2013年3月7日木曜日

2013.03.07 わが友に贈る

聖教の拡大は
仏縁の拡大なり。
広宣流布の要たる
新聞長の皆様に感謝!
誉れの名指揮を頼む!

開目抄上 P189
『一念三千の法門は但法華経の本門寿量品の文の底にしづめたり、竜樹天親知つてしかもいまだひろいいださず但我が天台智者のみこれをいだけり』

◇希望の明日へ
人生には、さまざまな苦悩がある。病の時もある。また死も必ずやってくる。しかし、仏法の眼を開いて見れば、本有(生命にもともとそなわっていること)の病であり、本有の死である。本有の苦悩である。何も嘆く必要はない。すべて、三世にわたる"幸福の大旅行"の一コマであり、妙法を持つ人は、すべての風景を悠々と楽しみきっていける。死も「方便現捏柴(方便もて淫楽を現ず)」と説かれるように、苦しい敗北や地獄の死ではなく、次の使命の人生への荘厳なる晴れの出発である。夜、疲れをとるために安眠し、朝、はつらつと起きるように、目覚めれば、すぐに楽しき来世である。
平2・10・23

☆女性に贈ることば 三月七日
強くあれ!
強くなれ!
希望は未来の勝利の旭日
幸福は自分自身の権利なり

☆今日のことば 三月七日
諸君は今、はなばなしいことはできないかもしれない。コツコツ勉強しなさい。遊んでもいい。何をやってもいい。青年らしく少年らしく、自由奔放にやっていけばいい。

☆100文字の幸福抄
母の、そして父の、
よき思い出をもつ人は幸福である。
心に刻んだ幸せな思い出は、生涯の宝である。
人生のさまざまな場面で
どれほど励ましとなることか。
孤独の時には友となり
苦難の時には支える力となるだろう。

☆新時代第64回本幹へのメッセージ
一、今、私は、込み上げる感動をもって、誉れの東北の同志を見つめております。
なんと明るく、なんと気高い、そして、なんと堂々たる、「地涌の正義」の陣列でありましょうか!
55年前(昭和33年)の3月16日、わが師・戸田城聖先生は、波瀾万丈の大闘争の勝ち鬨として、"創価学会は精神界の王者なり"と叫ばれました。
仏法では、まことの王者とは、「天」と「地」と「人」を貫いて、少しも揺るがない存在である。
さらに、民を親のごとく大切に敬い尽くしていく存在であると示されております。
誇り高き東北の同志たちは、あれほどの大災害に見舞われながら、断じて負けなかった。決して屈しなかった。
一人一人の学会員が、友の支えとなり、地域の要となり、社会の柱となって、どれほど勇猛に、どれほど誠実に、どれほど忍耐強く、奮闘し抜いてこられたことか。
ある時は風雪をじっとこらえ、ある時は悔し涙を流し、また、ある時は汗と泥にまみれながら、法のため、人のため、立正安国のため、戦い続けてきた同志の顔は、あまりにも神々しく輝きわたっています。
私は、愛する皆様方の頭に、一人も残らず、「人間の王者」「民衆の王者」「生命尊厳の王者」の王冠をかぶせて讃嘆したい。
いな、すでに三世十方の仏菩薩が大喝采しながら、皆様一人一人に大福運の宝冠を授与されているに違いないと、確信するのであります。
一、御本仏・日蓮大聖人は『い(生)きてをはしき時は生の仏・今は死の仏・生死ともに仏なり』(P1504)と断言されております。
亡くなられたご家族やご友人方も、必ずや力強い追善回向の題目の光に赫々と包まれ、守られていることは、絶対に間違いありません。
後継の皆様が仲良く朗らかに、何ものも恐れずに勝ち進んでおられる、この晴れ姿こそ、亡き家族・亡き同志が見事に成仏なされている最大の証明なのであります。

◇一人の生命には宇宙大の可能性
一、今日、わが敬愛し、信頼してやまない福島の同志、大東北の創価家族と一緒に、声高らかに宣言したいことがあります。
それは──
「我らは福光(福の光)の宝塔(宝の塔)なり」ということです。
法華経には、巨大にして荘厳な「宝塔」が出現します。
この「宝塔」は、一体、何を表しているのか。
大聖人は、北国の門下・阿仏房の質問に明快に答えられております。
『末法に入って法華経を持つ男女の・すがたより外には宝塔なきなり』『南無妙法蓮華経と・となうるものは我が身宝塔』(P1304)なり、と仰せであります。
そして「阿仏房さながら宝塔・宝塔さながら阿仏房」と結論されている。
つまり、あなたの生命が、そのまま、宝塔なのですよ、と。
一人の生命は、か弱く無力なものではない。まさに、宇宙大の可能性を秘めております。この生命の宝塔は、どんな苦難が襲いかかろうとも、揺るがない。誰人たりとも、壊すことなどできないのであります。
一、大聖人は、我らの生命の宝塔は「生老病死」の苦悩も、「常楽我浄」という四つの福徳に転じて、自らを荘厳できると明かされております。
いうなれば、生まれ出ずる悩みも生き抜く喜びに変え、老いゆく佗しさも後継を育てる張り合いに変え、病の苦しみも境涯を開く転機に変え、死の悲しみさえも永遠に轟く凱歌に変えていける。
ここに、「人間革命」「広宣流布」という最極の幸福と平和の道があります。
いずこであれ、題目を唱え弘める闘士が、胸を張って立ち上がれば、そこに宝塔が涌現します。わが身も宝塔であり、あの友この友も宝塔です。
生命尊厳の宝塔の林立によって、地域を、社会を、世界を、寂光土へ、仏国土へ、必ず輝かせていくことができるのであります。

◇人間とはかくも強く偉大なり!
一、どうか、何かあっても題目を唱え抜き、「元初の太陽」がいかなる闇も打ち払うように、今いるその場所で、わが生命から無限の福光を放っていってください。
一番厳しい冬を耐え抜いた人こそが、一番幸せな、歓喜と栄光の春を勝ち開くことができるのです。
さあ、共々に、「東北を見よ! 創価の師弟を見よ! 人間は、かくも強く、かくも偉大になれる」と、世界に希望と勇気の光を広げながら、晴れ晴れと「勝利」の金字塔を打ち立てていこうではありませんか!
一、結びに、全国の意気軒高なる青年部と壮年部の大会に寄せて、「人生は強気でいけ!」との恩師の師子吼を贈ります。
そして、「心の財」光る「農漁村ルネサンス大会」を祝し、東北はじめ日本全国のますますの豊作・豊漁を、深き感謝を込めて、お祈り申し上げ、私のメッセージといたします。