広布の舞台。
爽やかな挨拶
誠実な振る舞いで
信頼を広げよ!
兄弟抄 P1086
『未来までのものがたりなに事かこれにすぎ候べき』
◇今週のことば
「3・16」の魂光る
広布の誓いの座談会!
新たな勝利へ出発だ。
異体同心の絆も深く
福光広げる友好対話を!
2012年03月12日
◇希望の明日へ
確固たる生命観、人生観、社会観、宇宙観をもった"哲学のある女性"でなければ、本当の"女性の時代"は切り拓けない。社会にも貢献できない。周囲と一家を幸福へリードすることもできない。今は苦しくとも、一日一日、自分を磨き、人に尽くし、学び、使命の舞台で乱舞する青春を送ることだ。その人こそ、本末究克して、最後に「所願満足」の自分自身となっていく。その違いが表れるのは、大体、四十代からである。四十代が、女性のひとつの勝負である。それまでは、焦らず、着々と、崩れざる福運の土台を固めていくことだ。
平4・11・7
☆我らの勝利の大道No.69 東北福光の春
生命は永遠であり、生死は不二であるがゆえに、亡くなった家族は、わが胸に一体である。「後継者」として生きることは、亡き家族の志を、最も強く、最も尊き力に変えることである。そして広宣流布に邁進しゆく人の唱題こそが、故人への最大の追善回向となる。
御書には『同じ妙法蓮華経の種を心に・はら(孕)ませ給いなば・同じ妙法蓮華経の国へ生れさせ給うべし』(P1570)とも仰せである。
亡くなった我らの祖父母も父母も、我らの兄弟姉妹も、我らのいとし子も、そして大切な友人たちも、皆、生死を超えて、私たちと共に広宣流布の大陣列に連なっている。心と心で語り合いながら、常楽我浄の生命の旅を一緒に進めていけるのである。
福島出身の世界的な歴史学者・朝河貫一博士は、「われも世をてらす星とならむか」と詠じた。
愛する東北の同志は、勇敢に深い苦悩の闇に飛び込みながら、友を照らす金星と光り、明星と輝いてきた。
すでに半世紀前、私は「広宣流布の総仕上げは東北健児の手で!」と呼びかけていた。誰よりも誠実な東北同志の底力に全幅の信頼を込めて、師弟のバトンを託していたのである。
東北の皆様方は、あまりにも厳しき労苦の三百六十六日を、耐えて耐えて耐え抜いてこられた。誰もが、言い知れぬ艱難の昼と夜を一緒に歩んできた盟友であり、「負げでたまっか!」「頑張っぺ!」と励まし合ってきた仲間である。
「東北人」──その名は"不屈の人びと"として、永遠に世界を鼓舞し続ける光源となるに違いない。
その厳たる事実として、「新時代の二月闘争」を勝ち飾る栄光の実証を、東北各県が打ち立ててくれた。
なかでも、それは日本一の「聖教新聞」の拡大──勇気と希望の言論戦の広がりに顕著であった。
先駆を切ってくれたのは、私と共に三十年前に破邪顕正の勝利宣言を放った秋田の友である。
さらに被災の激しかった宮城が、岩手が、福島が大躍進を遂げてくれた。広布の理想郷・山形も、人材の森・青森も、大勝利の勝鬨を轟かせてくれている。
東北の友の尊き奮闘は、聖教紙上の連載「東北福光新聞」等の報道や同志の肉声を通し、多くの人びとに生き生きと伝わっている。
その聖教を、自らも苦難に遭いながら、避難所へ、被災者のもとへと配達し続けてくださった多くの"無冠の友"がおられる。温かい励ましの声を、近隣・地域の方々に届けてきた"庶民の王者"がおられる。
青年たちも立派に戦い、逞しく成長している。
全国の友、全世界の地涌の同志たちが、各地の座談会や折伏の現場で、東北の友の大活躍を、わが誇りとして讃え、語っている。
あれが本当の信心だ!
あれが人間の強さだ!
あれが師弟の戦いだ!
苦悩に負けない被災地の皆様の日々の姿そのものが、信仰の偉大さを何より雄弁に実証する力なのだ。
「一番つらいことを乗り越えた人こそが、皆を救っていけるのだ」との戸田城聖先生の言葉が蘇る。
猛吹雪
胸に耐えゆき
御仏の
使い尊き
君に幸あれ