2013年2月28日木曜日

2013.02.28 わが友に贈る

地区部長・婦人部長の
人知れぬ労苦ありて
地域広布は大前進!
皆様こそ創価の柱だ。
大福徳は三世に永遠!

御義口伝 P708
『南無妙法蓮華経の南無とは梵語妙法蓮華経は漢語なり梵漢共時に南無妙法蓮華経と云うなり』

◇希望の明日へ
死は一面からみれば、人間が今世におけるいっさいの虚飾をはぎとられて、裸のままの生命、それ自体がもつ真実の"力"で立ち向かわざるをえない難関である。このときばかりは、権力という"カ"も、財力の"カ"も、名声や地位という"カ"も、また単なる知識の量や、理性の"カ"も、すべて死苦を乗り越える真の力にはならない。生命自体の"実力"とでもいおうか、いわば、生命奥底の"底力"こそが試される瞬間なのである。偽物は通用しない。生の期間には必ずしも表面化しない、生命内奥の真実の姿が、そのとき、立ち現れる−−。臨終という、文字通りの"正念場"にあって、ただ妙法の実践のなかでわが生命自体に積み、蓄えてきた生命力というエネルギーのみが、その絶大な力を発揮する。ゆえに、生あるうちに、また健康で活躍できるうちに、真剣に妙法による福徳の貯金を、また生命力の蓄えをつくっておくことが重要なのである。
昭63・3・26

☆女性に贈ることば 二月二十八日
自分の心が変わり、使命感が変われば、すべてが変わっていく。
人のために、と行動していくなかに、最も光り輝いていく生命の軌道がある。

☆今日のことば 二月二十八日
押し潰されるような
 いやな時があったならば
朝早くすがすがしい散歩でもする余裕を
 持ってくれ給えと
私は 君に激励しておきたいのだ

☆100文字の幸福抄
どうやって子どもに
積極的な考え方を育んでいくか。
「これをやらなければいけない」と言うよりも、
「あなたなら、これができるよ」
と言ったほうがいい。
壁を乗り越える自信と、
乗り越える喜びを伝えていくことだ。

☆我らの勝利の大道No.096 前進!希望の春へ(上)
◇わが人間革命は 今ここから!「行学の二道」こそ歓喜と確信の源泉
二・二七「ブラジル婦人部の日」を記念する大会等の行事が続くなか、ブラジルSGIが誇る「イケダヒューマニズム交響楽団」も名演を贈ってくれた。
忘れもしない二十年前、サンパウロ郊外の自然文化センターでのSGI総会で、私は初々しい楽団のメンバーに会った。
当時、楽団員は四十五人。十代の未来部員も多く、小さな体で必死に楽器を操る姿は、凛々しくも健気であった。プロの奏者は、一人もいなかった。
だが、真剣一筋の演奏は、技巧を超えて会場を感動の渦に巻き込んだのだ。
私は、「世界第一を目指そう! 世界各国で演奏して、いつの日か、日本へ凱旋の公演を!」と励まし、メンバーに呼びかけた。
「実行できる人!」
「ハイ!」
打てば響く、一瞬の呼吸であった。この日から十五年後の二〇〇八年(平成二十年)、交響楽団は国内外で大活躍するまでに躍進して、晴れ晴れと代表が来日し、美事なる「凱旋」の演奏を披露してくれたのだ。
さらに昨年には、アメリカ青年部と手を携えて、アメリカ創価大学で劇的な演奏会も行ってくれた。
師弟の誓願を胸に、真っ直ぐに突き進む精神は、同時にブラジルの全同志の心でもあった。
この「師弟共戦」の魂の深き脈動こそ、ブラジルの勝利の第三の因である。
こうした「常勝」──絶対勝利の信心の方程式は、何よりも、わが"世界の関西"から、グローバル(世界規模)に波動したといってよいだろう。
そして今度は、夏のブラジルから冬の日本へと、偉大な前進勝利の新風を送ってくれているのだ。まさしく、世界同時進行の広宣流布の時代のゆえんである。

◇永遠に御書根本で
ともあれ、妙法を根底とした「人間革命」の思想が今、世界に、人類に、どれほど大きな希望の光を放っていることか──。
妙法は、宿命に立ち向かう「勇気の源泉」である。
全人類の未来を照らしゆく「歓喜の光源」である。
邪悪を打ち破っていく「正義の利剣」である。
この真髄の法理を説き明かした御書こそ、時代を超えた最高峰の一書である。
学生部の代表が昨年から続けてきた「御義口伝」講義は、この二月に修了式を迎えた。受講者は目を瞠る成長を遂げている。
本年秋には、「青年部教学試験(二級)」、「教学部任用試験」が実施される。
さらに世界では本年、五十五力国・地域で、教学試験が行われる予定だ。
仏法の「研鑽」即「実践」の潮流もまた、世界同時進行である。
この道を、私と同じ心で開拓してくれた最優秀の勇者たちの大功労を、私は決して忘れない。
我らは永遠に、日蓮大聖人に直結して御書根本に、一閻浮提広布の未来を切り開いていくのみである。
かつて恩師・戸田城聖先生は、折伏の極意を、こう教えてくださった。
「ただただ、自分は南無妙法蓮華経以外になにもない! と決めることを、末法の折伏というのです」
自分自身が妙法の当体である。ゆえに、何も恐れるものはない。幸福にならないわけがない。そう決めて題目を唱えゆく時、わが生命に『歓喜の中の大歓喜』(P788)が湧き起こってくる。
この「行学の二道」に励む喜びと確信を語っていくところ、共鳴と理解の輪は必ず広がっていくのだ。

2013年2月27日水曜日

2013.02.27 わが友に贈る

日々の学会活動は
最高の健康法なり。
祈り動き声を出し
他者のために尽くす。
そこに生命の充実が!

如説修行抄 P503
『鷄の暁に鳴くは用なり宵に鳴くは物怪なり、権実雑乱の時法華経の御敵を責めずして山林に閉じ篭り摂受を修行せんは豈法華経修行の時を失う物怪にあらずや』

◇希望の明日へ
信心の重要な目的もまた、すばらしき死を準備することにある。大法を護る護法の功徳は無量無辺である。またその大法を世界に弘通している学会を支え、守ることは、大法を護ることに通じる。ゆえに功徳も大きい。まじめに、謙虚に、生涯、広布に生きぬいた人の死は、見事なまでに荘厳である。安らかであり苦痛もない。その事実は、皆さまも、よくご存じの通りである。そして、苦しみきって死を迎える人が余りにも多い現実を知っている人から見れば、まことに感嘆すべき妙法の偉大な実証なのである。
昭63・3・24

☆女性に贈ることば 二月二十七日
いつも自然に振舞うこと、なごやかな雰囲気をつくること、笑顔を絶やさないことー一緒にいて、ありがたいなと思うのは、こうした妻の姿である。

☆今日のことば 二月二十七日
青年時代の理想を一生もちつづけて実践する人が、人間としてもっとも価値ある人である。

☆100文字の幸福抄
いかに多忙であっても、
寸暇を見つけて
一日数ページの読書でもいい、
向上心を忘れぬ母親になっていただきたい。
そしてやがて学校へと進む
わが子と共々に、学び、成長していけるような
みずみずしい母になっていただきたい。

☆我らの勝利の大道No.096 前進!希望の春へ(上)
◇常勝の合言葉 ムイト・マイス・ダイモク「もっと題目を!」
勇敢に
 法のためにと
  走りゆく
 友の功徳も
  歴史も光らむ

今月、SGI訪問団が南米のブラジル、ボリビア、パラグアイを訪れた。現地から、勝利の太陽輝く歓喜の報告が届いている。
特に私か四度目となるブラジル訪問を果たした一九九三年(平成五年)の二月から二十周年──。
今、世界の友がまぶしく仰ぎ見る、偉大な「王者のブラジル」「常勝のブラジル」となった。
ブラジルは、国家の発展も目覚ましく、わが同志に寄せられる社会からの信頼も絶大である。
ブラジルSGIの赫々たる勝利の因は何か──。
それは第一に、婦人部を中心に、「一切の勝利は祈りから!」と、題目根本で進んできたからだ。
「ムイト・マイス・ダイモク(もっと題目を)!」とは、ブラジル婦人部の変わらざる合言葉だ。
どこまでも強盛なる祈り、必ず勝利するとの誓願の祈りで、勝ち越えてきたのである。
日蓮大聖人は仰せになられた。
『南無妙法蓮華経と・となうるものは我が身宝塔にして我が身又多宝如来なり』(P1304)と。
人間は誰しも、「自分」という存在から逃げるわけにはいかない。どこまでいっても、自分は自分である。この自らの生命を、そのまま磨いて、最も荘厳な「宝塔」と輝かせ、最も尊極なる仏の力を涌現していけるのが、妙法の題目の音声である。
人生の険しい道を勝ち進んでいくためには、いかなる困難にも負けない自身へ強く成長し、境涯を広々と開いていく以外にない。そのための「人間革命の信心」であり、「宿命転換の信心」なのである。
小手先の策ではなく、まず真剣に祈る。そして勇気と智慧を湧き出して、誠実に行動することだ。

◇新しき力を伸ばせ
さらに、勝利の第二の因として、まさに地涌の人材が二陣三陣と躍り出てくる「ニューパワーの台頭」が挙げられよう。
そのために先輩のリーダーが、まず「自身の殻を破ってみせる!」と、先駆を切って課題に挑み、対話の最前線に打って出ている。自己の成長なくして、後輩の成長はないからだ。
そこにあるのは「リーダーの率先垂範」と、青年を温かく育み、後輩を誠実に励ましていく「一人を大切にする精神」の結合だ。
「人間革命」とは、自分のいる「その場所」から、自分が決意した「その瞬間」から始まる。
自身の壁を破ろう!
新たな挑戦をしよう!
そう決めて、ありのままの自分で、一歩、前へと、立ち上がればいい。
その勇気のチャレンジを先輩・同志が温かく励まし、支えていく。それは、必ず向上と充実と歓喜の波動となり、友から友へ伝わっていくのである。

2013年2月26日火曜日

2013.02.26 わが友に贈る

地道に努力する人を
見つけ出して讃えよ!
一人また一人と
励ましの光を送るのが
麗しき創価の世界だ!

西山殿御返事 P1474
『いかにも御信心をば雪漆のごとくに御もち有るべく候』

◇希望の明日へ
生も楽しく、死もまた楽しい−−これこそ仏法で説く生死不二の常楽の境涯である。何ものも恐れる必要はないし、死を不安に思う理由もない。ここに心の病に苦しみ、生死に迷う現代世界の闇を照らす光源がある。一人一人が生あるかぎり、妙法を唱えに唱えきりながら、広宣流布へ広宣流布へという情熱の一念を、あかあかと燃やしつづけていきたい。その鍛えあげられた強き強き信心の心こそ、生死の苦をも悠然と乗り越えていける唯一の原動力である。
昭63・3・24

☆女性に贈ることば 二月二十六日
栄誉に輝いた友をほめたたえ、ともに喜ぶ人は、その心に福徳が積まれていく。反対に、妬んだり、たいしたことはないと見くだしたりする人は、自身の福徳を消してしまう。
わが友を幸福にしゆく女性が、幸福の博士なのである。

☆今日のことば 二月二十六日
人には、ほめられて、ますますそれを実践してよくなっていく人、ほめられたが途中から叱られて、よくなっていく人、また叱られてのびていく人、それから叱られてもなかなかよくならない人と四種類ある。ほめられて成長していくという人はごく少ない。ほんとうに叱ってくれる人がいるということは、ありがたいことであり、幸福なことだ。

☆100文字の幸福抄
子どもは親の背に学ぶという。
しかし、親の方は、自分の背が見えない。
見るための鏡が子どもである。
その意味では、
子どもは自分を磨いてくれる、
ありがたい存在であり、
「子育て」は「自分育て」でもある。

2013年2月25日月曜日

2013.02.25 わが友に贈る

使命の青春を歩む
女子部・華陽リーダーよ
平和と幸福の前進は
貴女の勇気の一歩から!
さあ今日も友のもとへ!

上野殿御返事 P1512
『もし此の事まことになり候はばわが大事とおもはん人人のせいし候、又おほきなる難来るべし、その時すでに此の事かなうべきにやとおぼしめしていよいよ強盛なるべし』

◇今週のことば
近隣・地域を大切に!
朗らかな挨拶を。
礼儀正しく親切に。
友情と信頼は
足もとから広がる。
2013年02月25日

◇希望の明日へ
人生の生死の姿は、ある意味で方便であり、化城にすぎないかもしれない。しかし、その生死のなかに、幸福にして安穏な人生を送っていきたいというのが、人類共通の願いである。特に死は、現世の人生の終末であり、死後の生命が明確に目覚しがたいこともあって、人間の大きな恐怖であり、不幸ともされてきた。しかし、「死」を単なる諦めとしてとらえるのでは、本当の問題解決とはなるまい。ホスピスは、死を看取るということによって医療の側面から、この間題に一つの解決の道を見いだそうとするものといってよい。結論からいえば、三世にわたる本当の生命の"安楽"は、現実の生死のなかに、仏界という尊極、無上の境界を涌現する、妙法への信心によって築けるのである。
昭63・2・27

☆女性に贈ることば 二月二十五日
赤ちゃんが初めて自分を見つめて笑ってくれた時、片言のことばでしゃべった時。初めて自分の足で歩き始めた時 −。毎日が驚きと感動の日々だったと思います。
子どもがだんだん大きくなると、そうした感動を感じることは少なくなるかもしれませんが、子どもたちは変わることなく成長を続けているのです。その子どもの成長を温かく見守りながら、自分もともに成長する母親であり、教育者であってほしいと思います。

☆今日のことば 二月二十五日
真の勝利は勇気と執念の連続によってのみ得られる
見栄をすて 外聞をすてて
体当たりで栄光の道を切り拓いてゆこう

☆100文字の幸福抄
太陽のごとき、
親の愛情の光に満たされた
家庭に育った子どもは幸せである。
悪の誘惑におそわれ、
あやうく転落しそうになった時でも、
必ず親の愛情が支えとなり、
その淵から立ち上がる機縁となる。

◇雪山の寒苦鳥より
1月 初っ端から飛ばすと後でばてる。2月から本気を出す
2月 まだまだ寒い。これではやる気が出ない。3月から本気出す
3月 年度の終わりでタイミングが悪い。4月から本気を出す
4月 季節の変わり目は体調を崩しやすい。5月から本気を出す
5月 区切りの良い4月を逃してしまった。6月から本気を出す
6月 梅雨で気分が落ち込む。梅雨明けの7月から本気を出す
7月 これからどんどん気温が上昇していく。体力温存の為8月から本気を出す
8月 暑すぎて気力がそがれる。9月から本気を出す
9月 休みボケが抜けない。無理しても効果が無いので10月から本気を出す
10月 中途半端な時期。ここは雌伏の時。11月から本気を出す
11月 急に冷えてきた。こういう時こそ無理は禁物。12月から本気を出す
12月 もう今年は終わり。今年はチャンスが無かった。来年から本気出す
今世も残り少ないので来世で本気を出す。

こうならないためにも、「今」を精一杯

2013年2月24日日曜日

2013.02.24 わが友に贈る

一番苦しんだ人が
一番幸福になる。
我らの信心は
無限の希望の力なり!
今日も共に幸の行進!

四条金吾殿御返事 P1121
『法華経を一字一句も唱え又人にも語り申さんものは教主釈尊の御使なり、然れば日蓮賎身なれども教主釈尊の勅宣を頂戴して此の国に来れり、此れを一言もそしらん人人は罪を無間に開き一字一句も供養せん人は無数の仏を供養するにもすぎたりと見えたり』

◇希望の明日へ
死によって、今世の生は終わるかもしれないが、生命そのものがなくなるわけではない。生命は永遠であり、生きては死に、死んでは生まれるという生死の理を示すために、仮の姿としての死があるにすぎない。ゆえに、妙法で照らされた生死であれば、いたずらに死を恐れる必要もないし、だれもが示す生死の一つの実相として、達観していけばよいのである。大事なことは、現在生きているこの生を、最終章までいかに価値的に、充実して生きるかである。
昭63・2・27

☆女性に贈ることば 二月二十四日
なんでも聞こう、学ぼう。友人を広げよう。こういう姿勢の人は、自身の可能性を大きく伸ばすことができる。

☆今日のことば 二月二十四日
汝よ 汝は いかにして
    そんなに苦しむのか
汝よ 汝は いかにして
    そんなに泣くのか
汝よ 汝は いかにして
    そんなに悩むのか

苦しむがよい
    若芽が 大地の殻を打ち破って
    伸びゆくために

泣くがよい
    梅雨の、彼方の、太陽を仰ぎ見る日まで
    已むを得まい

悩むがよい
    暗い 深夜を過ぎずして
    尊厳なる 曙の空を望むことはできないからだ

☆100文字の幸福抄
子どもは、
自分自身で伸びる「芽」をもっている。
だからこそ、子どもが進むべき道を見つけたら、
全力で応援していく。
他人がどう言おうと、
自分だけは子どもの絶対の味方となり、
最大の支えとなってあげたい。

☆名誉会長と共に 今日も広布へ No.008 「温かい声」「確信の声」を
健康で、長生きをして、価値ある充実の人生を楽しんでいくのが、信仰の目的である。
健康は、自らの智慧と決心でつくるものだ。疲れをためないよう、また、季節の変化にも気をつけていくことだ。
「信心即生活」である。
学会活動は、心身共に健康になるためにある。題目をあげて、広布に動くことは、最高の健康法なのである。

『声仏事を為す』(P708)である。
リーダーの声は、温かく、優しい感じで、確信を持って、そして、胸を張って、生命力を強く大きく持って、指導・激励していくことだ。
大誠実の振る舞いに徹しゆくことが、自身の人格を大きくしていく。信心を、強く、深くしていくのである。
リーダーは、同志のために、どんどん、しゃべって、声を出していくのだ。
大変な中でも、人を励ますからこそ、功徳がある。声が弱くてはいけない。
確信の声は、皆を安心させる。指導者は声で決まる。

日蓮大聖人の仏法を、大聖人に代わって、大聖人の御心のままに弘めていく。これが創価学会である。
リーダーは信心を教えるのだ。我見の指導はいけない。
戸田先生は、「策で解決した場合は、また同じ問題で悩むようになる。信心で解決した時こそ、宿命転換である」と言われた。根本は、御本尊に向かわせていくことである。
大事なのは人だ。祈って、適材適所で皆を生かすのだ。
新しい人が躍り出てこそ。新しい波を起こす力となる。

2013年2月23日土曜日

2013.02.23 わが友に贈る

創価の城を荘厳する
「守る会」の陰の労苦に
皆が心から感謝!
風邪をひかないように。
尊き人生に栄光あれ!

撰時抄 P266
『南無妙法蓮華経と一切衆生にすすめたる人一人もなし、此の徳はたれか一天に眼を合せ四海に肩をならぶべきや』

◇希望の明日へ
生と死、そして生命が、今や文明的課題となって、真剣に問われ、解答が模索されている。その意味から、ホスピスや脳死の問題は、仏法者にとっては避けて通れぬ課題である。生と死、また健康といった問題に、信仰者として無関心でいるわけにはいかない。病に苦しみ、死を間近に感じている人はあまりにも多い。また、妙法を持った同志のなかにも、病に伏している人も少なくないのが現実である。生死の真の解決のためには、確かな死生観、人生観を確立することこそ、急務である。ゆえに、現代のさまざまな問題に対し、探き仏法の視点から光を当て、本質的な解決への緒を少しでも提示できればと、考えている。
昭63・2・27

☆女性に贈ることば 二月二十三日
人間として、たしかな目的をもって生き抜く人こそ、偉大であり、幸福です。

☆今日のことば 二月二十三日
"遊ぶのはよいが、遊ばれてはいけない"とよくいわれる。遊びを楽しめることが必要なのであって、けじめつかずに流されてはいけないという意味らしい。虚無的な遊びは、結局、疲労と悔恨、そして悲哀がのこる場合が多いだろう。仕事にせよ、"遊ぶ"にせよ、もっとも生き甲斐を感ずるのは、人間らしい知恵を発揮して、何かを創造していく時であるらしい。

☆100文字の幸福抄
幸せになるには、強くなることである。
弱々しい心では、
現実の荒波を乗り越えられない。
「必ず乗り越えてみせる」という強い心こそが、
幸福へと導いてくれる。
いかなる財産よりも価値のある勇気を、
子どもの心に育んでいきたいものだ。

◎きょうから希望の明日へは「生と死」です。

2013年2月22日金曜日

2013.02.22 わが友に贈る

寒い中、多忙な中
日々、着任を続ける
誉れの王城会の友よ!
本当に ありがとう。
偉大な壮年の柱たれ!

松野殿御返事 P1381
『末世には狗犬の僧尼は恒沙の如しと仏は説かせ給いて候なり、文の意は末世の僧比丘尼は名聞名利に著し上には袈裟衣を著たれば形は僧比丘尼に似たれども内心には邪見の剣を提げて我が出入する檀那の所へ余の僧尼をよせじと無量の讒言を致す、余の僧尼を寄せずして檀那を惜まん事譬えば犬が前に人の家に至て物を得て食ふが、後に犬の来るを見ていがみほへ食合が如くなるべしと云う心なり、是くの如きの僧尼は皆皆悪道に堕すべきなり』

◇希望の明日へ
地位や富があることと、人間的偉さとは、まったく別である。この点を、一人一人が心の目を開いて、よくよく見極めていかねばならない。そうでなければ、日本自体が国際社会でも決して尊敬されないであろう。
平1・11・18

☆女性に贈ることば 二月二十二日
人生は戦いである。それが生命の法則である。戦いを避けることは、それ自体、敗北である。
幸福は勝ち取るものだ。

☆今日のことば 二月二十二日
立派な少年は
 必ず立派な 青年となる
立派な少年は
 必ず立派な 社会人と
 なることができる
希望にもえて
前進する少年は 
 必ず良い 社会の指導者と
 なることができる

☆100文字の幸福抄
「完壁な母親」などいない。
欠点も長所もあるから、人間なのである。
そこに人間らしさがある。
だからこそ、子どもは安心できるのだ。
自分らしくていい。
「あなた」しか、
その子のお母さんはいないのだから!

☆勝利の人間学第24回 「後継の道」を真っすぐに
◇誓いと戦いを受け継げ
「後継」とは、単なる継承ではない。
それは、「誓い」を受け継ぎ、「戦い」を受け継ぐことである。
私は、恩師・戸田城聖先生の誓いと戦いを、すべて受け継ぎ、一人立ち上がった。
どんな広宣流布の闘争でも、常に先陣を切った。大変なところや、皆が避けるところに、勇んで飛び込んで、勝利の実証を示してきた。ゆえに、何も恐れるものはない。後悔もない。
青年部の諸君は、この誇り高き後継の道を、胸を張って晴れ晴れと進んでいただきたい。そして、「私は勝った! 我らは勝った!」と満天下に言い切れる青春を、勇敢に走り切っていただきたいのだ。

◇徹して一剣を磨き抜け
眼前の課題に挑み、一剣を磨き抜くことだ。
それぞれの道で、最高峰を目指すことだ。
創価の君たちは、使命が大きいゆえに、苦労もまた大きいに違いない。しかし、『鉄は炎打てば剣となる』(P958)と仰せである。今の持てる力を、思い切り出し切るのだ。
その労苦の中でこそ、人間が磨かれ、信心の確信もつかんでいける。自分自身を宝剣の如く鍛え上げることができる。
昨日の自分を超えよ。一歩前進するのだ。今日突破できなければ、明日また戦えばよい。
波瀾万丈の激戦の中で、歯を食いしばって、勝利と栄光の土台を築き上げるのだ。

◇今こそ歴史を残せ
師匠の一番の喜びは、弟子が勝利の証しを打ち立ててくれることだ。
『従藍而青(青は藍より出でて、而も藍より青し)』である。弟子が自分以上に立派に育つことが、師の願いであり、祈りである。
戸田先生は「大作は、私が言ったこどは、すべて実現してきたな。冗談さえも本気になって実現してしまった」と喜んでくださった。
青春の「今」が、勝負の時である。
私は、愛する君たちの前進を見守っている。わが後継の友よ、悩みの嵐さえも、雄々しき喜びに変え、不滅の歴史を残してくれ給え!

2013年2月21日木曜日

2013.02.21 わが友に贈る

皆が尊き広布の同志。
会合に集えない友にも
温かな声掛けが大切!
どこまでも一人に光を。
それが仏法の心だ。

忘持経事 P976
『槃特尊者は名を忘る此れ閻浮第一の好く忘るる者なり今常忍上人は持経を忘る日本第一の好く忘るるの仁か』

◇希望の明日へ
人間の"偉さ"は地位や肩書にあるのではない。本当の実力があるかどうかで決まると、よく人生の師である戸田先生は言われていた。一つの話題を、幾重にも掘り下げて展開していける。そうした内面の充実度にこそ、人間の真価がある。
平1・11・5

☆女性に贈ることば 二月二十一日
一流の人格の人は、友情を徹底して大切にする。信義を重んじる。

☆今日のことば 二月二十一日
私はテレビ文化そのものを、否定しているのでは毛頭ない。ただ、その相対として、活字文化が軽視されるのを悲しむのである。テレビの楽しさを享受しつつも、それに埋没してはいけない。一人一人が主体性をもち、逆にテレビ文化を支配していくとき、初めてテレビ文化を超えたといいうるであろう。"家に本なきは、人に魂なきがごとし"と私は思うのである。

☆100文字の幸福抄
「思いやり」とは「思いを遣る」
つまり思いを他の人まで
差し向けることである。
思いを遠く遣ったぶんだけ
心は広がり、たくさん幸福を入れられる。
だから、子どもたちの幸せを願うならば、
人に尽くす生き方を教えたい。

2013年2月20日水曜日

2013.02.20 わが友に贈る

リーダーは声で決まる。
温かく確信をもって
友に安心と励ましを!
その真剣な努力が
自らの人格を磨くのだ。

三三蔵祈雨事 P1468
『されば仏は善知識に値う事をば一眼のかめの浮木に入り梵天よりいとを下て大地のはりのめに入るにたとへ給へり』

◇希望の明日へ
世間の多くは、自身の利害と打算によって動いている。経済的に、また、立場上、得になるかどうか。名誉になるかどうか。美名の裏の心は、あまりにも卑しく、勘定高い場合が多い。こうした社会の常識からみるとき、信仰の世界は、おそらく想像もできないほど、純粋で無私であり、真心と献身の世界である。ゆえに周囲の人々からは理解されがたい世界であるように見えるかもしれない。純粋なるがゆえに利用されたり、圧迫されたり、侮辱される場合もある。残念であるけれども、これが現実である。しかし学会員は、尊き清らかな信仰の世界を、絶対に守っていかなければならない
昭63・6・26

☆女性に贈ることば 二月二十日
人間の最も美しい姿のひとつは、真剣に仕事に打ち込んでいる姿である。
仕事に着任をもって、はつらつと取り組んでいる女性は、若さを失わない。

☆今日のことば 二月二十日
大自然は、つぶさに観察すれば、するほど、その精巧さに驚嘆せずにはいられないような、複雑、微妙で、しかも壮大な生命の環を構成している。まさしく、宇宙の大芸術であるといってよい。昔から、人間の英知は、自らがその環のひとつであることを察知し、巧みに生きる術を考え出してきた。

☆100文字の幸福抄
太陽は毎日、
自らの軌道を繰り返し昇る。正確に進む。
そして、生きとし生けるものすべてに
慈光を贈り育んでいる。
日々の生活も、同じ行動の繰り返しかもしれない。
しかし、その中にのみ、
真実の幸福は創り上げられていくのである。

☆新時代第63回本部幹部会で紹介されたスピーチ
終戦のとき(1945年〈昭和20年〉8月15日)、私は17歳。
わが家もまた、例に漏れず、あの戦争に苦しめられた一家でした。
戦時中、私の4人の兄は次々と戦地に召集された。
一家の柱の父も病気がちで、母の苦労は並大抵ではなかった。
その母を助けたいと思い、私は小学校6年生の時から3年間、新聞配達もしました。
昭和20年に入ると、わが家は強制疎開で取り壊され、新しい家も空襲で直撃を受け、灰燼に帰した。
どん底の中のどん底でした。本当に苦しみました。
だから私は、戦争反対です。戦争が僧い。
初代会長の牧□先生は、誤った思想を奉じて戦争を遂行した軍部政府に、真っ向から反対して投獄され、獄死されました。
第2代会長の戸田先生も、牧口先生にお供して、2年間の獄中生活を強いられました。
この獄中で、牧口先生の死を知らされた戸田先生は、独房の中で、ただ一人、涙にかきくれました。
そして、「必ずや牧口先生の仇を討つ!」と心に誓い、出獄後、平和への大闘争に立ち上がっていかれたのです。
ここに創価学会の師弟の原点があります。
ゲーテは、わが青春の魂の友であります。
私は、読んで読んで読みまくりました。
ゲーテというと、やはり戸田先生のことを思い出す。
一流の教育者であり、何もかもご存じの天才的な指導者であられた。
軍国主義に抵抗し、断じて信念を曲げなかった先生は、「牢獄で2年間、勉強したよ」ともおっしゃっていた。
どんな場所でも勉強できる、大境涯を開いていける−−そのことを身をもって示された。立派な、不世出の先生でした。虚偽を見破る鋭さは、怖いほどでした。
ゲーテは"優れた師に学び、さらに発展させよ"と教えた。ゲーテ自身も、そうでした。
彼は"偉大な師匠を見つけよ。その人に学ぶことが、一番大事なのだ"と示唆しております。
この賢人ゲーテの励まし通り、私は師弟の道を走り抜いてまいりました。
そして広宣流布を進め、世界中に仏法を広めました。
世界の各地に、未来への"第一歩"を印したのです。

私たちは、「常楽我浄」の生命哲学の旗を高く掲げたい。
生き生きと、若々しく進もうではないか!−−そう呼びかけるゲーテの声が、私の胸に響いてならない。
結びに、懐かしいゲーテの詩の一節を朗読して、御礼のあいさつといたします。
「わたしはいつも人間のよろこびを謳う
ただしい道をそれぬかぎり/人間は実にうつくしく/永遠に人間は偉大である」 (大山定一訳「しろがねの真昼は・・・」、「ゲーテ全集第1巻」所収)
悲しみの道ではなく、喜びの道を、そして正しい道を、まっすぐに進むのだ。
そしてまた−−
「臆することなく起って進め、/世の人々はためらい惑うとも。/気高い者が明知と勇気をもって事にあたれば、/すべてのことは成就するのだ」(手塚冨雄訳『ファウスト』)
ダンケ! ダンケ!(ドイツ語で「ありがとうございました!」)
誠にありがとうございました。

2013年2月19日火曜日

2013.02.19 わが友に贈る

広布の法旗を掲げる
支部長・支部婦人部長が
各地で勇躍の前進!
最前線を走る尊き姿に
勝利あれ、福徳あれ!

大白牛車御消息 P1584
『法性の空に自在にとびゆく車をこそ大白牛車とは申すなれ、我より後に来り給はん人人は此の車にめされて霊山へ御出で有るべく候、日蓮も同じ車に乗りて御迎いにまかり向ふべく候』

◇希望の明日へ
仏法は厳しい。信心には妥協はない。社会的地位や名誉、財産などとはいっさい関係がない。いかなることがあっても"二心なく"、強盛に信心を貫いていけるかどうかである。
昭63・6・19

☆女性に贈ることば 二月十九日
子どもが起こす問題行動は、何か意味がある。子どもの心が発するシグナルです。
心のどこかがおかしくても、子どもは、それをうまく表現できない。また、自分でもよくわからないのが実際でしょう。
子どもの行動の意味を理解し、対応してあげることが必要なのです。子どものシグナルに気づくためには、心が子どもの方を向いていなくてはいけません。

☆今日のことば 二月十九日
人生は最後の一瞬まで、建設の連続でありたい。
この心構えを生涯持ちつづけたかどうかが、その人の人生の価値を決定するといっても過言ではない。

☆100文字の幸福抄
「どうしてお母さんは
あんなに一生懸命なのだろう?」
「ああしている時のお母さんは
本当に楽しそうだな」と、
子どもは母親の表情や調子から敏感に感じ取る。
そうした呼吸のなかで、知らずしらずのうちに、
生き方の骨格が築かれていくのだ。

☆新時代第63回本部幹部会で紹介されたスピーチ
それは1777年、ドイツの寒い冬のことでありました。
北風に向かって、勇んで28歳の若さ指導者が馬に乗り、旅を続けておりました。
冷たい雹が降っても、青年は、ひるまない。ワイマールの都から遠く離れた、悩める無名の友のもとへ、青年は森を抜け、山を越えていきました。
一人を励ますために走った、この若き指導者こそ、私たちの敬愛するゲーテなのであります。
ゲーテは叫んだ。
「人間よ気高くあれ」(星野慎一訳『ゲーテ詩集』)
ちょっとしたことで落ちこんだり、すぐにくたびれて、だらけたり、意気地なしになったりしてはいけない。
"気高くあれ! グッと胸を張れ!」−−これがゲーテの心でありました。
彼は、こうも言う。
「進んで人を助け善であれ!」(山口四郎訳「くさぐさの歌」、『ゲーテ全集1』所収)
学会活動、仏法の精神にも通じる言葉です。
そして、「正しいことを つねに倦(う)むことを知らずおこなえ」(高安国世訳「神性」、『ゲーテ全集第1巻』所収)と。
ゲーテの訴えは、仏法者の行動とも、深く響き合っている。
私は若き日に、戸田先生から、「ゲーテを読んだか」「どこまで読んだか、内容を言ってみなさい」と厳しく鍛えられた。
「ゲーテのように生きなさい! 戦いなさい!」と、何度も何度も言われました。
戸田先生も私も、ゲーテが好きでした。世界に輝く大文豪です。一生懸命、読み、研究しました。
青年時代に住んでいたアパートの本棚には、ゲーテの著書がたくさん並んでいた。
また、妻もゲーテが好きで、一緒に、ゲーテについて語り合ったことを思い出します。
ともあれ、ゲーテの文学を読む人は多い。しかし、その精神を受け継いで行動を起こす人は、どれだけいるだろうか。
このあまりにも貴重な「ゲーテ・メダル」を、どれほど深いお心で授与してくださったか。
連絡をいただいた時も、今も、私は心の中で涙を流しました。誠に、ありがとうございました。
〈ワイマールーゲーテ協会の特別顕彰として、名誉会長に「ゲーテーメダル」が贈られた〉
大文豪の命が光る、この人類の宝のメダルには、「行動せよ。翼を持ったわが友、ペガサス」と刻まれている。
このメダルが、いかに貴重なものか。私は、よく存じ上げています。
ゲーテが依頼し、12個しか作られなかったうちの一つである。〈1816年制作〉
まさに"宝の中の宝"である。
私は、ゲーテ協会のご厚情に、世界192力国・地域の青年と共に、ゲーテの心を携え、勇気と信念の翼を広げて、お応えしていく決心であります。

ここで私たちは、大変に母思いであり、母を大切にしたゲーテを見習って、世界の偉大な母たちに敬意を表し、「婦人部の皆様、ありがとう!」と心からの感謝を捧げてまいりたい。
お母さんを大事にするのです。それを忘れてはいけない。
特に若い皆さんに、そう申し上げておきたい。
きょうは未来部の代表も参加している。本当にうれしい!
未来部の皆さんは、学びに学んで、親孝行をしてください。親に苦労させたり、苦しめたり、悲しい思いをさせてはいけない。
いろいろあるだろうけれど、どんな親であっても、心の中では子どものことが心配でならない。皆さんのことが一番人切なのです。その心が分からないといけない。
親に喜んでもらうのです。ほっとさせ、安心させてあげるのです。
そのためにも、皆さん方は、言葉を大切にしていただきたい。
はっきりと言葉に表してこそ、心の思いは相手に伝わっていく。
皆さんの言葉と態度が大事です。それは、何よりも価値があるのです。
親の言うことには、「ハイ!」と返事をする。それができるのが、大きな心の人だ。
時には、「お母さ今日は私がお手伝いするから休んでいてください」と優しい言葉をかけてあげるのです。
一言、そう言えば、どれほど、親はうれしいか。きっと陰で涙を流して、喜んでくれるでしょう。
未来部、そして青年部の皆さん、親孝行を頼みます!

2013年2月18日月曜日

2013.02.18 わが友に贈る

近隣を大事に!
「誠実」の二字で
温かな人間交流を!
地域広布の舞台は
わが足下にあり!

唱法華題目抄 P14
『法華経を強いて説き聞かせて毒鼓の縁と成す可きか然らば法華経を説いて謗縁を結ぶべき時節なる事諍い無き者をや』

◇今週のことば
「一切は現証には如かず」
体験談は最大の力なり。
どんな苦難も勝ち越える
仏法の偉大さを語ろう!
笑顔満開の座談会に!
2013年02月18日

◇希望の明日へ
自由も幸福も、かぎりない奥行きと、広がりをもっている。人は、とかく財産、名誉、社会的地位を望み、利害で物事を決めていこうとする。しかしそれだけで自由や幸福が測れるものではない。外面的な華やかさや豊かさは決して永遠ではないし、常住でもない。いつかは消えゆく、はかない虚像にすぎない。
昭63・6・7

☆女性に贈ることば 二月十八日
年齢ではない。環境でもない。心である。
人生は心ひとつで、いつでも、どこでも、最高に輝かせることができる。

☆今日のことば 二月十八日
女性にとって、若いということは、それだけで、すばらしい宝石をもっているようなものだ。みずみずしいというか、ういういしいというか、若い女性は、なにも飾らずとも、それだけで美しいものである。

☆100文字の幸福抄
生命の尊厳といっても、
決して特別なことではない。
命を守り抜く母の心、
子を慈しみ育む母の振る舞いこそが、
最良の手本であり、無上の鏡である。
地球社会を明るく照らす生命尊重の光も、
母という太陽から生まれる。

☆名誉会長と共に 今日も広布へ No.007 尊き同志に最敬礼を
励ましの絆が、今ほど求められている時代はない。
人間、誰しも絶望的になる時もある。しかし、それに耐え、乗り切っていけば、大事な成長の糧になる。
いわんや、妙法を唱えている人は、長い人生の上から見れば、必ず、全てが変毒為薬される。ゆえに、何も心配しないで、同志と共に、信心強盛に生き抜いていくのだ。

法華経の「最上第一の相伝」とは何か。
それは『当に起って遠く迎うべきこと、当に仏を敬うが如くすべし』の文であると、日蓮大聖人は仰せである(P781)。
広布に戦う同志を、仏のごとく敬い、大切にする。こまやかに心を砕いていく。これがリーダーの役目である。
尊き同志に最敬礼だ。
会合も、楽しく、明るく、「参加して、よかった」と、信心の歓喜が湧き上がるものでなければならない。一つ一つの会合、一つ一つの出会いを大事にしていきたい。
祈って語れば、心が通う。希望が広がる。
リーダーは、皆が健康で、幸福になり、喜んでくれるよう、全力を挙げていこう!

御聖訓には、『命限り有り惜む可からず遂に願う可きは仏国也』(P955)と仰せである。
中途半端では、結果は出ない。勇気の信心で立ち上がってこそ、偉大なる力と功徳が湧いてくる。
いかなる波浪も、信心で勝ち越える一人一人が宝の人である。
これからも、永遠に、創価の和合を守り抜こう!
徹して一人を大切に−−この大誠実の積み重ねによって、広宣流布は進むのだ。

2013年2月17日日曜日

2013.02.17 わが友に贈る

わが信仰の喜びを
生き生きと伝えよう!
友の心を動かすのは
「体験」と「確信」だ。
さあ今日も対話を!

祈祷経送状 P1357
『法華経の行者は信心に退転無く身に詐親無く一切法華経に其の身を任せて金言の如く修行せば慥に後生は申すに及ばず今生も息災延命にして勝妙の大果報を得広宣流布大願をも成就す可きなり』

◇希望の明日へ
政界をはじめ、社会的に華やかで尊敬を受ける世界に入ると、民衆のためという初心を"はじめは忘れないようでいて"、あとではしだいに名利に流され、名聞に流されていく−−。若い時期はともかく四十代、五十代となると、自分を自分でコントロールできなくなってくる人がいる。そうならないためには、いかなる立場になろうとも、信心の指導だけは、どこまでも謙虚に受けきっていく姿勢と行動が大切である。信心の先輩と組織から心まで離れてしまっては、すでに危険地帯に入っていることを自覚しなければならない。
昭63・5・22

☆女性に贈ることば 二月十七日
かけがえのない一生である。大切な、尊き自分自身である。将来に悔いや、心のかげりを残すような青春であってもらいたくない。
最後の最後に「私は幸福になった」「私は本当に満足だ。勝った」と笑顔で言える人生のための青春時代であっていただきたい。

☆今日のことば 二月十七日
自分の幸福を犠牲にして、他人のため、社会のために尽くしていくのは、確かに美しい行為ではあるが、自分を失ってしまったならば、それは、単なるお人好しで終わってしまう。

☆100文字の幸福抄
深い愛情で結ばれた
家族の絆は、何ものにも崩されない。
人間を強くし、正しき方向へと導いてくれる。
その家族の絆こそが、
人生におけるどんな試練も耐え抜いて、
夢や理想を実現しゆく
勇気を贈ってくれる心の大地となる。

2013年2月16日土曜日

2013.02.16 わが友に贈る

乾燥による火災に注意!
可燃物の放置や
たこ足配線は禁物だ。
火の元の点検など
百千万億倍の用心を!

如説修行抄 P502
『所詮仏法を修行せんには人の言を用う可らず只仰いで仏の金言をまほるべきなり』

◇希望の明日へ
高い地位や名声をもつ人ほど卑しい権力の虜となり、いつまでも立場や権益に執着しがちである。まことに醜いかぎりである。
昭63・5・5

☆女性に贈ることば 二月十六日
本当に自分のことを理解してくれる人がいるかぎり、安心して力を出すことができる − それぐらい、心の絆は重要です。
親子の絆、教師と生徒の絆、師弟の鮮と、さまざまな鮮があるが、人生の年給を重ねれば重ねるほど、そのありがたみがわかるようになる。

☆今日のことば 二月十六日
怜悧な、利害打算の多い世の中にあって、もっと無償の行為があってよいのではないかと思う。だまされまいとするあまり、人間らしい善意の芽ばえすらつみ取ってしまっては、味気なさすぎる。

☆100文字の幸福抄
偽ったり、飾ったりしようとすると、
そこにいきおい無理が生ずる。
どんなに高位高官につき、
栄耀栄華を極めても、
虚飾があるかぎり、心からの幸福は味わえぬ。
人間は、ありのままに生きることが
最も楽しいものだ。

☆我らの勝利の大道No.095 幸福の太陽・婦人部(下)
御書には、『一切の法は皆是れ仏法なり』(P566)と明確に説かれている。
ありとあらゆる煩雑な悩みや葛藤が渦巻く、この現実の生活を離れて、「人間革命」もなければ、「一生成仏」もないのである。
時には、「どうして自分ばかりが……」とグチをこぼしたくなることもあるかもしれない。しかし、煩わしい試練と、祈り戦うからこそ、仏の力を出せる。泥が深ければ深いほど、やがて美事な幸福勝利の大輪を咲かせていけるのが、「如蓮華在水」の妙法である。
大聖人が富木尼御前(富木常忍夫人)を労われた一節が、私は思い起こされる。
「(貴女の夫である)富木殿が語られていました。
『このたび、母が亡くなった嘆きのなかにも、その臨終の姿がよかったことと、尼御前(妻)が母を手厚く看病してくれたことのうれしさは、いつの世までも忘れられない』と、(富木殿は)喜んでおられましたよ」(P957、通解)
富木尼は、自らも病気と闘いながら、九十代の高齢の姑を介護していた。
大聖人は、そうした辛労をすべて見通されて、夫である富木殿の感謝の心まで、こまやかに伝えてくださっている。
婦人部の皆様方の日々の奮闘も、御本仏が全てを御照覧であられる。
ゆえに、何かあっても、一切を御本尊に祈念して、一喜一憂せず、淡々と題目を唱え抜いていくことだ。必ず道は開かれる。
そして、その尊い体験こそが、あとに続く後輩たちへ、何よりの希望の励ましとなっていくのである。

◇未来を信じる勇気
アメリカの未来学者ヘンダーソン博士が、ご自身のお母様に捧げた詩の一節を婦人部の皆様に贈りたい。
「本当の勇気とは/日々、人のために働くこと。
本当の勇気とは/見返りも賞讃も求めずに/未来を信じ続けること」
未来を創るのは、今だ。
だからこそ、「信心の炎」をいよいよ燃え上がらせ、勇気凛々、思い切って、この一日を、この一ヵ月を、この一年を、走り抜こう!
私も"創価の母"である婦人部の皆様と共に、創立百周年の未来を盤石にするため、"今再びの常勝の陣列を!"と祈り、幸福勝利へ励ましの春風を送り続けていく決心である。
日々、世界を照らしゆく、新鮮なる「幸福の太陽」と輝く婦人部、万歳!
私と共に、苦労を喜びに変えて、今日も、明日も、朗らかに、勝利、勝利、また勝利の人生を!

妙法の
 無量無辺の
  功徳をば
 浴びたる貴女の
  生命は健やか

2013.02.15 わが友に贈る

誠実な語らいは
「信頼」を残す。
友のために祈り動けば
「境涯」が広がる。
それが広布の道だ。

上野殿御返事 P1537
『欲界第六天の魔王無量の眷属を具足してうち下り、摩竭提国の提婆阿闍世六大臣等の身に入りかはりしかば形は人なれども力は第六天の力なり』

◇希望の明日へ
これまでも"なぜあの人が、あのまじめそうな人が、退転したり、反逆するのか"と、人々が思うような場合もあった。しかし、その本質を見ていくと、大なり小なり"慢心"と"見栄"と"不知恩"の者であった。力もないのに、周囲から、学歴や社会的地位、あるいは幹部の子弟であることなどの理由から、"あの人は特別だ"と甘やかされ、自分中心の考えしかできなくなってしまった。ここに不思議にも、退転者や反逆者に共通する、一つのパターンがある。
昭63・4・24

☆女性に贈ることば 二月十五日
世界の人びととの友好も大事であるが、隣近所との友好はもつと大事である。友好・友情こそ、人生の宝である。

☆今日のことば 二月十五日
青春は一生の土台を築く時代である。土台が、立派に仕上がっていなければ、その上に何を積み重ねても崩れてしまう。将来の、大きな花を咲かせるために、その土台を建設している時代だと思えば、勉強も、仕事も、すべてが有意義にならないわけがない。
利己主義のみでなく、つねに社会に目を開き、社会のなかで、自分を大きく成長させようという人生は、もっとも充実した、青春といえよう。

☆100文字の幸福抄
子どもの成長と共に、
親も成長していきたい。
子どもの成長と共に、
互いに尊敬し、支え合う夫婦愛も
磨きがかかっていくべきであろう。
それが、そのまま美しい家庭環境を
築き上げていくことになるからだ。

☆我らの勝利の大道No.095 幸福の太陽・婦人部(下)
◇同苦こそ創価の心
あの「阪神・淡路大震災」から、一月十七日で、十八年を迎えた。あらためて、亡くなられた全ての方々に題目を送り、懇ろに追善回向をさせていただいた。
「負けたらあかん」と復興の槌音を響かせ、不死鳥の如く街を蘇らせた大関西の母たちの崇高な年輪に、ただただ感謝合掌である。
先日、聖教新聞の連載の"福光新聞"に掲載された兵庫県の地区婦人部長の体験を、妻も目頭を熱くしながら拝読していた。震災でご主人と二人の娘さんを亡くされながら、健気に信心を貫き、頑張り抜いてこられた偉大な母である。
彼女のことを思い、あえて厳しい激励の言葉も掛けた信心の先輩も、何と慈悲深き女性であることか。
慈悲の根底には、共に苦しみ、共に泣き、共に祈る仏の「同苦」の心がある。
眼前の悩める友、苦しむ同志と心を結び、励まし合って、どんな絶望の闇も照らし晴らしていく−−これこそ、私たちが経文通りに「悪口罵詈」されながらも築き上げてきた、創価学会である。まさしく、現代における民衆の奇跡の団体なのである。

宮城県に住むある若き母は、東日本大震災で、可愛い盛りの五歳の長男を奪われた。胸が締めつけられる悲しみである。
周囲の励ましに、再起しようと思うが、なかなか前に進めない……。その暗闇に光を点してくれたのが、先ほどの兵庫県の地区婦人部長をはじめとする関西の婦人部との交流であった。
この十八年間、妙法を抱きしめ、一番深い悲しみを乗り越えてきた常勝の母。その姿に、東北の母は不屈の勇気をもらい、前を向くことができた。
そして、"心にいる息子"と共に生き抜き、共に進みゆく思いで、地域のヤング・ミセスのリーダーとして走り抜かれていると伺っている。

◇必ず道は開かれる
『南無妙法蓮華経と申す女人の・をもう子に・あわずという事はなし』(P1576)
日蓮大聖人は、十六歳の息子を亡くした上野殿母尼御前と共に悲しまれ、嘆かれた。そして、母尼の胸中に「信心の炎」が再び燃え盛るまで激励を続けられたのである。その「信心の炎」を受け継いだのが、兄の南条時光であり、時光もまた赤誠の信心を生涯貫き通した。
生死は不二である。亡くなった家族は、わが心の中にいつも一緒にいる。瞬時も離れることなく、生命は一体である。ゆえに、この生命に妙法の力をみなざらせ、法のため、人のため、広宣流布のために行動することが、そのまま亡き家族をも『歓喜の中の大歓喜』(P788)で包む光明となるのだ。
ともあれ、真剣な「励まし」の連続が、必ず蘇生のドラマの連鎖を生む。これが創価の世界である。

2013年2月14日木曜日

2013.02.14 わが友に贈る

青年が青年を呼び
新たな奔流を起こす。
それが青年学会だ。
君が勝利の先陣を!
貴女が幸福の拡大を!

女人成仏抄 P471
『心地観経に云く「有情輪回して六道に生ずること猶車輪の始終無きが如く或は父母と為り男女と為り生生世世互いに恩有り」等云云』

◇希望の明日へ
人は、社会的な地位を手にし、財産を築くにつれ、徐々に「素直な心」を失っていくものだ。若き日の理想を忘れ、慢心と倣りに堕していく人も、少なくない。そうしたなかにあって、有数の財界人である松下幸之助氏は芳名録に「素直な心」と記された。私は、真実の法則と人生に対する敬慶な心の音律を、そこに感じてならなかった。偉大な人は、どこまでも偉大である。偉大そうな人と、偉大な人とは違う。これが私の人物観である。見せかけだけの人は、いかに偉そうに見せても、長続きはしない。ふとした態度、言葉に、その本質がすべて表れてしまうものだ。
昭63・1・9

☆女性に贈ることば 二月十四日
人間は自分一人で生まれてくることはできない。また附して、たった一人で一人前の人間になれるものでもない。家族のなかに生まれ、家族のなかで育ち、やがて一個の人間として成長していく。夫婦も、親子も、兄弟姉妹も、日に見えぬひとつの法則で結ばれているともいえる。その心の絆こそ、真の家族の結晶であるに違いない。

☆今日のことば 二月十四日
高山を征服しようという意欲はあっても、登山の技術をもたなければ、暴挙にすぎなくなってしまう。それと同じく、人生のあらゆる障害も、それを克服するには、どうすれば、もっとも確実に、価値的に目的を達成できるかを知らなければなるまい。

☆100文字の幸福抄
詩とは何より
心の世界の真実である。
季節のわずかな変化にも美を発見できること。
困っている人を見たら、
すぐに身体が動くこと。
そうした姿は、言葉以上に豊かに
子どもたちの心を育むに違いない。

☆我らの勝利の大道No.095 幸福の太陽・婦人部(下)
◇今の労苦が福徳の根っこに

共に智慧と慈悲と歓喜の花を!
「信心の炎」を一段と燃え上がらせて

天晴れな
 世界の広布を
  開きゆく
 女性の未来は
  無限の希望が

釈尊、そして日蓮大聖人が悲願となされた一閻浮提の広宣流布を、今この時に成し遂げゆく創価の師弟の宿縁は限りなく深い。
「SGIの日」である一月二十六日は、福光の希望を広げる「東北女性の日」でもあり、さらに前日の一月二十五日は、正義の誉れ輝く「関西婦人部の日」に当たっている。
この記念日を祝し、世界広布の懸け橋となって、翻訳の労作業に携わってくれている有志の方々が、あのヘレンーケラーの著書『サリバン先生』を、名訳とともに届けてくださった。
翻訳・通訳という世界広布の生命線においても、研鎖と努力を惜しまぬ女性たちが、いやまして大きな使命を果たしてくれている。
目と耳と□の不自由という"三重苦"を克服した、ヘレンーケラーは、師であるサリバン先生へ尽きせぬ感謝を込めて記した。
「先生は私の身体的弱さに合わせて教えるのではなく、教えようとする高みへと私の精神の強さを少しずつ引き上げてくださった」と。重みのある言である。
サリバン先生自身も、幼少期から幾多の苦労を重ね、失明の危機も乗り越えてきた女性である。
苦しみを分かち合いながらも、そこに止まらない。その人が持つ、生命の限りない強さを引き出し、共に境涯を高めていく−−わが婦人部の「人間革命」への激励にも通ずる。
ヘレンーケラーは、こうも振り返っている。
「当時のサリバン先生は、華麗な花を咲かせるために、冷たい暗闇の中で労苦している根っこのような気持ちであっだのではないかと思います。
しかし、先生がいつも、この時期が人生の中で最も充実し、喜びにあふれた日々であったと述懐されていたことを思い出すと、私はとても嬉しくなるのです」
人を育てる苦労と喜びは何と尊く、深いものか。
わが子のため、わが友のため、祈り、悩み、尽くす。その目に見えない労苦と奮闘は、必ずや自分自身の生命の福徳となって積まれる。そして、その福徳が、そのまま、わが子に、わが友に伝わっていくのである。
「御義口伝」に、『自他共に智慧と慈悲と有るを喜とは云うなり』(P761)と仰せである。
この究極の「智慧」と「慈悲」と「歓喜」の花を、地域にも、世界にも、咲かせ広げているのが、創価の女性たちである。

◇麗しき女性の連帯
皆様方は「異体同心」という最高に麗しきスクラムを組みながら、広宣流布の大目的へ弛みなく前進している。これほど強く、これほど明るい姿はない。
思えば、創価教育の師父・牧口常三郎先生は、いち早く女性のための通信教育を推進された。女性の活躍の広がりが、人類の幸福と平和に直結することを確信されていたのであろう。
そこには、日蓮大聖人の『男女はきらふべからず』(P1360)、『女人と妙と釈尊との三全く不同無きなり』(P842)との大宣言の精神が光っている。
しかし、日本において女性を取り巻く環境は、まだまだ厳しい。世界経済フォーラムが発表した「男女格差指数」(昨年十月)によると、日本の平等度は百三十五力国中、百一位。残念ながら先進国では異例の低さという。
私が対談集を発刊した、ヨーロッパ統合の父クーデンホーフ=カレルギー伯爵は語っておられた。
「女性は男性よりも、はるかに誠実な平和主義者です。女性は生命をはぐくみ育てるのが本能であって、殺戮を望みません。
それは、自然が女性に、男性にはできない使命を与えたためです」
女性が輝いてこそ、地域も、社会も、未来も輝きに包まれゆく。女性が最も輝ける社会を目指すことこそ「平和の大道」なりと、私はいま一度、強く訴えたい。
その開道の先覚者こそ、私たちが最大に尊敬し、信頼する世界第一の創価の婦人部なのである。

◎地域内の女子中等部員が、見事、創価高校に合格しました。素晴らしい!頑張ったね!、そして、心からオメデトウ!(^^)!

2013年2月13日水曜日

2013.02.13 わが友に贈る

「報恩」こそ
仏法の魂だ。
「感謝」の心が
自分自身を強くする。
新しき2月闘争を飾れ!

一生成仏抄 P384
『衆生の心けがるれば土もけがれ心清ければ土も清しとて浄土と云ひ穢土と云うも土に二の隔なし只我等が心の善悪によると見えたり』

◇希望の明日へ
社会的に大きな活躍をしている人にも、二種類ある。すなわち、さほど学会内で広宣流布のための苦労もせず、上手に泳ぎながら偉そうに見せている人。一方、組織のなかで、苦労に苦労を重ね、汗まみれ、泥まみれになり、真実の広宣流布を推し進めながら、前者ほどには社会的に恵まれない人がいる。どちらの人が尊いか。また大切か。信心の次元からみるときには、その答えは、おのずから明瞭である。いうまでもなく、それは後者の人である。
昭62・11・15

☆女性に贈ることば 二月十三日
時間がたくさんあるからといって、いい子育てができるわけではない。
たとえ時間が限られていても、聡明な心があれば、子どもとの凝結した触れあいはつくれるものでしょう。

☆今日のことば 二月十三日
青年は、望みが大きすぎるくらいで、ちょうどよいのだ。この人生で実現できるのは、自分の考えの何分の一かだ。初めから、望みが小さいようでは、なにもできないで終わる。

☆100文字の幸福抄
子どもは親の所有物ではない。
社会を構成する一個の人格として、
愛情豊かに
育んでいかなければならない。
子どもの主体性、自主性を見守りながら、
健やかに伸ばしていけるように
配慮していくことが根本である。

☆名誉会長と共に 今日も広布へ No.006 道を開くのは「真剣」の二字
リーダーは、朗らかに、力強く、確信を持って、指導・激励していくのだ。
広宣流布は仏と魔との戦いだ。ゆえに、リーダーは、常在戦場の精神であるべきだ。気を抜くことなどできない。だからこそ、ありがたい。全てが仏道修行なのである。
皆に奉仕するための指導者である。リーダーは、皆の声を聞き、反応をよくしていくことだ。
何事も、早いことが、信頼を増し、勝利につながる。反応のよさとスピードで、学会は発展したのだ。鈍い、遅いのは、無責任だ。
真のリーダーは、人任せではなく、自らが必死に祈り、責任を持つ人である。
皆にやらせるのではなく、自分が率先して行動する。これが創価のリーダーだ。

御聖訓に『大願とは法華弘通なり』(P736)と仰せである。
今をおいて、戦う時はない。悔いなく、思い切り、一心不乱に戦おう。自身の栄光の歴史を残すのだ。
広宣流布は、三世に崩れぬ幸福の道を開く。全人類の最高の希望である。我々が戦う以外にないではないか。
何としても、目の前の壁に一つ一つ、勝っていこう!
「真剣」の二字で戦っていこう! 自分が変わらなければ、道は開けない。
真剣であるか、誠実であるか。これが大事だ。策や要領では、成長も、拡大も、勝利もない。
真剣な人、誠実な人を、どれだけ育てていけるか。それで未来の勝負は決まる。

2013年2月12日火曜日

2013.02.12 わが友に贈る

新聞休刊日

上野殿御返事 P1540
『この甲斐の国にも少少信ぜんと申す人人候へどもおぼろげならでは入れまいらせ候はぬにて候、なかなかしき人の信ずるやうにてなめりて候へば人の信心をもやぶりて候なり』

◇希望の明日へ
いかに社会的な名声を得、財宝を持っても、それは夢、幻のようなもので、成仏への種子とは絶対になりえない。御本尊への正しき信仰こそ、今生の真の名聞であり、永遠に生命を飾りゆく財宝なのである。
昭62・10・11

☆女性に贈ることば 二月十二日
どんな時代の変化にあっても、つねに変わることがないのが、真の友情である。何かあると、すぐに変わってしまうような友情は本物ではない。むしろ、試練にあえばあうほど、真の友情はより強く、深く、結びあっていく。

☆今日のことば 二月十二日
未来を論ずる人は多い
しかし 未来を考える人は余りにも少ない

☆100文字の幸福抄
子どもとの信頼をコツコツと築き、
無限の可能性の大地を、
力強く、時に優しく耕していく。
その愛情こそが、何十年か先に、
必ず大きな花を咲かせていく。
時間を超えて偉大な力を発揮させていくのが、
教育の力であり、家庭の力である。

☆新時代第63回本部幹部会へのメッセージ
◇新しき地球社会の建設へ語り広げよ
人間の可能性は無限大
どんな悩みも打開できる

寒風に負けるな胸張れわが青年(きみ)よ

寒い中、本当にご苦労さまです。
とくに、厳しい冬の季節にもかかわらず、勇んで遠路をいとわず、お越しくださったオーストラリア、ヨーロッパ各国、フィリピン、インド、スリランカ、ネパール、そして韓国をはじめ、20力国・地域の偉大な同志の皆様方を、私たちは万雷の大拍手をもってお迎えしたいのであります。
きょう、私は、皆さんと一緒に決意し合いたいことがあります。それは、「共々に生命の勝利の花を満開に咲かせよう!」ということです。
一人一人の生命が、どれほど尊いか。
どれほど大きな可能性を秘めているか。
たとえ、「一日の生命」であっても、宇宙の全財宝よりも素晴らしいと仏法は示しています。
実際、60兆という膨大な数の細胞が絶妙に調和し、たえまなく外敵とも戦いながら、働き続けている人体は、多くの科学者からも、まさしく「宇宙」であると感嘆されています。
心臓は、1日に約10万回も脈動し、実に約8トンもの血液を全身に送り出してくれている。
脳は、大脳皮質だけでも、140億もの神経細胞が天文学的なネットワークを広げており、その成長し、創造しゆく力には、限界がありません。
「よく学び、よく使うほど、頭は冴えわたる」と言われるゆえんであります。

◇自分自身が偉大な仏だ
仏法では、「仏」という最も偉大な存在も、人間を離れ、現実を離れて、どこか遠くにあるのではない。
私たちの生命の中にある。この私たち自身が、まさに「仏」なのであると説かれております。
そう言われても信じられないという人に、日蓮大聖人は、『自分のまつげは近すぎて見えないようなものだよ』(P1491、趣意)と譬えられました。
さらに、『美しい桜の花は、ごつごつとした木の中から咲き出てくるではないか』(P1492、趣意)、『同じように、凡夫である私たちの心の中から、必ず仏の生命を開いていくことができる』(P1491、趣意)と教えられているのであります。
結論して申し上げれば、その最高の生命の花を咲かせていく、究極の力が、南無妙法蓮華経です。これは、絶対に間違いのない大法則であります。

◇民衆の不幸をなくすために
ともあれ、人間は、自分らしく「幸福の花」を咲かせるために生まれてきました。
人生は、思い切り「勝利の花」を咲かせるためにあります。
それを万人に可能にしたのが、仏法なのです。
このことを、私は、19歳でお会いした師匠である戸田城聖先生から教えていただきました。
残酷な戦争で無数の命が奪われた直後であり、荒廃した焼け野原にあって、何の希望も見いだせない時代でした。
その中で、青年を信じ、励ましてくださった先生のお心に応え、私たちは立ち上がった。
どんな悩みを抱えた友にも、どんな境遇に苦しむ友にも、「断じて打開できる」「絶対に幸福になれる」と言い切って、共に仏法を学び、実践し、一人また一人と「人間革命」の実証を示してきたのです。
それは、この世から、民衆の不幸と戦争の悲劇をなくすための、終わりのない挑戦であります。
今、「友情」と「信頼」の世界市民のスクラムは、192力国・地域にまで広がりました。
そして、いよいよ、これからが、わが創価の青年たちが、「生命の尊厳」の哲理を高らかに掲げて、「平和の柱」となり、「文化の大船」となり、「教育の眼目」となって、新たな地球社会に貢献していく晴れ舞台です。

◇たとえ目が見えなくても
北海道創価学会では、毎冬、全道の各地で青年主張大会を開催しております。
4年前、若くして命にも及ぶ病で視力を失いながら、雄々しく闘病を続け、地域のリーダーとして活躍する青年が叫びました。
「たとえ、目が見えなくても、私は人に励ましの言葉を掛けることができる。人の悩みを聞くことができる。人のために足を運ぶことができる。
そして、何ものにも負けない信仰があります。
いかなる困難が襲いかかろうとも、郷土の未来に希望を送りゆく一人に成長していきます!」と。
壮年部に進出した今も、父母と共に、同志と共に、勇敢に朗らかに前進してくれています。
こうした尊き体験が、日本中、世界中に花開いています。
大聖人は、『法華経を信ずる人は冬のごとし冬は必ず春となる』(P1253)と約束してくださいました。
ここに、人類を照らす水遠の希望の太陽があります。
きょう集われた大切な皆様が、一人ももれなく、試練の冬を勝ち越えて、「歓喜の春」「和楽の春」「勝利の春」を飾りゆかれることを私は祈ります。
結びに、

寒風に
負けるな 胸張れ
 わが青年(きみ)よ

──と贈り、私のメッセージといたします。

◎2.11戸田先生の生誕記念日に、我が家の娘が千葉王子王女合唱団として、千葉音楽隊の定期演奏会に友情出演しました。朝から丸一日、ご苦労様でした!(^^)!

2013年2月11日月曜日

2013.02.11 わが友に贈る

「仏になるみちは
善知識にはすぎず」
支えてくれる人を大切に。
自らも支える人に。
学会は善き友の集いだ。

顕仏未来記 P509
『天台云く「雨の猛きを見て竜の大なるを知り華の盛なるを見て池の深きを知る」等云云、妙楽の云く「智人は起を知り蛇は自ら蛇を識る」等云云』

◇今週のことば
「青年セミナー」から
社会に希望の春光を!
あの友この友を招き
創価の世界を広げよう!
躍進は勇気から生まれる。
2013年02月11日

◇希望の明日へ
人間の世界であるから、感情のぶつかりあいは、大なり小なり、どこにでもある。いわんや、末法は「愚痴の衆生」の集まりである。また一面からいえば、文句や不満が絶えない時代相でもある。ゆえに、一方が一方を抑えつけようとするのではなく、お互いに、感情に流されない聡明さをもっていくことである。
平6・1・27

☆女性に贈ることば 二月十一日
恩師・戸田先生が最後の誕生日(昭和三十三年二月十一日)に、私の妻に贈ってくださった和歌がある。
「月光の やさしき姿に 妙法の 強き心を ふくみ持てかし」
戸田先生から薫陶していただいた、この強き心を、女性の皆さんに伝えられることを、妻は深い喜びとしている。

☆今日のことば 二月十一日
よき友を持つこと
よき先輩を持つこと
 これは 人生の至上の幸運であり
  誇るべき宝であるといっても過言ではなかろう

☆100文字の幸福抄
人生は、幸福になるためにある。
虚栄を張ったり、
背伸びをしたりする必要など、全くない。
人間は人間以上には、偉くはなれないのだ。
ありのままに自分らしく、
人のため、社会のため、
行動する人生が最も美しい。

☆我らの勝利の大道No.094 幸福の太陽・婦人部(上)
◇"人権の母"の信念
今年の二月四日は、「アメリカの公民権運動の母」ローザーパークスさんの生誕百周年の佳節であった。
二十年前−−当時、ロサンゼルス郊外にあったアメリカ創価大学で初めてお会いした折、妻が用意したケーキで八十歳の誕生日のお祝いをさせていただいたことも懐かしい。
謙虚で凛とした清らかな微笑み。人類の歴史に輝く、誇り高き人権闘争の母であった。
積年の不当な差別に対し、敢然と「ノー」を叫んだパークスさんの勇気の声と行動が、歴史の歯車を大きく動かしたことは、あまりにも有名な史実である。
「誰かがまず第一歩を踏み出さなければならないことは、わかっていました」
「何をすべきかわかっていさえすれば、恐れることなど何もない」
パークスさんが語り残された不滅の言葉である。
一念を定め、行動する腹を決めた女性ほど強いものはない。誰もかなわない。
私か対談したアメリカの歴史家ハーディング博士は、パークスさんをはじめ、公民権運動における女性の重要な貢献について、こう語っておられた。
「女性の励ましがなければ、(人権闘争の)行進に加わる人も、一人もいなかったでしょう」
そして「皆を結束させ」「皆を大いに励まし、力づけ、運動参加へと導いて」いった、女性の力を心から讃えられていた。
博士が繰り返し指摘されている通り、歴史を変える民衆運動の根幹には、女性の「励まし」がある。
我ら創価の広宣流布の運動もまた、女性たち、母たちの「励まし」の力で朗らかに勝ってきた。これからも徹して励まし合いながら勝ち続けていくのだ。

◇広布は小単位から。
本年、尊き"広布の母たち"を祝福する記念日である、5・3「創価学会母の日」は二十五年を迎える。
地域の平和と安穏の責任者ともいえる「地区婦人部長」制がスタートしてからは十五周年。小単位で学ぶ婦人部の「グループ」の発足三十五周年でもある。
先月、新春の本部幹部会では、グループのモットーが発表された。
「皆で語り 皆で学び皆が創価の幸福博士に!」
婦人部のグループとは、地区、ブロックよりも、さらに少人数の学習・懇談の場である。「広宣流布は一対一の膝詰めの対話から!」と言われた恩師・戸田先生の指導に、一番近い組織といえよう。
少人数だから、「全員が主役」である。役職などの上も下もない。「皆で」という言葉を、最も現実的に実践できる。ここに婦人部の本当の強さがある。
地に足を着けた「自発能動」の励まし合いのグループこそが、広宣流布の推進と拡大の原動力である。
あの地この地で、今日も幸福博士の笑顔を、一つ、また一つと広げゆく、グループ長をはじめ"太陽の母たち"に、我らは感謝の大拍手を送りたいのだ。

清らかな
 母娘の心に
  創価城
 幸の宝は
  三世に香りて

2013年2月10日日曜日

2013.02.10 わが友に贈る

新入会の友に
真心の励ましを!
共に学び、動くことが
最高の人材育成。
徹して一人を大切に!

佐渡御書 P960
『此八種は尽未来際が間一づつこそ現ずべかりしを日蓮つよく法華経の敵を責るによて一時に聚り起せるなり譬ば民の郷郡なんどにあるにはいかなる利銭を地頭等におほせたれどもいたくせめず年年にのべゆく其所を出る時に競起が如し』

◇希望の明日へ
信頼できる人、頼れる人、何でも相談できる人−−そういう人をもち、自分もそういう人になる。その人は、幸福である。一人でいれば、自由で、気ままなようであるが、結局は、さびしい。孤独地獄というか、わびしい、寒々とした生活になってしまう。人間は人と人の間と書く。人と人との信頼の絆を、励ましあいの心を育んでこそ、人生は豊かになる。自分も楽しい。
平5・11・21

☆女性に贈ることば 二月十日
家庭教育へのアドバイス−−
○子どもと交流する日々の工夫を
○父と母が争う姿を見せない
○父と母が同時には叱らない
○公平に。ほかの子と比較しない
○親の信念の生き方を伝えよう

☆今日のことば 二月十日
新しい事業の建設には、希望があり、未来がある。だが、その完成へ向かって、どこまで努力と研究と忍耐がつづけられるかによって、その事業が真実に進展し具体化されるか、あるいは夢想と化して消滅していくかが決定されるのである。

☆100文字の幸福抄
漢字で「日に向かう葵」と記されるヒマワリは、
欧州で「小さな太陽」と呼ばれ、
幸福のシンボルとなっている。
日輪と共に快活に胸を掛り、
自らもまた太陽のように周囲を暗らしていく。
ヒマワリのような
笑顔の花を咲かせる人生でありたい。

☆我らの勝利の大道No.094 幸福の太陽・婦人部(上)
◇「指針」から50周年。
この二月十一日、私が第三代会長として、「婦人部に与う」と題した指針を、皆様方のために綴って、五十年の節目を迎える。
"広宣流布は婦人・女性の手で"−−これが恩師・戸田城聖先生の叫びであった。絶対の確信であった。先生のお誕生日にあたるこの日に、私は恩師を偲びながら筆を執ったことを懐かしく覚えている。
−−つねに太陽の如く、いかなる苦難の嵐にあうとも、厳然と題目をあげきり、生活と人生の勝利へ、賢明なる前進を! と−−。
半世紀前、戸田先生と一体の私の呼びかけに、全国の婦人部の皆様は応えて、一人ひとりが、地区や支部、また一家の「幸福操縦士」であり、「幸福博士」として奮起してくれた。
病苦や経済苦、家族の問題など、立ちすくむような難問にぶつかっても、"宿命が大きいということは、使命も大きい。功徳も大きいということ"と励まし合いながら、いよいよの信心で挑んでいった。そして、
『月月・日日に』(P1190)境涯を高め、人生を開き、地域をも変革していったのである。
どんな苦悩であれ、妙法受持の女性に変毒為薬できないものなどない。一人ももれなく、絶対に幸福になる−−この希望の劇を無量無数に積み重ねてこられたのが、多宝会、宝寿会(東京)、錦宝会(関西)の先輩方である。
嬉しいことに、その心は、ヤング・ミセス、さらに女子部の世代にまで生き生きと流れ通っている。

◇偉大な蘇生の物語
私が妻と共に、草創の高等部の頃から見守ってきた女性リーダーがいる。
彼女は、戦前に韓・朝鮮半島から強制連行された父と、長崎で被爆した日本人の母との間に生まれた。幼い頃から、理不尽な差別を受けるだけでなく、被爆二世として身体の不調にも苦しめられてきた。
絶望と不安の淵にあった十代の乙女に、親友が「お題目あげな! 命の底から元気になるから、やりな!」と信心を勧めてくれた。
「自分も変われるかもしれない」と入会を決意。枯れ果てた命に瑞々しいエネルギーがみなぎってくるような歓喜を覚えたという。
大聖人は、『妙とは蘇生の義なり蘇生と申すはよみがへる義なり』(P947)と仰せである。この「蘇生」の大功力を生命に湛えながら、彼女は学会活動に邁進した。
良き伴侶と出会い、原爆症も乗り越えて、二人のお子さんを出産した。その後、戸田先生が「原水爆禁止宣言」を発表された神奈川・横浜に移転。苦しんできたからこそ、人の痛みのわかる自分に成長をと誓い、この地で誠実に平和の連帯を広げてきたのである。
このほど、お嬢さんが、韓国の名門大学の大学院で最優秀の成績を収めて頑張っているとの、喜びの報告も届けてくれた。
一人の母の物語である。ここには「生命の尊厳」も、「人間の平等」も、何と美事に体現されていることか。
私か今回の「SGI(創価学会インタナショナル)の日」の提言で申し上げた、
�他者と苦楽を共にしようとする意志
�生命の無限の可能性に対する信頼
�多様性を喜び合い、守り抜く誓い
この三つの指標を日々、「草の根の連帯」の中で、実践してくれているのも、明るく賢く大らかな創価の女性だちなのである。

2013.02.09 わが友に贈る

率先の行動!
それがリーダーの証し。
策や要領では
発展も成長もない。
真剣と誠実で勝て!

聖人御難事 P1191
『をくびやう物をぼへずよくふかくうたがい多き者どもはぬれるうるしに水をかけそらをきりたるやうに候ぞ』

◇希望の明日へ
だれも自分一人の力で大きくなった人はいない。多くの人に守られ、支えられて生きている。よき環境はよき人間をつくる。自ら、そうしたよき環境、"よき人間のつながり"を求めていく人は、かぎりなく伸びていけるのである。
平3・7・28

☆女性に贈ることば 二月九日
人生は、ひとつひとつが戦いである。途中に何があろうと、必ず、幸福の花を咲かせゆく戦いだ。

☆今日のことば 二月九日
宇宙の奏でるリズムというものに人間も一体になって協和し、自然も、世のなかも、自分も歩調を揃えて新しい年に変わるという感情----そこに測り知れない安堵感と、一種の快い緊張感がある。

☆100文字の幸福抄
喜んで生きたほうが「得」である。
喜んで行動したほうが価値的である。
「愚痴」や「義務感」で日々を覆うよりも、
喜びを創り出していこうとする
生き方のほうが創造的である。
失望よりも希望を!
愚痴よりも建設を!

☆我らの勝利の大道No.094 幸福の太陽・婦人部(上)
◇輝け春呼ぶ母の笑顔よ!
勇気の前進! 皆で励まし合って
明るく賢く 希望の女性の連帯を

「輝け、輝け、輝いてくれ、/あなたのぬくもりを降りそそいでくれ、偉大な太陽よ」
人間と生命と宇宙を歌った民衆詩人・ホイットマンが、太陽に向かって友の如く呼びかけた一節である。
私には、「地上の太陽」ともいうべき創価の尊き母たちの輝きと、二重写しに思えてならない。
偉大なる我らが婦人部は、社会にあっても、家庭にあっても、広宣流布の前進にあっても、燦々と輝きわたる太陽だ。凍てついた人びとの心を慈愛の陽光で温めてくれる太陽だ。
ホイットマンは、さらに「おお、母である喜びよ、/見守ること、我慢すること、かけがえのない愛、苦悩、辛抱づよい献身の生涯」と讃嘆している。
母は優しい。母は強い。母はあまりにも健気だ。
日蓮大聖人は、女性の門下の代表に「日妙聖人」「日女御前」「日厳尼」「光日尼」「王日女」など、太陽を意味する「日」の文字の名前を贈られた。
思えば、『冬は必ず春となる』(P1253)との仰せも、一番苦労している母への御金言である。
母たち・女性たちが、その生命を、妙法とともに、何ものにも負けない「希望の太陽」と輝かせ、そして必ずや「幸福勝利の春」を開いていけるように−−。
この日蓮大聖人のお心があらためて深く拝される。
婦人部を中心とする創価の女性のスクラムこそ、「生命の尊厳」の大法理で世界を照らし、人類史の新たな「平和の春」を広げる太陽なりと、私たちは誇りを込めて叫びたいのだ。

春を呼ぶ
 勝利の太陽
  われなりと
 ほほえみ忘れず
  今日も光れや

◇「無冠の友」に感謝
暦の上では立春を過ぎても、まだまだ厳しい冬は続いている。
寒いなか、積雪や凍結で足元の悪いなか、聖教新聞の配達をしてくださる「無冠の友」の皆様方に、心より感謝を申し上げたい。
一歩一歩、一軒一軒と、白い息を弾ませ、大地を踏みしめる足取りこそ、広布拡大を前進させる大いなる活力の源泉である。
それは、御書に仰せのままの尊貴なる『信心の歩』(P1440)に他ならない。
雪の多い北国はもちろん、全国の配達員さんの絶対の無事故とご健康を、私も妻も懸命に祈っている。
「無冠の友」の皆様の功徳と勝利の体験を伺うことは、この上ない喜びである。

大聖人は、南条時光のお母さんに仰せになられた。
『法華経の法門をきくにつけて・なをなを信心をはげ(励)むを・まこと(真)の道心者とは申すなり』(P1505)
「なおなお」、また「いよいよ」−−この御指南は、勇気の前進を続ける学会婦人部の精神でもある。
若き日、私は蒲田支部で、それまでの壁を打ち破る大折伏を推進した。
この時、一ヵ月で二百一世帯を達成する、限界突破の弘教の決定打を、喜び勇んで飾ってくださったのも、婦人部であった。
まだ動ける、まだ戦える、悩めるあの人と、まだまだ語り合える−−と、勇気と執念を燃やして、一対一の対話に挑戦し抜いてくれた結晶である。
その母たちの如説修行の奮闘があればこそ、不滅の「二月闘争」の金字塔は聳え立ったのだ。

2013.02.08 わが友に贈る

会合は楽しく明るく!
「参加して良かった」
「さあ、頑張ろう」と
皆が心から喜べる
信心の触発の集いに!

上野殿御返事 P1540
『千丁万丁しる人もわづかの事にたちまちに命をすて所領をめさるる人もあり、今度法華経のために命をすつる事ならばなにはをしかるべき、薬王菩薩は身を千二百歳が間やきつくして仏になり給い檀王は千歳が間身をゆかとなして今の釈迦仏といはれさせ給うぞかし、さればひが事をすべきにはあらず、今はすてなばかへりて人わらはれになるべし』

◇希望の明日へ
人間、孤独では生きていけない。独りで自分勝手に生きることが自由で幸せのように見えることもあろうが、実際はそうではない。人との連帯、励まし合いのなかでこそ、人間は生きがいをもち、使命感や向上心を失わないでいられるのである。人間連帯の世界に背を向けて生きることは、生きがいの放棄につながる。自己の責任から逃避する、ある意味で、ずるい生き方であろう。そして不満と後悔に満ちたさびしい人生となってしまうであろう。
平3・5・17

☆女性に贈ることば 二月八日
世問は矛盾だらけである。正しき眼をもっていないともいえる。問題は、その矛盾を突き抜け、大きく乗り越えて、どう揺るぎない自分自身をつくりあげるかである。

☆今日のことば 二月八日
人間は、自分の心を自由にすることができると錯覚しているが、いざ事に当たったとき、自分の心さえ自由にできないのが常である。心を支配するものこそ、生命の働きなのだが、人は生命に関する意識の不充分さから、これに気づかないのである。

☆100文字の幸福抄
逃げ出したくなった時、
苦しさに負け、心を曇らせてしまうのか、
心を磨き輝かせていくのか。
その微妙な違いで、人生は大きく変わる。
目標を決めたら、まっすぐ進む。
その強き心が
家庭や子どもの未来を輝かせていける。

2013.02.07 わが友に贈る

躍進の未来部大会へ
壮婦男女が一体となって
宝の友を励まそう!
受験生への激励・配慮も。
全員が使命の大人材だ。

兵衛志殿御返事 P1090
『今度はとのは一定をち給いぬとをぼうるなりをち給はんをいかにと申す事はゆめゆめ候はず但地獄にて日蓮をうらみ給う事なかれ』

◇希望の明日へ
感謝の心は美しい。自らに嫁した人を大事にしていこうという心の余裕が人生を豊かにする。美しくする。反対に恩を忘れ、恩を知らない心は本当にみじめである。灰色である。人を利用するだけの人生はあまりにもわびしい。
平3・3・16

☆女性に贈ることば 二月七日
失敗しても、叱るより「今回は、あなたらしくなかったね」と言ったほうがいい。
壁を乗り越える自信と、乗り越える喜びを伝えてあげたい。

☆今日のことば 二月七日
一冊の本のなかに、ひとつの世界があり、いろんな人生があります。人間一人が、実際に、自分で体験できる人生は、ひとつしかありませんが、読書は、あらゆる人生体験を教えてくれるのです。人は、一冊の本を読むごとに、人生を、より豊かにしていくことができるのです。

☆100文字の幸福抄
真剣に誠実に生き切った
父母たちの尊き人生は、
家族という生命の大地に還る。
そして後継の世代へ、
永遠に豊かな心の滋養を贈っていく。
家族とは、志を同じくし、励まし合い、
助け合う人間の絆といってもよい。

☆勝利の人間学第23回 私の懐刀
◇世界の若人の先陣を切れ
民衆の幸福のため、人類の未来のため、わが身をなげうって戦うリーダーを、どれだけ育成できるか。ここに、時代の焦点はある。
どこまでも一人一人を大切にする。誰が見ていなくとも、陰の労苦を惜しまない。そうした人間主義の真髄の実践者こそ、私が最も信頼する創価班・牙城会の勇将たちである。
尊き同志を守り、広布の宝城を厳護する、その一挙手一投足が、地域に社会に、安心と信頼と友情を広げる。冥の照覧は間違いない。
君たちの成長こそが、学会の希望である。世界の若人の先陣を切る君たちの勝利こそ、私の人生の総仕上げの勝利である。

◇学会は実践の中で人間を錬磨
わが生命の無限の仏の力を開き、自分自身を強くしていくための仏道修行である。
信心しているからこそ、よりよい仕事を成し遂げていくことだ。そして、職場で信頼される"なくてはならない人"になるのだ。
私は、青年の「行動」こそを信ずる。行動こそ、青年の証しであり、誉れといってよい。
大切なのは、実践の中で訓練していくことだ。岩盤に爪を立てる思いで、壁を乗り越え、一つ一つ結果を出していく。その積み重ねの中で、人間が磨かれ、信心が鍛えられるのだ。

◇信心の確信は弘教にあり
私は、若き日の蒲田の「二月闘争」を忘れない。戸田先生から願業達成への"懐刀"として命ぜられた、私の実質の初陣である。
師匠への報恩の一念で、私は、一人でも多くの地涌の菩薩を呼び起こすのだと折伏に邁進した。祈っては語り、語っては祈った。その戦いが、金剛の自分自身をつくった。
折伏は難事中の難事だ。折伏行に、勇気も智慧も、慈愛も根性も、一切が含まれている。相手がどうあれ、究極の正義を愉快に堂々と語っていくのだ。その功徳は無量無辺である。
日蓮大聖人は、『力あらば一文一句なりともかたらせ給うべし』(P1361)と厳命された。
私の懐刀たる創価班・牙城会の君たちよ!
「新時代の二月闘争」を勝ち開け!

2013.02.06 わが友に贈る

雪の朝も寒風の日も
福徳の道を進む
無冠の友に大感謝!
皆様ありて広布あり!
どうか無事故第一で!

如説修行抄 P504
『哀なるかな今日本国の万民日蓮並びに弟子檀那等が三類の強敵に責められ大苦に値うを見て悦んで笑ふとも昨日は人の上今日は身の上なれば日蓮並びに弟子檀那共に霜露の命の日影を待つ計りぞかし』

◇希望の明日へ
ねたみと利用ばかりの、砂漠のような人間関係が世の常かもしれない。残念なことだが、それが現実である。そのなかで、自分の戦いを、勝利の姿を喜んでくれる同志がいることは、幸せである。
平3・3・9

☆女性に贈ることば 二日六日
負けるな! 断じて負けるな!
幸福が人生の目的だ。
そのために努力を!
そのために忍耐を!
生き抜くのだ。
愉快に生き抜くのだ。
強く生き抜くのだ。

☆今日のことば 二月六日
信頼と尊敬に包まれた美しい人生の送れる人は、必ず、深く父母や師、また国家社会から受けた恩を知っている人だといえないだろうか。

☆100文字の幸福抄
人の心を温かく包み込む微笑みは、
決してつくられるものではない。
自分を支えてくれる人々や自然に対して
「ありがとう」と感謝する心、
相手を尊敬する心、
生命それ自体に対する敬慶な心が
美しい微笑を生むのだ。

◎PCのHDD(320GB)残量が少なくなったので、1TBのHDDクローン作製に丸3日掛かってしまいました。のでこの4日間はわが友メールを送信できず...
試行錯誤の結果、もっとも手軽で最短なソフトを発見したのが、功徳です。もし、同じようなことでお困りの方はご一報あれ!(^^)!

2013年2月5日火曜日

2013.02.05 わが友に贈る

時は宝なり!
会合や打ち合わせは
時間厳守で価値的に。
事前の準備も大切。
賢明なリーダーたれ!

四条金吾殿御返事 P1163
『一生はゆめの上明日をごせずいかなる乞食にはなるとも法華経にきずをつけ給うべからず』

◇希望の明日へ
一人一人の人生も、生活も、社会も、そして世界も、あらゆる人々との関係性のうえに営まれ、成り立っている。つまり、一人一人の人間が、何らかの関係性をもち、繋がっている。そこに人類愛や、平等観、平和観の必要性が生まれてくる。人々は互いに励まし合い、助け合っていかねばならない。自分一人の意思で人を動かしていこうとする独裁的な考えであってはならない。他人の犠牲のうえに、自らの幸福を築くような人であってもならない。世界も、平和で安穏な社会にしていかねばならないのである。
平2・11・16

☆女性に贈ることば 二月五日
親や周囲が、思春期の特徴をよく理解することだ。子どもの言うことをよぐ聞いてあげる。子どもをありのまま受け入れる。さらに子どもがほっとする居心地のいい家庭をつくる。そういう努力をはらいながら、思春期は勇気をもって耐える期間であると受け止めて、接していってはどうだろうか。

☆今日のことば 二月五日
主義主張に戦う者は、生涯、駒を進めることを瞬時も忘れてはならない。自己の使命を強く決意した、崇高なる戦いほど強力なものはない。いかなることも、逞しく建設していけるものだ。もし使命に目覚めないならば、人間ほど弱く脆く汚いものはないだろう。

☆100文字の幸福抄
何の悩みもないことが、幸せなのではない。
何があっても負けないこと、耐えられること、
それこそが、幸せである。
一番、苦労した人が、
最後は一番、幸福を勝ち取れる。
幸福は、忍耐という大地に咲く
花であることを忘れまい。

☆名誉会長と共に 今日も広布へ No.005 「友情」と「仏縁」を広げよう
◇男子部の友へ
若き広布の英雄たる君たちの勇敢な戦いによって、世界広宣流布の素晴らしき時代に入りました。
いつもいつも、本当にありがとう!
何よりも、直系の君たちが、すくすくと、立派に成長してくれていることが、私にはうれしくてならない。
御聖訓には『師子の声には一切の獣・声を失ふ』『日天東に出でぬれば万星の光は跡形もなし』(P1393)と仰せであります。
君たちは、無敵の法華経の兵法で立つ、最強の勇将の陣列です。いやまして題目を唱え抜いて、わが師子王の心を取り出して指揮を執っていただきたい。
わが胸中に、日々、元初の太陽を昇らせながら、勇んで正義の中の正義の陣営を、思う存分に広げてくれたまえ!

◇女子部の友へ
大切な大切な宝である華陽の皆さん方に、「元気で朗らかに! 全員が使命と幸福の青春であれ! そしてご一家に希望と勝利よ輝け!」と、深く深く、強く強く、祈っております。
日蓮大聖人は、女性の弟子に仰せであります。
『青い色は藍という草から生まれますが、重ねて染めると藍よりも色が鮮やかになります。同じ法華経ではあっても、信心をさらに深め、実践を重ねていくならば、他の人よりも輝きが増し、利益もはっきりとあらわれてくるのです』(P1221、通解)
信心の世界に一切、無駄はありません。
どうか、楽しく賢く、友情と仏縁を結びながら、「青年学会」の勝利の門を大きく開いていってください。

2013年2月4日月曜日

2013.02.04 わが友に贈る

一つの目標達成が
破竹の勢いを生む。
一人立てる勇者が
驀進の歴史を創る。
君よ突破口を頼む!

富木殿御返事 P962
『但生涯本より思い切て候今に飜返ること無く其の上又遺恨無し諸の悪人は又善知識なり』

◇今週のことば
折伏こそ幸福の直道なり。
会えば「仏縁」が広がる。
語れば「仏種」が植わる。
祈れば「仏性」が花開く。
勇敢に打って出よう!
2013年02月04日

◇希望の明日へ
いかなる人間関係においてであれ、わが信念のままに、わが心に一点の曇りもなく、言うべきことを言い切っていく−−そうした生き方は、まことにすがすがしい。また、それを土台にしてこそ、家族の絆も、信心の同志の絆も、強められていくに違いない。
平2・7・14

☆女性に贈ることば 二月四日
苦しい時は、この間が永遠に続くような気がするものです。
しかし、そうではない。冬はいつか必ず春になります。永遠に続く冬はない。
誰よりも苦しんだあなたが、誰よりも人の心がわかるあなたなのです。誰よりもつらい思いをしたあなたは、誰よりも人の優しさに敏感なあなたのはずです。

☆今日のことば 二月四日
弁解せぬ 人生であれ
堅実なる 人生であれ
健康なる 人生であれ

☆100文字の幸福抄
見栄を張lつたり、
贅沢をしたりすることは、長続きしない。
安定した家計を心がけることが大切である。
わが家は、わが家らしく、
地道に堅実に、そして忍耐強く、
一歩また一歩、進んでいくことが
清々しい人生の軌道となる。

☆希望の大空へ〜わが愛する王子王女に贈る〜第10回 「自分がやる!」という人に
仏教には、こんなお話があります。
むかし、師匠である釈尊と同志のために「祇園精舎」(今でいえば、学会の会館や研修道場などに当たる建物)を建てた須達長者という弟子がいました。
人がやりたがらないことにも、自分から進んで取り組む人で、毎朝、とても広い庭園のそうじをしていました。
ある日、長者が急な用でそうじができなくなると、そのかげの努力を見守っていた釈尊は自らほうきを持ち、長者に代わって庭をはき始めました。この師の姿に、ほかの弟子たちも、あわてて続きました。
そうじを終えると、釈尊は弟子たちに語りました。
−−そうじをすることによって、自分の心がきれいになり、人々の心もきよらかにすることができる。そして、自分自身が美しくなって、仏や諸天善神に守られていくんだよ−−と。
翌朝、いつものようにそうじに来た須達長者を、釈尊と弟子たちは最敬礼してむかえ、日ごろの尊い労苦に、あらためて心からの感謝をささけたそうです。
そうじやかたづけは、自分だけでなく、家族や友だちをも、すがすがしい気持ちにさせることができます。
先日も、東京に大雪が降った時に、わが創価学園の寮生やサッカー部、野球部の友が若い力で雪かきをしてくれ、地域の方々が大変に喜んでくださったそうです。

身の回りを整理できる人は、頭の中も整理できる人です。成績も必ず良くなります。
図書館の本も、きちんと整理整とんされているから、読みたい本をすぐにさがすことができます。
創価学会の出発にも、大事な「整理」の歴史がありました。
小学校の校長であった初代会長の牧口常三郎先生は、仕事のあいまに、ご自分の教育のお考えを広告の紙や封筒のうらなどにしるされていました。その一枚一枚のメモの大切さを、ほかの人が理解できないなか、牧口先生の弟子である戸田先生は、みごとに「整理」され、世界的な「教育学」の本にまとめあげられたのです。それが『創価教育学体系』です。
きちんと整理整とんできる人は、新しい発見ができるし、正しいことを多くの人々に教えることができるのです。
何より整理整とんは、事故をなくします。地震の時に、頭の上から物が落ちてきたりしては、大けがをしてしまいます。
だから私は、学会の会館を訪問した時にも、すみからすみまで回って、整理整とんができているかどうか、戸じまりや火の元など、細かく一つ一つ自分の目で確かめてきました。
「小事(小さなこと)が大事」なのです。会員を守る−−それが私の「責任感」です。
どんな小さなことでも、人が見ていても見ていなくても、自分の目標にチャレンジする人が、偉い人です。
自分のことは自分でする。その一歩をふみ出す人が、未来の大指導者へと成長していきます。
自分の苦手なことにも挑み、やりとげていく人が、本当の勝利者です。
身の回りも、自分自身も、スッキリして、大事な2月を強く楽しく前進しよう!
(2013.02.01 少年少女きぼう新聞掲載)

2013年2月3日日曜日

2013.02.03 わが友に贈る

壁を破る鉄則は
確信の祈りだ。
地道な励ましだ。
不撓不屈の挑戦だ。
大成長の歴史を刻め!

上野殿御返事 P1539
『大魔のつきたる者どもは一人をけうくんしをとしつればそれをひつかけにして多くの人をせめをとすなり』

◇希望の明日へ
美しい自然、美しい姿、美しい人生、美しい家庭−−。人間だれしも美しいものに憧れるが、それは自分の中に閉じこもっていては得られない。自分だけを見つめていてもつくれない。人との"よりよいお付き合い"、地域や社会との"心豊かな交流"、自然との"優しい関係"。それらに向かって努力する中に、自分もまた美しく成長していくのである。
『主婦と生活』平2・1月号

☆女性に贈ることば 二月三日
挑戦なきところに青春はない。あくなき挑戦の気概にこそ、青春は脈動する。

☆今日のことば 二月三日
思想や人生観は、その人の人生行路を決定づける。容姿とか、財産とか、家庭の境遇とかに自信をなくして、卑屈な人生観を持てば、すべて世のなかが、ゆがんだ鏡に映されるように、曲がってみえてしまうものだ。

☆100文字の幸福抄
問題や苦労のない家庭など、
どこにも存在しない。
すべて満ち足りているならば、楽かもしれない。
しかし、そこには、人間としての成長も
本当の幸福もない。
どんな悩みも、たくましい楽観主義で、
悠々と人生を切り開いていけばよい。

☆希望の大空へ〜わが愛する王子王女に贈る〜第10回 「自分がやる!」という人に
新しい一年がスタートして、1ヵ月がたちました。みんな元気ですか。寒い日が続いていますが、風邪をひいていませんか。
いよいよ2月。創価学会は「伝統の2月」といって、この月を大事にしています。
私は、この寒い寒い2月が大好きです。
それは2月11日が、私の恩師である戸田城聖先生のお誕生日だからです。私と妻は、この日になると、毎年、お赤飯をたいて、お祝いしてきました。
先生への感謝を込め、私は若き日、このお誕生の月である2月に、それまでの拡大の壁を破る、新たな挑戦の歴史を残しました。そこから「伝統の2月」と呼ぱれるまでになったのです。私の青春の誉れです。
どうか、みなさんも、寒さに負けず、勉強に、読書に、クラブ活動などに、たくましく挑戦していってください。

戸田先生は、青年に、よく言われました。
「広宣流布は、この戸田がする。君たちも手伝いたいか!」
先生は、「やってくれ」とは言いませんでした。すべて自分でやると決めておられたからです。その先生に、私たち弟子は、「お手伝いをさせてください!」と誓って続いたのです。
一切の責任は私かもつ!」−−これが、広宣流布の指導者の心です。
私は、この人生の師匠から、「責任感」という「心の宝」を受けつぎました。自分が立ち上かって、世界の平和と人類の幸福という広宣流布を成しとげてみせると決めて生きてきました。
「だれがやらなくても、自分がやる」
この心の宝を、未来の偉大な指導者である少年少女部のみなさんも、自分の中に、はぐくんでいってください。
それは、決してむずかしいことではありません。その第一歩として、身の回りの「かたづけ」に挑戦してみよう。
「うーん、それは、ちょっと苦手だなあ」と思う人も多いかもしれません。
「かたづけ」とは「自分のことは自分ですること」です。このクセをつけていくと、心の中に「責任感」を、大きく、はぐくんでいくことができます。

ドイツには、「人生の半分は整理整とん」という、ことわざがあります。それくらい「かたづけ」を大事にしているのです。
そもそも、かたづけは、何のためにするのでしょうか。
それは、「次に使う時、すぐ取り出せるようにする」ためです。食事の時に使った食器も、また、みんなが着た服も、きれいに洗ったあとは、もとの場所にもどさないと、次に使う時に、さがさなければなりません。「かたづけ」とは、決まった場所にもどすことなのです。
みなさんの先輩の「かたづけ名人」が、アドバイスしてくれたことがあります。
一つは、物の置き場、つまり「指定席」を決めておくことです。散らかるのは、帰る場所のない物が、いろいろな場所に"置きっぱなし"になっているからです。
また、指定席を決めたら、何を置く場所なのか、そこに書いて分かるようにしておくことです。「学校のもの」「習いごと」「おもちゃ」「思い出の品」などと、棚や引き出し、箱が分かるようにしておけば、とても便利です。
そして、「かたづけ」が苦手な人は、「かたづけタイム」を決めておくのもいいでしょう。まとめてやろうとせずに、毎日少しの時間でいいので「かたづけ」をするとかんたんだし、いつもきれいにすごせます。学校に、あす持っていく物のチェックもできます。
学校にも、「そうじ」の時間があります。これは、日ごろ使っている校舎や教室への感謝をこめて、きれいにするとともに、かたづけができる人になっていく練習をしているともいえます。
私も、小学生の時に身につけた「そうじ」の習慣が、社会に出てからも大いに役立ちました。

2013年2月2日土曜日

2013.02.02 わが友に贈る

青年学会の希望!
創価班、牙城会
白蓮Gの友が弘教を拡大。
勇敢なる挑戦者に
皆が温かな励ましを!

四条金吾殿御返事 P1143
『一切衆生南無妙法蓮華経と唱うるより外の遊楽なきなり経に云く「衆生所遊楽」云云、此の文あに自受法楽にあらずや』

◇希望の明日へ
人間関係においても、相手の気持ちに敏感に反応し動いていける。悩んでいる人がいれば、思わず、心と体が動いていく。そうした鋭敏な感受性のアンテナ、美のアンテナを持っている人こそ、「美しき人」だと思う。何を見ても、だれと会っても、"石"みたいに、何にも感じない。お金の話になったら、急に目が輝き始める。それでは人生はつまらないし、美しくもない。本当の豊かさでもない。美には価値があり、価値を創造していくのが、創価の実践である。そして美の根本は心の美しさである。それを磨くのが信仰である。
平1・11・29

☆女性に贈ることば 二月二日
物事を、目先だけで見る人がいる。
たえず目先のことに紛動され、一喜一憂する生き方には、真の幸福も、真の向上もない。
一生涯を見据えて生きる忍耐が、永遠の幸福への種子になっていくのだ。

☆今日のことば 二月二日
一度や、二度の失敗でくじけることはまことに愚かだ。人生は、長い長い旅路である。途中で、いかにすばらしい、華やかな人生を歩んでも、最後に不幸な、敗れた人生と化してしまったならば、これほどみじめなことはない。

☆100文字の幸福抄
聞き上手は、人間関係を円滑にする。
そのコツは、相づちである。
まず「うんうんと、うなずく」こと。
そして「最後まで話をさえぎらない」こと。
「私の気持ちをわかってくれている」
その信頼感こそが、
心を開かせるからだ。

☆未来対話 第10回「祈りは青春勝利の力」
−−たしかに、どんな苦しい時も、唱題すると絶対に生命力が湧いてきます。これは不思議です。

名誉会長 仏法の法理からすれば、当然です。「自分は最高に尊い存在だ! 何ものにも負けないんだ!」と、何度も何度も、仏の生命に呼びかけているんだから。
「自分はダメな人間だ」「私なんて小さな存在だ」とさげすむ現代の社会の風潮には、断じて流されてはなりません。

−−「唱題は、どのくらいやればいいのでしょうか」という問いがありました。

名誉会長 祈ることは、あくまで、あなたの「権利」です。祈りたいと思う分だけ、無理なく実践すればいいんです。「これだけ唱題しないと、だめ」なんて狭い考えは、仏法にはありません。
特に、皆さんは、今は学業が本分だから、伸び伸びと考えてください。「一遍の題目」にも計り知れない力があります。
朝、時間のない時などは、心を込めて題目三唱をすれば、必ず通じます。
そのうえで、時間を見つけて、勇んで題目を唱えた福運は、"宇宙銀行"に積まれています。いざという時、限りない力となります。

−−「雑念が湧いて真剣に唱題できない」「テレビが気になって、長続きしない」という正直な声もあります(笑い)。

名誉会長 だから、「仏道修行」なんだよ。唱題に挑戦し続けようという姿勢があれば、また、心の底からかなえたいことがあれば、自然と真剣に唱題できるようになります。ありのままでいいんだよ。
目標を明確に定めれば、祈りに真剣さが増すでしょう。若いのだから、自分自身を高めていく具体的な内容を一つ一つ掲げることが大切です。
私も青春時代、病気との悪戦苦闘が続きました。戸田先生の事業の絶体絶命の窮地もありました。
その中で、ともかく、題目の力を試してみるのだと決めて、唱題を重ね、全身全霊で戦い切りました。そして、一切を勝ち越えて、
「祈りとしてかなわざるなし」
「題目に勝る力なし」との絶対の大確信をつかんだのです。

−−「真剣に唱題しているのですが、なかなか祈りがかないません」というメンバーもいます。

名誉会長 真剣に唱題すれば、必ず、すべてが良い方向に向かっていきます。
仏法の祈りは「誓い」です。
「必ず実現してみせる」と決める祈りです。そう決意を固めるから、本気で努力できる。努力するから、祈りを実現できる自分になるのです。仏法とは、あくまでも
「道理」です。何か神秘的な力ではない。
また、信心は「人間革命」するためにある。仮に、すぐ祈りがかなってしまえば、"努力しなくても、何とかなるんだ"と思ってしまうかもしれない。それでは、人間性の真の向上はありません。
祈って、努力していけば、心の奥底にある願いは必ずかなっていきます。題目の人は、最後は自分の思い描いた以上の大勝利の青春、そして人生を歩めるのです。
だから、思うようにいかない、一時の苦しみや悲しみに、負けてはならない。焦ってもならない。
人生には、病気、経済苦、人間関係の悩みなど、さまざまな試練が襲いかかってくる。しかし、祈り続ける人は、それを断固として素晴らしい勝利の劇に転ずることができます。
あとで振り返って、あの時にあの出来事があったから、今の自分があると、必ずいえるようになる。そのための信心です。
君もどうか、未来に大きな目標を掲げ、祈り続けていってほしい。
そして、その祈りのままに挑戦を貫いていってほしい。私も毎日、君だちと共に祈ります。
そして、「君よ、あなたよ!今日も、明るく強く! 青春勝利の道を!」と、強盛な祈りを重ねていきます。

2013年2月1日金曜日

2013.02.01 わが友に贈る

拡大の月が到来!
広布の最前線で
快活に仏縁を広げよう。
正義の魂を燃やし
人間革命の勝利劇を!

乙御前御消息 P1220
『一つ船に乗りぬれば船頭のはかり事わるければ一同に船中の諸人損じ又身つよき人も心かひなければ多くの能も無用なり』

◇希望の明日へ
"よき人間の絆"を結びゆくことは、人生のかけがえのない宝であり、一生の財産となっていくのである。
平1・8・20

☆女性に贈ることば 二月一日
日常の生活のなかにこそ、人間が生を営むうえでの大切な本質があり、意味がある。それをおろそかにしては、真の幸福も平和もあり得ない。
いかに地味な陰の仕事でも、生き生きと、そして地道に、一日また一日、価値を創造しゆく人生は幸福である。

☆今日のことば 二月一日
よき種は よき苗となり
よき花が咲こう
よき少年は よき青年となる
よき青年は よき社会の指導者となろう

☆100文字の幸福抄
愚痴は「心のさび」といえるかもしれない。
心がさびつくと、
生命の回転が鈍くなり、固まってしまう。
本来ならば、できるようなことも、
できなくなってしまう。
喜びこそが、生命を回転させる
「心の潤滑油」である。

☆大白蓮華巻頭言 2月号「仏の会座」から和楽の前進を
忘れ得ぬ「アフリカの環境の母」マータイ博士は言われていた。
「私が世界中を訪問する中で、確信を込めていえることは、旅先で幸福な創価学会メンバーにお会いしなかった場所は一つもなかったということです」
博士は、兄弟姉妹とも思う創価の友と、「平和」と「人類愛」の連帯を広げたいと語ってくださった。
我らの人間革命と広宣流布の旅路は、春夏秋冬、希望と喜びと勇気にみなぎる和楽の前進である。
「法華経」の会座に集い合った、ありとあらゆる衆生について、御聖訓にはこう記されている。
『皆、如来の勅命を受けて、それぞれの住する国土に法華経を弘めると願ったのである』(P76、趣意)と。
縁する一人一人を「一生成仏」の幸福の人生に!
わが地域を「立正安国」の安穏・繁栄の楽土に!
この誓願が脈打つ「仏の会座」こそ、学会創立以来の座談会なのである。ゆえに、功徳は無量である。
座談会あればこそ、皆が仏法を学び、仏の歓喜の命を輝かせて、生まれ変わった息吹で出発できる。
友の尊き体験談に涙しながら、よし自分も戦おうと、どんな苦難にも立ち向かっていける。
この世で、最も明るく、最も楽しく、最も仲良く、最も温かな人間の励まし合いの世界が、座談会だ。
大聖人は、『あひがたき法華経のともにはなれずば我が身・仏になるのみならず・そむきしをやをもみちびきなん』(P1092)と仰せである。

座談会
 友の和楽の
  嬉しさは
 勝利の旗か
  幸福城かな

妙法の善友から離れなければ、自分も、巻属も、皆を幸福勝利へ絶対にリードしていけるのだ。
あれは昭和三十四年の九月、愛する中部を伊勢湾台風が襲った。目を覆う惨状にもたじろがず、堅塁の母は、被災した自宅の床にベニヤ板を敷き、苦労して同志を結集し、友を招いて、熱気と感動の座談会を開いた。「負けとれん! 変毒為薬、異体同心の信心で、すべてをはね返そう! 必ずはね返せる」
この母の叫びに、皆が奮い立った。彼女の班は、一番星の如く、美事な弘教で、福光の輪を広げた。
こうした偉大な母たちの心は、今、婦人部のグループ長にも脈々と受け継がれ、皆で語り、皆で学ぶ創価の幸福博士のスクラムと花開いている。
「ザダンカイ」は世界語となった。新たに誕生した創価文化センターの展示でも、各国各地の座談会の映像に目を瞳る。それは人間共和の縮図である。
わが師・戸田城聖先生は語られた。
「座談会に、新しい人をどんどん糾合するのだ!
その一人から、新しい勝利の前進が始まる。生き生きと功徳の体験を話し合い、信心はすごいと感激し合う。これが生きた宗教の証なんだよ」と。
現実と悪戦苦闘しながら集い来る求道の友を真心で迎え、出席できない同志にも心を砕いていこう。
仏道修行の仲間は「不敗なる集い」と呼ばれる。
伝統の二月、我らは歓喜踊躍の座談会から、何ものにも敗れない常勝の行進を、愉快に開始しよう!