人生も仏法も勝負。
常に自分との戦いだ。
一瞬一瞬を大切に!
一日一日を悔いなく!
わが使命を果たし抜け!
松野殿御返事 P1382
『何に賎者なりとも少し我れより勝れて智慧ある人には此の経のいはれを問い尋ね給うべし』
◇希望の明日へ
お母さんの愛を忘れてはならない。お母さんの苦労を忘れてはならない。お母さんの慈顔が心に生きているとき、人間は決して大きく道を誤ることがないであろう。それと同じく、凡夫が御本仏の大慈悲を忘れることなく、探き感謝の心で生きていくとき、心には仏界の光が大きく広がっていく。そして御本尊の大慈悲につつまれた、根本的に安穏と歓喜の人生の軌道となっていくのである。どうか青年は、かけがえのないご両親、特にお母さんを大切にしていただきたい。母の愛は深い。母の力は偉大である。そしてすべての人々が母を大切にすれば、必ずや世界も平和になり、幸福になっていくに違いない。
平2・2・22
☆女性に贈ることば 六月二十日
子どもが本当に悩んでいる時に、両親がちぐはぐきとを言っては、子どもが迷ってしまう。
夫婦の連携と心構えが大切です。子どもの話をよく問いてあげて、心から安心できるようにしてあげたいものです。
☆今日のことば 六月二十日
大成は、小成の延長なり。小成の連続が、大成の一歩と自覚せねばならぬ。勝利は、現在の一歩一歩を、忍耐と建設によってのみ、達成できるものだ。
☆御書とともに�第4回 颯爽とわが使命の道を
『日蓮生れし時より・いまに一日片時も・こころやすき事はなし、此の法華経の題目を弘めんと思うばかりなり』(上野殿御返事、P1556)
◇通解
日蓮は、生まれた時から今に至るまで、一日片時も心の安まることはなかった。ただ、この法華経の題目を弘めようと思うばかりであった。
◇同志への指針
青年・南条時光に、打ち続く大難を忍ばれた御真情を綴られた一節である。この大闘争に連なる覚悟が、我らの学会精神である。
きょう「一日」を、今「この時」を、真剣勝負で戦い切ることだ。そこに"仏の勇気"も"仏の力"も"仏の智慧"も、満々と湧き起こってくる。さあ! 友のため、社会のため、わが使命の道を颯爽と前進だ!