2016年2月6日土曜日

2016.02.06 わが友に贈る

受験生の皆さんの
健康と栄光を祈る!
今までの努力を信じて
自分らしく悔いなく
ゴールへ走り抜け!

兄弟抄 P1088
『始は信じてありしかども世間のをそろしさにすつる人人かずをしらず』

☆こころに響く言葉 新しい"幸"か"不幸"かへの出発
結婚は、女性にとって第二の人生であろう。
この第二の人生は、その前の人生が幸せであったから、
そのまま第二の人生も幸せになるとは限らないし、また、結婚前が不幸だったから、
そのまま不幸の人生が続くとも限らない。
第二の人生は、二人にとって、
文字どおり新しい幸か不幸かへの出発でもあろう。

☆女性に贈ることば 二日六日
負けるな! 断じて負けるな!
幸福が人生の目的だ。
そのために努力を!
そのために忍耐を!
生き抜くのだ。
愉快に生き抜くのだ。
強く生き抜くのだ。

☆今日のことば365 二月六日
信頼と尊敬に包まれた美しい人生の送れる人は、必ず、深く父母や師、また国家社会から受けた恩を知っている人だといえないだろうか。

☆随筆永遠なれ創価の大城 第2回 勇気凜々 2月を先駆
◇「声も惜まず」我らは進む! 誠実 真剣 明朗 春呼ぶ対話の花を
二月は、わが師・戸田城聖先生の生誕の月だ。
そのお祝いに、沖縄の友が、戸田先生のお好きだった桜の花便りをいち早く届けてくれた。
思えば、五十五年前(一九六一年)、恩師の悲願であった東洋広布へ私が第一歩を踏み出した時も、不二の心で日本一の折伏の金字塔を打ち立ててくれたのが、沖縄の同志であった。
誉れ高き沖縄家族は、世界初の広宣流布、立正安国のモデル地帯をと、人生に「福徳の花」を、地域に「友情の花」を、社会に「人材の花」を、爛漫と咲き薫らせながら、前進している。
「先駆」の誇りの九 州との異体同心の連携も、頼もしい限りである。
日蓮大聖人は、「さきがけ」の闘魂を大事になされていた。
『先さきをしてあらん者は三世十方の仏を供養する功徳を得べし』(御書一四一五ページ)とも仰せである。
四国青年部の心意気から誕生した「紅の歌」に「魁光りぬ」と謳い上げられているように、我らの学会精神の強さと深さが、ここにある。

◇埼玉に拡大の波
東にあって「先駆」の気概に燃える天地が、関東であり、埼玉である。
埼玉といえば、戸田先生の事業が最悪の状態にあった時、先生と訪れ、苦境の打開へ奔走した思い出がある。恩知らずの弟子が次々と去っていく中で一人、懸命に支え、お守りしていた時期だ。
「必ず創価の春を勝ち開いてみせます!」。私は師に誓い、猛然と祈り抜き、阿修羅の如く戦い抜いた。
先月、私は妻と共に、幾重にも懐かしき埼玉の文化会館を訪問した。
埼玉そして関東の同志は今、三月の本部幹部会に向け、「わが地域の新時代を開こう」と、まさに先駆の心で「広布拡大」「対話拡大」に勇んで挑戦してくれている。
「対話」の要諦とは、いったい何か。
埼玉出身で、日本の近代経済の父・渋沢栄一翁は訴えている。
「世に至誠ほど、偉力あるものはない」と。
至誠、つまり「誠実」の限りを尽くす以上の偉大な力はないのだ。
渋沢翁はさらに、"至誠をもって、わが真心を表し、人と向き合うことだ。そうすれば、いかに交際が下手でも、必ず、相手に心は通じる。小手先の策を用いる必要などない"(趣意)とも言われていた。
その通りである。
大聖人は『心こそ大切なれ』(御書一一九二ページ)と仰せられた。
わが友に幸せになってほしい。よき社会、よき未来を一緒に築いていきたい——真心からの真剣な祈りと、勇気の対話が、自身の境涯も大きく開いていくのだ。
戸田先生は、よく語ってくださった。
「相手に真面目に真実を語る。そして心にあるものを訴えていく。
これが創価学会の発祥の原理であり、発展の原動力である」と。
心を打つものは心だ。妙法は、人間の心を強く聡明にする。自他共に幸福の峰へ導き、我らの地域を繁栄させ、平和の世界を築いていくための力である。慈悲と智慧の哲理であり、人間学であり、大法則なのである。

◇時を創り平和へ
六十五年前(一九五一年)、私は埼玉の中核であった、当時の志木支部川越地区に通い始め、足かけ三年にわたって渾身の御書講義を重ねた。
「この埼玉の地から、無数の地涌の菩薩よ躍り出で給え!」
そう祈り、若き情熱を注いで迎えた最終の講義は、一九五三年(昭和二十八年)の二月十日——戸田先生の誕生日の前日であった。
参加者も約五十人に増えた盛況の中で、皆で拝したのは「佐渡御書」であったと記憶する。
『日蓮は此関東の御一門の棟梁なり・日月なり・亀鏡なり・眼目なり』(同九五七ページ)
大聖人を流罪し、「自界叛逆難」の様相を招いた狂乱の権力者に対する、烈々たる師子吼を留められた重書である。
私が川越での御書講義を担当した当時、世界は厳しき東西冷戦の真っ只中にあった。
交通や通信の発達によって、世界は急速に狭くなった。人類は一つの地球に暮らす仲間ではないか——。そう考えれば、東西の分断と対立とは、大聖人が警鐘を鳴らされた「自界叛逆難」であるとも捉えられる。
その渦中に、戸田先生は「地球民族主義」を提唱され、弟子の私たち青年に、世界の平和のため、民衆の幸福のために立ち上がれと、深く期待されたのである。
先生の名代として、愛する埼玉の講義を修了した、その夜の日記を繙くと、こう記してある。
「次第に、人材、人物が、輩出して来た様子。」
「共産主義国対自由主義国、世界の二大陣営の激突に苦悩する。吾々の前進が、その第一段階の橋渡しか。」
「時を待て。時を待て。同志よ。民衆よ。人類よ。——」
東西冷戦の冬の時代を越えて、SGIの平和と人道の連帯は、百九十二カ国・地域に拡大した。粘り強く時を待ち、時を創り、人類の幸福の春を呼ぶ民衆の乱舞が、今、地球を舞台に、絢爛と花開いているのだ。

◎2/4の聖教新聞「青年教育者会議 結成30年」に大久保聖子さんが! 千葉1期だったんですね、おめでとうございま〜す(^^♪