2011年9月14日水曜日

2011.09.14 わが友に贈る

リーダー率先こそ
組織発展の源。
「断じて私がやる」と
対話に先駆を!
勇猛果敢に挑め!

八幡宮造営事 P1105
此の七八年間が間年年に衰病をこり候いつれどもなのめにて候いつるが、今年は正月より其の気分出来して既に一期をわりになりぬべし、其の上齢既に六十にみちぬ、たとひ十に一今年はすぎ候とも一二をばいかでかすぎ候べき

◇希望の明日へ
"不軽の跡を紹継する"と言われた大聖人の御生涯は、その御言葉どおり、大難の連続であられた。そして、末法万年にわたって一切衆生を救済しゆく妙法の大道を開かれたのである。その崇高なる御精神を挿し、御遺命のままに広布に進む学会に、いわれなき非難や迫害があるのは当然である。ゆえに、どのような理不尽な攻撃を受けようとも、学会員は何とも思わない、との覚悟をもつべきである。経文に照らしてみるならば、これほどの名誉と誇りはないのである。むしろ攻撃されればされるほど、広布発展の道が大きく開かれていくことを確信し、勇んで前進していきたい。

☆随筆 我らの勝利の大道No.60 信心練磨の教学
今日もまた
 強く明るく
  生き抜かむ
 大聖人と
  共に共にと

今日も、御書を開き、御書を拝し、御書を学ぶ。
それは、御本仏であられる日蓮大聖人と常に御一緒に、この人生を歩み、戦えるということである。
大聖人は、若くして夫に先立たれ、幼子たちを育て上げてきた南条時光の母に語りかけておられる。
夫れ浄土と云うも地獄と云うも外には候はず・ただ我等がむねの間にあり、これをさとるを仏といふ・これにまよふを凡夫と云う、これをさとるは法華経なり、もししからば法華経をたもちたてまつるものは地獄即寂光とさとり候ぞ』(P1504)
最も深遠な生命哲理が、最も簡明に説かれている。ありがたい仏法である。
たとえ、いかなる地獄の苦しみの淵にあろうと、わが胸に仏の命を厳然と顕現していける。今いる現実のこの場所で、妙法を唱え抜き、断じて寂光の都を築いていくのだ。絶対に誰人たりとも、自他共に永遠に崩れざる幸福の境涯を開いていけるのだ。
そのための信心である。
そのための教学である。


☆大白蓮華 巻頭言「折伏精神で勝ち開け!」
いついつも
 優れて妙なる
  声あげて
 この世の人生
  無限にはばたけ

「深く、激しく真実を示せ」と、フランスの芸術家ロダンは言った。
「やがて友は汝のもとに来るであろう。なぜなら、一人の人にとって深く真実である事柄は、すべての人にとって真実であるからだ」というのである。その通りであろう。
真実を曇りなく見つめ、真実を臆さずに語り切れる人生は、清々しい。
日蓮大聖人は明言なされた。
真実一切衆生・色心の留難を止むる秘術は唯南無妙法蓮華経なり』(P1170)と。
人間は皆、幸福になるために生まれてきた。勝つために生まれてきた。人を幸福にするために生まれてきた。それを妨げんとする、ありとあらゆる宿命の苦悩をいかに打開していくか。ここに万人の挑戦がある。
どんな悲嘆のどん底であっても、必ず立ち上がれる。どんな絶望の暗闇であっても、絶対に打ち破れる。
この究極の幸福勝利の力たる妙法を、御本仏は、全人類に惜しみなく開き示してくださったのである。
世界が『前代未聞の大闘評』(P259)に突入しゆく、まさにその時に、仏勅の創価学会は誕生した。
「法華の折伏は、権門の理を破す」
この仏法の正統の大精神に則り、初代・牧口常三郎先生と二代・戸田城聖先生は、民衆の安穏と世界の平和を願い、臆病な邪宗門を正しながら、折伏行を開始したのである。
折伏──それは人間を不幸に陥れる生命の本源の魔性に立ち向かい、「折って伏せる」精神闘争である。正義が弱ければ、邪悪は増長する。それでは、永劫に民衆は救えない。ゆえに「師子王の心」で戦うのだ。
戸田先生は、よく言われた。
「御書に『自行化他に亘りて南無妙法蓮華経なり』(P1022)とあるのだから、本当に題目を唱えれば、折伏したくなるものだよ」と。
一言でもよい。唱題で湧現した仏の勇気の命をもって、信心の歓喜と仏法の素晴らしさを、ありのままに語っていけば、それが仏縁となる。
法華経を耳にふれぬれば是を種として必ず仏になるなり』(P552)と仰せの通り、真剣に語った分だけ、相手の心に仏の種が蒔かれる。今は信心しなくとも、発心の芽が出て、幸の花を咲かせる時は必ず来る。
たとえ無量の財宝を贈っても、その人を永遠に幸福にすることはできない。それができるのが折伏である。それをしてきたのが学会員である。
第三代の私も、若き日から折伏行に徹し抜いてきた。その一切が『今生人界の思出』(P467)である。
昭和三十年、北海道の夏季折伏を、私と心を一つに戦ってくれた青年は、卑劣な村八分にも負けなかった。病にも勝った。弘教は三百世帯を超え、卒寿を迎える今、笑顔で語る。
「私は学歴も財もありませんでした。しかし人生を、折伏で勝ち開くと師に誓ったのです。折伏のお陰で万人の幸福に尽くせました。折伏の祈りは必ず叶います」
ブラジルでは一昨年の総会で誓いを立てた一万三千人の青年が皆、折伏を達成した。誇り高き有言実行だ。
「創価の声よ、世界にもっと響け」とは、ロシアの知性の叫びである。
大仏法の真実を声高らかに語り、人類の常楽我浄の道を勝ち開こう!

晴ればれと
 世界も見つめむ
  折伏王
 三世の果てまで
  功徳は確かと