創価班・牙城会
白蓮Gよ 頑張れ!
労苦こそ青春の宝
広布の希望と輝け!
三世諸仏総勘文教相廃立 P564
『心の不思議を以て経論の詮要と為すなり、此の心を悟り知るを名けて如来と云う』
◇希望の明日へ
学会員は、朝夕の勤行で、妙法という大宇宙のリズムに、自身の生命のリズムを合致させながら、日々の生活を送っている。そのなかで、朝の勤行では、一日の目標を明確にし、自他ともの成長を祈っている。また夜の勤行では、その日の行動を省み、充実した一日を送れたことに対して、感謝しながら、翌日への英気を養っている。そして、自利、我欲を超えて他の人々に献身していく日々の実践−−この生き方こそ、理想的な人生のあり方である。
☆随筆 我らの勝利の大道 「仏法西還」の大光
◆師弟不二の誓願で
前進の
東洋広布に
恩師あり
新潟県の佐渡で記された「顕仏未来記」には、『月は西より出でて東を照し日は東より出でて西を照す仏法も又以て是くの如し正像には西より東に向い末法には東より西に往く』(P508)とある。
月氏の国・インドから、釈尊の仏法は中国、さらに日本へと流れ伝わった。その光が消えんとする濁世末法において、世界の民衆を救う大白法が日本から興隆し、西を照らしていく、との大聖人の大宣言である。
この御遺命の実現に立ち上がられた戸田先生は、私たち青年に「仏法西還」の夢を、幾たびとなく語ってくださった。
すなわち、アジアの民衆の幸福と平和を開く「東洋広布」である。
"一日も早く、仏教発祥の大恩あるインドヘ!"
それは恩師の願いであるとともに、不二の弟子として私自身の誓願となった。
その第一歩が、1961年(昭和36年)の1月・2月、私が敢行した最初のアジア歴訪の旅である。
不惜身命の決意で、香港、セイロン(現スリランカ)、インド、ビルマ(現ミャンマー)、タイ、カンボジアの6カ国・地域を巡った、忘れ得ぬ18日間であった。
当時は、第2次世界大戦が終わって15年余。アジアは、いまだ貧困と戦火、また分断の傷に苦しめられていた。日本の侵略に虐げられた国々も多かった。
本来、豊かな自然に包まれ、明るく逞しき民衆が暮らす大地である。
私は、仏が慈しむ「我此土安穏」の時代の建設を祈りに祈った。
以来、50年を刻む。
この佳節を記念し、香港で3万人の大文化祭が開催されたのをはじめ、アジア各地で多彩な行事が続いている。マカオ、台湾、韓国、フィリピン、タイ、カンボジア、マレーシア、シンガポール、インドネシア、スリランカ、ネパール、そしてインドで──。
あの国でも、この地でも、地涌の同志が社会で活躍し、信頼を勝ち得て、生き生きと乱舞している。こんなに嬉しいことはない。
「アジアの民に 日をぞ送らん」と、恩師が顕われた通りに、赫々たる新時代の夜明けが来た。
いかなる苦難の群雲が湧き起こるとも、もはや絶対に消えることなき、希望と幸福と平和の大光はアジアに輝き始めた。
「人間主義の太陽」は、燦然と昇ったのだ!