高温多湿の時季。
天候の急変にも注意し
万全な体調管理を!
賢明な生活を心掛け
健康と幸福を勝ち開け!
妙心尼御前御返事 P1480
『このやまひは仏の御はからひかそのゆへは浄名経涅槃経には病ある人仏になるべきよしとかれて候、病によりて道心はをこり候なり』
◇人生の座標
語学の実は、やがてその人を世界の空へと導くだろう。それはまた自身の心の空を広げ、異なる文化を理解してゆく、またとないパートナーになるに違いない。
−−以前とは、比べものにならないくらい「いじめ」が深刻化している現代にあって、語学を通じての心の国際化は、"異質なるもの"を認める契機ともなる。そして宿病の"壁"を超えてゆく、一つのキー・ポイントになるのではないかとも思う昨今である。
☆こころに響く言葉
欲望追求のプラス面
欲望の追求は必ずしも悪くない。それは、人間の本性であるとともに、
人類文化の進歩と発展の原動力でもあるからだ。ただ、それのみを究極の目標としていく人生は、
けっして、本当の幸福を得ることができない、と言いたいのである。
☆御書とともに� 第59回 友の幸福を祈り抜く
『人是を用ひず機に叶はずと云へども強いて法華経の五字の題名を聞かすべきなり、是ならでは仏になる道はなきが故なり』(法華初心成仏抄、P552)
◇通解
人が用いず、機根に合わないといっても、強いて法華経の五宇の題名を聞かせるべきである。これでなくては、仏になる道はないからである。
◇同志への指針
ただ一筋に、友の幸福を祈り、仏法の素晴らしさを語る。「誰もが皆、仏なり」とは、我らの揺るぎなき哲学であり、信念である。一人一人の生命の可能性を信じ、開いていく、その心こそが「仏の心」なのである。
その時は反発したとしても必ず友の仏性を薫発する「縁」となる。この最も地道で、最も忍耐強い実践の中にこそ、仏への大直道があるのだ。