2012年3月15日木曜日

2012.03.15 わが友に贈る

交通事故に厳重注意。
ルールを守ることが
自分も周囲も守る!
体調管理も万全に!
「前前の用心」を怠るな。



御義口伝巻上 P740
我等が生老病死に南無妙法蓮華経と唱え奉るは併ら四徳の香を吹くなり


◇希望の明日へ
どこの国でも、学生こそ社会変革への先駆の存在である。社会の悪を正し、より良き方向へと時代の先端を切り開いていくトップランナーこそ学生である。その使命感と行動あるところ、当然、何らかの波風はある。船も飛行機も、前に進んでいれば抵抗が生じるのと同じ道理である。ただ平々凡々と生き、社会の現状に迎合していく青春であれば、何の波浪も起こらないかもしれない。しかし、それでは自身の人生の価値はどこにあるのか−−と問いかけておきたい。
昭63・7・3


☆我らの勝利の大道No.69 東北福光の春
この三月十一日、東北六県の四十三会館での「福光勤行会」をはじめ、日本全国、全世界で、東日本大震災の全犠牲者の方々へ追善回向の祈りが捧げられた。
「御義口伝」には明確に仰せになられている。
今日蓮等の類い聖霊を訪(とぶら)う時 法華経を読誦し南無妙法蓮華経と唱え奉る時・題目の光無間に至りて即身成仏せしむ』(P712)
「題目の光」こそ、あらゆる人の生命を輝かせ、三世永遠に救いきっていく根源の「福光」である。
私たちが真心込めて送る追善回向の題目は、いかなる悲嘆の闇も打ち破り、亡くなられた方々を、必ずや赫々たる光で黄金に照らしゆくに違いない。
大聖人は、『悦ばしい哉一仏二仏に非ず百仏二百仏に非ず干仏まで来迎し手を取り給はん事・歓喜の感涙押え難し』(P1337)ともお説きになっておられる。
「千仏」に手を取られるとは、家族はもちろん、多くの同志の無数の題目に包まれ、守られる姿にも通じよう。


戸田先生は言われた。
──我々が題目を唱える会座は、そのまま寂光土であり、亡き家族や同志の生命も、そこに厳然と連なっている。かりにも苦しみの業火を浴びていようと、必ず必ず成仏の仏果を得ることができるのだ──と。
故人の成仏の証しは、目に見えて現れる。一つは、皆から惜しまれ偲ばれる。そして、もう一つは、後継の家族がますます明るく勝ち栄えていくことである。
その意味において、「福光勤行会」の会場に満ちあふれた東北家族の新生の息吹を、私は何より有り難く、何より嬉しく伺った。
復興の道のりは、まだまだ厳しい。今なお、避難者数は約三十四万人に上り、家族が離散して暮らす方々も数多くおられる。互いに支え合う人間の連帯が、今ほど求められる時はない。
だからこそ、創価のスクラムがいや増して光る。避難中の友とも心一つにつながり、励まし合う同志の絆は、何よりも強く温かい。
大震災の翌日(十二日)未明、震度六強の地震に襲われた長野県北部・栄村の友も、粘り強く、復興へ戦い続けておられる。
「負けじ魂」は、創価の全同志を結ぶ大精神だ。
今回、東北の被災地域の会館に、"福光桜"などが植樹された。未来部から多宝会まで、皆が勝利の大樹を育てゆく決意を託して、順々に土をかけ、水を注ぐ麗しい光景も見られた。
ご自身も津波で最愛の家族を亡くされながら、同志の激励に奔走し続けてこられた宮城県のある壮年リーダーは、当日の天気を祈ってくださった婦人部・女子部への感謝を込めて、こう報告してくれた。
──一年前のこの日は、寒く暗く、雪でした。
しかし、本日、雪から曇りになり、勤行会の時には晴れ、さらに植樹の時には陽光に包まれたのです。まさに『冬は必ず春となる』(P1253)の御金言を実感できる集いとなりました。必ず福光勝利して、お応えしてまいります──
と。


とにかくも
 共に唱題
  ひとすじに
 冬は必ず
  春の旅かな