2016年2月2日火曜日

2016.02.02 わが友に贈る

会合の大成功へ
リーダーは
万全の準備を!
皆の歓喜と決意が
勝利への原動力だ!

佐渡御勘気抄 P891
『仏になる道は必ず身命をすつるほどの事ありてこそ仏にはなり候らめとをしはからる、既に経文のごとく悪口罵詈刀杖瓦礫数数見擯出と説かれてかかるめに値い候こそ法華経をよむにて候らめと、いよいよ信心もおこり後生もたのもしく候、死して候はば必ず各各をもたすけたてまつるべし』

☆こころに響く言葉 夫が苦境に立たされたとき
男一匹、生活力を失ったときほど、辛い惨めなことはないのです。
まったくどうしようもない。
それを傍でガミガミやられたら、実にたまったものじゃない。
ガミガミ言って、
それで宿命が変わるものなら、こんな簡単なことはない。
そうはいかないのです。
結局のところ、貧乏運を福運に変えることです。

☆女性に贈ることば 二月二日
物事を、目先だけで見る人がいる。
たえず目先のことに紛動され、一喜一憂する生き方には、真の幸福も、真の向上もない。
一生涯を見据えて生きる忍耐が、永遠の幸福への種子になっていくのだ。

☆今日のことば365 二月二日
一度や、二度の失敗でくじけることはまことに愚かだ。人生は、長い長い旅路である。途中で、いかにすばらしい、華やかな人生を歩んでも、最後に不幸な、敗れた人生と化してしまったならば、これほどみじめなことはない。


☆輝きのグループ学習 持妙法華問答抄
『願わくは「現世安穏・後生善処」の妙法を持つのみこそ只今生の名聞・後世の弄引なるべけれ須く心を一にして南無妙法蓮華経と我も唱へ他をも勧んのみこそ今生人界の思出なるべき』(P467)

◇通解
願わくは「現世は安らかであり、後世には善い処に生まれる」と仰せの妙法を持つのみが、この人生の真の名誉であり、後世には成仏の手引きとなるのである。すべからく心を一つにして、南無妙法蓮華経と自分も唱え、他人にも勧めることこそが、人間として生まれてきた今生の思い出である。

◇学習内容
本抄は、日蓮大聖人が42歳の時、伊豆流罪から赦免された直後に、鎌倉で認められたとされています。
松葉ヶ谷の法難、伊豆流罪と打ち続く諸難の真っただ中でありながら、大聖人は、不安を覚える弟子に、縁に粉動されることなく信心を貫く必要を訴え、自行化他にわたる実践こそが、人生最高の思い出になると教えられています。

◇幸福になるために
大聖人は『願わくは』と呼びかけられ、"苦難に負けることなく、妙法を持ち抜き、最高の幸福境涯を築いてほしい"と励ましを送られています。
法華経には『現世安穏・後生善処』と妙法の大功徳が説かれています。
法華経の実践がなければ、現世で積んだ業は消えずに、来世まで続きます。
つまり、現世の悪業は、また、来世の苦しみとなるのです。
反対に、現世で幸福境涯を確立すれば、来世も善処に生まれ、幸福の軌道を進むことができるのです。
本抄にある『今生の名聞』とは、社会的な地位や財産、名声ではありません。「妙法を持つ」こと。
すなわち、自身が唱題に励むだけでなく、友の幸福を願い、仏法を伝える実践が最高の誉れなのです。
池田先生は、「人間は皆、幸福になるために生まれてきた。勝つために生まれてきた。人を幸福にするために生まれてきた。それを妨げんとする、ありとあらゆる宿命の苦悩をいかに打開していくか。ここに万人の挑戦がある。
どんな悲嘆のどん底であっても、必ず立ち上がれる。どんな絶望の暗闇であっても、絶対に打ち破れる。この究極の幸福勝利の力たる妙法を、御本仏は、全人類に惜しみなく開き示してくださったのである」と綴られています。