和楽の場所に
人は喜び集う。
弾む生命力で
勝利の波を!
可延定業書 P985
『されば日蓮悲母をいのりて候しかば現身に病をいやすのみならず四箇年の寿命をのべたり、今女人の御身として病を身にうけさせ給う心みに法華経の信心を立てて御らむあるべし』
◇希望の明日へ
一日一日の充実には、朝の出発こそ肝要である。朝の勝利は一日の勝利となり、やがて人生の大勝利へと結実していく。そのためにも、朝の勤行が大事である。朝の勤行は"生命の目覚め"であり、胸中に赫々たる太陽を昇らせゆく源泉であり、この生命の大いなる覚醒の座から出発していくならば、その日一日、新鮮な朝の息吹をたたえ、確実な充実と成長の"一歩"を刻みゆくことができる。まさしく勤行は、荘厳なる"元初の朝"の儀式である。
☆随筆 我らの勝利の大道 「仏法勝負」の師弟の絆
◇色紙の山に向かい
当時、創価文化会館の六階に設けられた私の執務室の机には、常に色紙が山積みされ、周囲の棚にもギッシリ収められていた。
毎朝、本部で仕事を開始してすぐに、また、要人との会見等の後に、時には、すべての学会活動を終えた晩に、毛筆を手に、机にうずたかく重なっている色紙の山に向かった。
中央に「福運」や「福智」等の文字を記した色紙に、一人ひとりの名前を認めていった。心で題目を唱え、ご健勝とご多幸を祈り、固く共に勝利の握手を交わす思いでー。
日々、無理解な批判や悪口を浴びながら、広布の最前線で"仏の仕事"をしてくださっている、この尊極の方々を励まさずして、いったい誰を励ますのか!
一日に書ける枚数は限られている。たとえ何十枚、何百枚と書いても、激励するべき友はあまりにも多かった。だが、それでも私は書く、精魂込めて書き続ける、と決めた。
激務や疲労で、一枚書くのがやっと、という日もあるかもしれない。しかし、一枚書けば、一人を励ませる。い琴その一人から、新たな波動が起きる。それが必ず、二人、三人、百人へと広がる。
この踊躍歓喜の連動が、諸法実相抄に仰せの「地涌の義」に通ずるのだ。
地方を回るなかでも書いた。自宅に戻ってからも書いた。ひたすら寸暇を惜しんで、筆を執り続けた。傍らには、妻が手伝ってくれていた。そうやって、あの時代の大躍進の勢いをつくっていったのだ。
「友に勇気の励ましを!同志を仏の如く大切に!」−この私の心を、二十一世紀の広布のリーダーたちも、深く受け継いでもらいたい。ここにこそ、躍進勝利への秘伝があるからだ。
◎雪です。細心の注意をして通勤・通学を! バイクの人は特に。