大胆に動けば
勢いが出る!
まず自分から!
率先の行動こそ
日蓮仏法の魂だ。
◇希望の明日へ
つねに朗らかに、頭を上げて生きる人生であっていただきたい。不幸のただ中にも微笑みを忘れず、強く生きぬく青春であっていただきたい。その人は幸福である。青春の勝者である。まして御書には『南無妙法蓮華経は歓喜の中の大歓喜なり』(P788)と仰せである。広宣流布に生きる学会員こそ、もっとも大きな歓喜を胸に、人生を闊達に歩むことができる。そして、困難と戦えば戦うほど、わが生命には、すばらしき歓喜が躍動してくるのである。
平3・1・15
☆女性に贈ることば 三月二十日
家庭がつねに明るく健康であるためには、たゆまざる価値創造が必要だと思う。一曲の音楽が、家庭を楽しい音楽会場にもするし、子どもの描いた一枚の絵が、家庭を美しい展覧会場にもする。
☆今日のことば 三月二十日
宗教は、単に個人の「心」の枠に閉じ込められたものではない。広く社会に流布した宗教は、それ自体、すでに社会の基盤を形成しているのだ。
☆100文字の幸福抄
どの家にも、愛する家族との別れがある。
しかし、いつまでも悲しんでいれば、
故人も悲しんでしまう。
大事なことは、故人の志を受け継いで
果たしていく決意である。
"悲しみの遺族"から
"希望の後継者"へと踏み卸すことである。
☆我らの勝利の大道No.099 福光燦たる東北(下)
◇共々に「この道」を
日蓮大聖人は、試練と闘い抜いた健気な母の報告を聞かれて、仰せになられた。
『春のはじめ御喜び花のごとくひら(開)け……』(P1575)と。
それは、夫を亡くし、十六歳の我が子を失って、その悲しみの淵から立ち上がってきた、南条時光のお母さんへの御文である。
厳しき宿命の冬を勝ち越え、どこまでも、どこまでも、広布のために師弟の道を歩み抜く「この道」こそ、東北の母たちの「人間勝利の春への道」なのだ。
◇生き抜く姿に光が
福島の地で生きる、一人の壮年は語っておられた。
「(震災や原発事故の記憶の)風化を防ぐといっても、防戦一方では無理です。風化は、現地からの発信力が弱くなった時にも進む。最も大事な発信は、私たち一人ひとりの生きざまではないでしょうか」と。
この「人間王者」の雄姿を見よ! 今月、「壮年部結成の月」を迎えた、不屈の創価の黄金柱たちの「人間革命」は、勇気と希望の何よりの光源なのだ。
どこにいても、誰であろうとも、それぞれに可能な復興への一歩がある。人間革命の偉大な道がある。
戸田城聖先生は、誰もが絶望に打ちひしがれていた敗戦の日本に一人立って、弟子たちを励まされた。
「五年、七年、十年と信仰を続けていくうちには、必ずや人間革命でき、よくもあんなに立派になったものと言われるだろう」
軍部政府による二年間の投獄という法難を堪え忍ばれた師の結論は、一人の人間における偉大な人間革命こそ、一切の苦難を乗り越える真の「福光」だということにほかならない。
英国の大歴史家トインビー博士は、私に語られた。
「新しい文明を生み出し、それを支えていくべき未来の宗教というものは、人類の生存をいま深刻に脅かしている諸悪と対決し、これらを克服する力を、人類に与えるものでなければならない」
今ほど「人間革命」の光−−共に強く賢く生きる力をい人類に贈る哲理が渇望されている時はない。
御書には記されている。
『一度妙法蓮華経と唱うれば一切の仏・一切の法・一切の菩薩・一切の声聞・一切の梵王・帝釈・閻魔・法王・日月・衆星・天神・地神・乃至地獄・餓鬼・畜生・修羅・人天・一切衆生の心中の仏性を唯一音に喚び顕し奉る功徳・無量無辺なり』(P557)
妙法は、ありとあらゆる人びとから、そして、ありとあらゆる環境から、仏性を呼び起こし、'一切を蘇生せしめていく音律である。