2011年9月25日日曜日

2011.09.25 わが友に贈る

友情は
喜びを倍にする!
時代を動かす
大きな力となる!
良き友こそ宝だ。

善無畏三蔵抄 P890
仮令強言なれども人をたすくれば実語軟語なるべし、設ひ軟語なれども人を損ずるは妄語強言なり、当世学匠等の法門は軟語実語と人人は思食したれども皆強言妄語なり、仏の本意たる法華経に背く故なるべし

◇希望の明日へ
飛行機は空気のない真空状態では飛べない。空気は飛行機の抵抗にもなる、やっかいなものである。空気の抵抗と戦いながら、飛行機は飛んでいる。その同じ空気が、じつは飛行機を浮かばせ、飛ばす力にもなるのである。人生も、仏道修行も、何の抵抗もない真空状態の中では、楽なように思えるかもしれないが、そのじつ、大空に飛翔することはできない。空気の抵抗のなか、飛行機が前へ前へと飛び続けてこそ、空気も味方し、持ち上げる力となるのである。前へ、ただ前へ−広宣流布もまた、勢いある前進を続けるかぎり、苦難をも上昇の力に変えていける。「難即安楽」「煩悩即菩提」の"即"とは、何があっても"いよいよ"と奮い立つ強盛なる信心を指すと拝される。

☆折々の指導No.012 題目の光は全宇宙を照らす(各部の友に)
永遠に、これ以上ないという無上の幸福の人生を歩んでいけるのが、この信心です。
わが身を惜しまず広布に戦った人は、皆、仏の生命と輝く。
それが、どれほど偉大な境涯であるか。
有名な御書がある。
南無妙法蓮華経と唱え、退転せずに修行して、最後の臨終の時を待ってごらんなさい。妙覚の山に走り登って、四方をキッと見るならば、なんと素晴らしいことであろうか、法界は寂光土で、瑠璃をもって地面とし、黄金の縄をもって八つの道を仕切っている』(P1386、通解)
妙覚の山の頂に到達できるのだ。見渡すかぎりの世界は、まばゆいばかりである。
周囲も燦たる光にあふれ、自分も黄金の生命となる。
そういう世界に必ず行くのだ。絶対に心配ないよ──そう日蓮大聖人は約束してくださっている。
妙法は全宇宙を動かす力だ。根源の法則である。その妙法に則って生きる時、最も幸福な生命となる。本当にすごいことである。
大聖人は『(もしも)今、霊山にまいられたならば、太陽が昇って、十方の世界を見晴らすようにうれしく』(P1480、通解)と仰せになり、温かく門下を励ましておられる。
妙法は絶対である。
生々世々、常楽我浄の光に満ちた境涯となる。
大聖人の深き御心を抱きしめて、『生も歓喜』『死も歓喜』という生命の軌道を歩んでいきたい。
我らが唱える題目の光は、全宇宙を照らす。その大いなる光は、亡くなった全ての家族も、友人も、必ず包んでいくのです

★世界創価青年大会へのメッセージ
一閻浮提の壮大な広宣流布の歴史に輝きわたる「世界創価青年大会」、誠におめでとう!
万難を排して尊き求道の研修に来日してくれた、海外の若き偉大なリーダーの皆さん方に、私は重ねて心の底から感謝します。
三世十方の仏菩薩も、皆さん方に大拍手を送っているに違いありません。その大拍手は、皆さん方の胸から一生涯、消えないでありましょう。
さらに、新時代を開拓しゆく、日本の精鋭の諸君も、本当にご苦労さまです。

きょう、私が皆さんにお願いしたいことは、一人も残らず、この信心で、不動の自分自身を創り上げ、楽しく充実した、価値ある一生を送っていただきたい。そして、永遠の常楽我浄の大生命を勝ち開いていただきたいということであります。
その深き大境涯の確立こそが、人類にとって、かけがえのない偉業であるからであります。
日蓮大聖人は、「御義口伝」に仰せになられました。
始めて我心本来の仏なりと知るを即ち大歓喜と名く所謂南無妙法蓮華経は歓喜の中の大歓喜なり』(P788)と。
何ものにも壊されない、何ものにも崩されない「歓喜の中の大歓喜」の生命を生き抜いていくための根本の智慧──これが法華経の魂であります。
皆さん方は、若くして、この金剛不壊の生命を感得していくために、仏法の絶頂の哲学である法華経を選び、信じたのであります。法華経の真髄に敵うものは、永劫にどこにもないでありましょう。
それを知り、それを学び、それを実践し、弘めていける幸福は、最高無二の人生の境涯であります。
全宇宙の中で、これほど尊く、これほど誇り高き栄光はあり得ないのであります。

大聖人は厳然と示してくださっております。
夏と秋と冬と春とのさかひには必ず相違する事あり凡夫の仏になる又かくのごとし。必ず三障四魔と申す障いできたれば賢者はよろこび愚者は退くこれなり』(P1091)
どんな試練が襲いかかってきても、皆さん方は勇気を奮い起こして、崇高な使命の人生を生き抜いてください。
若き生命をなげうって、人類の永遠の幸福と平和を建設する広宣流布のために、戦い、勝ち抜いていってください。

自他共に、滅びざる仏の生命を築きながら、このうえない「所願満足」の人生を、強く正しく朗らかに飾っていっていただきたいのであります。
皆さんの健康を、皆さんの幸福を、そして皆さんの未来永遠の勝利を祈ってやみません。
わが若き同志、万歳!
創価の青年、万歳!
世界の青年学会、万歳!