友のもとへ!
私たちの対話は
全てが仏縁の拡大だ。
動けば歴史ができる!
上野尼御前御返事 P1580
『法華経と申すは手に取れば其の手やがて仏に成り口に唱ふれば其の口即仏なり』
◇希望の明日へ
学生部の本舞台は二十一世紀である。そのときのために、日夜、"うまずたゆまず"学問に励み、人格の錬磨に取り組んでいただきたい。人格と学問を兼ね備えた人が、真の人材である。国際人である。努力なき人は敗北者である。努力の人が勝つ人である。平凡なようであるが、私の人生経験の一結論である。
平4・5・4
☆創価大学第38回・女子短大第26回卒業式へのメッセージ
栄光のご卒業、誠におめでとうございます! 全卒業生の健闘を、私は心から讃嘆したい。
皆、私の創立した創大、短大に、よくぞ来てくれました。そして見事な価値創造の歴史と伝統を築き残してくれました。
ありがとう!
本当にありがとう!
本日は、フィリピンからも、中国からも、インドからも、最高峰の知性の先生方が、祝福に駆けつけてくださっております。創立者として、最大に御礼を申し上げます。また、教員の先生方、職員の方々にも、心より感謝申し上げます。
東日本大震災、また世界不況、さらに就職難等々、打ち続く試練の時代に、皆さん方がどれほど歯を食いしばって、学び抜き、戦い抜いてきたことか。
私は、一人一人を労い、讃えながら、直接、誇り高き学位記を授与させていただく思いで、心は一緒に式典に臨んでおります。
私がお願いしたいことは、この学位記を、大変ななか、大学へ送り出してくださった保護者の方に、後ほど皆さんから感謝を込めて捧げていただきたい。そして喜びを分かち合っていただきたいということであります。
皆さんが一家で初めて学位を取得されるというご家族も少なくないでしょう。わが創価の学位記は、お父さん、お母さんに最高の親孝行をし、大学へ行けなかった方々の味方となって、一生涯、民衆の幸福と平和のために貢献しゆく人間指導者の記別なのであります。
とともに、円高など幾つも厳しい条件が重なるなかで、真剣に頑張り通してくれた尊き留学生と、そのご家族の方々に、ここで賞讃と感謝の大拍手をお送りしたいと思いますが、皆さん、いかがでしょうか。