友情のスクラム万歳!
共に栄光の未来へ!
新たな人材の力で
偉大な勝利を築け!
日女御前御返事 P1244
『かかる御本尊を供養し奉り給ふ女人現在には幸をまねぎ後生には此の御本尊左右前後に立ちそひて闇に燈の如く険難の処に強力を得たるが如く彼こへまはり此へより日女御前をかこみまほり給うべきなり』
◇希望の明日へ
難が来たとき、いよいよ強盛に信心に励めば、亡き父も成仏し、三世の福徳に輝いていく。むろん、それは父にかぎらない。母をはじめ、亡くなった親族も、すべてその通りとなる。ゆえに、障魔の嵐のときこそ、一家、一族の如融の安穏、幸福を開いていく絶好のチャンスである。反対に、難のときに逃げたり、臆病になったりすれば、自身の福運のみならず、亡等父、親族の福徳をも消してしまう。これほどに、仏法は峻厳である。
☆質問010 自分が何になりたいか、わかりません
天分を生かせ! 誰でも何かの天才だ
大切なのは「限界まで努力する」習慣をつけること
人間は一生涯、自分自身の宝石を掘り出し、磨いていくべきです。学校時代にはあまりぱっとしなかった人が、社会に出てから、いろいろ経験をするうちに、今まで掘り当てていなかった自分の鉱脈を発見する例は無数にある。
だから就職は自分を発掘するための「スタート」であって、決して「ゴール」ではない。
あせる必要はない。あせらず、休まず、へこたれずに、大切な自分の一生の坂を上っていくのです。
「だれでも、何かの天才である」という言葉がある。音楽や文学やスポーツの天才だけが天才ではない。
人と話す天才、友だちをつくる天才、人を和やかにする天才、看護の天才、ジョークの天才、物を売る天才、節約の天才、時間を守る天才、忍耐の天才、地道の天才、優しさの天才、チャレンジの天才、楽観主義の天才、平和の天才、人を幸福にする天才……。
「桜梅桃李」です。桜は桜、梅は梅です。自分らしく咲けばよいのです。
自分の宝石、自分の天分が必ずある。それがわかるためには、どうすればいいか。限界まで努力するしかない。勉強でもスポーツでも何でも、限界まで全力疾走して初めて、自分の力が引き出される。
いちばん大切なことは、そうやって「限界まで努力する」習慣を身につけることなのです。
人間は一生涯、生活をしていかなければならない。生活をしていくために職業がある。これが社会であり、現実です。どのような職業を選ぶかは本人の権利であり、自由です。だからといって、たくさんの職業のなかには、それなりの学歴・力がなければ就職できない職業も多い。
家庭の事情や、自分の意志で、高校を卒業して就職する人もいるだろうし、大学を出てから就職する人もいるだろう。家の手伝いをする人もいるだろうし、官僚の道をめざしたり、技術を習得しようとする人もいる。さまざまであるし、一切、自由です。
戸田先生は、まず、自分がいる場で「なくてはならない人」になれと言われた。自分の希望と違っても、それを嘆いているのではなく、その場で第一人者になれ、と。そうすれば、次の道が開ける。そして次もまた頑張る。これを繰り返していけば、最後に必ず「好きで、得で、善の仕事」につけるのだと。
諸君には、ありとあらゆる世界で、ありとあらゆる分野で活躍してほしい。
「活躍」こそ「幸福」の異名です。自分の天分を思うぞんぶんに発揮することです。ありったけの自分を輝かせて生きるのです。それが本当に「生きる」ということです。
君たちが、それぞれの分野で「一流の人」になることが世界平和の道であり、それが「広宣流布」なのです。
(『青春対話1』から)