生命を育む
女性の慈愛は
平和創出の源泉!
家庭に社会に
励ましの光を送れ!
御義口伝巻上 P720
『今日蓮が唱うる所の南無妙法蓮華経は末法一万年の衆生まで成仏せしむるなり』
◇希望の明日へ
長い長い人生である。時には、病に倒れたり、事故にあうこともあろう。まただれ人も、死は避けえない。"生老病死"は人の常であり、大なり小なり生死の苦悩があるのは、むしろ、当然といってよい。大切なのは、それらに直面した時、どう信心で乗り越えていくかである。信心さえしっかり貫いていくならば、妙法の絶対の力用によって、必ず自身をもっともよい方向へと向けていくことができるのである。
平1・1・21
☆女性に贈ることば 三月三日
躾や教育に、こうでなければならないという決めつけは禁物である。
「桜梅桃李」−−桜は桜、梅は梅の言葉通りに、それぞれの子どもの長所を伸ばし、特性に合った生き方を選ばせてあげられるような環境を、できるかぎり用意してあげたいものである。
☆今日のことば 三月三日
美しい女性の本質は、個性よりにじみ出た品格にある。また、言葉をかえると、清楚な化粧と、心豊かな価値創造に富む教養をそなえた女性に最大の美を感ずる。
☆100文字の幸福抄
「自分は愛されている」
「自分は必要とされている」
という実感がないと、
子どもの心は不安定になってしまうものだ。
幼いうちに注がれた愛惜が、
その子の「生きる力」となって、
一生を支えていくのである。
☆我らの勝利の大道No.097 前進!希望の春へ(下)
◇弥生3月「いよいよ」の心に燃えて!
アタイデ総裁は、私に語ってくださった。
「私たちは、この崇高なる『言葉』を最大の武器として、戦いましょう」
嬉しかった。言論で戦う先達、不屈の戦友がここにいたからだ。
日蓮大聖人は『声仏事を為す』(P708)、
『音も借まず』(P504)と、言葉の重要性や偉大な声の力を繰り返し教えてくださっている。
広宣流布とは、大聖人の御在世も、現代も、そして未来も、永遠に「言論戦」である。生命を燃やした「声の戦い」である。
どこまでも、相手の心を揺さぶる確信の励まし、時代と社会の闇を破る正義の声で、我らは戦い、勝っていくのだ。
◇人間革命の道開く
あの南米訪問の日々は、私が聖教新聞で続けていた小説『人間革命』の連載の最終盤と重なっていた。
リオデジャネイロに滞在中の二月十一日──恩師・戸田城聖先生のお誕生日に新聞連載は最終回を迎え、その日、私は師への万感の感謝を込めて「あとがき」を綴ったのである。
その文中に私は記した。
「(戸田)先生の御生涯は、そのまま一個の人間の偉大なる人間革命の軌跡であり、それを書き残すことによって、万人に人間革命の道を開くことが可能になると確信していた」
今や、この師弟共戦の「人間革命の道」を、世界中の地涌の同志が勇み進んでくれている。
どれほど戸田先生が喜ばれていることか。不二の弟子として、これ以上の誉れはない。
この南米訪問では、各国の同志が底抜けに明るく、また勝利の姿をもって、私を迎えてくれた。皆の笑顔また笑顔は、今も胸中から離れない。
私の訪問に合わせ、日本各地から交流団が派遣され、東京、大阪、北海道、秋田、山形、岩手、京都、広島、そして信越の友と一緒に、世界広布の旅の歴史を刻んだことも懐かしい。
◇2月闘争が世界で
二月に戦おう! 二月に晴れ晴れと師弟勝利の新たな歴史を勝ち開こう!
この「二月闘争」の精神で、今、世界の同志が意気軒昂に前進している。
南米ではSGI訪問団が今月訪れたブラジルも、ボリビア、パラグアイも、大発展を遂げている。
また、同じ南米のアルゼンチンでも、ペルー、チリ、コロンビアでも、広布の大願を掲げて弘教拡大への活躍は目覚ましい。
南米のベネズエラ、エクアドル、ウルグアイ、中米のメキシコ、グアテマラ、ホンジュラス、エルサルバドル、ニカラグア、コスタリカ、パナマ、ドミニカ共和国、ハイチ、キューバなど、ラテンアメリカ地域のいずこにあっても、宿縁深きわが同志は元気いっぱいだ。
ブラジルのタグチ議長の出身地でもある東京・荒川は、今月二十日が、誉れの「区の日」であった。
このほか東京では今月、中野、港、葛飾、渋谷が「区の日」、世田谷、大田、新宿、町田は「婦人部の日」「女性の日」、目黒、練馬は「青年部の日」を飾った。
全国でも、沖縄、岡山、干葉の友が記念日を祝賀。そして、九州や北陸(喜多国)、静岡、埼玉、茨城、栃木、長野、宮崎などでも、さらに海外のチリ、ブラジル、アメリカでも、"女性の日"をにぎやかに迎えた。
韓国では今月、婦人部を中心に「二月闘争」を走り抜き、美事なる広布拡大の金字塔を打ち立ててくださった。祈り、励まし、対話する──この誠実な人間主義の中に仏法はあるのだ。
そして、ここ韓国でも、婦女一体−婦人部と女子部の女性のスクラムで、美しき国花・無窮花(ムグンファ)の如く、尽きせぬ幸福とと希望の花々を咲かせている。
あの国でも、この地域でも、いよいよ大勝利の突破口を開こうと、わが同志が総立ちになっている。
六十一年前(一九五二年)、師弟の誓願に燃えて、決然と一人立った背年が起こした「二月闘争」は、まさに「世界の二月闘争」となったのだ。