2011年2月28日月曜日

2011.02.28 わが友に贈る

頼る心があれば
力は半減する。
一人立つ決心が
無限の力を引き出す。
快活な主体者たれ!

妙法尼御前御返事 P1403
百千万年くらき所にも燈を入れぬればあかくなる

◇今週のことば
青年部の拡大と
壮年部の奮闘こそ
創価の母の喜びだ。
一騎当千の丈夫よ!
勝利勝利の上げ潮を
2011年02月28日

◇希望の明日へ
勤行は崇高な儀式。自分自身の中にある「宝の蔵」を開き切っていく作業である。わが生命の大地に、生命力のわき出ずる泉を掘っている。くめども尽きぬ智慧と慈悲と勇気の源流を掘っているのである。

☆随筆 我らの勝利の大道 「仏法西還」の大光
◆母の連帯で平和へ

インドのチェンナイ(旧マドラス)に、創価池田女子大学が誕生したのは、2000年のことである。チェンナイは、私がインドに最初に降り立った、思い出深き原点の天地だ。
創立者のセトゥ・クマナン博士は、創価教育の最高の理解者である。博士と私を結んだ機縁は、「母」の詩であった。詩人でもある博士は語っておられた。
「すべての人びとが、この詩のように母を思うことができれば、人類の抱えるあらゆる問題は解決できるはずです」
そして「女性こそが生命と平和の守り手」との私の考えに賛同してくださり、女子大学の建設に着手されたのである。
同校では、折々に、英訳の「母」が、凛々しき乙女たちの澄み渡る声で歌われている。

♪母よ あなたの
思想と聡明(かしこ)さで
    春を願う
地球の上に
平安の楽符(しらべ)を
    奏でてほしい
その時 あなたは
人間世紀の母として
    生きる

歴史を振り返れば、どれほど多く、母たちの悲しみの涙が流されてきたか。
海よりも深い母の慈愛には、人びとを正しき軌道へと導く力がある。ゆえに、母たちの強く賢きスクラムによってこそ、揺るぎない平和の大道も開かれる。
今、インド創価池田女子大学と、創価大学・創価女子短期大学との交流も深まっている。