2011年11月17日木曜日

2011.11.17 わが友に贈る

寒さ対策を万全に!
風邪をひかぬよう
手洗い・うがいなど
賢明な体調管理を。
どうか健康第一で!

二乗作仏事 P594
師子身中の虫の自ら師子を食うが如し、外道には非ず多く我が仏法を壊りて大罪過を得ん

◇希望の明日へ
仏法では、人生の目的を成仏にあると説いている。生命論的に言えば、"成"とは「開く」という意義である。自己の生命にもともと備わっているもっとも尊厳な"仏"の生命を開く−−もっとも尊極な生命、大歓喜の生命、大いなる知恵の生命を輝かしていくことが大事である。よく世間一般で、死んだ人を"成仏"したなどというが、大きな間違いである。

☆我らの勝利の大道No.63 東北は人類の希望の光(3/5)
東北の誇り高さ要衝の地・福島を舞台に、私は『新・人間革命』「福光」の章を懸命に綴ってきた。
お陰様で、そのなかで『新・人間革命』の新聞連載も、大きな節目を刻ませていただいた。読者の皆様方のご支援に心から感謝申し上げたい。<十一月三日付で通算四千七百二十六回となり、山岡荘八氏の『徳川家康』の四千七百二十五回(余話含む)を超え、日本一の連載回数となった>
連載は、新たに「共戦」の章に入る。創価の師弟が共に心を合わせ、共に戦いを起こすのだ。
無名にして偉大な同志だち、苦楽を分かち合う真正の弟子たちの大闘争を、永遠に語り継ぐための民衆の叙事詩である。
それを思えば、一回一回の執筆にも渾身の力が宿るのだ。
いかなる苦難に遭おうと、人間の無限の可能性の炎は、断じて消えない。
最も苦しんだ人が、最も幸福になる!
最も苦労した人が、最も偉大な勝利者と輝く!

これが日蓮仏法の心だ。
私か対談した、中国の「国学大師」と仰がれる饒宗頤先生が語っておられた。
「蓮華は泥中にあっても、それに染まらず、美しい花を咲かせるという『如蓮華在水』は、法華経における主要な正義であり、教育といえましょう」と。
東北のわが同志は、この仏法の本源的にして根本の法理を体現されている。
かの釈尊が「法華経」を説き顕したのは、古代インド・マガダ国の都の「東北」に位置した霊鷲山であった。そのインドから見て「東北」に位置するのが、日本である。
御書には、「法華経は東北の国に縁ふかし」(一三〇九ページ)と記されている。
この法華経に有縁の日本の東北の同志が、いかなる逆境も勝ち越えて、広宣流布の総仕上げの使命を果たしゆくことは、仏眼に照らして、必然といっても決して過言ではあるまい。
私は、ひたぶるに祈る。
仏天から最大に信頼されゆく東北よ、寿量品に説かれるままの「我此土安穏」の天地たれ!
未来永劫に希望の旭日を昇らせゆく民衆の天地よ、皆が幸福を勝ち開く「衆生所遊楽」の宝土たれ!