転入・転出する友に
丁寧に対応していこう。
青年・未来部にも激励を。
皆が大切な創価家族だ。
新出発を爽やかに!
撰時抄 P289
『現に勝れたるを勝れたりという事は慢ににて大功徳なりけるか』
◇希望の明日へ
"生命の歓喜"は、何よりさまざまな嵐と真正面から戦っていくなかでこそ、清列に、ほとばしり出てくる。あとからあとから、限りなく満ちあふれてくる。平穏な、何の波もないなかでは、深い信心の歓喜を味わうことはできない。障害に挑み、強盛にして不屈の信心を燃やしぬいていってこそ、わが身が不壊の歓喜の当体へと磨かれていくのである。
昭63・6・19
☆女性に贈ることば 三月十五日
子どもは、いつか、独り立ちしていかなくてはならない。
「子どもを『幸福にすること』と『甘やかすこと』を混同してはいけない」とはフランスの思想家ルソーの言葉です。
子どもを幸福にするために大切なのは、どんな試練にあっても、それに負けない強さと勇気を育んでいくことではないでしょうか。
☆今日のことば 三月十五日
絶望といい、不幸といい、それをそうと決めるのは、所詮、その人の心のしわざである。してみれば、希望というものは、まず自分自身の悲哀を克服したところに生まれるものだ。
☆100文字の幸福抄
人生には、「自分がやりたいこと」がある。
また、「自分がやらねばならないこと」も
「自分でなければできないこと」もある。
この「夢」と「責任」と「使命」を見つめ、
「今、自分ができること」を
誠実にやり抜いた時に、
才能や可能性は必ず開花する。
☆我らの勝利の大道No.098 福光燦たる東北(上)
◇希望の種を皆様が
東日本大震災以後、私たちは、世界の知性から数々の真心のお見舞いの言葉を頂戴した。あらためて感謝を申し上げたい。
米国のエマソン協会のワイダー元会長は、東北の友を熱く讃えておられる。
「あの大震災を経験された東北の皆様ほど、励ましの大切さを実感されている方はいないでしょう。皆様こそ、地球の未来に、希望の種を植えているのです」
ブラジルが誇る音楽家ビエイラ氏からも、勇気のメッセージをいただいた。
「全国各地から、人間主義に基づく全精魂こもるエンカレッジ(励まし)が、すさまじい勢いで東北地方へ発信され、人びとの苦難を克服させる"勇気のヒューマンエネルギー"の光として、一人ひとりの心を照らしました」
さらに、中国教育学会の顧明遠会長は、「多難興邦」という言葉で、宮城県の女性教育者を直接、励ましてくださった。国土が多事多難であるほど、人びとは奮起して国土に興隆をもたらすことができる、という中国の金言である。
まさに、この二年間の激闘は、世界が瞳目し、世界の良識と心を通わせながらの復興の歩みであったといってよい。
◇よくぞ生き抜いて
東日本大震災という未曽有の大災害が奪っていったものは、この宇宙の全ての宝に匹敵するほど、尊いものばかりであった。
想像を絶する多くの方々が犠牲になられた。愛してやまない家族、強い絆で結ばれた同志や友人、そして懐かしく麗しき郷土……、取り戻せるものなら、取り戻したいと、誰もが願わずにいられない。
震災の直後、私は胸をかきむしられる悲痛の念を堪えながら、被災地の同志に、仏法の厳たる法理の上から、"心の財は絶対に壊されない!"と申し上げさせていただいた。
今も、私は思う。
よくぞ、今日まで生き抜いてくださった。よくぞ、歯を食いしばって頑張り抜いてくださった、と。
こうして生きて、生き抜いている−−それ自体が、あまりにも尊く、不思議な使命の方々であられる。
亡くなられた方も、皆様方が生きておられるからこそ、生死を超えて、皆様方の胸中で、共に生きていくことができるのだ。
日蓮大聖人は厳然と仰せである。
−−自分についても他人についても、その生死はわからないけれども、重々に心して、あなたの御臨終の際、今世の生を終えた後には、日蓮が必ず迎えにまいるであろう−−と(P1558、通解)。
大聖人は、誉れ高く生き抜いた一人ひとりを、そして亡くなられた尊き同志たちを、御本仏の慈眼で見守ってくださっている。一人ももれなく断固と擁護してくださっている。
生も、死も、大聖人と御一緒に!−−これが、永遠不滅の妙法を持つ、我らの常楽我浄の旅なのである。
広宣流布とは、特別な「大きなこと」をすることではない。今の自分にできる「小さなこと」を、地道に粘り強く一つ一つ行っていくことである。
目の前の「一人」に同苦し、励ます。今できる「一つ」の行動に、誠実に、張り切って取り組む−−それは、誰もが直ちに実践できることなのだ。
◎希望の明日へは「歓喜・喜び」になります!(^^)!