2022年3月13日日曜日

2022.03.13 わが友に贈る

◇今週のことば
「修行のふかきは
いよいよあおきがごとし」
従藍而青の青年と
「3・16」の誓いの出発だ。
仏縁拡大の座談会から!
(新1834・全1505)
2022年3月13日

百六箇抄 P856
『法自ら弘まらず人法を弘むる故に人法ともに尊し』

【通解】
法が自然と弘まっていくことはない。人が法を弘めていく故に、人も法もともに尊いのである。

名字の言 アグネス・チャンさんが歌い続ける理由 2022年3月13日
「全宇宙の/あらゆる宝よりも/尊いものがある。/それは/私たちの生命である」。池田先生が詠んだ長編詩「平和を! 平和を! そこに幸福が生まれる」の一節だ▼先日、行われたある支部の家族総会では、この長編詩を朗読。詩から作られたアグネス・チャンさんの歌「そこには 幸せが もう生まれているから」を、参加者が即席で練習した手話で"合唱"した▼感染予防のため、声は出さずに。「それでも、一人一人の今の気持ちを、歌を通して皆で分かち合いたいと思って」と支部長。コロナ禍での日々を思い返して涙ぐむ女性、真剣な表情で手を動かす壮年……。"合唱"には、世界の平和とコロナ禍の一日も早い終息を願う心があふれていた▼アグネスさんは今年、日本デビュー50周年。今もステージに立つ思いをこう語っている。「海も国境も、人の憎しみをも超えて、歌は人の心の中に入って、心をつなぐことができると信じています。だからこそ、私はこの"平和の歌"を命を懸けて残していきたい」▼「歌う」の語源の一つに「訴う」とある。心から心へ、自らの思いを訴える——私たちは、目の前の一人と心をつなぐ語らいに挑みたい。そこに、世界平和の種がまかれると信じて。

寸鉄 2022年3月13日
地域に尽くす創価の青年の志が今の社会に必要—ブラジル元大臣。頼もしき人材群
東京・品川「広布誓願の日」。源流の地から励ましの春光を!幸の陣列拡大
「各各、師子王の心を取り出だして」御書。勇敢に正義を語れば必ず響く!(新1620・全1190)
14歳〜18歳の大麻摘発が最多と。命の破壊の"入り口"に。危険性の周知急務
低接種率は変異株を招くリスクと。途上国支援、国際枠組みCOVAXを通じ着実に

第8回本部幹部会の配信開始
第8回本部幹部会・第2回青年部幹部会の全国配信が、SOKAチャンネルVOD(ビデオ・オン・デマンド)で、3/12午前9時から始まる。
会館や個人会場(配信の会場と時間等は各県・区で決定)に加え、「モバイルSTB」でも視聴可能(インターネットを通してダウンロードが必要)。「SOKAnet会員サポート」での配信期間は、3/12午後4時から15日(火)まで。こちら(https://www.sokanet.jp/recommend/honkan202203/)からアクセス可能
◇SOKAチャンネルVOD スピーチ番組が追加
また、SOKAチャンネルVODに、池田先生のスピーチを収録した番組「青年の成長が広布と未来を開く」(8分、番組コード=AG12)が加わった。第8回本部幹部会で上映されたもの。
※VODが利用できる会館等や「モバイルSTB」で視聴可能。「モバイルSTB」で視聴する際は、インターネットを通してダウンロードが必要です。「SOKAnet会員サポート」では、VODの同番組は視聴できません。

☆みんなで学ぶ教学 第26回 令法久住
◇後継の青年は希望の存在
仏法を未来にわたって弘めていくためには、持ち伝える後継の存在が不可欠となります。今回の「みんなで学ぶ教学」は、「令法久住」がテーマです。3・16「広宣流布記念の日」を目指し、仏法対話に挑戦する新入会者のカツヤくんに、多くの同志から応援が届きました。ユタカ支部長も激励に訪れたようです。

ユタカ 頑張っているね!
友人に真心が伝わるように、私もしっかりと祈っているよ。

カツヤ ありがとうございます。男子部や地区の皆さんから、メールやSNS、電話などで、とても多くの応援や励ましの声をいただいて、びっくりしています。

ユタカ 後継の青年が、「3・16」を目指して仏法対話に挑戦しているんだから、皆で応援するのは当然だよ。

カツヤ 皆さんの激励に、胸が熱くなりました。そういえば、創価学会では青年をとても大切にしていますよね。

ユタカ もちろんだよ! 青年は、一人一人が「令法久住」を担い立つ、大切な人材だからね。

カツヤ 「令法久住」ですか? 初めて聞きました。

ユタカ そうかもしれないね。
法華経の見宝塔品第11に記されている文で、「法をして久しく住せしめん」と読むんだ。未来永遠にわたって、妙法が伝え弘められていくようにすることなんだよ。

カツヤ 未来永遠にですか……。
壮大な話ですね。

ユタカ いくら仏法が偉大であっても、それを受け継いで、弘めていく後継の人がいなければ、"仏の願い"である「令法久住」は、途絶えてしまうんだ。
日蓮大聖人は門下に「あなたのことは、絶えず法華経、釈迦仏、日天子に祈っている。それは、あなたが法華経の命を継ぐ人だと思うからである」(新1590・全1169、通解)とつづられているんだ。大聖人も、末法の広布を継ぐ門下を大切にされていたんだよ。

ユタカ 創価の三代の師弟は、"仏の願い"を受け継ぎ、世界の平和のため、人々の幸福のために、「令法久住」の道を開いてきたんだ。
私も、青年時代に「3・16」を目指して、全力で学会活動に挑んだよ。その中で立てた"後継の誓い"のままに、今も走り抜いているんだ。

カツヤ ユタカ支部長の、広布に懸ける情熱の源泉は、青年時代の誓いと学会活動にあったのですね。感動しました。

ユタカ 池田先生は「世界の未来は、君たちに託すしかない。皆さんは、大切な使命の人です」と、青年への期待を繰り返しつづられている。
カツヤくんたち青年は、後継のバトンを受け継ぐ希望の存在なんだよ。

カツヤ 後継のバトンを……。なんだか燃えてきました。さらなる決意で、信心根本に成長していきます!

ユタカ これからも、皆で応援しているからね! 私も"青年の心"で、友人に仏法の素晴らしさを伝えていくよ。

☆質問BOX 創価学会は、なぜ記念日を大切にするのでしょうか?
創価学会の記念日には、師弟不二の歴史が刻まれているからです。一つ一つの記念日を大切にし、学んでいけば、三代会長の精神に触れ、自身の信心の糧とすることもできるのです。
そのために、記念日を"節目"として、広布の目標を立てて挑んでいくことは、学会の伝統となっています。3・16「広宣流布記念の日」から4・2「第2代会長戸田城聖先生命日」、そして、5・3「創価学会の日」へ——。自身に打ち勝つたびに勢いを増す"人間革命のリズム"によって、どこまでも成長していくことができるのです。
池田先生は「大事なことは、その淵源に立ち返り、歴史と精神を子々孫々にまで伝え、毎年、新しい決意で出発していくことです」とつづっています。記念日は、"学会精神に立ち返る日"でもあり、決意新たに"出発する日"でもあるのです。