2013年6月1日土曜日

2013.06.01 わが友に贈る

6月がスタート!
小さな勝利の積み重ねが
歓喜の大勝利を開く。
「いよいよ」の決意で
悔いなき日々を!

立正安国論 P17
『世皆正に背き人悉く悪に帰す、故に善神は国を捨てて相去り聖人は所を辞して還りたまわず、是れを以て魔来り鬼来り災起り難起る言わずんばある可からず恐れずんばある可からず』

◇希望の明日へ
人は、たとえ社会的地位が高くても、幸福とはかぎらない。財産をもち、土地や宝石があったとしても、本当に幸せかどうかはわからない。また、広布の庭にあって、役職が高くとも、必ずしも幸福と直結しない場合もある。何が、真実の幸福となるか。私はまず何よりも、夫婦の麗しい"絆"こそ肝要であると思っている。夫は、妻を心から大切にする。また妻は、夫を尊敬し、信頼し、深く愛していく。こうした目に見えない心と心の絆こそ、地位や役職、富や名声を超克した、大勝利の人生と家庭を築く源泉となる。
昭62・12・4

☆女性に贈ることば 六月一日
若さに生き、若さを知り、若さを発揮した人は、人生の究極の道を、天使の如く誇り高く歩み、綴っていく至福の人だ。

☆今日のことば 六月一日
土中に深く根を下ろした土台がなければ、天をも衝く大建設は完成しないように、絢爛豪華な大文化の花も咲かせることはできないのだ。政治や文化のすべての分野で繁栄し、数多くの人材を輩出していくためにも、いまこそ土壌に根を、より大きく、強く、伸ばし張り巡らせなければならない。

☆大白蓮華巻頭言 6月号 創価の母と幸福勝利の大道を!
人生の最高の楽しみとは何か? それは、「苦難に打ち勝つことです」−−こう答えたのは、目と耳と口の三重の障がいにも負けず、社会への信念の貢献を貫き通したヘレン・ケラーである。彼女は、「忍耐と根気が最後には勝つ」とも語っていた。
いかなる逆境にも「負けない!」と決めた女性の笑顔ほど、尊く、気高いものはあるまい。
法華経では「女人成仏」の法理が明かされている。すなわち、女性の生命の尊厳が晴れ晴れと宣言され、諸経で閉ざされてきた幸福勝利の門が開かれた。
日蓮大聖人は、南条時光の母に仰せである。
『法華経と申すは手に取れば其の手やがて仏に成り・口に唱ふれば其の口即仏なり』(P1580)
苦しい時も、つらい時も、題目を唱え抜いていくならば、ありのままの我が身を妙法蓮華経の当体と輝かせて、一切を絶対に変毒為薬していけるのだ。
時光のお母さんも、夫を失い、最愛の末の子にも先立たれた深い悲しみから立ち上がり、ついに一家と巻属の歓喜の春を勝ち開いていった。
大聖人は、この母に続いて妙法流布に尽くした娘(重須殿女房)にも、『蓮はきよきもの泥よりいでたり』(P1492)等と御手紙を送られている。
「如蓮華在水」−−泥水の中から清浄無比なる大輪を咲かせる蓮華のように、御本仏の御心のままに現実社会の真つ只中で、幸と平和の花華を広げゆくスクラムこそ、わが世界一の創価の婦人部なのだ。

あな嬉し
 広布に走る
  わが母の
 勇み勝ちゆく
  太陽まぶしく

私の第三代会長の就任と呼応して、勇んで奮起してくれた、忘れ得ぬ埼玉の支部婦人部長がいる。
自らも悩みをいっぱい抱えながら、それでも自分より悩み、苦しむ人のためにと、歩きに歩かれた。
私は、その健気な心を察しつつ、エールを送った。
「信心で立ち、信心で戦い、信心で勝とう!
信心の"金の草鞋(わらじ)"を履いて行動し、苦労したことは、必ず無量無辺の功徳となって広がります」と。
その通りに、この母は、大病も三度の家業の倒産も、信心で乗り越え、所願満足の勝利を飾られた。
母は微笑み、語っていた。「どんな時も、私たちは太陽のように燃えて、三障四魔を蹴散らし、不幸と邪悪の闇を打ち晴らしてみせます!」
いずこの地でも、創価の母たちが懸命に奔走する一歩また一歩は、永遠に消えない福徳の足跡となり、常楽我浄の金の道を示してくれているではないか。
師匠・戸田城聖先生は、母たちを励まされた。
「広宣流布に尽くす人を、御本尊が絶対に放っておくものか! その人の願う通りの方向に、必ず変わっていくんだよ。信心は『勇気』の二字である。我々は、常に勇敢に勝利へ出発するのだ」
創価の婦人部が結成されて六十二星霜。白ゆりの香りも高き母たちは、今日も「立正安国」の対話を弾ませ、諸天善神を従えながら、朗らかに進む。
さあ、この誉れの母たちと共に、希望に胸張り、幸福勝利の大道を前進しようではないか!

◎きょうから希望の明日へは「夫婦」です。しっかり受け止めて(?)いきましょう!(^^)!」