2021年1月12日火曜日

2021.01.12 わが友に贈る

尊き配達員の皆様の
厳寒の中の奮闘に感謝!
積雪や路面凍結に注意し
無理せず安全第一で!
健康・無事故を祈ります。

如説修行抄 P504
『誰人にても坐せ諸経は無得道堕地獄の根源法華経独り成仏の法なりと音も惜まずよばはり給いて諸宗の人法共に折伏して御覧ぜよ三類の強敵来らん事疑い無し』

【通解】
だれ人であれ、諸経は成仏できない教えであり、人を地獄へ落す根源であり、ただ法華経だけが 成仏の教えである、と声を惜しまず叫んで、諸宗の人々とその邪法を折伏してごらんなさい。 三類の強敵が競い起こってくることは間違いない。

名字の言 「引き算の縁」から「足し算の縁」へ 2021年1月12日
フリーアナウンサーの笠井信輔さんは一昨年の冬、悪性リンパ腫に。昨年6月に完全寛解となるまで、先の見えない不安な心を支えたのが、本年3月で10年となる東日本大震災の取材で得た経験だった▼当初、被災者の多くは"あの人が亡くなった"と失った縁を語っていた。だがある時から"避難所であの人に会えた"と、足し算の縁を語る人が増えていった。氏は「苦境に立たされた時に『引き算の縁』から『足し算の縁』へのスイッチの切り替えをうまくできる人は困難を乗り越えることができる」と感じ、それが闘病の支えになったという(『生きる力』KADOKAWA)▼良き縁は、自身の成長の糧となり、苦境にあっては生きる勇気を呼び覚ます力となる。日蓮大聖人は「三因仏性は有りと雖も善知識の縁に値わざれば悟らず知らず顕れず」(御書574ページ)と仰せだ。私たちの生命に内在する仏性は、「善知識の縁」に触れることで現れる▼善き友と励まし合って進む人生に行き詰まりはない。自らが友の「善縁」となる。病など自分を苦しめる一切を、「善知識」へと変えていく。ここに、仏法者の生き方がある▼広宣流布の運動は、一人一人との縁を強く、深くすること。きょうも工夫して、善縁を広げる挑戦を重ねたい。(銘)

寸鉄 2021年1月12日
大局観を見失ってはならない—牧口先生。広布の為に今できる事を着実に
神奈川・湘南総県の日。立正安国こそ我らの使命希望と正義の哲理を語れ
目標を公言すれば達成しやすく—研究。今日の挑戦を明確に。日々発心を
街の書店が好調、コロナ禍で消費者が回帰と。良書は心の健康保つ"滋養"
商品届かない等、ネット通販のトラブル増。電話相談188も活用し撃退

☆第1回本部幹部会への池田先生のメッセージ
世界広布の久遠の使命を胸に
さあ出発! 「一年で百年分の歴史を」

一、「青年」こそ「希望」の異名です。
いかなる試練の挑戦があろうとも、青年がたくましく応戦し、成長してくれるならば、無限の希望が生まれ広がるからです。
新たな一年、我ら創価の大地には、いやまして凜々しく「青年」即「希望」の価値創造の連帯が躍動しています。
一、日蓮大聖人は、父君・母君のことを偲ばれつつ、法華経神力品の一節を引いておられます。
「太陽と月の光明が諸々の闇を除くことができるように、妙法を受持し弘通する地涌の菩薩は、世間の中で行動して、衆生の闇を滅することができる」(御書903ページ、趣意)と。
民衆仏法の御本仏であられる大聖人は、末法濁悪の闇が最も深い時をあえて選ばれ、「民が子」として「民の家」に誕生されました。
そして泥沼の如き現実社会に飛び込み、全民衆の苦悩を万年先、いな、尽未来際まで照らし晴らす「太陽の仏法」を説き顕してくださったのです。

◇太陽の仏法の大光赫々と 苦悩の民衆を照らせ!
一、この「太陽の仏法」の赫々たる陽光を、二度の世界大戦という前代未聞の大闘諍に喘ぐ20世紀の闇に、黎明の如く決然と放っていかれたのが、牧口先生と戸田先生であります。
創価の師弟は、「十界互具」「一念三千」という、人生観、社会観、生命観、宇宙観まで明かした最極の哲理を掲げて、一人一人の胸奥から元初の希望・勝利の太陽を昇らせていきました。
この人間革命と宿命転換の蘇生のドラマは、今や全地球で「月月・日日に」(同1190ページ)、強く生き生きと繰り広げられているのであります。

◇「地涌の菩薩」の勇気と智慧を
一、今年は、大聖人の御聖誕800年——。
私たちは不思議にも、「今この時」を選んで共に生まれ合わせ、「世界広宣流布」の戦いを起こしております。
久遠からのこの宿縁と使命を自覚するならば、何ものにも負けぬ偉大なる「地涌の菩薩」の勇気と智慧と慈悲が、一人一人に滾々と涌現しないわけがありません。
日蓮仏法は、「世界平和」と「永遠の幸福」という、全人類が力を合わせて目指すべき境涯の最高峰を照らし出し、そこへ至る道筋まで明確に示しております。
「衆生の闇」は、ますます深い。
だからこそ、私たちは「立正安国」「立正安世界」の信念の行動を貫きながら、地域へ社会へ未来へ「太陽の仏法」の大光を、いよいよ、たゆまず明るく温かく、そして普く惜しみなく贈っていこうではありませんか!

◇誓願の国土の安穏を勝ち開け
一、60年前、第3代会長として最初に迎えた元日、私は学会常住の「大法弘通慈折広宣流布大願成就」の御本尊の御前にて、宣言しました。
「力の限り、戦いましょう! 私は、この一年で百年分の歴史をつくります」と。
そして年頭より関西を経由して九州へ入り、さらに東京・関東各地の支部結成を行って、初のアジア訪問へと出発しました。
日本全国を駆け巡り、ヨーロッパを初訪問したのも、この年の秋です。
「一年で百年分の歴史を」と誓った私の先駆の行動は、題目を唱え抜き、心で戸田先生と常に対話しながらの「不二の旅」でした。
御聖訓には、「よき師匠と、よき弟子と、よき法と、この三つが寄り合って祈りを成就し、国土の大難をも払うことができるのである」(同550ページ、趣意)とあります。
「師弟不二」にして「異体同心」なれば、力が湧きます。友が広がります。諸天も動き、勝利の道が開かれます。
あらゆる祈りを成就し、誓願の国土の安穏と繁栄を勝ち開いていくことができるのです。
一、これからの十年は、まさに地球の大難をも払い、「生命尊厳」そして「人間革命」を基軸とした「新たな人類文明」を建設しゆく大事な大事な時であります。
この十年を決しゆく勝負の一年、希望・勝利の「不二の旅」を共々に朗らかに決意し合って、私の年頭のメッセージとします。