上野殿御返事 P1539
『日蓮が弟子にせう房と申しのと房といゐなごえの尼なんど申せし物どもはよくふかく心をくびやうに愚癡にして而も智者となのりしやつばらなりしかば事のをこりし時たよりをえておほくの人をおとせしなり』
◇希望の明日へ
学会の指導は、御書が根本である。その指導通りに実践したときに、広宣流布は、大きく前進する。幹部は、勝手な私見や、自分の感情を交えて、学会指導を壊してはならない。中心と、ぴったり"心"を合わせたときには、今の十倍の力が出る。
☆全国最高協議会へのメッセージ
リーダーが心を合わせ、呼吸を一致させて、真摯に未来への協議を行うことが、どれほど大切か。
古代ギリシャの格言がある。
「賢者たる者は後で考えるのではなくて前もって考えておかねばならない」(「ドリース喜劇」)
学会も、これまで万事にわたってスピーディーに、先手先手を打ってきた。だから勝った。
時代は目まぐるしく動いている。ますます、この賢者の「真剣さ」が大事になっていると申し上げたい。
わが師・戸田城聖先生は、指導者を常に厳しく戒められた。
その厳しさは慈悲であった。
先生は、「人生は、ちょっとのところで決まる。ちょっとのところで、いい加減になったり、横柄になったり、油断して崩れてしまう」と。
仏法は、永遠に魔との大闘争である。
ゆえに心を引き締め、新たな広宣流布の前進を、勇躍、開始したい。
◇新・人間革命 厳護18
伸一は、十一月二日、男子部長らと語り合った折、一枚のメモ用紙にペンを走らせながら言った。そこには、「創価班」と書かれていた。
「男子部から、いろいろ名称の案が出されたが、『輸送班』に代わる新しい人材育成機関の名称は、『創価班』にしたいと思う。そして、『輸送班大学校』も、『創価班大学校』としよう。
この名前の意味は、創価学会の精鋭中の精鋭として、学会のすべてを運営し、広宣流布の一切を推進していくということだ。そして、一にも、二にも、十にも、ともかく学会を守っていくんだ。その意味から、学会の名前をそのまま冠して、『創価班』としたんだよ。名は体を表すからね。
これからは、『創価班』が中心となって、新しい時代を開いていくんだ。」
2010年12月30日木曜日
2010.12.30 わが友に贈る
新聞休刊日