2011年9月11日日曜日

2011.09.11 わが友に贈る

うれしきかな!
世界広布の時に
生まれあわせた我ら。
大難をも乗り越え
師弟勝利の前進!

西山殿御返事 P1474
夫れ雪至つて白ければそむるにそめられず漆至つてくろければしろくなる事なし、此れよりうつりやすきは人の心なり、善悪にそめられ候、真言禅念仏宗等の邪悪の者にそめられぬれば必ず地獄にをつ、法華経にそめられ奉れば必ず仏になる

◇希望の明日へ
例えば、マラソンでチャンピオンの栄冠を得るためには、血のにじむような努力とともに、さまざまな障害に耐えていかねばならない。ましてやSGI(創価学会インタナショナル)の妙法流布の活動は、世界の平和と各国の繁栄、そして各人の一生成仏という永遠なる幸福のための法戦である。大小さまざまな風波があることは、当然のことであり、それを乗り越えてこそ、信心の目的を達成することができるのである。

☆随筆 我らの勝利の大道No.59 信心練磨の教学
東日本大震災で、座談会の会場であったご自宅も、家財道具も、一切合切、奪われてしまった多宝会のご婦人がおられる。
信心五十年、常に拝してきた御書も流されてしまった。しかし、「御書の二百三十四ページ」とページ数まで諳(そら)んじ、「開目抄」の一節を朗々と暗誦される。
我並びに我が弟子・諸難ありとも疑う心なくば自然に仏界にいたるべし、天の加護なき事を疑はざれ現世の安穏ならざる事をなげかざれ、我が弟子に朝夕教えしかども・疑いを・をこして皆すてけんつたなき者のならひは約束せし事を・まことの時はわするるなるべし
かつて、私が全同志へ、「共々に心肝に染めよう」と呼びかけた御金言である。その通り、ご婦人は目をつぶってでも書けるほど覚えてこられた。そして「まことの時」の今、この御文を毎日毎日、わが命に刻みながら、「縁の下の力持ち」となって、地域の方々に尽くしておられるのだ。
こういう尊き母たちこそが、大聖人から、まさしく「自然に仏界にいたるべし」と讃嘆される方々であると、私は声を大にして叫びたい。
これが、創価の民衆による、生きた教学運動の奥深さである。
九月十二日は、「開目抄」に記された通り、竜の口の法難に遭われた大聖人が「発迩顕本」された日であり、民衆仏法の太陽が昇った日だ。
この日は、わが学会の「教学部の日」である。