自ら祈り動いた
体験を語れ!
幹部率先の行動から
勇気と歓喜が広がる!
上野殿御返事 P1561
『とにかくに死は一定なり、其の時のなげきはたうじのごとし、をなじくはかりにも法華経のゆへに命をすてよ、つゆを大海にあつらへちりを大地にうづむとをもへ』
◇希望の明日へ
教学を学び、正邪の基準を知った教学部貝は、"正"を訴え、"邪"を破ってこそ、学んだ価値がある。教学を武器に戦ってこそ、「学」が「成仏」への推進力となる。
▽全国でブロック長・白ゆり長が大活躍!皆様ありて地域広布は盤石。福徳燦たれ
▽うんと苦労してこそ、人間は偉大になれる−恩師。君よ三代の闘魂を継げ!
☆新・人間革命 厳護 46
「菩薩の本領は、『誓願』ということにあります。そして、地涌の菩薩の誓願とは、『法華弘通』にあります。ゆえに、心から周囲の人びとを幸せにしきっていく、広布流布への『誓願』の唱題が大切です。厳しく言えば、『誓願』なき唱題は、地涌の菩薩の唱題ではないのであります」
「誓願」には魔、魔に勝ちゆく、仏の生命のほとばしりがある。
伸一は、全同志が、一人も漏れなく、大功徳に浴してほしかった。病苦、経済苦など、すべてを乗り越えて、幸せになってほしかった。そのための祈りの要諦こそ、「広布流布への誓願」なのである。
皆、それぞれに、さまざまな問題や苦悩をかかえていよう。その解決のためには、"広布流布のため"との一念が大事になるのだ。
たとえば、病に苦しんでいるならば、"この病を克服し、仏法の正しさを必ず証明します。広布流布に、自在に動き回るために、どうか大生命力をください"との誓願の心が、克服の大きな力となるのだ。
題目を唱えれば、もちろん功徳はある。しかし、"病気を治したい"という祈りが、深き使命感と一致していく時、自身の根本的な生命の変革、境涯革命、宿命の転換への力強い回転が始まる。
広布流布を誓願し、唱題に励む時、自身の胸中に地涌の菩薩の大生命が涌現し、日蓮大聖人の御命が脈動して、己心の仏界が開かれるのである。そこに、境涯革命があり、宿命の劇的な転換も可能になるのだ。
また、弘教など、広布流布のための挑戦課題を成就せんと悩み、唱題すること自体、既に地涌の菩薩の生命である。ゆえに、その実践のなかで、個々人のさまざまな苦悩も、乗り越え、解決していくことができるのだ。
地涌の大生命という赫々たる太陽が昇れば、苦悩の闇は消え去り、幸福への確たる道を、雄々しく歩み抜いていくことができる。