2021年4月27日火曜日

2021.04.27 わが友に贈る

「まことの信心」は
逆境の時こそ試される。
強盛な祈りを根本に
価値を創造しゆく
「負けじ魂」の人たれ!

減劫御書 P1466
『智者とは世間の法より外に仏法を行(おこなわ)ず、世間の治世の法を能く能く心へて候を智者とは申すなり』

【通解】
智者は、世間の法と別のところに仏法を行ずることはない。世間の治世の法を十分に心得ている人を、智者というのである。

名字の言 著名な音響設計家が重視する「一体感」 2021年4月27日
東京・赤坂のサントリーホールは「世界のなかで最も有名なコンサートホールの一つ」と評される。ステージの周囲360度を客席が囲む、ヴィンヤード(ぶどう畑)型のホールである▼同ホールの音響を設計したのは、豊田泰久氏。アメリカのウォルト・ディズニー・コンサートホールなどを手掛けた著名な音響設計家だ▼氏が設計で重視するのは「一体感」。例えば、ドイツのエルプフィルハーモニー・ハンブルクは、舞台と客席の距離が30メートル以内になるように設計されている。氏は、ホールの音がクリアに鳴るかどうかは「奏者の顔が見えるか、という視覚と結びついています」と語る。「見えることは、聞こえることにつながる」と(石合力著『響きをみがく』朝日新聞出版)▼目と耳で聞く——人との対話も同じことが言える。ふとした表情やしぐさが語る"声"に耳を傾け、その奥にある思いをくみ取る。そうすれば、ただ話を聞くよりも、心の距離はぐっと縮まる▼「書は言を尽さず言は心を尽さず事事見参の時を期せん」(御書1012ページ)。長引くコロナ禍で会うことが難しい場面も多いが、ビデオ通話など、顔を合わせる工夫はできる。真剣な祈りで知恵を湧き立たせ、"心の一体感"を広げよう。

寸鉄 2021年4月27日
「ほむれば弥功徳まさる」御書。互いに体験を語れ。広布に進む歓喜は伝播す
「GW」の目標を明確に。聡明に友情を結び広げる絶好機。電話・OLも活用
右往左往するな—恩師。できる事から全精魂を。"未来までの物語"綴ろう
コロナ禍で人との繋がりをより重視—7割が回答励ましの連帯の真価発揮
睡眠6時間以下は認知症の危険増。積み重ねが鍵。"まだ若い"との油断排し

☆第3回本部幹部会・婦人部希望総会 永石婦人部長の話
◇新たな歴史を開く前進!
一、5・3「創価学会の日」記念本部幹部会、婦人部結成70周年記念「希望総会」の開催、大変におめでとうございます。
池田先生・奥さまのもと、希望あふれる「女性部」発足の発表に、感動と感謝でいっぱいです。本当にありがとうございます(拍手)。
5・3「創価学会母の日」から婦人部が、11・18「創価学会創立記念日」には、女子部も共に「女性部」となる。これ以上の喜びはありません。
結成より70年。池田先生は、誰よりも婦人部、女子部を大切にし、幸福を祈り、育んでくださいました。一人一人に送ってくださった励ましの数は計り知れず、感謝は尽きません。
ある時は、現実の苦闘の中にある婦人部に、「一番、大変な時が、一番、深く戦える。その時に、永遠の大福運を積めるのです」と希望の励ましを。ある時は、青春を懸けて皆の幸福に尽くす女子部をたたえ、"皆で女子部を大切にし、尊敬していく伝統をつくろう"と呼び掛けられました。
そして、共に行動し、共に成長する"婦女一体"の前進を喜んでくださり、次のようにご指導くださいました。
"ある時は、母娘のごとく、ある時は、姉妹のごとく、大事なことは、何でも話せる、何でも相談できる、そして励まし合っていける、希望と和楽の園を築いていくことだ。この模範の婦女一体の前進を、地域に、そして全国・全世界に広げてこそ、広宣流布は着実に、重層的に伸展していくのだ"と。

一、思えば、初代会長・牧口先生は、"女性こそ、未来における理想社会の建設者"とうたい、20世紀初頭に、いち早く女性のための通信教育を推進されました。
戸田先生は、「広宣流布の実現は、女性の力で決まる」と、会長就任直後に婦人部を、続いて女子部を発足されました。
その全てを受け継がれた池田先生は、"『生命の尊厳』『平和の文化』を育む女性の役割は大きい。一人の女性の前進は、新たな歴史を開く力である"と、女性の力を信じ、たたえ続けてくださっています。その期待に応えたいと、自他共の幸福に生きる創価の女性のスクラムは、社会を動かし、世界を変える連帯となって広がったのです。

一、御書に「大闇をば日輪やぶる」(1114ページ)とあります。
私たち婦人部は、闇を打ち破る太陽となって題目を響かせ、全ての人を慈愛で包み、勇気と希望を送っていこうではありませんか。
さあ、本日の「希望総会」から、朗らかに対話を広げ、広布拡大に大勝利し、女子部と共に希望勝利の新時代を築いてまいりましょう!

☆第3回本部幹部会・婦人部希望総会 大串女子部長の話
◇結成70周年を勝利し「11・18」へ
一、池田先生・奥さまのもと、女子部結成70周年という佳節を刻むこの年に、「女性部」という大きな出発を切らせていただけることに、感謝の思いでいっぱいです。
先生に築いてきていただいた"婦女一体"の流れの中で迎える「女性部」の発足。それは、信心の先輩である婦人部の皆さまと共に、そして、同世代の宝の仲間と共に、より一層広布拡大に挑み、人材が躍動していける道であると確信しています。

一、先生は女子部に教えてくださいました。
「女子部の一人一人には洋々たる未来が広がっている」「一人の女性を立派に育てていけば、幾百人、幾千人の勝利につながる。一人の人材を見つければ、一万人の勝利になるのである」と。
学会創立100周年、そして、さらにその先の広宣流布の未来を担う女子部世代の前進が、永遠に師弟勝利の門を開く。その勝利を誓うのが、このたびの「女性部」の発足であると感じています。
女子部の皆さん! 「女性部」という新たな出発を切る千載一遇の今この時に居合わせた誇りを胸に、いまだかつてない祈りと拡大に挑んでいきましょう。
そして、大勝利の結果をもって師匠にお応えし、「7・19」女子部結成70周年、そして「11・18」を迎えてまいりましょう。