2015年6月5日金曜日

2015.06.05 わが友に贈る

謙虚さを忘れない人が
豊かな心の持ち主だ。
周りの支えに感謝し
常に他者から学ぶ。
そこに無限の向上が!

生死一大事血脈抄 P1337
『金は大火にも焼けず大水にも漂わず朽ちず鉄は水火共に堪えず賢人は金の如く愚人は鉄の如し貴辺豈真金に非ずや法華経の金を持つ故か』

◇人生の座標
どの国も、どの社会も、教育が最大の焦点です。教育に成功した社会は繁栄し、全体が幸福の方向へと進んでいく。次代を担う青少年の育成に失敗した社会は、下り坂であり、悲劇です。

☆こころに響く言葉
悠然と生きる

あさはかな、蜃気楼のような、幻影の幸福であってはならない。
確固たる主体性を確立し、環境に左右されず、宿命にもしばられず、
どんな苦難をも克服し、人生を力強く、悠然と生きることが、
それ自体、本当の幸福である。

☆勝利の人間学 第75回 心に太陽を!朗らかに進め
◇リーダーは笑顔で励ませ
笑顔には、不思議な力がある。
日蓮大聖人は、日に二、三度、親に笑顔を見せるだけでも親孝行になるのだと、青年に教えられた(P1527『趣意)。
笑顔は笑顔を生む。聡明な振る舞いが幸福を広げるのだ。
御書には、「笑う」ことを「咲う」とも書かれている。自分らしく前進し向上する精神の充実が、笑顔の花と咲き表れるのだ。
もちろん、無理をする必要はない。苦しい時は苦しいままに、題目を唱えながら、ありのままの生命を輝かせていけばよい。
リーダーの皆さんは、行くところ向かうところで、皆がそれぞれの希望の花を咲かせていける励ましをお願いしたい。

◇自分も、周囲も、元気に
大変だからこそ、「朗らかにいこう!」と決めることだ。その人は、すでに勝利しているからだ。
うまくいかない時は、原点に戻ればよい。
たとえ、職場の雰囲気が暗くギスギスしていたとしても、「自分がもっといい職場にしよう」と思えばよいのだ。自分が太陽になれば、やがて暗い影は消え去っていく。
若き日に詠(よ)んだ私の一詩を贈リたい。
「青年は/真剣に目的に進む時/最も尊く最も気高い/—されど決して/微笑
を忘れてはならぬ/常に快活であれ/中天の太陽のように—」

◇君よ嘆くな、強くあれ
真剣と深刻とは違う。勇敢と悲壮とは違う。
勇気の人は明朗である。確信の人は冷静である。知性の人は余裕がある。
大聖人は、竜のロの法難にお供する四条金吾を、『これほどの悦びをば・わらへかし』(P914)と励まされた。
仏法は、誰もが強く明るく生き抜くためにある。君よ、嘆かず、恐れず、仏の頑健な生命力を発揮して、1日1日を勝ち切ろう!