◇今週のことば
逆境と戦う不屈の心が
未来の勝利を開く。
「大悪をこれば大善」
大確信の唱題で
朗らかに前へ進め!
2016年02月14日
本尊供養御書 P1536
『法華経を持ちまいらせぬれば八寒地獄の水にもぬれず八熱地獄の大火にも焼けず』
☆こころに響く言葉 人生を誤る衝動の恋
恋は衝動的であり、激しく燃え上がると、身を滅ぼす危険も、もはや顧みなくなる。
自らの心を冷静に見極めるゆとりなど、どこかに忘れてしまうのが通例であるようだ。
もちろん、醜い打算や、かけひきの具に恋を利用し、美しかるべき青春を濁らせてしまうようなことがあっては、
残念なことだと思う。しかし、恋の衝動に終始し、人生を誤ることは、本人にとって、さらに大きい不幸である。
特に、女性の場合は、どうしても被害も大きく、心に深い傷を残してしまう結果となる。
☆女性に贈ることば 二月十四日
人間は自分一人で生まれてくることはできない。また附して、たった一人で一人前の人間になれるものでもない。家族のなかに生まれ、家族のなかで育ち、やがて一個の人間として成長していく。夫婦も、親子も、兄弟姉妹も、日に見えぬひとつの法則で結ばれているともいえる。その心の絆こそ、真の家族の結晶であるに違いない。
☆今日のことば365 二月十四日
高山を征服しようという意欲はあっても、登山の技術をもたなければ、暴挙にすぎなくなってしまう。それと同じく、人生のあらゆる障害も、それを克服するには、どうすれば、もっとも確実に、価値的に目的を達成できるかを知らなければなるまい。
☆池田SGI会長の指針 【牙城会】
日蓮大聖人は、ある時に、四条金吾に対して、『さきざき申すがごとく・さきざきよりも百千万億倍・御用心あるべし』(P1169)と注意を促された。
"これほどまでに!"と思うほど、弟子の身の安全に細かく気を配られている。これが御本仏の大慈悲の御振る舞いである。会合で勇ましく指導することだけがリーダーではない。
会員の無事故・安全を、誰よりも真剣に祈り、人知れず心を砕いていくのが、広宣流布の指導者である。
"私が断じて守る!"
"断じて、悪を寄せつけない!"
この強き一念こそ、牧口先生、戸田先生、そして私と、三代の師弟に流れる「厳護の魂」である。
御書には「摩訶止観」を引いて、『城の主剛ければ守る者も強し城の主恇(おず)れば守る者忙る、心は是れ身の主なり』(P979)と仰せである。
その三代の魂を継承し、会館厳護、会員厳護に徹してくださっているのが、わが牙城会の諸君である。
皆、地涌の菩薩である。
皆、無限の使命がある。
その力を発揮するために、青年の心を鍛え、正しく育てられる団体は学会しかない。この正義の大学校のなかで、牙城会は、いわば最大規模の名門学府だ。
「信仰を守って、その旗を守ることだ。それを高くかかげることだ」(『カラマーゾフ兄弟』1、北垣信行訳、『世界文学全集』45所収、講談社)
これは、ドストエフスキーの有名な信念の言葉である。
「牙城」とは、大将軍の旗である「牙旗」を掲げた城のことであった。
今こそ民衆の大城に、正義の大旗を翻す時だ!
牙城会の若師子よ、自らの地域で勝て! 今いる場所で断固と勝ち抜け!
君たち自身が、学会正義の旗幟として、破邪顕正の旗印として、断じて、新しき民衆の、新しき勝利の歴史を築き、飾ってくれたまえ!
※「随筆 新・人間革命」 わが牙城会の使命を讃う
◎「こころに響く言葉」は本日で終了です。