つける。
残念ながら、現代社会には、自分さえよければいいといった利己主義や、人間関係を「煩わしい」といって避ける風潮がある。
しかし、昨年の東日本大震災の苦難の中で、あらためで「支え合い」「励まし合い」の「心の絆」の大切さが見直されてきたといえようか。
なればこそ、何ものにも壊されない「心の財」を積んできた、尊き地涌の同志たちの存在が光る。日々、積極的に人と関わり、生き生きと励ましの対話を広げゆく、わが創価の女性の団結こそ、正義と平和の光源なのである。
2012年6月23日土曜日
2012.06.23 わが友に贈る
信頼の要たる支部長
支部婦人部長の皆様。
強き不屈の一念ありて
広布の未来は開く!
健康・勝利・幸福を祈る!
佐渡御書 P958
『鉄は炎打てば剣となる賢聖は罵詈して試みるなるべし』
◇希望の明日へ
現実をどうするか−−その「現実との格闘」に仏法の「菩薩」の道もある。
平3・6・7
☆我らの勝利の大道No.75 青春の華 幸福の太陽
◆使命も宿縁も深し
日蓮大聖人は、こう仰せになられた。
『過去に法華経の結縁強盛なる故に現在に此の経を受持す、未来に仏果を成就せん事疑有るべからず』(P1337)と。
宿縁深く妙法で結ばれた家族や同志は、生死を超えて、永遠に一緒に仲良く「常楽我浄」の旅路を進んでいけるのだ。
−−草創の女子部・婦人部の尊き使命のリーダーであった多田時子さんが、深い感謝を込めて、振り返っておられたことがある。
経済苦や病気、父に続いて母を亡くした寂しさ……多田さんは、戦後、打ち続く宿命の嵐の中で座談会に出て、「必ず幸福になれる」との確信ある励ましに触れた。その三度目の座談会が終わって帰ろうとした時、片隅に座っていた一人の婦人が、ポンと肩をたたいて声をかけてくれた。
「あら、まだ信心してなかったの。早くしないと損をしますよ」
会合の一参加者までも、中心者と同じ確信を持ち、こんなに温かく、真剣に見守ってくれているのか! その庶民のお母さんの真心の一言が背中を押してくれ、多田さんは入会の決意が固まったというのだ。
昭和二十六年夏、多田さんが御本尊を御安置する時には、女子部の班長だった私の妻も立ち会い、祝福した。以来、苦楽を分かち合ってきた不二の同志である。
◆人生勝利の価値論
信心は最高の幸福の大道である。戦うべき時に臆病や迷いで戦わないのは、結局、自分が「損」をしてしまう。思い切って戦い抜けば一生涯の「得」になる。
この大事な「価値論」を、最前線の母たちが完璧に会得し、実践している。ここに学会の強さがある。
「美・利・善」の独創的な「価値論」を打ち立てられたのは、創価の父・牧口常三郎先生であられる。今月、生誕百四十一周年を迎えられた先師も、今や世界中で、日々、偉大な幸福の価値を創造しゆく創価の女性たちの活躍を、心から喜ばれているであろう。
◆麗しき母娘の前進
私と妻には、日本中、世界中に"忘れ得ぬ広布の母たち"がいる。
そんな懐かしい一人として、かつて東京・北区に住んでおられた婦人を思い出す。私も、お宅にお邪魔したことがある。
この婦人は、女子部時代の多田さんの折伏で入会した。清々しい乙女の確信が、母世代の人生の先輩の心を動かしたのである。続いて、この母の四人のお嬢さんも信心したことから、家には、多くの女子部員が訪れるようになった。
面倒見のよい、この下町の母は、いつも乙女たちを温かく迎えた。時にはラーメンを作ってふるまったり、時には親身に悩みの相談も受けた。「人生、いろいろなことがあるけど、どんなことがあっても、学会についていけば、絶対に間違いないよ」と、励ますのが常であったそうだ。
皆も"お母さん"と言って慕い、多くの人材が育っていった。
この母の入会三十周年の節目には、お世話になった女子部の"娘たち"が約二十人も集い、楽しく広布と人生のロマンを、心ゆくまで語り合ったという。
ともあれ、婦人部と女子部が麗しきスクラムで前進する時、そこには広宣流布の希望のハーモニーが、幾重にも広がりゆくのだ。
◎うちの支部長&支部婦人部長は、正に"わが友に贈る"通りの人ですね!(^^)!
支部婦人部長の皆様。
強き不屈の一念ありて
広布の未来は開く!
健康・勝利・幸福を祈る!
佐渡御書 P958
『鉄は炎打てば剣となる賢聖は罵詈して試みるなるべし』
◇希望の明日へ
現実をどうするか−−その「現実との格闘」に仏法の「菩薩」の道もある。
平3・6・7
☆我らの勝利の大道No.75 青春の華 幸福の太陽
◆使命も宿縁も深し
日蓮大聖人は、こう仰せになられた。
『過去に法華経の結縁強盛なる故に現在に此の経を受持す、未来に仏果を成就せん事疑有るべからず』(P1337)と。
宿縁深く妙法で結ばれた家族や同志は、生死を超えて、永遠に一緒に仲良く「常楽我浄」の旅路を進んでいけるのだ。
−−草創の女子部・婦人部の尊き使命のリーダーであった多田時子さんが、深い感謝を込めて、振り返っておられたことがある。
経済苦や病気、父に続いて母を亡くした寂しさ……多田さんは、戦後、打ち続く宿命の嵐の中で座談会に出て、「必ず幸福になれる」との確信ある励ましに触れた。その三度目の座談会が終わって帰ろうとした時、片隅に座っていた一人の婦人が、ポンと肩をたたいて声をかけてくれた。
「あら、まだ信心してなかったの。早くしないと損をしますよ」
会合の一参加者までも、中心者と同じ確信を持ち、こんなに温かく、真剣に見守ってくれているのか! その庶民のお母さんの真心の一言が背中を押してくれ、多田さんは入会の決意が固まったというのだ。
昭和二十六年夏、多田さんが御本尊を御安置する時には、女子部の班長だった私の妻も立ち会い、祝福した。以来、苦楽を分かち合ってきた不二の同志である。
◆人生勝利の価値論
信心は最高の幸福の大道である。戦うべき時に臆病や迷いで戦わないのは、結局、自分が「損」をしてしまう。思い切って戦い抜けば一生涯の「得」になる。
この大事な「価値論」を、最前線の母たちが完璧に会得し、実践している。ここに学会の強さがある。
「美・利・善」の独創的な「価値論」を打ち立てられたのは、創価の父・牧口常三郎先生であられる。今月、生誕百四十一周年を迎えられた先師も、今や世界中で、日々、偉大な幸福の価値を創造しゆく創価の女性たちの活躍を、心から喜ばれているであろう。
◆麗しき母娘の前進
私と妻には、日本中、世界中に"忘れ得ぬ広布の母たち"がいる。
そんな懐かしい一人として、かつて東京・北区に住んでおられた婦人を思い出す。私も、お宅にお邪魔したことがある。
この婦人は、女子部時代の多田さんの折伏で入会した。清々しい乙女の確信が、母世代の人生の先輩の心を動かしたのである。続いて、この母の四人のお嬢さんも信心したことから、家には、多くの女子部員が訪れるようになった。
面倒見のよい、この下町の母は、いつも乙女たちを温かく迎えた。時にはラーメンを作ってふるまったり、時には親身に悩みの相談も受けた。「人生、いろいろなことがあるけど、どんなことがあっても、学会についていけば、絶対に間違いないよ」と、励ますのが常であったそうだ。
皆も"お母さん"と言って慕い、多くの人材が育っていった。
この母の入会三十周年の節目には、お世話になった女子部の"娘たち"が約二十人も集い、楽しく広布と人生のロマンを、心ゆくまで語り合ったという。
ともあれ、婦人部と女子部が麗しきスクラムで前進する時、そこには広宣流布の希望のハーモニーが、幾重にも広がりゆくのだ。
◎うちの支部長&支部婦人部長は、正に"わが友に贈る"通りの人ですね!(^^)!
2012年6月22日金曜日
2012.06.22 わが友に贈る
創価の黄金柱
壮年部の労苦に感謝!
生き生きと 若々しく
広布の勝利を決する
名指揮を頼む!
呵責謗法滅罪抄 P1132
『何なる世の乱れにも各各をば法華経十羅刹助け給へと湿れる木より火を出し乾ける土より水を儲けんが如く強盛に申すなり』
◇希望の明日へ
人の振る舞い−−すなわち人間として、現実にどう生き、どう生活するかである。その事実の生活を通してこそ、法の尊さも証明されていく。どんなに立派なことを言っても、生活が乱れている人の言うことを、皆が信ずるはずがない。かえって法を下げることになる。法を下げるのは、謗法にも通じよう。具体的な人格、生活、振る舞いを離れて、仏法の生命はないのである。
平3・1・23
☆我らの勝利の大道No.75 青春の華 幸福の太陽
初めに、今回の大雨による、九州の熊本、鹿児島、大分、長崎等の被害、そして台風四号による兵庫、和歌山、静岡等の被害に心からお見舞いを申し上げます。
梅雨に加え、台風にも要注意の昨今の気象であり、大切な皆様方の絶対の無事安穏を、私はさらに真剣に祈ってまいります。
◆希望の連帯を拡大
「私は太陽の熱愛者なのです。太陽がすべての生命の根源であることを知っているからです」
共に対談集を発刊した、アメリカの未来学者ヘイゼル・ヘンダーソン博士は、生命を守り、慈しむ女性ならではの視点で、「母なる太陽」に感謝されていた。
この六月は、創価の太陽である女性たちが、いやまして光り輝く時だ!
婦人部と女子部の"婦女一体"で、地域に大きな信頼の虹を懸けられている。
女子部は、六・四「世界池田華陽会の日」を勝ち飾り、爛漫たる青春の華のように、希望の笑顔咲く、友情の連帯を拡大している。
そして婦人部は、六・一〇「婦人部の日」を記念する月間である。颯爽と足取りも軽く、朗らかに、幸福勝利へ前進する。
世界各国の婦人部・女子部の偉大な躍進も、本当に嬉しい限りだ。
六月は、女子部の「白樺グループ」「華冠グループ」の結成記念の月でもある。看護そして美容の世界で生命を守り、磨き、輝かせて、はつらつと活躍してくださっている。
婦女一体で"女性の日"を祝賀する地域も、総東京の豊島、荒川、墨田、足立、世田谷、江東、江戸川をはじめ、長崎や福島、愛知など数多い。
ちょうど、この季節、街角を彩る紫陽花のように、創価の女性たちの集いは、ひときわ皆の気分もパッと晴らしてくれる。
紫陽花には"七変化"との異名がある。白、青、ピンク、紫……色の多彩さに加え、同じ花でも様々に色変わりをするからだ。
あの友、この友の心に光を当て、多彩に励ましと希望の花々を贈る、創価の座談会のようでもある。
紫陽花は多くの"市区町村の花"としても親しまれている。神戸市や福井市、神奈川・相模原市、群馬・渋川市もそうだ。
また、昨年の大震災の被害を乗り越えてきた千葉・旭市をはじめ、各地に"あじさいロード"がある。
岐阜・関市の板取街道には、七万本もの紫陽花が咲き誇る。宮崎・美郷町にも、埼玉・加須市にも、色鮮やかな花の道は広がる。横浜市の保土ヶ谷区にある"滝ノ川あじさいロード"も名所の一つだ。
紫陽花の花言葉には「元気な女性」とある。いずこにあっても、苦難に負けない女性たちの笑顔が輝いているに違いない。
あの地、この地で、わが同志は地域を愛し、信頼と友情の花々を咲かせておられる。その尊い姿と重ね合わせつつ、私も折にふれ、敬愛を込めて紫陽花にカメラのレンズを向けてきた。
快活な
花の如くに
朝日をば
浴びて勝ちゆけ
今日も明日も
壮年部の労苦に感謝!
生き生きと 若々しく
広布の勝利を決する
名指揮を頼む!
呵責謗法滅罪抄 P1132
『何なる世の乱れにも各各をば法華経十羅刹助け給へと湿れる木より火を出し乾ける土より水を儲けんが如く強盛に申すなり』
◇希望の明日へ
人の振る舞い−−すなわち人間として、現実にどう生き、どう生活するかである。その事実の生活を通してこそ、法の尊さも証明されていく。どんなに立派なことを言っても、生活が乱れている人の言うことを、皆が信ずるはずがない。かえって法を下げることになる。法を下げるのは、謗法にも通じよう。具体的な人格、生活、振る舞いを離れて、仏法の生命はないのである。
平3・1・23
☆我らの勝利の大道No.75 青春の華 幸福の太陽
初めに、今回の大雨による、九州の熊本、鹿児島、大分、長崎等の被害、そして台風四号による兵庫、和歌山、静岡等の被害に心からお見舞いを申し上げます。
梅雨に加え、台風にも要注意の昨今の気象であり、大切な皆様方の絶対の無事安穏を、私はさらに真剣に祈ってまいります。
◆希望の連帯を拡大
「私は太陽の熱愛者なのです。太陽がすべての生命の根源であることを知っているからです」
共に対談集を発刊した、アメリカの未来学者ヘイゼル・ヘンダーソン博士は、生命を守り、慈しむ女性ならではの視点で、「母なる太陽」に感謝されていた。
この六月は、創価の太陽である女性たちが、いやまして光り輝く時だ!
婦人部と女子部の"婦女一体"で、地域に大きな信頼の虹を懸けられている。
女子部は、六・四「世界池田華陽会の日」を勝ち飾り、爛漫たる青春の華のように、希望の笑顔咲く、友情の連帯を拡大している。
そして婦人部は、六・一〇「婦人部の日」を記念する月間である。颯爽と足取りも軽く、朗らかに、幸福勝利へ前進する。
世界各国の婦人部・女子部の偉大な躍進も、本当に嬉しい限りだ。
六月は、女子部の「白樺グループ」「華冠グループ」の結成記念の月でもある。看護そして美容の世界で生命を守り、磨き、輝かせて、はつらつと活躍してくださっている。
婦女一体で"女性の日"を祝賀する地域も、総東京の豊島、荒川、墨田、足立、世田谷、江東、江戸川をはじめ、長崎や福島、愛知など数多い。
ちょうど、この季節、街角を彩る紫陽花のように、創価の女性たちの集いは、ひときわ皆の気分もパッと晴らしてくれる。
紫陽花には"七変化"との異名がある。白、青、ピンク、紫……色の多彩さに加え、同じ花でも様々に色変わりをするからだ。
あの友、この友の心に光を当て、多彩に励ましと希望の花々を贈る、創価の座談会のようでもある。
紫陽花は多くの"市区町村の花"としても親しまれている。神戸市や福井市、神奈川・相模原市、群馬・渋川市もそうだ。
また、昨年の大震災の被害を乗り越えてきた千葉・旭市をはじめ、各地に"あじさいロード"がある。
岐阜・関市の板取街道には、七万本もの紫陽花が咲き誇る。宮崎・美郷町にも、埼玉・加須市にも、色鮮やかな花の道は広がる。横浜市の保土ヶ谷区にある"滝ノ川あじさいロード"も名所の一つだ。
紫陽花の花言葉には「元気な女性」とある。いずこにあっても、苦難に負けない女性たちの笑顔が輝いているに違いない。
あの地、この地で、わが同志は地域を愛し、信頼と友情の花々を咲かせておられる。その尊い姿と重ね合わせつつ、私も折にふれ、敬愛を込めて紫陽花にカメラのレンズを向けてきた。
快活な
花の如くに
朝日をば
浴びて勝ちゆけ
今日も明日も
2012年6月21日木曜日
2012.06.21 わが友に贈る
「真剣」の二字に
慈愛と祈りが表れる。
信頼と連帯が築かれる。
一日一日を勝ち取り
偉大な歴史を残せ!
兄弟抄 P1083
『石はやけばはいとなる金はやけば真金となる』
◇希望の明日へ
幸福になるための知恵は、すべて仏法に含まれている。また"仏法即社会""信心即生活"である。信心に徹していくならば、現実の生活のなかで、幸福生活の花を咲かせるための知恵がかぎりなく開かれていくのである。
平2・7・9
☆100文字の幸福抄
深い愛情で結ばれた
家庭の絆は、何ものにも崩されない。
人間を強くし、正しき方向へと導いてくれる。
その家庭の絆こそが、
人生におけるどんな試練も耐え抜いて、
夢や理想を実現しゆく
勇気を贈ってくれる心の大地となる。
☆新潟日報特別寄稿「新潟に光る文化と友情の翼」
新潟から「みらい」と「ゆめ」と「きぽう」が大きく羽ばたきました。
佐渡市で放たれたトキの夫婦に誕生した雛たちの成長に、日本中が沸いています。トキとの共生を目指し、無農薬・有機肥料での米作りを続けてきた、私の佐渡の友人たちの喜びも格別です。中国から贈られた友情のトキの飛翔は、両国の国交正常化40周年を寿ぐ慶事でもあります。
長岡市の誇る県立近代美術館では、この7月から、私ども東京富士美術館が企画した「地上の天宮北京・故宮博物院展」が開催される運びとなりました。
新潟日報社、BSN新潟放送をはじめ、関係者の皆様方の御尽力に、心から御礼を串し上げます。
新潟は、お隣・中国と幾重にも深い縁で結ばれております。
思えば、故宮博物院の草創の理事長を務められた蔡元培先生(北京大学学長)は、三条市の出身で世界に冠たる『大漢和辞典』を完成させた諸橋轍次先生の朋友でありました。
美的教育で人間を高め、結ぼうとした蔡先生は、文化の宝を広く民衆に公開する博物院の設立に貢献されたのです。
その心は今も受け継がれています。昨年の東日本大震災の影響で、海外からの多くの展覧会が中止される中、「災難に打ち勝つ励ましの力になれば」という故宮博物院の方々の真心で、全国を巡回してくださっているのが、今回の故宮展です。
諸橋先生も、中国に流れ通う「恕(思いやり)の心」を大切にされていました。かつて郷土の水害の折も、我がことのように胸を痛められました。
それは「新潟の心」そのものです。
東日本大震災の直後、わが新潟の尊き友たちは、中越地震、中越沖地震等の経験を踏まえ、女性を中心に作った1万5千個のおにぎり、非常食や水など喫緊の救援物資を即座に用意して、頼もしい青年の輸送で、雪降る東北へ送り届けてくれました。
「食は命」です。常日頃から、おいしいお米をはじめ日本の食を支えてくださっているのも、新潟です。
故宮展では、宮廷の彩り鮮やかな食卓も再現されています。「命の大地」といっても過言ではない新潟の方々に、大王の膳を楽しむような心豊かな一時を過ごしていただければ、これほど嬉しいことはありません。
新潟は多彩な伝統工芸品でも最高峰を誇ります。それだけに、故宮の逸品に光る匠の技も、より深く鋭く鑑賞していただけることでしょう。
本展は「女性と子ども」が大きなテーマです。展示品からは、麗しい母と子の愛情が伝わってきます。
ほぼ北緯40度の北京も、冬は厳寒です。雪国・新潟と同じように、寒さに負けず、氷の上で楽しく遊ぶ子どもたちを描いた絵があります。皇子がかぶる虎の帽子にも綿が入っており、「風邪などひかず強く賢く育て」との願いが織り込まれています。
国家一級文物(国宝)の名画《女孝経図》巻には、「人を得れば盛んになり、人を失えば亡ぶ」という『詩経』の教えが留められていました。
いずこであれ、青年を育て、人材を伸ばしたところが勝ち栄えます。
新潟は「米百俵」の逸話に象徴されるとおり、教育で未来を開いてこられました。大家族世帯が多く、地域の教育力も豊かであり、高校の進学率や小・中学生の体力でも全国有数です。
私の先師で、柏崎市荒浜に生まれた教育者の牧口常三郎先生は、戦時中、軍国主義に抗して投獄されても、「学は光なり」と哲学書を読み、獄死の直前まで学び抜きました。
先師の故郷の若人には、"天下の命は後継者に懸かる"とされた故宮の人材育成の歴史から、向学と錬磨の息吹を感じ取ってもらえればと思います。
「新潟日報」の題字を書かれた歌人の会津八一博士も、中国との文化交流の意義を強調されました。博士が文化の真価とされたのは、"いざという時の助け合い"です。まさしく「なじらね(どうですか)」と、人を思いやらずにはいられない新潟の父母の心こそ、真の文化の光でしょう。
私の妻の友人である長岡市(旧・川口町)の母も、中越地震の際、自ら大やけどを負いながら、地域の方々を励まし、救援の要として大活躍されました。
強く美しき人間の絆で幾多の試練を勝ち越えてこられた「希望の都」新潟で開催される故宮展を通し、文化と友情の翼がいやまして光を増しゆくことを、私は祈ってやみません。
(2012年6月17日)
慈愛と祈りが表れる。
信頼と連帯が築かれる。
一日一日を勝ち取り
偉大な歴史を残せ!
兄弟抄 P1083
『石はやけばはいとなる金はやけば真金となる』
◇希望の明日へ
幸福になるための知恵は、すべて仏法に含まれている。また"仏法即社会""信心即生活"である。信心に徹していくならば、現実の生活のなかで、幸福生活の花を咲かせるための知恵がかぎりなく開かれていくのである。
平2・7・9
☆100文字の幸福抄
深い愛情で結ばれた
家庭の絆は、何ものにも崩されない。
人間を強くし、正しき方向へと導いてくれる。
その家庭の絆こそが、
人生におけるどんな試練も耐え抜いて、
夢や理想を実現しゆく
勇気を贈ってくれる心の大地となる。
☆新潟日報特別寄稿「新潟に光る文化と友情の翼」
新潟から「みらい」と「ゆめ」と「きぽう」が大きく羽ばたきました。
佐渡市で放たれたトキの夫婦に誕生した雛たちの成長に、日本中が沸いています。トキとの共生を目指し、無農薬・有機肥料での米作りを続けてきた、私の佐渡の友人たちの喜びも格別です。中国から贈られた友情のトキの飛翔は、両国の国交正常化40周年を寿ぐ慶事でもあります。
長岡市の誇る県立近代美術館では、この7月から、私ども東京富士美術館が企画した「地上の天宮北京・故宮博物院展」が開催される運びとなりました。
新潟日報社、BSN新潟放送をはじめ、関係者の皆様方の御尽力に、心から御礼を串し上げます。
新潟は、お隣・中国と幾重にも深い縁で結ばれております。
思えば、故宮博物院の草創の理事長を務められた蔡元培先生(北京大学学長)は、三条市の出身で世界に冠たる『大漢和辞典』を完成させた諸橋轍次先生の朋友でありました。
美的教育で人間を高め、結ぼうとした蔡先生は、文化の宝を広く民衆に公開する博物院の設立に貢献されたのです。
その心は今も受け継がれています。昨年の東日本大震災の影響で、海外からの多くの展覧会が中止される中、「災難に打ち勝つ励ましの力になれば」という故宮博物院の方々の真心で、全国を巡回してくださっているのが、今回の故宮展です。
諸橋先生も、中国に流れ通う「恕(思いやり)の心」を大切にされていました。かつて郷土の水害の折も、我がことのように胸を痛められました。
それは「新潟の心」そのものです。
東日本大震災の直後、わが新潟の尊き友たちは、中越地震、中越沖地震等の経験を踏まえ、女性を中心に作った1万5千個のおにぎり、非常食や水など喫緊の救援物資を即座に用意して、頼もしい青年の輸送で、雪降る東北へ送り届けてくれました。
「食は命」です。常日頃から、おいしいお米をはじめ日本の食を支えてくださっているのも、新潟です。
故宮展では、宮廷の彩り鮮やかな食卓も再現されています。「命の大地」といっても過言ではない新潟の方々に、大王の膳を楽しむような心豊かな一時を過ごしていただければ、これほど嬉しいことはありません。
新潟は多彩な伝統工芸品でも最高峰を誇ります。それだけに、故宮の逸品に光る匠の技も、より深く鋭く鑑賞していただけることでしょう。
本展は「女性と子ども」が大きなテーマです。展示品からは、麗しい母と子の愛情が伝わってきます。
ほぼ北緯40度の北京も、冬は厳寒です。雪国・新潟と同じように、寒さに負けず、氷の上で楽しく遊ぶ子どもたちを描いた絵があります。皇子がかぶる虎の帽子にも綿が入っており、「風邪などひかず強く賢く育て」との願いが織り込まれています。
国家一級文物(国宝)の名画《女孝経図》巻には、「人を得れば盛んになり、人を失えば亡ぶ」という『詩経』の教えが留められていました。
いずこであれ、青年を育て、人材を伸ばしたところが勝ち栄えます。
新潟は「米百俵」の逸話に象徴されるとおり、教育で未来を開いてこられました。大家族世帯が多く、地域の教育力も豊かであり、高校の進学率や小・中学生の体力でも全国有数です。
私の先師で、柏崎市荒浜に生まれた教育者の牧口常三郎先生は、戦時中、軍国主義に抗して投獄されても、「学は光なり」と哲学書を読み、獄死の直前まで学び抜きました。
先師の故郷の若人には、"天下の命は後継者に懸かる"とされた故宮の人材育成の歴史から、向学と錬磨の息吹を感じ取ってもらえればと思います。
「新潟日報」の題字を書かれた歌人の会津八一博士も、中国との文化交流の意義を強調されました。博士が文化の真価とされたのは、"いざという時の助け合い"です。まさしく「なじらね(どうですか)」と、人を思いやらずにはいられない新潟の父母の心こそ、真の文化の光でしょう。
私の妻の友人である長岡市(旧・川口町)の母も、中越地震の際、自ら大やけどを負いながら、地域の方々を励まし、救援の要として大活躍されました。
強く美しき人間の絆で幾多の試練を勝ち越えてこられた「希望の都」新潟で開催される故宮展を通し、文化と友情の翼がいやまして光を増しゆくことを、私は祈ってやみません。
(2012年6月17日)
2012年6月20日水曜日
2012.06.20 わが友に贈る
副役職の皆様
いつも ありがとう!
尊き信心の英雄ありて
創価の勢いは倍加!
福徳は燦然なり。
上野殿後家尼御返事 P1505
『法華経の法門をきくにつけてなをなを信心をはげむをまことの道心者とは申すなり、天台云く「従藍而青」云云、此の釈の心はあいは葉のときよりもなをそむればいよいよあをし、法華経はあいのごとし修行のふかきはいよいよあをきがごとし』
◇希望の明日へ
時代は刻々と変わる。社会はつねに変化してとどまることがない。こうした現実の"変化"に対して、それを的確にとらえ、"独創的"な手を打っていけるかどうか。ここに、仏法即社会の原理にのっとった広宣流布の伸展への一つの分かれ目がある。"時"を知らず、"変化"が見えずして、過去の形式にとらわれた惰性の組織や活動であっては、生き生きとした"価値創造"はなされない。いかなる分野であれ、硬直化した団体や企業が時代に取り残され、敗れ去っていくのは歴史の鉄則である。時代を先取りする独創性。そこに学会の大勝利、大発展の因があったことを、リーダーは銘記していただきたい。
平2・3・27
☆100文字の幸福抄
「自分は愛されている」
「自分は必要とされている」
という実感がないと、
子どもの心は不安定になってしまうものだ。
幼いうちに注がれた愛情が、
その子の「生きる力」となって、
一生を支えていくのである。
いつも ありがとう!
尊き信心の英雄ありて
創価の勢いは倍加!
福徳は燦然なり。
上野殿後家尼御返事 P1505
『法華経の法門をきくにつけてなをなを信心をはげむをまことの道心者とは申すなり、天台云く「従藍而青」云云、此の釈の心はあいは葉のときよりもなをそむればいよいよあをし、法華経はあいのごとし修行のふかきはいよいよあをきがごとし』
◇希望の明日へ
時代は刻々と変わる。社会はつねに変化してとどまることがない。こうした現実の"変化"に対して、それを的確にとらえ、"独創的"な手を打っていけるかどうか。ここに、仏法即社会の原理にのっとった広宣流布の伸展への一つの分かれ目がある。"時"を知らず、"変化"が見えずして、過去の形式にとらわれた惰性の組織や活動であっては、生き生きとした"価値創造"はなされない。いかなる分野であれ、硬直化した団体や企業が時代に取り残され、敗れ去っていくのは歴史の鉄則である。時代を先取りする独創性。そこに学会の大勝利、大発展の因があったことを、リーダーは銘記していただきたい。
平2・3・27
☆100文字の幸福抄
「自分は愛されている」
「自分は必要とされている」
という実感がないと、
子どもの心は不安定になってしまうものだ。
幼いうちに注がれた愛情が、
その子の「生きる力」となって、
一生を支えていくのである。
2012年6月19日火曜日
2012.06.19 わが友に贈る
台風に警戒せよ!
暴風雨、高波など
先手を打って対策を!
無冠の友の皆様も
無事故を最優先で!
上野殿御返事 P1544
『今の時法華経を信ずる人あり或は火のごとく信ずる人もあり或は水のごとく信ずる人もあり、聴聞する時はもへたつばかりをもへどもとをざかりぬればすつる心あり、水のごとくと申すはいつもたいせず信ずるなり』
◇希望の明日へ
無事故、健康、安穏−−このもっとも平凡に見える生活の現実にこそ、信仰の証がある。高邁な理論も大切である。社会への壮大な運動も大切である。大勢が集まっての指導・激励も当然、必要である。しかし、それらいっさいは、何のためにあるのか。それは、各人・各家庭の幸福な生活のためである。今日という、二度とない一日の安穏と成長のためである。身近な生活を離れて信心はない。そして過去といい未来といっても、この"今"という現実の姿にこそ仏法はある。ゆえに一日一日を、生き生きと、ていねいに生きていただきたい。自分のため、一家のため、同志のために、大切な今日という一日を、生命力満々と開始し、見事に仕上げていっていただきたい。
昭63・11・24
☆勝利の人間学第10回 男女学生部よ使命の青春を舞え
・世界広宣流布の先頭に
戸田先生と私の師弟でつくった学生部である。恩師は、その誕生を、それは喜ばれた。庶民の嘆きをわが嘆きとし、権力の魔性と真っ向から闘った恩師だからこそ、真の知勇兼備の指導者を待ち望んでおられたのである。
御聖訓には、世界広宣流布は『普賢菩薩の威神の力に依る』(P780)と仰せである。
普(あまね)く賢(かしこ)い英知の青年が先頭に躍り出て、人材の流れを広げてこそ、広宣流布はできる。
苦労知らずでは、民衆を護れない。誇り高い使命の労苦の中で、知性と人格を磨き抜いて、新時代を開くリーダーに成長してほしい。
・学び抜く人は勝ちゆく人
人を幸福にするための学問である。
民衆に貢献するための学問である。
父母に親孝行するための学問である。
未来を勝ち開きゆくための学問である。
学びゆく人は、断じて負けない。
私も、恩師にお仕えする激闘の中で、学ぶことを絶対にやめなかった。世界の指導者と語り、文明を結んできた対談集も、「戸田大学」で学び抜いた勝利の証しである。
妙法は、一切を生かし切っていける智慧の源泉である。若くして「信心即勉学」「仏法即社会」の正道を進む君たちは、最高に充実した向学と錬磨の青春を送ってもらいたい。
・使命を忘るな偉くなれ
太陽の如き情熱。月光の如き知性。
師子王の如き勇気。竹林の如き連帯──。
わが男女学生部こそ、輝く希望である。
平和と正義と勝利の道を開く人である。
「信用できるのは、青年である。
期待できるのは、青年しかない」
これが戸田先生の信念であった。学生部には、自分が思っている以上の使命がある。皆、必ず偉くなると信じ、励ましてくださった。
私も君たちを信ずるゆえに申し上げたい。
大胆たれ! 勇敢たれ! 不屈たれ!
愛する君たちに、創価と広布の未来を託す。万事、頼むと。
(2012.06.18 創価新報掲載)
暴風雨、高波など
先手を打って対策を!
無冠の友の皆様も
無事故を最優先で!
上野殿御返事 P1544
『今の時法華経を信ずる人あり或は火のごとく信ずる人もあり或は水のごとく信ずる人もあり、聴聞する時はもへたつばかりをもへどもとをざかりぬればすつる心あり、水のごとくと申すはいつもたいせず信ずるなり』
◇希望の明日へ
無事故、健康、安穏−−このもっとも平凡に見える生活の現実にこそ、信仰の証がある。高邁な理論も大切である。社会への壮大な運動も大切である。大勢が集まっての指導・激励も当然、必要である。しかし、それらいっさいは、何のためにあるのか。それは、各人・各家庭の幸福な生活のためである。今日という、二度とない一日の安穏と成長のためである。身近な生活を離れて信心はない。そして過去といい未来といっても、この"今"という現実の姿にこそ仏法はある。ゆえに一日一日を、生き生きと、ていねいに生きていただきたい。自分のため、一家のため、同志のために、大切な今日という一日を、生命力満々と開始し、見事に仕上げていっていただきたい。
昭63・11・24
☆勝利の人間学第10回 男女学生部よ使命の青春を舞え
・世界広宣流布の先頭に
戸田先生と私の師弟でつくった学生部である。恩師は、その誕生を、それは喜ばれた。庶民の嘆きをわが嘆きとし、権力の魔性と真っ向から闘った恩師だからこそ、真の知勇兼備の指導者を待ち望んでおられたのである。
御聖訓には、世界広宣流布は『普賢菩薩の威神の力に依る』(P780)と仰せである。
普(あまね)く賢(かしこ)い英知の青年が先頭に躍り出て、人材の流れを広げてこそ、広宣流布はできる。
苦労知らずでは、民衆を護れない。誇り高い使命の労苦の中で、知性と人格を磨き抜いて、新時代を開くリーダーに成長してほしい。
・学び抜く人は勝ちゆく人
人を幸福にするための学問である。
民衆に貢献するための学問である。
父母に親孝行するための学問である。
未来を勝ち開きゆくための学問である。
学びゆく人は、断じて負けない。
私も、恩師にお仕えする激闘の中で、学ぶことを絶対にやめなかった。世界の指導者と語り、文明を結んできた対談集も、「戸田大学」で学び抜いた勝利の証しである。
妙法は、一切を生かし切っていける智慧の源泉である。若くして「信心即勉学」「仏法即社会」の正道を進む君たちは、最高に充実した向学と錬磨の青春を送ってもらいたい。
・使命を忘るな偉くなれ
太陽の如き情熱。月光の如き知性。
師子王の如き勇気。竹林の如き連帯──。
わが男女学生部こそ、輝く希望である。
平和と正義と勝利の道を開く人である。
「信用できるのは、青年である。
期待できるのは、青年しかない」
これが戸田先生の信念であった。学生部には、自分が思っている以上の使命がある。皆、必ず偉くなると信じ、励ましてくださった。
私も君たちを信ずるゆえに申し上げたい。
大胆たれ! 勇敢たれ! 不屈たれ!
愛する君たちに、創価と広布の未来を託す。万事、頼むと。
(2012.06.18 創価新報掲載)
2012年6月18日月曜日
2012.06.18 わが友に贈る
日蓮仏法は
希望の大哲学だ。
宿命を使命に!
その強き確信が
人生勝利の道を開く!
同生同名御書 P1115
『人の身には同生同名と申す二のつかひを天生るる時よりつけさせ給いて影の身にしたがふがごとく須臾もはなれず』
◇今週のことば
清々しい勤行で
充実の一日を開け!
基本が勝利の力だ。
「信心即生活」なれば
今日も健康と無事故を!
2012年06月18日
◇希望の明日へ
「自分は、この一生を、妙法を流布しきって終わるのだ」「自分は一生涯、民衆の本当の味方となって、型き抜いていこう」−−。こう、まず信心の心を定めることである。そこからいっさいが開けてくる。広宣流布に、信心の覚悟の一念が定まった場合には、信心即生活の原理で、そのうえの努力はすべて、自分にとってもっとも良い方向へと回転していくに違いない。反対に、世間体のみにとらわれ、自身の弱きに負け、つねに右を見たり、左を見たりして、心が定まらない人生は、結局、何事も成せないで終わってしまう。信心根本の人生、これほど強いものはない。これほど充実した一生もない。経済や社会的地位は、信心という根本のうえの、一次元の連であるといえる。また社会の一時的な評価も同じである。うつろいやすいカゲにとらわれて、根本を見失う愚かな青年であってはならない。青年らしく、"広布こそわが人生"の決意で、自身の目標に向かって、真っすぐに驀進していってほしい。
昭63・10・29
☆名誉会長と共に 今日も広布へ No.018「陰の労苦の友に感謝を」
地道な戦いが、広宣流布の一切の勝利の源泉である。
進もう! 地道に、水の流れるごとく!
地道に徹する人が、最も偉い。勉強も、何事も、地道な人には、かなわない。
広布の活動も、折伏精神を赤々と燃やしながら、朝晩の勤行、会合や個人指導、励ましの対話に徹することだ。
為すべきことを為す。地道に繰り返していく。それが一番、偉大だ。時代の変化に右往左往してはならない。
列車も、進むべき道を外れたら大変だ。雨が降っても、何かあっても、目的地へ、同じ軌道をずっと進んでいく。それが正しい。一番強い。
誰が見ていなくとも、地道に、わが使命の持ち場で奮戦する友がいる。
「後輩のために」「未来のために」との一心で、新たな道を切り開く勇者がいる。
わが同志を守り抜き、頑張ってくれている不二の友が、全国、全世界にいる。
学会を支えてくれているのは、その人だ。そういう人の信心が本物だ。
私は、広宣流布のために陰で苦労している人を、草の根をわけても探し出し、サーチライトを当てるように激励し、感謝を捧げてきた。
『陰徳あれば陽報あり』(P1180)である。人知れぬ広布の労苦は、必ず大福徳と輝く。これを深く確信していただきたい。
今こそリーダーの本領発揮の時だ。
決して油断せず、大切な同志を、明るく温かく、讃え、労い、励ましながら、足取りも軽く勝ち進んでいけるように、皆が諸葛孔明になって、歴史に輝く名指揮を!
心一つに元気で戦おう!
希望の大哲学だ。
宿命を使命に!
その強き確信が
人生勝利の道を開く!
同生同名御書 P1115
『人の身には同生同名と申す二のつかひを天生るる時よりつけさせ給いて影の身にしたがふがごとく須臾もはなれず』
◇今週のことば
清々しい勤行で
充実の一日を開け!
基本が勝利の力だ。
「信心即生活」なれば
今日も健康と無事故を!
2012年06月18日
◇希望の明日へ
「自分は、この一生を、妙法を流布しきって終わるのだ」「自分は一生涯、民衆の本当の味方となって、型き抜いていこう」−−。こう、まず信心の心を定めることである。そこからいっさいが開けてくる。広宣流布に、信心の覚悟の一念が定まった場合には、信心即生活の原理で、そのうえの努力はすべて、自分にとってもっとも良い方向へと回転していくに違いない。反対に、世間体のみにとらわれ、自身の弱きに負け、つねに右を見たり、左を見たりして、心が定まらない人生は、結局、何事も成せないで終わってしまう。信心根本の人生、これほど強いものはない。これほど充実した一生もない。経済や社会的地位は、信心という根本のうえの、一次元の連であるといえる。また社会の一時的な評価も同じである。うつろいやすいカゲにとらわれて、根本を見失う愚かな青年であってはならない。青年らしく、"広布こそわが人生"の決意で、自身の目標に向かって、真っすぐに驀進していってほしい。
昭63・10・29
☆名誉会長と共に 今日も広布へ No.018「陰の労苦の友に感謝を」
地道な戦いが、広宣流布の一切の勝利の源泉である。
進もう! 地道に、水の流れるごとく!
地道に徹する人が、最も偉い。勉強も、何事も、地道な人には、かなわない。
広布の活動も、折伏精神を赤々と燃やしながら、朝晩の勤行、会合や個人指導、励ましの対話に徹することだ。
為すべきことを為す。地道に繰り返していく。それが一番、偉大だ。時代の変化に右往左往してはならない。
列車も、進むべき道を外れたら大変だ。雨が降っても、何かあっても、目的地へ、同じ軌道をずっと進んでいく。それが正しい。一番強い。
誰が見ていなくとも、地道に、わが使命の持ち場で奮戦する友がいる。
「後輩のために」「未来のために」との一心で、新たな道を切り開く勇者がいる。
わが同志を守り抜き、頑張ってくれている不二の友が、全国、全世界にいる。
学会を支えてくれているのは、その人だ。そういう人の信心が本物だ。
私は、広宣流布のために陰で苦労している人を、草の根をわけても探し出し、サーチライトを当てるように激励し、感謝を捧げてきた。
『陰徳あれば陽報あり』(P1180)である。人知れぬ広布の労苦は、必ず大福徳と輝く。これを深く確信していただきたい。
今こそリーダーの本領発揮の時だ。
決して油断せず、大切な同志を、明るく温かく、讃え、労い、励ましながら、足取りも軽く勝ち進んでいけるように、皆が諸葛孔明になって、歴史に輝く名指揮を!
心一つに元気で戦おう!
2012.06.17 わが友に贈る
友との語らいが
人生を豊かにする!
さあ勇気凜々と
一歩を踏み出そう!
「声仏事を為す」
観心本尊抄 P254
『天晴れぬれば地明かなり法華を識る者は世法を得可きか』
◇希望の明日へ
夢はどこまでいっても夢である。現実はどこまでも現実である。生活は現実であるし、厳しい戦いの場である。ゆえに現実に根を掛った、真剣な努力もしないで、財産がほしい、名誉がほしいと夢ばかり迫っても、人生に成功するわけはない。信心も同じである。仏法は道理であり、道理に合わない、夢のようなことばかり願うのは信心ではない。信心即生活の確かな歩みにこそ、人生行路は大きく開かれていくのである。
昭63・6・12
☆社説 使命の大道を歩む副役職の友(2012.06.13)
「正役職と副役職とは不二の関係にある。心を合わせ、尊敬し合い、協力し合ってこそ、勝利の歯車の回転が生まれる」(「随筆 新・人間革命 1」〈輝け 地区婦人部長〉)
「正」と「副」の役職の違いはあっても、広布の最前線にあっては、使命に燃えた一人一人が「主役」である。
☆こころに響く言葉「豊かな心の泉」
趣味は豊かな心の泉である。その泉のなかより、自然にわきい出るものが尊いのである。
また、趣味は、人間性の美しい色彩でもある。
平凡のなかに、キラリと輝く人間性−−−
個々に真実の美しさ、気品があり、趣味の真髄がある。と私は思う。
人生を豊かにする!
さあ勇気凜々と
一歩を踏み出そう!
「声仏事を為す」
観心本尊抄 P254
『天晴れぬれば地明かなり法華を識る者は世法を得可きか』
◇希望の明日へ
夢はどこまでいっても夢である。現実はどこまでも現実である。生活は現実であるし、厳しい戦いの場である。ゆえに現実に根を掛った、真剣な努力もしないで、財産がほしい、名誉がほしいと夢ばかり迫っても、人生に成功するわけはない。信心も同じである。仏法は道理であり、道理に合わない、夢のようなことばかり願うのは信心ではない。信心即生活の確かな歩みにこそ、人生行路は大きく開かれていくのである。
昭63・6・12
☆社説 使命の大道を歩む副役職の友(2012.06.13)
「正役職と副役職とは不二の関係にある。心を合わせ、尊敬し合い、協力し合ってこそ、勝利の歯車の回転が生まれる」(「随筆 新・人間革命 1」〈輝け 地区婦人部長〉)
「正」と「副」の役職の違いはあっても、広布の最前線にあっては、使命に燃えた一人一人が「主役」である。
☆こころに響く言葉「豊かな心の泉」
趣味は豊かな心の泉である。その泉のなかより、自然にわきい出るものが尊いのである。
また、趣味は、人間性の美しい色彩でもある。
平凡のなかに、キラリと輝く人間性−−−
個々に真実の美しさ、気品があり、趣味の真髄がある。と私は思う。
2012年6月16日土曜日
2012.06.16 わが友に贈る
油断は大敵だ。
交通事故、火災、詐欺
ひったくりにも用心を!
皆で注意を呼びかけ
事故を未然に防げ!
四信五品抄 P342
『天子の襁褓に纒れ大竜の始めて生ずるが如し蔑如すること勿れ蔑如すること勿れ』
◇希望の明日へ
たとえ一時期、裕福そうにみえたり、力を誇るようにみえても、人生の行く末というものはわからない。結局、この人生の"最終章"をいかに総仕上げできたかがもっとも大切である。大聖人の仏法は、この人生の最終章を勝利と安穏で飾りゆく根本の方軌である。現実に信心を貫き通した人は、すばらしい安らぎと満足の人生の最終章の姿を示している。このことこそもっとも大事な視点である。
昭63・5・11
交通事故、火災、詐欺
ひったくりにも用心を!
皆で注意を呼びかけ
事故を未然に防げ!
四信五品抄 P342
『天子の襁褓に纒れ大竜の始めて生ずるが如し蔑如すること勿れ蔑如すること勿れ』
◇希望の明日へ
たとえ一時期、裕福そうにみえたり、力を誇るようにみえても、人生の行く末というものはわからない。結局、この人生の"最終章"をいかに総仕上げできたかがもっとも大切である。大聖人の仏法は、この人生の最終章を勝利と安穏で飾りゆく根本の方軌である。現実に信心を貫き通した人は、すばらしい安らぎと満足の人生の最終章の姿を示している。このことこそもっとも大事な視点である。
昭63・5・11
2012.06.15 わが友に贈る
梅雨の朝を駆ける
尊き配達員の皆様方
どうか無事故第一で!
心に使命の冠を戴く
労苦の英雄に福徳あれ!
四条金吾女房御書 P1109
『夫婦共に法華の持者なり法華経流布あるべきたねをつぐ所の玉の子出で生れん目出度覚え候ぞ』
◇希望の明日へ
ひとつの原点をもち、行動をした人の真価は、教育者にも、実践家にも通ずるし、また多次元の社会の行動にも通じていくものである。医者が医学のことしか知らないとか、政治家が政治のことしか知らないというのでは、偏頗な人生である。妙法は一切法に通じていくと説くが、現実社会のすべてに通じていくことが正しい信仰者のあり方だと思う。
昭61・8・2
☆名誉会長が指針を贈るNo.081「師子吼の題目で病魔に勝て」
『南無妙法蓮華経は師子吼の如し・いかなる病さはりをなすべきや、鬼子母神・十羅刹女・法華経の題目を持つものを守護すべしと見えたり』(経王殿御返事P1124)
〈通解〉
南無妙法蓮華経は師子吼のようなものである。どのような病が、障りをなすことができようか。鬼子母神、十羅刹女は、法華経の題目を持つものを守護すると経文に見えている。
◇同志への指針
誰人も病気との闘いは避けられない。しかし、題目の師子吼は無敵だ。わが色心から師子王の大生命力を奮い起こす究極の力である。いかなる病魔も、広宣流布に進み抜く闘士を絶対に不幸にすることなどできない。
ゆえに、題目を勇猛に唱え、全てを「変毒為薬」しながら、断固と勝ち越えていただきたい。わが宝の同志を仏天よ守りに護れと、私も祈りに祈り抜いている。
尊き配達員の皆様方
どうか無事故第一で!
心に使命の冠を戴く
労苦の英雄に福徳あれ!
四条金吾女房御書 P1109
『夫婦共に法華の持者なり法華経流布あるべきたねをつぐ所の玉の子出で生れん目出度覚え候ぞ』
◇希望の明日へ
ひとつの原点をもち、行動をした人の真価は、教育者にも、実践家にも通ずるし、また多次元の社会の行動にも通じていくものである。医者が医学のことしか知らないとか、政治家が政治のことしか知らないというのでは、偏頗な人生である。妙法は一切法に通じていくと説くが、現実社会のすべてに通じていくことが正しい信仰者のあり方だと思う。
昭61・8・2
☆名誉会長が指針を贈るNo.081「師子吼の題目で病魔に勝て」
『南無妙法蓮華経は師子吼の如し・いかなる病さはりをなすべきや、鬼子母神・十羅刹女・法華経の題目を持つものを守護すべしと見えたり』(経王殿御返事P1124)
〈通解〉
南無妙法蓮華経は師子吼のようなものである。どのような病が、障りをなすことができようか。鬼子母神、十羅刹女は、法華経の題目を持つものを守護すると経文に見えている。
◇同志への指針
誰人も病気との闘いは避けられない。しかし、題目の師子吼は無敵だ。わが色心から師子王の大生命力を奮い起こす究極の力である。いかなる病魔も、広宣流布に進み抜く闘士を絶対に不幸にすることなどできない。
ゆえに、題目を勇猛に唱え、全てを「変毒為薬」しながら、断固と勝ち越えていただきたい。わが宝の同志を仏天よ守りに護れと、私も祈りに祈り抜いている。
2012年6月14日木曜日
2012.06.14 わが友に贈る
広布の拠点を守れ!
駐車・駐輪に注意。
外では私語をつつしむ。
終了時間も厳守せよ。
家族への配慮も忘れず!
崇峻天皇御書 P1173
『中務三郎左衛門尉は主の御ためにも仏法の御ためにも世間の心ねもよかりけりよかりけりと鎌倉の人人の口にうたはれ給へ』
◇希望の明日へ
未来といい過去といっても、今を充実して生きるためにある。今の充実なくして、すべては幻と化してしまう。未来は淡い夢想に、過去は感傷の住家に−−。反対に、どんなに些細な、とるに足りないことのようにみえても、今の課題に自分を存分に燃焼し尽くすなかに、過去は生き生きと蘇り、未来は開けゆく。人生の本当の輝きは、そうした一日一日の積み重ねにより、おのずからもたらされるに違いないのである。
『主婦と生活』平5・1月号
☆高等部大会へのメッセージ
・君は無限に強く賢くなれる
明日を開く「正義の走者」である、わが愛する高等部の皆さん!。
きょうは、私も皆さんと一緒に歌い、一緒に舞い、一緒に笑い、一緒に心ゆくまで語り合う思いで、すべてを見守っています。
担当者の方々も、いつもいつも、誠にありがとうございます。
高等部は、広宣流布の夢と希望を託す、私の手作りの人材城です。ゆえに、皆さん一人一人が、私の宝です。創価の後継の柱です。人類の未来の光なのです。
今、私は、フィリピンの教育界を代表するアブエバ博士と対談を行っています。アブエバ博士は16歳の時、最愛のご両親を日本との戦争によって奪われました。あまりにも残酷な悲劇でした。しかし、博士は、その悲しみも、怒りさえも乗り越え、気高い父母が貫き通した平和を愛する崇高な心を胸に、学びに学び抜いて、世界に平和の旭日を昇らせゆくため、奮闘してこられたのです。この博士が最大に信頼し、期待を寄せてくださっているのが、創価の青年である皆さん方です。
博士は、私との対談で、こう語っておられました。
「人間の精神は、何ものにも征服されず、何ものをもはね返すことができます。精神を破壊しようとする、いかなる力にも負けることはありません」と。
皆さんの心には、断じて屈しない、そして宇宙の如く広大無辺の可能性があります。若くして妙法を持った皆さんは、一人の人間が、どれだけ強く賢く偉大になれるか、そして、どれだけ平和と正義の連帯を創り広げていけるか、この最も誇り高き「人間革命」の大道を、私のあとを継いで走り抜いていってください。
ともあれ、日蓮大聖人は、『賢者はよろこび愚者は退く』(P1091)と仰せです。
私の従藍而青の弟子である君だちよ、貴女たちよ、いかなる試練にも、へこたれず、喜び勇んで前に進め! 朗らかに学び鍛えて、悔いなき栄光の青春を勝ち飾れ! と念願し、私のメッセージといたします。私の命そのものである皆さんに、毎日、真剣に題目を送っていきます。皆、体を大切に! 親孝行を頼みます。
とくに、きょう6月10日は「婦人部の日」です。皆さんのお母さん、また学会のお母さん方に、真心込めて、感謝とお祝いの言葉をかけて差し上げてください。私と妻からも、どうか、くれぐれもよろしくお伝えください。
高等部、万歳!。
大好きな「正義の走者」を口ずさみつつ。
駐車・駐輪に注意。
外では私語をつつしむ。
終了時間も厳守せよ。
家族への配慮も忘れず!
崇峻天皇御書 P1173
『中務三郎左衛門尉は主の御ためにも仏法の御ためにも世間の心ねもよかりけりよかりけりと鎌倉の人人の口にうたはれ給へ』
◇希望の明日へ
未来といい過去といっても、今を充実して生きるためにある。今の充実なくして、すべては幻と化してしまう。未来は淡い夢想に、過去は感傷の住家に−−。反対に、どんなに些細な、とるに足りないことのようにみえても、今の課題に自分を存分に燃焼し尽くすなかに、過去は生き生きと蘇り、未来は開けゆく。人生の本当の輝きは、そうした一日一日の積み重ねにより、おのずからもたらされるに違いないのである。
『主婦と生活』平5・1月号
☆高等部大会へのメッセージ
・君は無限に強く賢くなれる
明日を開く「正義の走者」である、わが愛する高等部の皆さん!。
きょうは、私も皆さんと一緒に歌い、一緒に舞い、一緒に笑い、一緒に心ゆくまで語り合う思いで、すべてを見守っています。
担当者の方々も、いつもいつも、誠にありがとうございます。
高等部は、広宣流布の夢と希望を託す、私の手作りの人材城です。ゆえに、皆さん一人一人が、私の宝です。創価の後継の柱です。人類の未来の光なのです。
今、私は、フィリピンの教育界を代表するアブエバ博士と対談を行っています。アブエバ博士は16歳の時、最愛のご両親を日本との戦争によって奪われました。あまりにも残酷な悲劇でした。しかし、博士は、その悲しみも、怒りさえも乗り越え、気高い父母が貫き通した平和を愛する崇高な心を胸に、学びに学び抜いて、世界に平和の旭日を昇らせゆくため、奮闘してこられたのです。この博士が最大に信頼し、期待を寄せてくださっているのが、創価の青年である皆さん方です。
博士は、私との対談で、こう語っておられました。
「人間の精神は、何ものにも征服されず、何ものをもはね返すことができます。精神を破壊しようとする、いかなる力にも負けることはありません」と。
皆さんの心には、断じて屈しない、そして宇宙の如く広大無辺の可能性があります。若くして妙法を持った皆さんは、一人の人間が、どれだけ強く賢く偉大になれるか、そして、どれだけ平和と正義の連帯を創り広げていけるか、この最も誇り高き「人間革命」の大道を、私のあとを継いで走り抜いていってください。
ともあれ、日蓮大聖人は、『賢者はよろこび愚者は退く』(P1091)と仰せです。
私の従藍而青の弟子である君だちよ、貴女たちよ、いかなる試練にも、へこたれず、喜び勇んで前に進め! 朗らかに学び鍛えて、悔いなき栄光の青春を勝ち飾れ! と念願し、私のメッセージといたします。私の命そのものである皆さんに、毎日、真剣に題目を送っていきます。皆、体を大切に! 親孝行を頼みます。
とくに、きょう6月10日は「婦人部の日」です。皆さんのお母さん、また学会のお母さん方に、真心込めて、感謝とお祝いの言葉をかけて差し上げてください。私と妻からも、どうか、くれぐれもよろしくお伝えください。
高等部、万歳!。
大好きな「正義の走者」を口ずさみつつ。
2012.06.13 わが友に贈る
わが「体験」を
ありのままに語れ!
"負けない心"が
自らを奮い立たせ
同志の確信となる!
四条金吾殿御返事 P1192
『はげみをなして強盛に信力をいだし給うべし、すぎし存命不思議とおもはせ給へ、なにの兵法よりも法華経の兵法をもちひ給うべし』
◇希望の明日へ
努力というのは短い言葉だが、そのなかには勝利が含まれている。栄光が含まれている。何があろうとも、どんな環境であろうとも、たゆまず努力している姿そのものが、すでに勝利の姿といってよい。
平4・8・16
☆名誉会長と共に 今日も広布へ No.017「信心こそ若き友に贈る宝」
未来部の成長が、広宣流布である。未来部の勝利が、創価の勝利だ。
揺るぎない大建築には、堅固な土台が必要である。同様に、人生もまた、「幸福と勝利の土台」をつくらなければならない。
若い皆さんにとって、勉強も、体を鍛えることも、大事な土台づくりだ。しかし、根本の生命を鍛え、錬磨し、拡大するには、信心しかない。
題目を唱えることは、わが生命に「福運の土台」をつくることになる。福運があってこそ、全ての努力が生きるのだ。
ご飯を毎日、食べるように、日々の勤行は、心身ともに回転を促し、リズムを整える。出発のエンジンをかける。生命の充電なのである。
私たちは何のために生まれてきたのか。「人生を楽しむためだ」と仏法は教える。
どんな時代にも、深刻な苦しみがある。なかんずく、青春時代は、悩みの連続だ。
しかし、まっすぐに信心を貫いていけば、法華経に「衆生所遊楽」とある通り、「生きていること自体が楽しい」「何をやっても楽しい」という人生になる。必ず、なる。
『祈りとして叶わざるなし』の御本尊であるからだ。
日蓮大聖人は"一遍の題目にも、限りない功徳がある"と門下に教えられた。
無限の宝は、わが胸中にある。生命それ自体が、宝の集まりである。その宝を、自由自在に引き出すのが「信心」なのである。
自分だけではない。人も幸福にしていける。社会も、そして世界も、善の方向へ、平和の方向へと変えていける。
信心こそ、若き友に贈る最高の財産なのである。
ありのままに語れ!
"負けない心"が
自らを奮い立たせ
同志の確信となる!
四条金吾殿御返事 P1192
『はげみをなして強盛に信力をいだし給うべし、すぎし存命不思議とおもはせ給へ、なにの兵法よりも法華経の兵法をもちひ給うべし』
◇希望の明日へ
努力というのは短い言葉だが、そのなかには勝利が含まれている。栄光が含まれている。何があろうとも、どんな環境であろうとも、たゆまず努力している姿そのものが、すでに勝利の姿といってよい。
平4・8・16
☆名誉会長と共に 今日も広布へ No.017「信心こそ若き友に贈る宝」
未来部の成長が、広宣流布である。未来部の勝利が、創価の勝利だ。
揺るぎない大建築には、堅固な土台が必要である。同様に、人生もまた、「幸福と勝利の土台」をつくらなければならない。
若い皆さんにとって、勉強も、体を鍛えることも、大事な土台づくりだ。しかし、根本の生命を鍛え、錬磨し、拡大するには、信心しかない。
題目を唱えることは、わが生命に「福運の土台」をつくることになる。福運があってこそ、全ての努力が生きるのだ。
ご飯を毎日、食べるように、日々の勤行は、心身ともに回転を促し、リズムを整える。出発のエンジンをかける。生命の充電なのである。
私たちは何のために生まれてきたのか。「人生を楽しむためだ」と仏法は教える。
どんな時代にも、深刻な苦しみがある。なかんずく、青春時代は、悩みの連続だ。
しかし、まっすぐに信心を貫いていけば、法華経に「衆生所遊楽」とある通り、「生きていること自体が楽しい」「何をやっても楽しい」という人生になる。必ず、なる。
『祈りとして叶わざるなし』の御本尊であるからだ。
日蓮大聖人は"一遍の題目にも、限りない功徳がある"と門下に教えられた。
無限の宝は、わが胸中にある。生命それ自体が、宝の集まりである。その宝を、自由自在に引き出すのが「信心」なのである。
自分だけではない。人も幸福にしていける。社会も、そして世界も、善の方向へ、平和の方向へと変えていける。
信心こそ、若き友に贈る最高の財産なのである。
2012年6月12日火曜日
2012.06.12 わが友に贈る
健康の要諦は
「張りのある勤行・唱題」
「バランスある食生活」
「他者への献身の行動」
共に価値ある日々を!
立正安国論 P31
『汝須く一身の安堵を思わば先ず四表の静謐を祷らん者か』
◇希望の明日へ
つねに自分を磨き、発展し続けていく人を現代は求めている。変化の時代であるほど、その人が勝利者である。この磨くということ。これが、これからの時代の人間観、女性観の一つのキーワードであろう。
平3・11・8
☆台湾SGI広布50周年勝利大会へのメッセージ
心から信頼する、大好きな台湾の同志の皆様!
「台湾広布50周年」を祝賀する「勝利大会」の晴れやかな開催、誠に誠におめでとうございます。
たとえ離れていても、私の心は、いつも皆様と一緒であります。
「平和と幸福の美麗島(フォルモサ)」に集われた、皆様の明るい笑顔。
そして、後継の成長しゆく若人たちの躍動する英姿を思い浮かべながら、妻と共に、日本の地よりお題目を送り、見守っております。
1962年8月31日、台湾に初の支部組織が誕生してより50星霜。
この間、台湾の同志の皆様は、草創期の長い厳寒の冬の間も、『冬は必ず春となる』(P1253)の御金言を胸に抱き、全ての困難に耐え、また乗り越えて、今日、世界をリードする大発展の台湾SGIを築いてこられました。
日蓮大聖人は、不退の信仰を貫かれた弟子を讃えられ、『設ひこれより後に信ずる男女ありとも各各にはかへ思ふべからず』(P1088)と仰せであります。
いずこにもまして試練の多き道を切り開き、妙法の種を蒔いてこられた皆様が、どれほど尊いか。功徳は大きいか。
私は、その偉大な功労を決して忘れません。
皆様の尊貴なる「絶対勝利の人生」と「異体同心の団結」を、世界広宣流布の模範の中の模範として、私は、全世界の同志と共に、心から大喝采を送りだいのであります。
皆様は勝ちました!
大勝利、本当におめでとう!(大拍手)
恩師・戸田先生は、「臆病な人生は不幸である。勇敢な人生を生き切る人は幸福だ。勇気の人こそが、最高の勝利者である」と、厳然と叫ばれました。
勇気は「誠意」です。
勇気は「情熱」です。
勇気は「真剣」です。
どうか、皆様は、どこまでも「勇気の人」として、「信念」と「誠実」で、勝利の人生を開いていっていただきたい。
さあ、いよいよ台湾広布の本門の新時代が到来しました。
一人一人が良き市民として、人々のため、地域のために貢献しつつ、社会に仏法を基調とした平和と文化と教育の大光を送っていってください。
そして、希望の創立100周年へ向けて、一段と偉大な「台湾創価青年学会」を構築していこうではありませんか。
後継の師子であり、希望の太陽である青年部の皆さん、よろしく頼みます。
そして、これからも台湾SGIは、世界一麗しい「異体同心」の団結で、希望と歓喜あふれる大前進・大勝利をお願いします。
そしてまた、どうか一人一人が、健康長寿で所願満足の人生を送ってください。
最後に、台湾SGIに勝利あれ! 栄光あれ! 幸福あれ!──と祈り、お祝いのメッセージとさせていただきます。
「張りのある勤行・唱題」
「バランスある食生活」
「他者への献身の行動」
共に価値ある日々を!
立正安国論 P31
『汝須く一身の安堵を思わば先ず四表の静謐を祷らん者か』
◇希望の明日へ
つねに自分を磨き、発展し続けていく人を現代は求めている。変化の時代であるほど、その人が勝利者である。この磨くということ。これが、これからの時代の人間観、女性観の一つのキーワードであろう。
平3・11・8
☆台湾SGI広布50周年勝利大会へのメッセージ
心から信頼する、大好きな台湾の同志の皆様!
「台湾広布50周年」を祝賀する「勝利大会」の晴れやかな開催、誠に誠におめでとうございます。
たとえ離れていても、私の心は、いつも皆様と一緒であります。
「平和と幸福の美麗島(フォルモサ)」に集われた、皆様の明るい笑顔。
そして、後継の成長しゆく若人たちの躍動する英姿を思い浮かべながら、妻と共に、日本の地よりお題目を送り、見守っております。
1962年8月31日、台湾に初の支部組織が誕生してより50星霜。
この間、台湾の同志の皆様は、草創期の長い厳寒の冬の間も、『冬は必ず春となる』(P1253)の御金言を胸に抱き、全ての困難に耐え、また乗り越えて、今日、世界をリードする大発展の台湾SGIを築いてこられました。
日蓮大聖人は、不退の信仰を貫かれた弟子を讃えられ、『設ひこれより後に信ずる男女ありとも各各にはかへ思ふべからず』(P1088)と仰せであります。
いずこにもまして試練の多き道を切り開き、妙法の種を蒔いてこられた皆様が、どれほど尊いか。功徳は大きいか。
私は、その偉大な功労を決して忘れません。
皆様の尊貴なる「絶対勝利の人生」と「異体同心の団結」を、世界広宣流布の模範の中の模範として、私は、全世界の同志と共に、心から大喝采を送りだいのであります。
皆様は勝ちました!
大勝利、本当におめでとう!(大拍手)
恩師・戸田先生は、「臆病な人生は不幸である。勇敢な人生を生き切る人は幸福だ。勇気の人こそが、最高の勝利者である」と、厳然と叫ばれました。
勇気は「誠意」です。
勇気は「情熱」です。
勇気は「真剣」です。
どうか、皆様は、どこまでも「勇気の人」として、「信念」と「誠実」で、勝利の人生を開いていっていただきたい。
さあ、いよいよ台湾広布の本門の新時代が到来しました。
一人一人が良き市民として、人々のため、地域のために貢献しつつ、社会に仏法を基調とした平和と文化と教育の大光を送っていってください。
そして、希望の創立100周年へ向けて、一段と偉大な「台湾創価青年学会」を構築していこうではありませんか。
後継の師子であり、希望の太陽である青年部の皆さん、よろしく頼みます。
そして、これからも台湾SGIは、世界一麗しい「異体同心」の団結で、希望と歓喜あふれる大前進・大勝利をお願いします。
そしてまた、どうか一人一人が、健康長寿で所願満足の人生を送ってください。
最後に、台湾SGIに勝利あれ! 栄光あれ! 幸福あれ!──と祈り、お祝いのメッセージとさせていただきます。
2012年6月11日月曜日
2012.06.11 わが友に贈る
新聞休刊日
御義口伝巻下 P788
『始めて我心本来の仏なりと知るを即ち大歓喜と名く所謂南無妙法蓮華経は歓喜の中の大歓喜なり』
◇希望の明日へ
「もっとも難しい勝利」とは何か。それは、"自分に勝つ"こと以外にない。試験でも何でも、"自分に勝つ"という努力をしない人が勝てるわけがない。良い成績もとれるはずがない。天才、秀才といっても、努力の結晶である。すべて"自分"で決まる。自分らしく、まっしぐらに、力をつけていくことだ。"人の三倍、五倍やろう"と決めて、努力する 生ことだ。
平3・10・18
☆四国新聞特別寄稿 中国陝西省歌舞劇院高松公演に寄せて
「人生 相知るを貴ぶ」−友情こそをかけがえのない宝とした唐の大詩人・李白の言葉です。
1300年前、シルクロード最大の世界都市・長安(現在の陝西省西安市)で、この李白たちと貴き友誼を結んだのが、遣唐留学生の阿倍仲麻呂でした。19歳で海を渡り、玄宗皇帝らの信任を得て、54年間、中国の大地に不滅の足跡を残しました。
この仲麻呂を主役として、唐王朝の最高峰の舞と調べを再現するステージが、陝西省歌舞劇院の楽舞詩「長安の月」です。
「曲は口から離れず、拳は手から離れず」を合言葉に、歌と踊りのたゆまぬ鍛錬に徹し抜いている人間芸術の粋であります。
5月より民音の招へいで始まった全国公演は好評を博し、月末は高知県、愛媛県、6月1日には香川県の県都・高松市で開催されます。四国新聞社はじめ、関係者の御尽力に厚く御礼申し上げます。
日本へ帰国の途についた仲麻呂の船の遭難を聞き、李白は慟哭し、友の高潔な人格を「明月」に替えて偲びました。それほど強く美しい心の絆が、両国の一衣帯水の歴史には輝いているのです。
今年は日中国交正常化から40年。国と国の友好といっても、人と人の信頼によって築かれます。
観音寺市出身の大平正芳元首相は、当時、外務大臣として「互いの言葉に信を置き、言葉を行為によって裏書きする」との信念で、中国側との交渉に臨まれました。
国交正常化が結実した折、周恩来総理が日本側に贈った『論語』の一節「言必ず信あり。行い必ず果たす」は、まさに大平先生たちの信義を讃えるものです。
周総理に私がお会いした1ヵ月後の昭和50年1月、大平先生と「日中平和友好条約」の早期締結について語り合った時も、お二人の深い心の共鳴が伝わってきました。
のちに首相として西安市を訪れた大平先生が、力いっぱい小旗を振って歓迎してくれた少年少女の健康で明るい笑顔こそ、日中親善と世界平和の象徴なりと強調されていたことも、忘れられません。
草の根の人間外交が光る香川では、7月にも「日中交流ウィーク」が実施されると伺いました。高松空港と上海を結ぶ定期便も好調な搭乗率を続けていると、四国新聞で報道されております。
私が知る高松市の御夫妻は、長年、中国からの留学生たちを温かく迎えて、「日本のお父さん、お母さん」と慕われてきました。「一人の青年を大切にすることは百人との友好にも通じます」と、清々しく微笑んでおられます。
時の国際情勢がどうあれ、誠実な民衆の心の往来がある限り、日中の「金の橋」は盤石です。
奇しくも、香川県は陝西省と友好提携を結ばれてきました。歌舞劇院の方々も「香川公演は、わが故郷に帰る思いで最高の舞台にします」と張り切っておられます。
千古の香しい友誼の明月に思いを馳せるとともに、万代までも照らす平和友好の旭日が昇りゆく「文化の交流」「青年の交流」をと、私は願ってやみません。
2012年5月30日
御義口伝巻下 P788
『始めて我心本来の仏なりと知るを即ち大歓喜と名く所謂南無妙法蓮華経は歓喜の中の大歓喜なり』
◇希望の明日へ
「もっとも難しい勝利」とは何か。それは、"自分に勝つ"こと以外にない。試験でも何でも、"自分に勝つ"という努力をしない人が勝てるわけがない。良い成績もとれるはずがない。天才、秀才といっても、努力の結晶である。すべて"自分"で決まる。自分らしく、まっしぐらに、力をつけていくことだ。"人の三倍、五倍やろう"と決めて、努力する 生ことだ。
平3・10・18
☆四国新聞特別寄稿 中国陝西省歌舞劇院高松公演に寄せて
「人生 相知るを貴ぶ」−友情こそをかけがえのない宝とした唐の大詩人・李白の言葉です。
1300年前、シルクロード最大の世界都市・長安(現在の陝西省西安市)で、この李白たちと貴き友誼を結んだのが、遣唐留学生の阿倍仲麻呂でした。19歳で海を渡り、玄宗皇帝らの信任を得て、54年間、中国の大地に不滅の足跡を残しました。
この仲麻呂を主役として、唐王朝の最高峰の舞と調べを再現するステージが、陝西省歌舞劇院の楽舞詩「長安の月」です。
「曲は口から離れず、拳は手から離れず」を合言葉に、歌と踊りのたゆまぬ鍛錬に徹し抜いている人間芸術の粋であります。
5月より民音の招へいで始まった全国公演は好評を博し、月末は高知県、愛媛県、6月1日には香川県の県都・高松市で開催されます。四国新聞社はじめ、関係者の御尽力に厚く御礼申し上げます。
日本へ帰国の途についた仲麻呂の船の遭難を聞き、李白は慟哭し、友の高潔な人格を「明月」に替えて偲びました。それほど強く美しい心の絆が、両国の一衣帯水の歴史には輝いているのです。
今年は日中国交正常化から40年。国と国の友好といっても、人と人の信頼によって築かれます。
観音寺市出身の大平正芳元首相は、当時、外務大臣として「互いの言葉に信を置き、言葉を行為によって裏書きする」との信念で、中国側との交渉に臨まれました。
国交正常化が結実した折、周恩来総理が日本側に贈った『論語』の一節「言必ず信あり。行い必ず果たす」は、まさに大平先生たちの信義を讃えるものです。
周総理に私がお会いした1ヵ月後の昭和50年1月、大平先生と「日中平和友好条約」の早期締結について語り合った時も、お二人の深い心の共鳴が伝わってきました。
のちに首相として西安市を訪れた大平先生が、力いっぱい小旗を振って歓迎してくれた少年少女の健康で明るい笑顔こそ、日中親善と世界平和の象徴なりと強調されていたことも、忘れられません。
草の根の人間外交が光る香川では、7月にも「日中交流ウィーク」が実施されると伺いました。高松空港と上海を結ぶ定期便も好調な搭乗率を続けていると、四国新聞で報道されております。
私が知る高松市の御夫妻は、長年、中国からの留学生たちを温かく迎えて、「日本のお父さん、お母さん」と慕われてきました。「一人の青年を大切にすることは百人との友好にも通じます」と、清々しく微笑んでおられます。
時の国際情勢がどうあれ、誠実な民衆の心の往来がある限り、日中の「金の橋」は盤石です。
奇しくも、香川県は陝西省と友好提携を結ばれてきました。歌舞劇院の方々も「香川公演は、わが故郷に帰る思いで最高の舞台にします」と張り切っておられます。
千古の香しい友誼の明月に思いを馳せるとともに、万代までも照らす平和友好の旭日が昇りゆく「文化の交流」「青年の交流」をと、私は願ってやみません。
2012年5月30日
2012年6月10日日曜日
2012.06.10 わが友に贈る
心温まる
励ましの連帯を!
皆、広布の同志。
納得の対話が
力を倍加させる!
日女御前御返事 P1244
『南無妙法蓮華経とばかり唱へて仏になるべき事尤も大切なり、信心の厚薄によるべきなり仏法の根本は信を以て源とす』
◇今週のことば
座談会の勢いが
歓喜と功徳を広げる。
学会精神を満々と!
わが地区の人材城を
明るく楽しく賑やかに!
2012年06月10日
◇希望の明日へ
一生涯、学んだ人が進歩の人であり、勝利の人となる。向上の心を失ってしまえば停滞し後退し、ついには敗北の人生となってしまうであろう。
平3・9・23
☆勝利の人間学第9回 女子部は全員が幸福に
・正しい人生の軌道を
女子部は、全員が幸福になってもらいたい。
これは、戸田先生と私の、師弟一体の祈りであり、願いである。
日蓮大聖人は『法華経を信ずる人は・さいわいを万里の外よりあつむべし』(P1492)と仰せである。若くして妙法を受持した乙女が、絶対に幸せにならないわけがない。
現実は厳しい。人生は長い。だからこそ、哲学が大事だ。信心が大事だ。
青春時代の今この時に、教学という確固たる生命の羅針盤を持っならば、正しい人生の軌道を歩み、真の幸福を必ずつかんで、勝利の花を咲かせることができるのである。
・仏天が見守っている
信頼できる人、頼れる人、何でも相談できる人−−そういう人を持とう。そして、自分もそういう人になると決意するのだ。
戸田先生は「一人でもよい、心から話せる友、また、いざという時に信心を教えてもらえる人をつくりなさい」と言われた。
青春は、悩みとの戦いだ。しかし、悩みがあるから成長できる。偉大な人間になれる。
貴女の生命の中に、妙法という最高の宝がある。だから、何も恐れることはない。誰が見ていなくども御本尊が分かってくださっている。そして、仏天がいっも見守っている。
大丈夫です。安心して頑張りなさい。
・にぎやかに朗らかに
学会の未来は女子部で決まる。
一人の立派な女子部の存在は、十人、百人に匹敵する力を発揮していく。女子部が明るく伸びれば、学会も勝ち栄えていくのだ。
同世代の女性のスクラムを広げよう!
にぎやかで、朗らかで、楽しい雰囲気のところに、人は集まってくる。
自分らしく、華陽の生命を光らせながら、「これだけはやりきった」「信心の体験を積んだ」との歴史を創ってもらいたい。
(2012.6.6 創価新報)
◎根木内支部・支部活 10:30〜 今井宅
励ましの連帯を!
皆、広布の同志。
納得の対話が
力を倍加させる!
日女御前御返事 P1244
『南無妙法蓮華経とばかり唱へて仏になるべき事尤も大切なり、信心の厚薄によるべきなり仏法の根本は信を以て源とす』
◇今週のことば
座談会の勢いが
歓喜と功徳を広げる。
学会精神を満々と!
わが地区の人材城を
明るく楽しく賑やかに!
2012年06月10日
◇希望の明日へ
一生涯、学んだ人が進歩の人であり、勝利の人となる。向上の心を失ってしまえば停滞し後退し、ついには敗北の人生となってしまうであろう。
平3・9・23
☆勝利の人間学第9回 女子部は全員が幸福に
・正しい人生の軌道を
女子部は、全員が幸福になってもらいたい。
これは、戸田先生と私の、師弟一体の祈りであり、願いである。
日蓮大聖人は『法華経を信ずる人は・さいわいを万里の外よりあつむべし』(P1492)と仰せである。若くして妙法を受持した乙女が、絶対に幸せにならないわけがない。
現実は厳しい。人生は長い。だからこそ、哲学が大事だ。信心が大事だ。
青春時代の今この時に、教学という確固たる生命の羅針盤を持っならば、正しい人生の軌道を歩み、真の幸福を必ずつかんで、勝利の花を咲かせることができるのである。
・仏天が見守っている
信頼できる人、頼れる人、何でも相談できる人−−そういう人を持とう。そして、自分もそういう人になると決意するのだ。
戸田先生は「一人でもよい、心から話せる友、また、いざという時に信心を教えてもらえる人をつくりなさい」と言われた。
青春は、悩みとの戦いだ。しかし、悩みがあるから成長できる。偉大な人間になれる。
貴女の生命の中に、妙法という最高の宝がある。だから、何も恐れることはない。誰が見ていなくども御本尊が分かってくださっている。そして、仏天がいっも見守っている。
大丈夫です。安心して頑張りなさい。
・にぎやかに朗らかに
学会の未来は女子部で決まる。
一人の立派な女子部の存在は、十人、百人に匹敵する力を発揮していく。女子部が明るく伸びれば、学会も勝ち栄えていくのだ。
同世代の女性のスクラムを広げよう!
にぎやかで、朗らかで、楽しい雰囲気のところに、人は集まってくる。
自分らしく、華陽の生命を光らせながら、「これだけはやりきった」「信心の体験を積んだ」との歴史を創ってもらいたい。
(2012.6.6 創価新報)
◎根木内支部・支部活 10:30〜 今井宅
2012年6月9日土曜日
2012.06.09 わが友に贈る
さあ きょうも
太陽が昇るが如く
弾ける生命力で進もう!
一つ一つ やり切って
勝利を積み上げよ!
聖人御難事 P1190
『各各師子王の心を取り出していかに人をどすともをづる事なかれ、師子王は百獣にをぢず師子の子又かくのごとし、彼等は野干のほうるなり日蓮が一門は師子の吼るなり』
◇希望の明日へ
走らない人は、汗もかかないし、疲れもしないが、ゴールにもたどりつけない。弛まず走り、また走りゆく力強い走者だけが、人生の栄光のテープを切ることができる。また、こうした美しき"完走の人生"の姿にこそ、仏法への共感も広がっていくのである。
平3・6・25
☆名誉会長と共に 今日も広布へ No.016「大勝利の人生を歩み抜け」
いかなる広布の戦いも、永遠の歴史に輝きわたる。
立場や肩書ではない。皆、使命がある。皆、日蓮大聖人の直弟子である。皆、幸福になる権利がある。
どういう哲学、人生観を持っているかで、人間の価値は決まるのだ。
御聖訓には、『日蓮と同意ならば地涌の菩薩たらんか』(P1360)と厳然と仰せである。
大聖人と心を同じくして広宣流布へ戦う皆さんこそ、真の地涌の菩薩なのである。
堂々と胸を張って、社会に希望を送るために、人間主義の哲学を語り抜こう!
団結は力であり、団結は楽しい。団結は正しい。
どこまでも仲良く! 大目的に向かって、団結しなければ、勝利はつかめない。
そして、陰で広布を支えてくださっている人を大事にすることだ。懸命に奮闘している人を、徹して、ほめ讃えていくことである。これが、人材育成の根幹であるからだ。
大きな会合だけでは、心に入らないことがある。
自分から、友のもとへ足を運ぶ。一対一で胸襟を開いて語る。ご家庭で、じっくりと話を聞く。そういう対話は、一生、忘れないものだ。
何か声をかける。励ましを送る。心を尽くし、人を育てるのだ。本物の一人ができ上がれば、そこから学会の未来は大きく開いていける。
躍り出る新たな人材。草創の友の雄姿。それを見ることほど、うれしいことはない。
私は祈り待っている。皆、大勝利の人生を歩み抜かれんことを! 全力を挙げて、素晴らしい一日一日を生き抜いてもらいたいのだ。
◎きょうは「松戸の日」、そして「ドナルドダックの誕生日」で〜す!(^^)!
太陽が昇るが如く
弾ける生命力で進もう!
一つ一つ やり切って
勝利を積み上げよ!
聖人御難事 P1190
『各各師子王の心を取り出していかに人をどすともをづる事なかれ、師子王は百獣にをぢず師子の子又かくのごとし、彼等は野干のほうるなり日蓮が一門は師子の吼るなり』
◇希望の明日へ
走らない人は、汗もかかないし、疲れもしないが、ゴールにもたどりつけない。弛まず走り、また走りゆく力強い走者だけが、人生の栄光のテープを切ることができる。また、こうした美しき"完走の人生"の姿にこそ、仏法への共感も広がっていくのである。
平3・6・25
☆名誉会長と共に 今日も広布へ No.016「大勝利の人生を歩み抜け」
いかなる広布の戦いも、永遠の歴史に輝きわたる。
立場や肩書ではない。皆、使命がある。皆、日蓮大聖人の直弟子である。皆、幸福になる権利がある。
どういう哲学、人生観を持っているかで、人間の価値は決まるのだ。
御聖訓には、『日蓮と同意ならば地涌の菩薩たらんか』(P1360)と厳然と仰せである。
大聖人と心を同じくして広宣流布へ戦う皆さんこそ、真の地涌の菩薩なのである。
堂々と胸を張って、社会に希望を送るために、人間主義の哲学を語り抜こう!
団結は力であり、団結は楽しい。団結は正しい。
どこまでも仲良く! 大目的に向かって、団結しなければ、勝利はつかめない。
そして、陰で広布を支えてくださっている人を大事にすることだ。懸命に奮闘している人を、徹して、ほめ讃えていくことである。これが、人材育成の根幹であるからだ。
大きな会合だけでは、心に入らないことがある。
自分から、友のもとへ足を運ぶ。一対一で胸襟を開いて語る。ご家庭で、じっくりと話を聞く。そういう対話は、一生、忘れないものだ。
何か声をかける。励ましを送る。心を尽くし、人を育てるのだ。本物の一人ができ上がれば、そこから学会の未来は大きく開いていける。
躍り出る新たな人材。草創の友の雄姿。それを見ることほど、うれしいことはない。
私は祈り待っている。皆、大勝利の人生を歩み抜かれんことを! 全力を挙げて、素晴らしい一日一日を生き抜いてもらいたいのだ。
◎きょうは「松戸の日」、そして「ドナルドダックの誕生日」で〜す!(^^)!
2012年6月8日金曜日
2012.06.08 わが友に贈る
すべては
一人から始まる。
目の前の友を
励まし讃えよ!
勝利の道もここから!
諸法実相抄 P1361
『行学の二道をはげみ候べし、行学たへなば仏法はあるべからず、我もいたし人をも教化候へ、行学は信心よりをこるべく候、力あらば一文一句なりともかたらせ給うべし』
◇希望の明日へ
「発展途上人間」という言葉があるが、伸びようとしている人は美しい。人生という旅は、足を止めてしまえば、そこが終点である。生きているかぎり、より高く、より深く、広い何かを求めて、進歩していきたいものである。
『主婦と生活』平3・1月号
☆我らの勝利の大道No.74 使命の大地 平和の島
沖縄県では、「本土復帰四十周年」の記念事業が、多彩に推進されている。
その一つ「子や孫につなぐ平和のウムイ(思い)事業」の実施(本年四月〜二〇一四年三月)は、戦争を体験した父母、祖父母をもつ子や孫などが戦争体験の記録を収集し、平和を愛する「沖縄の心」を世界に発信しようという企画だと伺った。
戦争の記憶の継承、そして平和への誓いの継承−−精神の後継は、まさに未来を照らす光である。
わが創価学会にあって、その先頭に立つだのは沖縄の若人であった。青年部の反戦出版「戦争を知らない世代へ」の第一巻を飾ったのは、沖縄篇『打ち砕かれしうるま島』である。
日本各地で大きな反響を広げた「沖縄戦の絵」の展示でも、毎年、沖縄で行う「平和意識調査」でも、青年の知性と奮闘が光る。
平和のために行動を続ける沖縄の友と私の「師子王の心」は、スー(お父さん)やアンマー(お母さん)から、ワラビ(子ども)へ受け継がれている。
沖縄は、人口比の青年の割合が日本一高い。青年の天地といってよい。
青年が動けば、青年が叫べば、青年が輝けば、地域、そして社会が変わる。このモデルケースになる使命を、沖縄は担っている。
また、奄美や九州の同志と一体のスクラムで、意気軒昂な大行進も麗しい。
今から三十年前の六月、私は祈りを込めて認めた。「沖縄広布の炎」−−。
うるま島に躍動する若き君たちよ! 心清き女性たちよ! 憧れの幸福島の地涌の同志たちよ!
この「沖縄広布の炎」を赤々と燃え上がらせ、今再び、平和の旗を高く掲げ、偉大な民衆凱歌の先駆を切ってくれ給え! 広布模範の前進を断じて頼む!。
そして、晴れ晴れと勝鬨を上げ、共に歓喜と和楽のカチャーシーの舞を、楽しく踊ろうではないか!
虹かかる
大海原の
心もち
広宣流布の
沖縄築けや
一人から始まる。
目の前の友を
励まし讃えよ!
勝利の道もここから!
諸法実相抄 P1361
『行学の二道をはげみ候べし、行学たへなば仏法はあるべからず、我もいたし人をも教化候へ、行学は信心よりをこるべく候、力あらば一文一句なりともかたらせ給うべし』
◇希望の明日へ
「発展途上人間」という言葉があるが、伸びようとしている人は美しい。人生という旅は、足を止めてしまえば、そこが終点である。生きているかぎり、より高く、より深く、広い何かを求めて、進歩していきたいものである。
『主婦と生活』平3・1月号
☆我らの勝利の大道No.74 使命の大地 平和の島
沖縄県では、「本土復帰四十周年」の記念事業が、多彩に推進されている。
その一つ「子や孫につなぐ平和のウムイ(思い)事業」の実施(本年四月〜二〇一四年三月)は、戦争を体験した父母、祖父母をもつ子や孫などが戦争体験の記録を収集し、平和を愛する「沖縄の心」を世界に発信しようという企画だと伺った。
戦争の記憶の継承、そして平和への誓いの継承−−精神の後継は、まさに未来を照らす光である。
わが創価学会にあって、その先頭に立つだのは沖縄の若人であった。青年部の反戦出版「戦争を知らない世代へ」の第一巻を飾ったのは、沖縄篇『打ち砕かれしうるま島』である。
日本各地で大きな反響を広げた「沖縄戦の絵」の展示でも、毎年、沖縄で行う「平和意識調査」でも、青年の知性と奮闘が光る。
平和のために行動を続ける沖縄の友と私の「師子王の心」は、スー(お父さん)やアンマー(お母さん)から、ワラビ(子ども)へ受け継がれている。
沖縄は、人口比の青年の割合が日本一高い。青年の天地といってよい。
青年が動けば、青年が叫べば、青年が輝けば、地域、そして社会が変わる。このモデルケースになる使命を、沖縄は担っている。
また、奄美や九州の同志と一体のスクラムで、意気軒昂な大行進も麗しい。
今から三十年前の六月、私は祈りを込めて認めた。「沖縄広布の炎」−−。
うるま島に躍動する若き君たちよ! 心清き女性たちよ! 憧れの幸福島の地涌の同志たちよ!
この「沖縄広布の炎」を赤々と燃え上がらせ、今再び、平和の旗を高く掲げ、偉大な民衆凱歌の先駆を切ってくれ給え! 広布模範の前進を断じて頼む!。
そして、晴れ晴れと勝鬨を上げ、共に歓喜と和楽のカチャーシーの舞を、楽しく踊ろうではないか!
虹かかる
大海原の
心もち
広宣流布の
沖縄築けや
2012年6月7日木曜日
2012.06.07 わが友に贈る
「異体同心なれば
万事を成し」
我ら地涌の団結に
破れぬ壁はない!
法華経の兵法で勝て!
上野殿後家尼御返事 P1504
『夫れ浄土と云うも地獄と云うも外には候はずただ我等がむねの間にあり、これをさとるを仏といふこれにまよふを凡夫と云う』
◇希望の明日へ
魂を込めた仕事は永遠に朽ちない。それは、時を超えて、魂が魂を揺さぶるからである。反対に、小才や手先の器用さで作り上げたものは、どれほど見栄えよく整っていても、深い感動を与えない。見る人が見れば、すぐにわかるものだ。人生という"作品"も、また同じである。
平2・11・7
☆我らの勝利の大道No.74 使命の大地 平和の島
「宝玉(たからだま)やてぃん/磨かにぱ錆す/朝夕(あさゆ)肝磨(ちむみが)ち/浮世(うちゆ)渡ら(宝石も磨かなくては錆びてしまう。朝晩心を磨いて、世の中を生きていこう)」
このほど、県民愛唱歌に制定された「てぃんさぐぬ花」(鳳仙花)の歌詞の一節である。
いい言葉である。まさに心を鍛え、心を磨き、心を込めて生きるのだ。
私の沖縄訪問は十七回を数える。沖縄での一日は「一年分」−−私は、常にこの思いで戦ってきた。
今を逃せば、いつ、また、来られるか分からない。いつ、会えるか分からない。
一瞬一瞬が「一期一会」である。だからこそ、徹して友と会い、友と語り、友と動いた。だからこそ、思い出は、交響曲のように胸中に響いている。
万里の波濤 乗り越えて
世界に挑む 雄叫びは
沖縄健児の 大使命
那覇市に建った沖縄本部の落成式(昭和三十七年七月)では、会場に入りきれなかった友のために、私が屋上に出て指揮を執り、「沖縄健児の歌」を一緒に歌った。
私が小説『人間革命』の執筆を開始(昭和三十九年十二月二日)したのも沖縄の中心地・那覇であった。
本土復帰の日が近づく、昭和四十七年の一月、私は沖縄で二番目の宝城となるコザ会館(現・中頭文化会館)の開館式に出席した。
当時、基地の街・コザ市(現・沖縄市)では、米兵による横暴な事件に市民の怒りが沸騰し、非常に緊迫した状況が続いていた。
そこに私は訪れた。人心が揺れている時なればこそ敢然と行った。友と記念のカメラに納まった写真は、宝の一葉となっている。
翌日には、古くから「てだご(太陽の子)」の街として名高い浦添市の同志たちとも、記念撮影を行った。
会場の正面に、約二千個の真心のフラワーペーパーで「沖縄は底抜けに明るく前進します」との文字が鮮やかに浮かんでいた。この言葉の通り、沖縄の友は、民衆の連戦連勝の叙事詩を、底抜けの明るさで勝ち綴ってくれている。
昭和四十九年には、念願の八重山・宮古を訪問し、共に語り、共に歌い、共に舞いながら、皆様方と生涯忘れ得ぬ交流を結んだ。
西暦二〇〇〇年には、「戦争の世紀」といわれた二十世紀にピリオドを打ち、沖縄から「平和の世紀」へと転換しゆく希望の祭典が行われた。宜野湾市の沖縄コンベンションセンターでの「世界青年平和大文化総会」である。
あの時、出演したメンバーの多くが、青年部の中核として、壮年・婦人部の若きリーダーとして活躍してくれている。青春の誓いに生き抜く闘争ほど、尊く偉大な勝利の人生はない。
昨年末には「響け! 太陽の島から平和の歌声!」をテーマに、沖縄の"青年平和大会"が楽しく賑やかに開催された。
万事を成し」
我ら地涌の団結に
破れぬ壁はない!
法華経の兵法で勝て!
上野殿後家尼御返事 P1504
『夫れ浄土と云うも地獄と云うも外には候はずただ我等がむねの間にあり、これをさとるを仏といふこれにまよふを凡夫と云う』
◇希望の明日へ
魂を込めた仕事は永遠に朽ちない。それは、時を超えて、魂が魂を揺さぶるからである。反対に、小才や手先の器用さで作り上げたものは、どれほど見栄えよく整っていても、深い感動を与えない。見る人が見れば、すぐにわかるものだ。人生という"作品"も、また同じである。
平2・11・7
☆我らの勝利の大道No.74 使命の大地 平和の島
「宝玉(たからだま)やてぃん/磨かにぱ錆す/朝夕(あさゆ)肝磨(ちむみが)ち/浮世(うちゆ)渡ら(宝石も磨かなくては錆びてしまう。朝晩心を磨いて、世の中を生きていこう)」
このほど、県民愛唱歌に制定された「てぃんさぐぬ花」(鳳仙花)の歌詞の一節である。
いい言葉である。まさに心を鍛え、心を磨き、心を込めて生きるのだ。
私の沖縄訪問は十七回を数える。沖縄での一日は「一年分」−−私は、常にこの思いで戦ってきた。
今を逃せば、いつ、また、来られるか分からない。いつ、会えるか分からない。
一瞬一瞬が「一期一会」である。だからこそ、徹して友と会い、友と語り、友と動いた。だからこそ、思い出は、交響曲のように胸中に響いている。
万里の波濤 乗り越えて
世界に挑む 雄叫びは
沖縄健児の 大使命
那覇市に建った沖縄本部の落成式(昭和三十七年七月)では、会場に入りきれなかった友のために、私が屋上に出て指揮を執り、「沖縄健児の歌」を一緒に歌った。
私が小説『人間革命』の執筆を開始(昭和三十九年十二月二日)したのも沖縄の中心地・那覇であった。
本土復帰の日が近づく、昭和四十七年の一月、私は沖縄で二番目の宝城となるコザ会館(現・中頭文化会館)の開館式に出席した。
当時、基地の街・コザ市(現・沖縄市)では、米兵による横暴な事件に市民の怒りが沸騰し、非常に緊迫した状況が続いていた。
そこに私は訪れた。人心が揺れている時なればこそ敢然と行った。友と記念のカメラに納まった写真は、宝の一葉となっている。
翌日には、古くから「てだご(太陽の子)」の街として名高い浦添市の同志たちとも、記念撮影を行った。
会場の正面に、約二千個の真心のフラワーペーパーで「沖縄は底抜けに明るく前進します」との文字が鮮やかに浮かんでいた。この言葉の通り、沖縄の友は、民衆の連戦連勝の叙事詩を、底抜けの明るさで勝ち綴ってくれている。
昭和四十九年には、念願の八重山・宮古を訪問し、共に語り、共に歌い、共に舞いながら、皆様方と生涯忘れ得ぬ交流を結んだ。
西暦二〇〇〇年には、「戦争の世紀」といわれた二十世紀にピリオドを打ち、沖縄から「平和の世紀」へと転換しゆく希望の祭典が行われた。宜野湾市の沖縄コンベンションセンターでの「世界青年平和大文化総会」である。
あの時、出演したメンバーの多くが、青年部の中核として、壮年・婦人部の若きリーダーとして活躍してくれている。青春の誓いに生き抜く闘争ほど、尊く偉大な勝利の人生はない。
昨年末には「響け! 太陽の島から平和の歌声!」をテーマに、沖縄の"青年平和大会"が楽しく賑やかに開催された。
2012年6月6日水曜日
2012.06.06 わが友に贈る
一番苦労した人が
一番幸せになる信心!
「苦境」が新たな力を
呼び覚ます。
さあ勇気の一歩を!
二乗作仏事 P594
『師子身中の虫の自ら師子を食うが如し、外道には非ず多く我が仏法を壊りて大罪過を得ん』
◇希望の明日へ
大切なことは最後に勝つことである。今はどうであれ、その人が真の幸福者である。それまでは歯を食いしばっての、努力また努力である。
平2・7・8
☆我らの勝利の大道No.74 使命の大地 平和の島
「悲惨に打ちひしがれうとも、その人びとには、希望がある。強い人びとには、信仰がある。善の人びとには、慈悲がある」とは、南米ボリビアの大詩人タマーヨの叫びである。
このボリビアでも、沖縄出身の多くの先人たちが不屈の開拓に携わってきた。詩人の讃嘆は、沖縄に脈打つ負けじ魂と重なり合う。
どんな苦難があろうと、どんな障害があろうと、沖縄の友は絶対に屈しない。
『其の国の仏法は貴辺にまかせたてまつり候ぞ。仏種は縁に従って起る』(P1467)
この御聖訓のままに、自分自身が「希望の灯台」との決心で地域を照らし、幸福の仏縁を力強く広げてこられた。
その誠実にして勇敢、そして粘り強い「三変土田」の信心と実践が、「宝の島」「幸福の島」「平和の島」へと転換させゆく実証となったのだ。
私か対談したオーストラリア「シドニー平和財団」のリース理事長は、沖縄は「人間が平和を創造できるという"象徴の地"」と強調されていた。
理事長は、私が撮影した写真を執務室に飾ってくださっている。
写っているのは沖縄研修道場の「世界平和の碑」−−そこには、かつて米軍のミサイル発射台があった。
「発射台の上には、平和の象徴になるようなブロンズ像を建てよう!」
私はそう提案し、発射台の廃墟は、あえて残した。それは、戦争の悲惨を忘れず、永遠の平和を築きゆく決意の表明でもあった。
嬉しいことに、恩納村の沖縄研修道場に近接する敷地には、今年の秋、沖縄科学技術大学院大学が開学する。世界最高水準の研究・教育機関として、各界から大きな注目を集めている。
「恩を納める」という心ゆかしい名前を持つ天地より、新たな「創造」と「共生」の英知の光が、いやまして輝きわたることを、私たちは心から祈りたい。
沖縄の心は、青い海のように広々としている。
「イチャリバチョーデー(出会えばみな兄弟)」という言葉はあまりにも有名だが、その後に続くフレーズも、また素晴らしい。
「ヌーフィダティヌアガ(何の隔てがあろうか)」−−人と人との間には何の壁もないのだと。
琉球王国の時代、「万国津梁」の誇りを掲げ、交易と文化交流の豊かさを誇った沖縄は、当時の中国から「守礼の邦」の尊号を贈られている。
沖縄には、開かれた友情の心があり、鷹揚な寛容の心があり、さらに恩義を重んじる報恩の心がある。
「ヂムグリサン(他人の苦しみは我が苦しみ)」
この言葉も、同苦と慈愛の仏法の教えに、なんと深く共鳴することか。
海を超え、四十九もの有人島が、仲睦まじく繋がり合っているのも、「一人を大切に」という思いが奥底に光っているからであると、私は思う。
一番幸せになる信心!
「苦境」が新たな力を
呼び覚ます。
さあ勇気の一歩を!
二乗作仏事 P594
『師子身中の虫の自ら師子を食うが如し、外道には非ず多く我が仏法を壊りて大罪過を得ん』
◇希望の明日へ
大切なことは最後に勝つことである。今はどうであれ、その人が真の幸福者である。それまでは歯を食いしばっての、努力また努力である。
平2・7・8
☆我らの勝利の大道No.74 使命の大地 平和の島
「悲惨に打ちひしがれうとも、その人びとには、希望がある。強い人びとには、信仰がある。善の人びとには、慈悲がある」とは、南米ボリビアの大詩人タマーヨの叫びである。
このボリビアでも、沖縄出身の多くの先人たちが不屈の開拓に携わってきた。詩人の讃嘆は、沖縄に脈打つ負けじ魂と重なり合う。
どんな苦難があろうと、どんな障害があろうと、沖縄の友は絶対に屈しない。
『其の国の仏法は貴辺にまかせたてまつり候ぞ。仏種は縁に従って起る』(P1467)
この御聖訓のままに、自分自身が「希望の灯台」との決心で地域を照らし、幸福の仏縁を力強く広げてこられた。
その誠実にして勇敢、そして粘り強い「三変土田」の信心と実践が、「宝の島」「幸福の島」「平和の島」へと転換させゆく実証となったのだ。
私か対談したオーストラリア「シドニー平和財団」のリース理事長は、沖縄は「人間が平和を創造できるという"象徴の地"」と強調されていた。
理事長は、私が撮影した写真を執務室に飾ってくださっている。
写っているのは沖縄研修道場の「世界平和の碑」−−そこには、かつて米軍のミサイル発射台があった。
「発射台の上には、平和の象徴になるようなブロンズ像を建てよう!」
私はそう提案し、発射台の廃墟は、あえて残した。それは、戦争の悲惨を忘れず、永遠の平和を築きゆく決意の表明でもあった。
嬉しいことに、恩納村の沖縄研修道場に近接する敷地には、今年の秋、沖縄科学技術大学院大学が開学する。世界最高水準の研究・教育機関として、各界から大きな注目を集めている。
「恩を納める」という心ゆかしい名前を持つ天地より、新たな「創造」と「共生」の英知の光が、いやまして輝きわたることを、私たちは心から祈りたい。
沖縄の心は、青い海のように広々としている。
「イチャリバチョーデー(出会えばみな兄弟)」という言葉はあまりにも有名だが、その後に続くフレーズも、また素晴らしい。
「ヌーフィダティヌアガ(何の隔てがあろうか)」−−人と人との間には何の壁もないのだと。
琉球王国の時代、「万国津梁」の誇りを掲げ、交易と文化交流の豊かさを誇った沖縄は、当時の中国から「守礼の邦」の尊号を贈られている。
沖縄には、開かれた友情の心があり、鷹揚な寛容の心があり、さらに恩義を重んじる報恩の心がある。
「ヂムグリサン(他人の苦しみは我が苦しみ)」
この言葉も、同苦と慈愛の仏法の教えに、なんと深く共鳴することか。
海を超え、四十九もの有人島が、仲睦まじく繋がり合っているのも、「一人を大切に」という思いが奥底に光っているからであると、私は思う。
2012年6月5日火曜日
2012.06.05 わが友に贈る
友好の拡大こそ
仏法者の使命だ!
地域交流を大切にし
活気と希望を送ろう!
わが町の幸福責任者たれ。
檀越某御返事 P1295
『御みやづかいを法華経とをぼしめせ、「一切世間の治生産業は皆実相と相違背せず」とは此れなり』
◇希望の明日へ
いずれの立場、分野にも自身の力を発揮するチャンスは必ずある。また地道な努力の姿を、見る人は見ているものだ。人生というものは、どこでどう開けていくかわからない。いわんや強盛な信心を根本とした努力には、妙法の因果の理法は厳然である。供生神(人の行為の善悪を記し、間魔王に報告する神)が、そして何よりも御本仏が、すべてを御照覧くだきっていることは間違いないのである。
平2・6・26
☆我らの勝利の大道No.74 使命の大地 平和の島
墨田区両国の日大講堂は、私が「日中国交正常化提言」をはじめ、立正安国の祈りを込めて、幾度も社会への発信を行った殿堂である。
四十五年前の昭和四十二年には、沖縄の本土復帰を強く求めて提言した。
美しき海と豊かな文化の宝島・沖縄。残酷な戦争に蹂躙され、戦後は米国の施政権下、政治の矛盾に翻弄され続けてきた沖縄−−。
その苦悩の歴史に思いを馳せ、私は沖縄返還を叫ばずにいられなかったのだ。
民衆の苦渋と忍耐と苦闘の末に、遂に沖縄の本土復帰が実現したのは、五年後、昭和四十七年の五月十五日であった。
「沖縄よ/傷はひどく深いときいているのだが/元気になって帰って来ることだ」とは、返還の日を見ずに亡くなった沖縄出身の詩人・山之口貘氏の痛切なる願いであった。
悲願の返還より、今年で四十星霜−−。
わが胸に、沖縄の友と歩んできた平和の建設の日々が熱く蘇る。
「ようこそ 沖縄のみなさん」−−設営の同志の真心こもる巨大な横幕が千代田区の日本武道館に掲げられたのは、復帰から二週間後の五月三十日であった。
この日、沖縄の代表が遠路、参加して、本土復帰の記念の意義も込めて、本部幹部会が開催されたのだ。
席上、私は沖縄から勇み集った二十五人の同志や沖縄出身者の労苦を偲びつつ、皆の代表として、初代支部婦人部長と、病で亡くなった夫君の、あまりにも健気で尊い心を讃えた。
「沖縄の人びとを幸福にしたい、沖縄を永遠の平和の島にしたい」−−これが沖縄中を駆ける妻と見守り励ます夫が、生死を超えて共有した熱願であった。
私は、夫妻の崇高な軌跡を紹介しながら、共に広布の決意に燃えて戦う沖縄の同志にエールを贈った。
本土復帰の実現は、新たな出発なのだ。いよいよ、世界に輝く「幸福の島」の大建設が始まるのだ!と。
素晴らしき
宝の島を
つくらむと
走りし日々は
黄金の功徳と
私が返還前の沖縄への第一歩を印したのは、会長就任直後の昭和三十五年の七月十六日であった。
乱世に民衆が苦しむなか、日蓮大聖人が「立正安国論」を提出されて七百年という意義深き日である。
『汝須く一身の安堵を思わば先ず四表の静謐を(いの)らん者か』(P31)
大聖人は、この世に崩れざる平和と幸福を築くことを、根幹の祈りとされた。
蓮祖の民衆救済の御精神に照らして、私には一貫して変わらぬ信念がある。
それは「一番苦しんだところが、一番幸せになる権利がある」ということだ。
そして「一番苦労した人が、一番晴れがましく勝利することこそ、すべての人びとの希望となり、勇気となる」ということである。
妙法には、国境も障壁もない。わが沖縄の友が宿命の涙を拭って勝利しゆくことは、人類を救済する広宣流布の先駆なのだ。
到着の翌十七日、私は、那覇市内での支部結成大会に臨み、烈々と訴えた。
沖縄よ、広布先駆の息吹となりゆけ! 全学会の推進力と立ち上がれ!
夕立がさっと上がって日が差したように、日焼けした尊き友の笑顔、また笑顔が決意に弾けた。
沖縄に
勝利輝く
歴史あり
巌の如き
信念忘れず
仏法者の使命だ!
地域交流を大切にし
活気と希望を送ろう!
わが町の幸福責任者たれ。
檀越某御返事 P1295
『御みやづかいを法華経とをぼしめせ、「一切世間の治生産業は皆実相と相違背せず」とは此れなり』
◇希望の明日へ
いずれの立場、分野にも自身の力を発揮するチャンスは必ずある。また地道な努力の姿を、見る人は見ているものだ。人生というものは、どこでどう開けていくかわからない。いわんや強盛な信心を根本とした努力には、妙法の因果の理法は厳然である。供生神(人の行為の善悪を記し、間魔王に報告する神)が、そして何よりも御本仏が、すべてを御照覧くだきっていることは間違いないのである。
平2・6・26
☆我らの勝利の大道No.74 使命の大地 平和の島
墨田区両国の日大講堂は、私が「日中国交正常化提言」をはじめ、立正安国の祈りを込めて、幾度も社会への発信を行った殿堂である。
四十五年前の昭和四十二年には、沖縄の本土復帰を強く求めて提言した。
美しき海と豊かな文化の宝島・沖縄。残酷な戦争に蹂躙され、戦後は米国の施政権下、政治の矛盾に翻弄され続けてきた沖縄−−。
その苦悩の歴史に思いを馳せ、私は沖縄返還を叫ばずにいられなかったのだ。
民衆の苦渋と忍耐と苦闘の末に、遂に沖縄の本土復帰が実現したのは、五年後、昭和四十七年の五月十五日であった。
「沖縄よ/傷はひどく深いときいているのだが/元気になって帰って来ることだ」とは、返還の日を見ずに亡くなった沖縄出身の詩人・山之口貘氏の痛切なる願いであった。
悲願の返還より、今年で四十星霜−−。
わが胸に、沖縄の友と歩んできた平和の建設の日々が熱く蘇る。
「ようこそ 沖縄のみなさん」−−設営の同志の真心こもる巨大な横幕が千代田区の日本武道館に掲げられたのは、復帰から二週間後の五月三十日であった。
この日、沖縄の代表が遠路、参加して、本土復帰の記念の意義も込めて、本部幹部会が開催されたのだ。
席上、私は沖縄から勇み集った二十五人の同志や沖縄出身者の労苦を偲びつつ、皆の代表として、初代支部婦人部長と、病で亡くなった夫君の、あまりにも健気で尊い心を讃えた。
「沖縄の人びとを幸福にしたい、沖縄を永遠の平和の島にしたい」−−これが沖縄中を駆ける妻と見守り励ます夫が、生死を超えて共有した熱願であった。
私は、夫妻の崇高な軌跡を紹介しながら、共に広布の決意に燃えて戦う沖縄の同志にエールを贈った。
本土復帰の実現は、新たな出発なのだ。いよいよ、世界に輝く「幸福の島」の大建設が始まるのだ!と。
素晴らしき
宝の島を
つくらむと
走りし日々は
黄金の功徳と
私が返還前の沖縄への第一歩を印したのは、会長就任直後の昭和三十五年の七月十六日であった。
乱世に民衆が苦しむなか、日蓮大聖人が「立正安国論」を提出されて七百年という意義深き日である。
『汝須く一身の安堵を思わば先ず四表の静謐を(いの)らん者か』(P31)
大聖人は、この世に崩れざる平和と幸福を築くことを、根幹の祈りとされた。
蓮祖の民衆救済の御精神に照らして、私には一貫して変わらぬ信念がある。
それは「一番苦しんだところが、一番幸せになる権利がある」ということだ。
そして「一番苦労した人が、一番晴れがましく勝利することこそ、すべての人びとの希望となり、勇気となる」ということである。
妙法には、国境も障壁もない。わが沖縄の友が宿命の涙を拭って勝利しゆくことは、人類を救済する広宣流布の先駆なのだ。
到着の翌十七日、私は、那覇市内での支部結成大会に臨み、烈々と訴えた。
沖縄よ、広布先駆の息吹となりゆけ! 全学会の推進力と立ち上がれ!
夕立がさっと上がって日が差したように、日焼けした尊き友の笑顔、また笑顔が決意に弾けた。
沖縄に
勝利輝く
歴史あり
巌の如き
信念忘れず
2012年6月4日月曜日
2012.06.04 わが友に贈る
人生勝利の峰へ
さあ祈りから出発!
題目の人は負けない。
広宣流布の大願に
勇み燃え立て!
富木殿御書 P969
『夫れ賢人は安きに居て危きを歎き佞人は危きに居て安きを歎く』
◇今週のことば
創価の女性は
幸福の太陽なり!
その祈りは無敵。
その智慧は無限。
にぎやかに大前進を!
2012年06月04日
◇希望の明日へ
人生も、活動を止めてしまえば、理想を実現し、完成させることはできない。ともかく生きて生きて、生き抜いていく−−その中でこそ、さまざまな傷や痛みも時とともにいやされ、人間としての円満な境地も築かれていくものだ。美しい線に包まれた地球のように−−。
平1・9・15
☆我らの勝利の大道No.74 使命の大地 平和の島
勇躍し
今日も飾れや
青春塔
この五月二十二日、天空に聳え立つ「東京スカイツリ上がオープンした。
高さ六百三十四メートルの世界第一の電波塔は、信濃町のわが学会本部からも、よく見える。二十八日には、大きな美しい虹が懸かった。
また、スカイツリーの展望台からも聖教新聞社や創価世界女性会館、建設の進む創価文化センター等が見えると、タワーを擁する墨田区の友が教えてくれた。
スカイツリーのオープンの日の聖教新聞には、地元の個人会場で、私が男子部の第一部隊長の当時から、お世話になってきた功労のご一家が紹介されていた。本当に懐かしい。
記事にも出ていたが、常に温かく青年を迎えてくださっていた、下町の人情あふれるご両親に、当時、私は感謝を込めて申し上げた。
「創価学会は日本一になります。その第一歩を、このお宅から、青年が開始していきます」
墨田は、関東大震災や東京大空襲で、幾多の庶民が犠牲になった悲劇の歴史が刻まれている。
だからこそ、我ら創価の青年が、生命尊厳の仏法の旗を掲げて、この気取りのない愛すべき民衆の大地に、世界が仰ぎ見つめる、平和と安穏と栄光の金字塔を打ち立てるのだ!。
これが、すべてに「第一」をめざす我ら第一部隊の心意気であった。
澄み渡る五月の青空のもと、恩師・戸田城聖先生が第二代会長に就任されたのも、直弟子の私か第三代会長に就任したのも、墨田の地であった。我ら地涌の大前進の起点である。
スカイツリーの開業を祝賀する墨田区の「観光まちびらき」のイベントでは、十一度の日本一に輝く、わが創価ルネサンスバンカードの友が威風も堂々とパレードを行ってくれた。
汗だくになりながら渾身の名演奏を轟かせる若き楽雄たちには、沿道の区民の方々からも「素晴らしい」「日本一!」等々、賞讃の大喝采が寄せられたと伺っている。
宿縁深き墨田家族が胸を張って、わが生命の宝塔を光り輝かせゆく晴れ姿が、私には何よりも嬉しい。
さあ祈りから出発!
題目の人は負けない。
広宣流布の大願に
勇み燃え立て!
富木殿御書 P969
『夫れ賢人は安きに居て危きを歎き佞人は危きに居て安きを歎く』
◇今週のことば
創価の女性は
幸福の太陽なり!
その祈りは無敵。
その智慧は無限。
にぎやかに大前進を!
2012年06月04日
◇希望の明日へ
人生も、活動を止めてしまえば、理想を実現し、完成させることはできない。ともかく生きて生きて、生き抜いていく−−その中でこそ、さまざまな傷や痛みも時とともにいやされ、人間としての円満な境地も築かれていくものだ。美しい線に包まれた地球のように−−。
平1・9・15
☆我らの勝利の大道No.74 使命の大地 平和の島
勇躍し
今日も飾れや
青春塔
この五月二十二日、天空に聳え立つ「東京スカイツリ上がオープンした。
高さ六百三十四メートルの世界第一の電波塔は、信濃町のわが学会本部からも、よく見える。二十八日には、大きな美しい虹が懸かった。
また、スカイツリーの展望台からも聖教新聞社や創価世界女性会館、建設の進む創価文化センター等が見えると、タワーを擁する墨田区の友が教えてくれた。
スカイツリーのオープンの日の聖教新聞には、地元の個人会場で、私が男子部の第一部隊長の当時から、お世話になってきた功労のご一家が紹介されていた。本当に懐かしい。
記事にも出ていたが、常に温かく青年を迎えてくださっていた、下町の人情あふれるご両親に、当時、私は感謝を込めて申し上げた。
「創価学会は日本一になります。その第一歩を、このお宅から、青年が開始していきます」
墨田は、関東大震災や東京大空襲で、幾多の庶民が犠牲になった悲劇の歴史が刻まれている。
だからこそ、我ら創価の青年が、生命尊厳の仏法の旗を掲げて、この気取りのない愛すべき民衆の大地に、世界が仰ぎ見つめる、平和と安穏と栄光の金字塔を打ち立てるのだ!。
これが、すべてに「第一」をめざす我ら第一部隊の心意気であった。
澄み渡る五月の青空のもと、恩師・戸田城聖先生が第二代会長に就任されたのも、直弟子の私か第三代会長に就任したのも、墨田の地であった。我ら地涌の大前進の起点である。
スカイツリーの開業を祝賀する墨田区の「観光まちびらき」のイベントでは、十一度の日本一に輝く、わが創価ルネサンスバンカードの友が威風も堂々とパレードを行ってくれた。
汗だくになりながら渾身の名演奏を轟かせる若き楽雄たちには、沿道の区民の方々からも「素晴らしい」「日本一!」等々、賞讃の大喝采が寄せられたと伺っている。
宿縁深き墨田家族が胸を張って、わが生命の宝塔を光り輝かせゆく晴れ姿が、私には何よりも嬉しい。
2012年6月3日日曜日
2012.06.03 わが友に贈る
さあ今日も前進!
日々精進の信心だ。
「いよいよ」の心で
ここから、今から
行動を開始しよう!
佐渡御書 P957
『畜生の心は弱きをおどし強きをおそる当世の学者等は畜生の如し』
◇希望の明日へ
「一日一日を丁寧に生きよう」。私はつねに自らを戒め、人にもそう語ってきた。一生は変化に富み、幸福の内容は多岐にわたる。しかし、一百一日を精いっぱいに生きた人が、二十代は二十代なりに、五十代、六十代はそれなりに幸せなのではないだろうか。
『主婦と生活』平1・1月号
☆名誉会長と共に 今日も広布へ No.015「断固して築けや楽しき幸福城」
御本仏・日蓮大聖人が、新しき広布の道を開きゆく尊き皆様方を、どれほど誉め讃えておられることか。
皆様の「心の財」は、広大無辺であります。
乱世であるだけに、さまざまなご苦労も多いでしょう。
しかし、大聖人は、佐渡流罪の大難のなかでも、悠然と「私たちが住んで法華経を修行する所は、いずれの所であっても、常寂光の都となるであろう」(P1343、通解)と仰せになられました。
広宣流布の大願に進む我らの人生には、何も恐れるものはない。
学会は「日本の柱」です。
これからも何があろうと、頭を上げて胸を張り、一切を「変毒為薬」しながら、強く朗らかに、戦い抜き、そして勝ち抜いていきましよう。
これが、創価の師弟の誓いだからです。
大切な皆様方に「断固して 築けや楽しき 幸福城」と感謝の一句を捧げたい。
わが師・戸田城聖先生は語られました。
「人生に悩みがなければ、人生ではない。その悩みを永遠の幸福へとつなげていく力が、信心である。勇気をもって、すべてを堂々と勝ち進んでいきなさい」と。
何かあっても、断じて負けてはいけません。全部、永遠の幸福境涯のための試練であります。
一つ一つ、乗り越え、勝ち越え、「私は勝った!」「皆も勝った!」と叫べる歴史を、朗らかにつくつていってください。
さあ、歓喜と充実と福徳の道を大きく開きながら、共々に、仲良く、晴れ晴れと進んでいきましょう!
日々精進の信心だ。
「いよいよ」の心で
ここから、今から
行動を開始しよう!
佐渡御書 P957
『畜生の心は弱きをおどし強きをおそる当世の学者等は畜生の如し』
◇希望の明日へ
「一日一日を丁寧に生きよう」。私はつねに自らを戒め、人にもそう語ってきた。一生は変化に富み、幸福の内容は多岐にわたる。しかし、一百一日を精いっぱいに生きた人が、二十代は二十代なりに、五十代、六十代はそれなりに幸せなのではないだろうか。
『主婦と生活』平1・1月号
☆名誉会長と共に 今日も広布へ No.015「断固して築けや楽しき幸福城」
御本仏・日蓮大聖人が、新しき広布の道を開きゆく尊き皆様方を、どれほど誉め讃えておられることか。
皆様の「心の財」は、広大無辺であります。
乱世であるだけに、さまざまなご苦労も多いでしょう。
しかし、大聖人は、佐渡流罪の大難のなかでも、悠然と「私たちが住んで法華経を修行する所は、いずれの所であっても、常寂光の都となるであろう」(P1343、通解)と仰せになられました。
広宣流布の大願に進む我らの人生には、何も恐れるものはない。
学会は「日本の柱」です。
これからも何があろうと、頭を上げて胸を張り、一切を「変毒為薬」しながら、強く朗らかに、戦い抜き、そして勝ち抜いていきましよう。
これが、創価の師弟の誓いだからです。
大切な皆様方に「断固して 築けや楽しき 幸福城」と感謝の一句を捧げたい。
わが師・戸田城聖先生は語られました。
「人生に悩みがなければ、人生ではない。その悩みを永遠の幸福へとつなげていく力が、信心である。勇気をもって、すべてを堂々と勝ち進んでいきなさい」と。
何かあっても、断じて負けてはいけません。全部、永遠の幸福境涯のための試練であります。
一つ一つ、乗り越え、勝ち越え、「私は勝った!」「皆も勝った!」と叫べる歴史を、朗らかにつくつていってください。
さあ、歓喜と充実と福徳の道を大きく開きながら、共々に、仲良く、晴れ晴れと進んでいきましょう!
2012年6月2日土曜日
2012.06.02 わが友に贈る
誉れの地区部長
地区婦人部長の
尊き奮闘に感謝!
皆様の笑顔の前進が
広布の未来を開く!
撰時抄 P265
『法華経をひろむる者は日本国の一切衆生の父母なり章安大師云く「彼が為に悪を除くは即ち是れ彼が親なり」等云云、されば日蓮は当帝の父母念仏者禅衆真言師等が師範なり又主君なり』
◇希望の明日へ
何の分野であれ、"一流"への道は、甘いものではない。他の人も真剣である。ぎりぎりまで努力している。しかも、他の人と同じ程度のことをしていたのでは、成功はおぼつかない。「心血、人の千倍」−−私は、ある芸術家に、こう書いて激励しようとしたことさえある。ともあれ、"超一流"の実証とは、つねに人々が想像もつかないほどの心血を注ぎゆく、努力と鍛えの結晶以外にはありえない。
昭63・4・22
☆アメリカ創価大学 第8回卒業式へメッセージ
一、わが生命の無上の宝である、アメリカ創価大学の8期生の皆さん!
そして、大学院生の皆さん!
栄光と勝利と希望の卒業式、誠におめでとうございます。
4年前、私は8期生の皆さんの入学に際して、東洋では古来、「八」には「開く」という意義があることを紹介しました。
皆さんは、「世界市民のリーダー」の揺藍たる、このキャンパスで、本当によく学び抜いて、多様性豊かなリベラルアーツ(一般教養)教育の伝統を、さらに広々と、さらに晴れ晴れと、未来へ開いてくれました。
SUAの輝く「第2の10年」の開幕を見事に告げてくれた、わが8期生の皆さんに、私は創立者として最大の感謝を申し上げます。
送り出してくださった、ご家族の方々、支えてくださった、ご友人の方々にも、心よりお喜びを申し上げます。
また、学生たちを、わが子の如く慈しみ、育ててくださった教員・職員の方々に、厚く御礼を申し上げます。
さらに、大切な後輩たちの祝福に遠路をいとわず駆けつけてくれた卒業生の皆さん、そして新時代の建設を担う在学生の皆さん、本当にありがとう!
一、はつらつたる8期生の新出発にあたり、私はまず−−「誇り高く栄光の航路を切り開け!」と申し上げたい。
きょう、皆さんは、大好きな母校を巣立ちます。しかし、いずこに羽ばたこうとも、皆さんはアメリカ創価大学と一体です。いついかなる時も、母校は、皆さんに最大のエールを強く熱く送り続けております。
早いもので、英国の大歴史学者のトインビー博士と私が、人類の未来を展望して対談を開始してより、この5月で40年となります。
博士とベロニカ夫人も、それぞれに青春時代に学んだ母校を一生涯、大切にされていた麗しい姿が、私には、懐かしく思い起こされます。
博士との連日の対談の合間を縫って、私と妻がケンブリッジ大学に伺うと、その翌日、ベロニカ夫人は満面の笑みで迎えてくださり、「私の母校を訪問してくださったことを、心より感謝申し上げます」と言われたのであります。
トインビー博士は、パブリックスクールの母校ウィンチェスター校から「私は生涯の宝を三つもらって出た」と語っておられました(山口光朔・増田英夫共訳『回想録I』)。
一つは、教育を授けてくれた創立の原点。一つは、尊敬と賞讃に値する恩師の存在。
そして一つは、生涯の友との親密で永続的な友情であります。
ここに、トインビー博士の不挑不屈の「探究」と「創造」の大きな支えがありました。
偉大な使命の人生航路には、それだけ激しく厳しく、試練の嵐が襲いかかってくることは、必定であります。
しかし、皆さん方には、誉れの母校という母なる魂の港があります。建学の精神という確固たる羅針盤があります。そして、良き恩師と良き学友という揺るぎない心の絆があります。
どうか、いかに荒れ狂う怒濤も断固として乗り越え、栄光の未来に向かって、前人未到の航路を切り開いていつていただきたいのであります。
一、次に申し上げたいことは、「勇気凛々と人類の心を結びゆけ!」ということであります。
本日は、ご多忙のなか、偉大な文化人類学者であり、私たちのかけがえのない友人であるヌール・ヤーマン博士が卒業生を見守ってくださり、これほどの喜びはありません。
ヤーマン博士と私は、対談集『今日の世界 明日の文明』の冒頭を、博士の故郷トルコの700年前の民衆詩人エムレの詩から開始しました。
「世界は 私の生命の支えである
世界中の人びとは
私と同じ民族なのだ」と。
この詩さながらに、世界に広々と友情を結び、多様な地球民族の調和の道を示し続けてこられたのが、ヤーマン博士であられます。
博士は語っておられました。
「これからの時代は、世界の人びとが思想、文化、習慣等の差異をこえて、心を大きく開き、人類の共通の英知であるヒューマニズムの共感のネットワークを大きく広げていくべきだと思います。まさに、それは、現代のルネサンス運動、すなわち、歴史上、世界の思想、文化がその根底において育んできた多様なヒューマニズムを、尊重しあい、共有しあうグローバルな共生運動とならなければなりません」
博士と私は、人間を偏見や排他性から開放し、全人類的な思考に高める力は「教育」にあるとの点で一致いたしました。
そして、その中でも、博士が"人類の理想を実現できるかどうかの鍵をにぎる大学"と限りない期待を寄せてくださっているのが、わがアメリカ創価大学なのであります。
この全米屈指の「多様性あるリベラルアーツ大学」に学んだ皆さんこそ、人類の未来を照らす英知の旭日であります。
「山と山は相会わず、人と人は相会う」とは、博士と私が語り合ったトルコのことわざであります。
どうか、皆さんは"開かれた心"と"開かれた知性"を、伸びやかに、また誠実に発揮しながら、世界を舞台に黄金の出会いを重ねながら、人類の心を結び合わせていただきたいのであります。
一、そして最後に、「粘り強く希望の種を蒔け! 勝利の木を植えよ!」と申し上げたい。
学問も、社会も、人生も、ある意味では、苦悩との連続闘争といえるかもしれません。思うにまかせぬ逆境に立たされた時に、どうするか。勝負は、その一念で決まるといっでも過言ではないでしょう。
私と妻の忘れ得ぬ友人で、いつの日か、アメリカ創価大学に訪問することを楽しみにされていた「アフリカの環境の母」ワンガリ・マータイ博士は、ご自身の信条として、「困難の際にも、あきらめず、何かしらの行動を起こすこと。くじけそうになったら、私はまず土を掘り、木を植えます」と語られていました。
「創価」とは、あきらめない「勇気」の異名です。ゆえに「創価」とは、無限の「希望」であります。だからこそ「創価」とは、絶対の「勝利」なのであります。
どうか、苦しい時も、つらい時も、宝の友と励まし合いながら、粘り強く、希望の種を一つ一つ蒔き、勝利の木を一本一本、植えていってください。私も、愛する君たちのために、いよいよ元気で、未来への種を蒔き、木を植え続けていく決心であります。
大切な大切な、わが卒業生が、一人ももれなく輝かしい健康と幸福と勝利の人生を飾りゆかれることを、私は妻と共に祈り抜いてまいります。
一、終わりに、私が青春時代に愛読し、恩師・戸田先生と共に語り合ったルソーの『エミール』の一節を贈り、祝福のメッセージといたします。
「勇気なくして幸福はありえず、戦いなくして徳はありえない」(樋口謹一訳、『ルソー全集第7巻』)と。
わが8期生、万歳!
わが卒業生、万歳!
わが永遠の「希望の光」の君たち、万歳!
(2012.05.29 聖教新聞掲載)
地区婦人部長の
尊き奮闘に感謝!
皆様の笑顔の前進が
広布の未来を開く!
撰時抄 P265
『法華経をひろむる者は日本国の一切衆生の父母なり章安大師云く「彼が為に悪を除くは即ち是れ彼が親なり」等云云、されば日蓮は当帝の父母念仏者禅衆真言師等が師範なり又主君なり』
◇希望の明日へ
何の分野であれ、"一流"への道は、甘いものではない。他の人も真剣である。ぎりぎりまで努力している。しかも、他の人と同じ程度のことをしていたのでは、成功はおぼつかない。「心血、人の千倍」−−私は、ある芸術家に、こう書いて激励しようとしたことさえある。ともあれ、"超一流"の実証とは、つねに人々が想像もつかないほどの心血を注ぎゆく、努力と鍛えの結晶以外にはありえない。
昭63・4・22
☆アメリカ創価大学 第8回卒業式へメッセージ
一、わが生命の無上の宝である、アメリカ創価大学の8期生の皆さん!
そして、大学院生の皆さん!
栄光と勝利と希望の卒業式、誠におめでとうございます。
4年前、私は8期生の皆さんの入学に際して、東洋では古来、「八」には「開く」という意義があることを紹介しました。
皆さんは、「世界市民のリーダー」の揺藍たる、このキャンパスで、本当によく学び抜いて、多様性豊かなリベラルアーツ(一般教養)教育の伝統を、さらに広々と、さらに晴れ晴れと、未来へ開いてくれました。
SUAの輝く「第2の10年」の開幕を見事に告げてくれた、わが8期生の皆さんに、私は創立者として最大の感謝を申し上げます。
送り出してくださった、ご家族の方々、支えてくださった、ご友人の方々にも、心よりお喜びを申し上げます。
また、学生たちを、わが子の如く慈しみ、育ててくださった教員・職員の方々に、厚く御礼を申し上げます。
さらに、大切な後輩たちの祝福に遠路をいとわず駆けつけてくれた卒業生の皆さん、そして新時代の建設を担う在学生の皆さん、本当にありがとう!
一、はつらつたる8期生の新出発にあたり、私はまず−−「誇り高く栄光の航路を切り開け!」と申し上げたい。
きょう、皆さんは、大好きな母校を巣立ちます。しかし、いずこに羽ばたこうとも、皆さんはアメリカ創価大学と一体です。いついかなる時も、母校は、皆さんに最大のエールを強く熱く送り続けております。
早いもので、英国の大歴史学者のトインビー博士と私が、人類の未来を展望して対談を開始してより、この5月で40年となります。
博士とベロニカ夫人も、それぞれに青春時代に学んだ母校を一生涯、大切にされていた麗しい姿が、私には、懐かしく思い起こされます。
博士との連日の対談の合間を縫って、私と妻がケンブリッジ大学に伺うと、その翌日、ベロニカ夫人は満面の笑みで迎えてくださり、「私の母校を訪問してくださったことを、心より感謝申し上げます」と言われたのであります。
トインビー博士は、パブリックスクールの母校ウィンチェスター校から「私は生涯の宝を三つもらって出た」と語っておられました(山口光朔・増田英夫共訳『回想録I』)。
一つは、教育を授けてくれた創立の原点。一つは、尊敬と賞讃に値する恩師の存在。
そして一つは、生涯の友との親密で永続的な友情であります。
ここに、トインビー博士の不挑不屈の「探究」と「創造」の大きな支えがありました。
偉大な使命の人生航路には、それだけ激しく厳しく、試練の嵐が襲いかかってくることは、必定であります。
しかし、皆さん方には、誉れの母校という母なる魂の港があります。建学の精神という確固たる羅針盤があります。そして、良き恩師と良き学友という揺るぎない心の絆があります。
どうか、いかに荒れ狂う怒濤も断固として乗り越え、栄光の未来に向かって、前人未到の航路を切り開いていつていただきたいのであります。
一、次に申し上げたいことは、「勇気凛々と人類の心を結びゆけ!」ということであります。
本日は、ご多忙のなか、偉大な文化人類学者であり、私たちのかけがえのない友人であるヌール・ヤーマン博士が卒業生を見守ってくださり、これほどの喜びはありません。
ヤーマン博士と私は、対談集『今日の世界 明日の文明』の冒頭を、博士の故郷トルコの700年前の民衆詩人エムレの詩から開始しました。
「世界は 私の生命の支えである
世界中の人びとは
私と同じ民族なのだ」と。
この詩さながらに、世界に広々と友情を結び、多様な地球民族の調和の道を示し続けてこられたのが、ヤーマン博士であられます。
博士は語っておられました。
「これからの時代は、世界の人びとが思想、文化、習慣等の差異をこえて、心を大きく開き、人類の共通の英知であるヒューマニズムの共感のネットワークを大きく広げていくべきだと思います。まさに、それは、現代のルネサンス運動、すなわち、歴史上、世界の思想、文化がその根底において育んできた多様なヒューマニズムを、尊重しあい、共有しあうグローバルな共生運動とならなければなりません」
博士と私は、人間を偏見や排他性から開放し、全人類的な思考に高める力は「教育」にあるとの点で一致いたしました。
そして、その中でも、博士が"人類の理想を実現できるかどうかの鍵をにぎる大学"と限りない期待を寄せてくださっているのが、わがアメリカ創価大学なのであります。
この全米屈指の「多様性あるリベラルアーツ大学」に学んだ皆さんこそ、人類の未来を照らす英知の旭日であります。
「山と山は相会わず、人と人は相会う」とは、博士と私が語り合ったトルコのことわざであります。
どうか、皆さんは"開かれた心"と"開かれた知性"を、伸びやかに、また誠実に発揮しながら、世界を舞台に黄金の出会いを重ねながら、人類の心を結び合わせていただきたいのであります。
一、そして最後に、「粘り強く希望の種を蒔け! 勝利の木を植えよ!」と申し上げたい。
学問も、社会も、人生も、ある意味では、苦悩との連続闘争といえるかもしれません。思うにまかせぬ逆境に立たされた時に、どうするか。勝負は、その一念で決まるといっでも過言ではないでしょう。
私と妻の忘れ得ぬ友人で、いつの日か、アメリカ創価大学に訪問することを楽しみにされていた「アフリカの環境の母」ワンガリ・マータイ博士は、ご自身の信条として、「困難の際にも、あきらめず、何かしらの行動を起こすこと。くじけそうになったら、私はまず土を掘り、木を植えます」と語られていました。
「創価」とは、あきらめない「勇気」の異名です。ゆえに「創価」とは、無限の「希望」であります。だからこそ「創価」とは、絶対の「勝利」なのであります。
どうか、苦しい時も、つらい時も、宝の友と励まし合いながら、粘り強く、希望の種を一つ一つ蒔き、勝利の木を一本一本、植えていってください。私も、愛する君たちのために、いよいよ元気で、未来への種を蒔き、木を植え続けていく決心であります。
大切な大切な、わが卒業生が、一人ももれなく輝かしい健康と幸福と勝利の人生を飾りゆかれることを、私は妻と共に祈り抜いてまいります。
一、終わりに、私が青春時代に愛読し、恩師・戸田先生と共に語り合ったルソーの『エミール』の一節を贈り、祝福のメッセージといたします。
「勇気なくして幸福はありえず、戦いなくして徳はありえない」(樋口謹一訳、『ルソー全集第7巻』)と。
わが8期生、万歳!
わが卒業生、万歳!
わが永遠の「希望の光」の君たち、万歳!
(2012.05.29 聖教新聞掲載)
2012年6月1日金曜日
2012.06.01 わが友に贈る
躍進の6月!
偉大な使命を胸に
仏縁を大きく結べ!
広布の大舞台で
対話の劇を綴れ!
崇峻天皇御書 P1174
『蔵の財よりも身の財すぐれたり身の財より心の財第一なり、此の御文を御覧あらんよりは心の財つませ給うべし』
◇希望の明日へ
"まじめ"と"努力"に徹した人ほど強い者はない。どこまでも地道な歩みを貫いた人に、人生最終の栄冠は輝く。反対に、人の前ではいかに格好をつくろっても、堅実な努力と精進のない人には、人間としての勝利も、前進もない。表面的な華やかな世界に、偉大な人間性の開花はない。とりわけ、信心の世界は峻厳である。いかに表面は華やかに振る舞い、頑張っているように見せても、日々の信心の鍛えなき人は、必ずや悪知織に敗れ、滅んでいく。
昭63・3・12
☆平成24年6月号大白蓮華巻頭言「英知の学生部よ! 勝ち光れ」
素晴らしき
知性と情熱
漲りて
世紀の勝鬨
わが弟子見つめむ
「人間の頭脳ほど力強い存在は、宇宙のどこにもない」
これは、ロシアの宇宙開発の父ツィオルコフスキーの確信であった。
人間と生まれてきて、学ぶことができる。考えることができる。頭を使って、価値を創造していくことができる。それが、いかに素晴らしい幸運であり、チャンスであるか。
なかんずく、若く、みずみずしい頭脳を鍛えて、宇宙大の英知を冴えわたらせ、民衆の幸福のため、社会の繁栄のため、世界の平和のために探究し、行動していく青春は、あまりにも尊い。これこそ「行学の二道」に励みゆく、わが男女学生部なのである。
日蓮大聖人は、身命に及ぶ佐渡流罪の大難の中にあって、悠然と『本より学文し候し事は仏教をきはめて仏になり恩ある人をも・たすけんと思ふ』(P891)と仰せになられた。
この蓮祖の歩まれた最極の生命の正道に真つ直ぐに連なっているのが、学生部の日々の前進である。
昭和三十二年(一九五七年)の六月三十日。北海道の炭労問題、また大阪事件と、法華経に説かれる僣聖増上慢の迫害が吹き荒れる渦中に、師・戸田城聖先生は東京の麻布公会堂で学生部を結成してくださった。
この日、私は破邪顕正の戦いが続く最前線の夕張から祝電を送った。「我らの学会に学生部が誕生した」と喜んだ、北海道の友の笑顔も蘇る。
小学校を出て、丁稚奉公で働き、苦労を重ねた北海道広布の父は、やがて愛娘が女子学生部に入り、御義口伝講義の受講者となり成長していく英姿を、希望の宝とされていた。
御義口伝には、『惣じては如来とは一切衆生なり別しては日蓮の弟子檀那なり』(P752)と仰せである。
紛然と競い起こる三障四魔にも怯まず、妙法を唱え弘めてきた、無名にして無冠の父母こそが、最も尊貴な如来であり、仏である。この方々を最大に敬い、守り抜くことが、法華経の最終章に登場する普賢菩薩の誓願であり、使命なのである。
『此の法華経を閻浮提に行ずることは普賢菩薩の威神の力に依るなり』(P780)と示されている通り、創価の普賢たる学生部が学び鍛えて力をつけた分、世界広布は進むのだ。
私は十九歳で戸田先生にお会いした。先生の事業の危機を打開し、先生に第二代会長に就任していただいた時は、二十三歳である。まさに学生部の皆さんと同じ年代であった。
先生は「広布の大願に生きる生命に英知は無限に逡る。学べ!すべてを学べ!」と励ましてくださった。仏法に無駄はない。人より忙しい分、充実がある。苦労は即、栄光だ。「立正安国」の闘争の中でこそ、金剛不壊の汝自身の生命が輝くのだ。
昭和五十四年(一九七九年)の五月、神奈川文化会館に勇み集ってくれた大学会の友に、私は申し上げた。
「一人の人材には、万人を指導し、救いゆける力がある。君たちが、師の何十倍、何百倍と成長することが、大聖人が喜ばれ、人類が喜ぶ道です」
結成から五十五年──。学生部は日本中、世界中で新たな人材が躍り出ている。不思議な時が来た。
世界五大陸の大学と連帯しゆく、わが学生部よ、人類史の先頭に立つ誉れも高く、朗らかに勝ち光れ!
人生の
真髄生き抜く
崇高な
広宣流布の
価値ある日々たれ
偉大な使命を胸に
仏縁を大きく結べ!
広布の大舞台で
対話の劇を綴れ!
崇峻天皇御書 P1174
『蔵の財よりも身の財すぐれたり身の財より心の財第一なり、此の御文を御覧あらんよりは心の財つませ給うべし』
◇希望の明日へ
"まじめ"と"努力"に徹した人ほど強い者はない。どこまでも地道な歩みを貫いた人に、人生最終の栄冠は輝く。反対に、人の前ではいかに格好をつくろっても、堅実な努力と精進のない人には、人間としての勝利も、前進もない。表面的な華やかな世界に、偉大な人間性の開花はない。とりわけ、信心の世界は峻厳である。いかに表面は華やかに振る舞い、頑張っているように見せても、日々の信心の鍛えなき人は、必ずや悪知織に敗れ、滅んでいく。
昭63・3・12
☆平成24年6月号大白蓮華巻頭言「英知の学生部よ! 勝ち光れ」
素晴らしき
知性と情熱
漲りて
世紀の勝鬨
わが弟子見つめむ
「人間の頭脳ほど力強い存在は、宇宙のどこにもない」
これは、ロシアの宇宙開発の父ツィオルコフスキーの確信であった。
人間と生まれてきて、学ぶことができる。考えることができる。頭を使って、価値を創造していくことができる。それが、いかに素晴らしい幸運であり、チャンスであるか。
なかんずく、若く、みずみずしい頭脳を鍛えて、宇宙大の英知を冴えわたらせ、民衆の幸福のため、社会の繁栄のため、世界の平和のために探究し、行動していく青春は、あまりにも尊い。これこそ「行学の二道」に励みゆく、わが男女学生部なのである。
日蓮大聖人は、身命に及ぶ佐渡流罪の大難の中にあって、悠然と『本より学文し候し事は仏教をきはめて仏になり恩ある人をも・たすけんと思ふ』(P891)と仰せになられた。
この蓮祖の歩まれた最極の生命の正道に真つ直ぐに連なっているのが、学生部の日々の前進である。
昭和三十二年(一九五七年)の六月三十日。北海道の炭労問題、また大阪事件と、法華経に説かれる僣聖増上慢の迫害が吹き荒れる渦中に、師・戸田城聖先生は東京の麻布公会堂で学生部を結成してくださった。
この日、私は破邪顕正の戦いが続く最前線の夕張から祝電を送った。「我らの学会に学生部が誕生した」と喜んだ、北海道の友の笑顔も蘇る。
小学校を出て、丁稚奉公で働き、苦労を重ねた北海道広布の父は、やがて愛娘が女子学生部に入り、御義口伝講義の受講者となり成長していく英姿を、希望の宝とされていた。
御義口伝には、『惣じては如来とは一切衆生なり別しては日蓮の弟子檀那なり』(P752)と仰せである。
紛然と競い起こる三障四魔にも怯まず、妙法を唱え弘めてきた、無名にして無冠の父母こそが、最も尊貴な如来であり、仏である。この方々を最大に敬い、守り抜くことが、法華経の最終章に登場する普賢菩薩の誓願であり、使命なのである。
『此の法華経を閻浮提に行ずることは普賢菩薩の威神の力に依るなり』(P780)と示されている通り、創価の普賢たる学生部が学び鍛えて力をつけた分、世界広布は進むのだ。
私は十九歳で戸田先生にお会いした。先生の事業の危機を打開し、先生に第二代会長に就任していただいた時は、二十三歳である。まさに学生部の皆さんと同じ年代であった。
先生は「広布の大願に生きる生命に英知は無限に逡る。学べ!すべてを学べ!」と励ましてくださった。仏法に無駄はない。人より忙しい分、充実がある。苦労は即、栄光だ。「立正安国」の闘争の中でこそ、金剛不壊の汝自身の生命が輝くのだ。
昭和五十四年(一九七九年)の五月、神奈川文化会館に勇み集ってくれた大学会の友に、私は申し上げた。
「一人の人材には、万人を指導し、救いゆける力がある。君たちが、師の何十倍、何百倍と成長することが、大聖人が喜ばれ、人類が喜ぶ道です」
結成から五十五年──。学生部は日本中、世界中で新たな人材が躍り出ている。不思議な時が来た。
世界五大陸の大学と連帯しゆく、わが学生部よ、人類史の先頭に立つ誉れも高く、朗らかに勝ち光れ!
人生の
真髄生き抜く
崇高な
広宣流布の
価値ある日々たれ
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