"日蓮が慈悲曠大ならば
未来までもながるべし"
立正安国を成し遂げゆく
大確信と大情熱で
希望の哲学を広げよう!
(新261・全329)
唱法華題目抄 P1
『かりそめにも法華経を信じて聊も謗を生ぜざらん人は余の悪にひかれて悪道に堕つべしとはおぼえず、但し悪知識と申してわづかに権教を知れる人智者の由をして法華経を我等が機に叶い難き由を和げ申さんを誠と思いて法華経を随喜せし心を打ち捨て余教へうつりはてて一生さて法華経へ帰り入らざらん人は悪道に堕つべき事も有りなん』
【通解】
法華経を信じていささかも謗法を起こさない人は、謗法以外の悪があったとしても、その悪が原因となって悪道に堕ちるとは思われない。
ただし、悪知識といって、すこしばかり権教を知っている人が、智者らしく見せて、
法華経が末法われわれの機根にあわないという主張を和らげてのべているのを真実であると思い、今までに法華経を随喜していた心を捨て、
法華経以外の教えに移ってしまい、一生そのまま法華経に帰ってこない人は、悪道に堕ちることもあるだろう。
名字の言 絵本「ぐりとぐら」に込められた思い 2022年5月19日
児童文学作家の中川李枝子氏は保育士2年目の時、一つの物語を書いた。主人公は双子の野ネズミ。大きな卵でカステラを作って動物たちと一緒に食べる内容にした。世界10カ国語に翻訳されている絵本『ぐりとぐら』である▼"園児たちを喜ばせたい"との思いから、氏は『ぐりとぐら』を書いた。保育士から作家に転身し、執筆を続けたのも、「目の前にいる子どもたちと幸せな時間をもちたいと思って」。縁する人を大切にしたいという心が、多くの人を魅了する作品を生む原動力だった▼ある80歳の女性部員の日課は、玄関前の花に水やりをすること。10年以上前のある日、水やりをしていると、寂しそうに肩を落とす女性を見掛けた。声を掛けると、「母が亡くなって……」と言葉を詰まらせた。以来、彼女は折々に、その女性を励まし続けた▼昨年、女性は夫を亡くし、独り身になった。この時も、彼女は寄り添った。10年以上も変わらぬ温かな真心に、今年の3月、女性は入会。2人は今、親子のように仲良く、学会活動に挑戦する▼御書に「『喜』とは、自他共に喜ぶことなり」(新1061・全761)と。他者に尽くす喜び、社会に貢献する誉れ——そのことを深く知る人は幸福である。
寸鉄 2022年5月19日
「創価学会常住御本尊」記念日。師弟の大願に生きる誓い新たに共に前進
熊本の日。火の国の難攻不落の人材城は厳たり。民衆凱歌の先駆の拡大を
庶民が強くなるとは学会が強くなる事—戸田先生 勝利の劇をわが地区から
「百人千人なれども、一つ心なれば、必ず事を成ず」御書。団結こそ飛躍の要(新2054・全1463)
特殊詐欺の始まりは固定電話が大半と。留守電の活用等が有効。賢く撃退
☆御書と未来へ 第17回 語った分だけ功徳が広がる
〈御文〉
『この娑婆世界は耳根得道の国なり。以前に申すごとく、「当に知るべし、身土」云々。一切衆生の身に百界千如・三千世間を納むる謂れを明かすが故に、これを耳に触るる一切衆生は功徳を得る衆生なり。』〈一念三千法門、新363・全415〉
〈通解〉
この娑婆世界
は耳根得道の国である。以前に述べたように「当に知るべし、身土は一念の三千なり」等とある。一切衆生の身に百界千如・三千世間を納める理由を明かすがゆえに、妙法蓮華経を耳に触れる一切衆生は功徳を得る衆生である。
〈池田先生が贈る指針〉
我らの地球は、妙法に触れることで成仏できる世界である。ゆえに声が心を動かし、声が社会を変えるのだ。
祈りを込めた対話が、友の心田に仏種を蒔く。語った分だけ功徳が広がり、一念三千の法理の上から国土に平和と安穏が築かれる。全て尊い仏縁となる。誓願の題目を響かせ、立正安国の語らいを勇気凜々と!
☆5・8「常勝埼玉師弟の日」15周年 池田先生のスピーチから �=完
「破邪顕正」といっても、あくまで「破邪」が先である。まず悪と戦い、悪を打ち破るのだ。それでこそ「顕正」がある。悪を倒してこそ、初めて正義を明らかにし、宣揚することができるのである。
◇
戸田先生は晩年、繰り返し、"第三代を中心に団結せよ"と語ってくださっていた。
「第三代は、第二代よりも、もっと大きな仕事をするよ。いいかい。みんなで、第三代を大事にするんだぞ!」と。これは当時の最高幹部がよく知っていることである。
この戸田先生の遺言のままに、第三代の推戴に、真っ先に立ち上がり、声を上げたのが、埼玉青年部であった。
◇
団結は美しい。団結は楽しい。そして団結こそ力だ。「異体同心」こそ、絶対勝利の法則である。「鉄桶の埼玉」の団結は、今や世界中に轟いている。「異体同心なればかちぬ」(全1463・新2054)である。
「鉄桶の埼玉」が勝ち抜いていくことが、仏法の御聖訓の証明なのである。
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民衆と共に! 民衆のために!
この原点を忘れてしまえば、もはや指導者の資格はない。
リーダーは、皆の意見をよく聞いていただきたい。そして、皆から好かれる存在であってもらいたい。
人の心がわからない。わがまま。そんな人間が指導者だったら、皆、どれほど嫌な思いをすることか。道理に合わないことで叱られ、文句を言われる——それでは、何のための組織かわからない。
皆さんは、本当の人間性が輝く、慈愛のリーダーであってもらいたい。そして、異体同心で進んでいただきたい。
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わが埼玉は、広布発展の原動力である。創価学会の前進にとって、そしてまた、日本全体の前進にとって、どれほど大事な天地であるか。
埼玉の勝利が、全首都圏の勝利であり、全学会の勝利である。