青年の声こそ
未来を開く力!
新しい発想
大胆な行動で
時代をリードせよ!
波木井三郎殿御返事 P1371
『既に法華経の為に御勘気を蒙れば幸の中の幸なり瓦礫を以て金銀に易ゆるとは是なり』
☆こころに響く言葉 妻のあり方
権力欲、名誉欲は逆効果
夫を偉くしたいとあせる妻の存在は、結局は逆な効果しか生まれない。
夫や子どもを叱咤することによって、
自分の権力欲、名誉欲を満たそうとする。
夫の仕事ぶりを批判したり、夫をさしおいて会社の上役へのお世辞に狂奔したり、
また子どもを有名校へ合格させようと熱中したりすることは、
かえって逆効果になってしまう場合もある。
☆女性に贈ることば 二月三日
挑戦なきところに青春はない。あくなき挑戦の気概にこそ、青春は脈動する。
☆今日のことば365 二月三日
思想や人生観は、その人の人生行路を決定づける。容姿とか、財産とか、家庭の境遇とかに自信をなくして、卑屈な人生観を持てば、すべて世のなかが、ゆがんだ鏡に映されるように、曲がってみえてしまうものだ。
☆社会で光る 開目抄
『我並びに我が弟子・諸難ありとも疑う心なくば自然に仏界にいたるべし、天の加護なき事を疑はざれ現世の安穏ならざる事をなげかざれ』(P234)
◇通解
私と私の弟子は、多くの難があろうとも、疑う心を起こさなければ、自然に仏界に至るであろう。諸天の加護がないからと、疑ってはならない。現世が安穏でないことを嘆いてはならない。
◇指針
心は不思議です。縁に触れて、さまざまな感情が引き出され、境涯も刻々と変化していきます。
思いもよらぬ事態には、戸惑いを見せ『なぜ』を繰り返す。時には、自らに都合のいい解釈をあてはめ、自分以外の何かに原因を求めることもあります。
人生に試練はつきもの。ましてや、仏道修行に励む私たちには「法華経の行者」ゆえの苦難が競い起こってきます。しかし、疑い深い凡夫の眼では、なかなか苦難の本質はとらえきれません。
本抄は、文永9年(1272年)2月、四条金吾を介し、門下一同に送られた『開目抄』の一節です。
この御文の後に『つたなき者のならひは約束せし事を・まことの時はわすするなるべし』と続くように、生命が「疑う心」に覆われてしまえば、自身でも気づかぬうちに、仏道から外れてしまうのです。
いざという時、また、一人の時に、信心の真価が問われます。信心を忘れ、右往左往して策に走っても、小手先の浅知恵しか生まれません。
「疑う心」「嘆きの心」を打ち払い、今こそ「まことの時」と心を定め、現実に立ち向かっていく。仏の眼で突き進む人生こそ、人間革命の実証が輝いていくのです。
◇SGI会長の指針
広宣流布は魔との戦いです。権威権力の迫害をはじめ、予期せぬことが起こり、不信を煽りたてることもあるでしょう。
どうか、何があろうが、「信」の一字を、深く、深く、胸に刻んで、広宣流布の大道を歩み通し、断じて幸せになってください。
「信」によって結ばれた、地涌の固いスクラムは、いかなる力も、決して破ることはできません。