青年部が弘教に奮闘!
壮婦も一体となって
真心の励ましを!
創価家族の団結こそ
広布拡大の原動力なり!
新池殿御消息 P1437
『諸経は随他意なり仏一切衆生の心に随ひ給ふ故に、法華経は随自意なり一切衆生を仏の心に随へたり、諸経は仏説なれども是を信ずれば衆生の心にて永く仏にならず、法華経は仏説なり仏智なり一字一点も是を深く信ずれば我が身即仏となる』
◇人生の座標
人間主義、人間原点の社会をつくるには、指導者が本格的な大文学を読んでいかなければならない。これは非常に重要なことなのです。海外の人は、よく読んでいます。日本人は「読んだふり」をしているだけの人が多い。
☆こころに響く言葉
胸中の大空に希望の太陽を
幸福というものは、けっしてほかから与えられるものではない。
自己の生命の内に築いていくものである。人生には嵐の日もあり、
だが、自己の胸中の大空には常に希望の太陽が輝き、
青空が美しく広がっていればよいのである。
☆北京山花プロジェクト慈善基金会「名誉国際顧問」称号授与式 名誉会長が謝辞
中国の山間地帯の子どもたちを支援する「北京山花(さんか)プロジェクト慈善基金会」(高占祥名誉理事長)が、池田大作名誉会長を「名誉国際顧問」に迎えた。
授与式は10日午前、北京市内の国家オリンピック体育センターで挙行され、同基金会の韓�(かんいく)理事長、王冰(おうひょう)副理事長が出席。日中友好青年交流団団長の橋元青年部長に、証書が託された。
「山花プロジェクト」は、中華文化促進会の高占祥主席(同基金会名誉理事長)が、中国国内の山間地帯で貧困に苦しむ子どもたちを支援したいと、2006年にスタートさせた。
これまで、数十カ所の山間地帯で3000人を超える児童に教育の機会を与え、各界から称賛の声が高まっている。
授与式が行われた国家オリンピック体育センターは、北京オリンピックの競技会場となった場所。世界の賓客を招いた優美な貴賓室で、授与式は執り行われた。
授与式では、同プロジェクトの中心的な支持者である、北京電影学院の兪剣紅(ゆけんこう)副学長があいさつ。日本と中国は歴史、文化、地理的にも一衣帯水の隣国であると述べ、「その関係を発展させるためには両国間の民間交流が重要である」と強調。「特に私たちは、創価学会と連携を深め、中国の教育に貢献していきたいと願い、全会一致で、池田名誉会長を『名誉国際顧問』にお迎えすることを決定したのです」と語ると、会場は大きな拍手に包まれた。
さらに兪副学長は、名誉会長が平和提言で提唱した"東アジアのレジリエンス(回復力)交流の強化"に賛意を示し、特に防災教育の分野において日中両国はより協力していけると語った。
続いて、名誉会長の謝辞を橋元青年部長が読み上げた。
謝辞の中で、池田名誉会長は、1979年に中華全国青年連合会(全青連)の代表団団長として来日した高占祥主席と共に、周恩来総理夫妻を顕彰する、「周夫婦(めおと)桜」を創価大学に植樹した友誼の歴史を述懐した。
続いて、「ああ! わが親愛なる祖国よ。 汝の土地は、いずこも花の故郷である」「一千群の花には、千の美しき夢がある。その一つ一つが、私に力を与えてくれる」との高主席の言葉を紹介。
その上で、名誉会長は、繁栄の花が爛漫と咲き競う中国社会にあって、ひときわ心を打つのが、いまだ夢の花を開ききれていない山間地域の子どもに眼差しを向ける同プロジェクトである。幼少期から貧窮の中で刻苦精励してきた体験の上に今、高主席が行っている教育支援こそ、「何よりも美しき『夢』を咲かせゆく聖業」であると語った。
さらに、"(山花プロジェクトは)中国の革命や解放に貢献し、今日の大発展の礎となった山間地域に対する「報恩」である"という高主席の信念に触れつつ、「報恩の心は、最も崇高なる人間性の光です。報恩の心は、人間の無窮の力を引き出す源泉です」「中国との平和友好を祈り、行動してきた私の胸にあったのも、仏教をはじめ文化の大恩深き貴国への報恩の一念でありました」と述べた。
ここで名誉会長は、中国の大教育者・陶行知(とうこうち)が自ら創立した学校に「智慧の眼を修練せよ/金剛の嘴(くちばし)を磨きあげよ/畏れるものなき翼を羽ばたかせよ」「狂風暴雨の闇夜に立つ人類のために照らせよ」(齋藤秋男著『新中国教師の父・陶行知』)との校歌を送った史実に言及。「幾多の難問に直面する今日の地球社会にあって、最優先されるべきは教育であります」と力説した。
最期に「21世紀の貴国を担いゆかれる青年と共に、そしてまた、私の心を携えて貴国の皆様方と万代の友情を結びゆく青年たちと共に、未来の宝の少年少女たちが生きる、平和で、調和に満ちた、希望輝く世界を築くために、さらに新たな道を開きゆく決心であります」と述べ、同プロジェクトに携わる全ての人々の幸福と栄光、勝利を念願した。