◇今週のことば
地区・ブロックを起点に
さあ、伝統の二月だ!
勇者は最前線を走る。
「二人・三人。百人と」
仏縁を楽しく広げよ!
2016年02月01日
法蓮抄 P1046
『譬えば竹の節を一つ破ぬれば余の節亦破るる』
☆こころに響く言葉 夫の嘘に対して
もし夫が嘘をついていると見破っても、
しらん顔してそれを許す度量と、これはということは、おさえる、
許さないという一面が必要である。そうすれば、ききめがある。
☆女性に贈ることば 二月一日
日常の生活のなかにこそ、人間が生を営むうえでの大切な本質があり、意味がある。それをおろそかにしては、真の幸福も平和もあり得ない。
いかに地味な陰の仕事でも、生き生きと、そして地道に、一日また一日、価値を創造しゆく人生は幸福である。
☆今日のことば365 二月一日
よき種は よき苗となり
よき花が咲こう
よき少年は よき青年となる
よき青年は よき社会の指導者となろう
☆大白蓮華巻頭言 2016年2月号 心を灯す「喜びの対話録」を!
対話から、「生きる喜び」は生まれる。
アメリカの未来学者ヘンダーソン博士が"平和の先生"と仰いだのも、対話に励むお母さんであった。
「母は周りに、いつも声をかけていました。相手を尊敬して話しかけるので、皆に好かれていました。
母のようになりたい! そう思ったものです」と。
人が人を思いやる声ほど、温かいものはあるまい。
その励ましが、人間の善なる命を呼び起こすのだ。
生命は生命によって磨かれる。すなわち対話である。
『月月・日日に』慈折広宣流布のため、立正安国のため、わが創価家族の信念の行動は止むことがない。
声も惜しまぬ不擁不屈の挑戦があるからこそ、「人間革命」の歓喜の劇は、全世界に広がっているのだ。
日蓮大聖人は、十界のいかなる衆生も即身成仏させる妙法の力を、『水の底なる石に火のあるが如く百千万年くらき所にも燈を入れぬればあかくなる』(P1403)と警えられた。
なんと鮮烈な讐喩であられることか。
水底の石に秘められた火を打ち出すように、また、長き闇に覆われた洞窟を照らし晴らすように、友の心を信じ、生命尊厳の哲理で劇的に蘇らせていく。
これが、私たちの仏法の語らいなのである。
身構える必要などない。自らの胸奥に燃え上がる確信の炎は、縁する人の心に、しかと伝わるからだ。
「本有無作」という、ありのままの大誠実の生命で、価値創造の希望の燈を点火していけばよいのだ。
真心こめて語っても、反発されることがある。誠意を尽くして、心ない冷笑が返ってくることもある。
しかし、すべて「不軽菩薩」に連なる仏道修行だ。
いかなる圧迫にも屈せず、一人一人を敬い、啓発の対話を貫き通した不軽は、無量の功徳を成就した。
この如説の対話によって境涯を大きく開き、宿命を転換し、大福徳を蔽らせてきたのが、学会員である。
毎日、泣くほどの生活苦や、病苦を乗り越えてきた埼玉の功労の夫妻は今、朗らかな笑顔で語る。
「感謝の心で、隣人も知人も友人も、みんな幸せになってほしいと朝晩、名前を挙げて祈っています。対話をすれば、自分が変われる。どんな人も変わる。
だから、種を蒔くことをやめません!」と。
世界には、野蛮な暴力が噴出し、憎しみの怒号や悪意の虚言が渦巻いている。それゆえにこそ、人間を尊敬し、信頼し、善意の連帯を拡大しゆく創価の正義の声を、いやまして強く広く、高めていきたい。
師・戸田城聖先生は、「自行化他の題目を唱え、わが身に妙法がしみ込んでくると、折伏したくなり、人を救いたくなる。この実践によって、人生も社会も、よりよく打開していけるのだ!」と言われた。
我らには誓願の題目がある。祈り、涌現した仏の命で、人と会い、人と語る。その一切が仏縁となる。
高齢や病などで動けずとも、題目は必ず相手に届く。
さあ、「今生人界の思出」と輝く、喜びの対話録を、楽しく伸びやかに勝ち広げようではないか!
大境涯
開き勝ちゆけ
この生命
祈り走りて
喜び語れや