2010年12月1日水曜日

2010.12.01 わが友に贈る

本年の悼尾を飾る
12月がスタート!
勤行・唱題を根本に
リズム正しい日々を!
絶対無事故を祈る。

諸法実相抄 P1359
されば余りに人の我をほむる時は如何様にもなりたき意の出来し候なり

◇希望の明日へ
混迷の時代であり、悪しき社会であればあるほど、時代変革のク先駆者”正義の人”には、妬みの風と迫害の策動が襲いかかってくる。嵐の大きさが偉大さの証明である。

▽「一人もかけず仏に成る」御書。絶対勝利の妙法だ。喜びに燃えて対話を拡大

☆随筆 我らの勝利の大道 栄光の創立80周年 万歳!
◆総本部は質実剛健
創立八十周年の十一月十八日付の聖教新聞に、世界広宣流布の新たな本陣となる「総本部」の基本構想と外観イメージが発表された。
早速、多くの歓びと決意の声を頂戴した。嬉しい。
全部、わが同志のためであり、広布の未来のためである。学会員が誇りをもって、安心して信心に励めるように、万般に盤石な土台を築いておきたいのだ。
学会本部は、三類の強敵をはじめ、ありとあらゆる魔軍と戦いながら、正義の広宣流布を遂行する「戦う本陣」である。
ゆえに、本部は実質第一でいけ!どこまでも質実剛健でいけ!これが恩師の厳命であられた。
寄せられた声の中には「正面は、あのGHQ(連合国軍総司令部)のビルを彷彿させますね」という感想もあった。
私には、戸田先生との忘れ得ぬ思い出が蘇った。
GHQのビルといえば、約六十年前、皇居のお堀端を戸田先生と一緒に歩いていた時、急に雨が降ってきたことがあった。傘はない。タクシーも来ない。先生の事業が、苦境のどん底の時であった。
「二人で雨に濡れていこう」と歩き始めると、先生は「あそこにマッカーサーがいるんだ」と指さされた。その先にGHQ本部が入っている第一生命館が、そびえ立っていた。
当時、学会には、車もない。まして大きな建物などなかった。だが、私は申し上げた。
「私が働いて、働いて、いい車を用意します。必ず立派なビルを幾つも建ててみせます!先生、ご安心ください」
今、全国各地にも、新たな会館が続々と誕生している。戸田先生が「全部、大作の言った通りになったな!」と喜んでくださっていると、私は確信する。
「偉大な建築は、人間の偉大さの、最も偉大な立証である」と、アメリカの近代建築の巨匠フランク・ロイド・ライトは語った。
創価の建築は、まさしく師弟の金城であり、鉄壁の結合の象徴といってよい。
あの十五年前(一九九五年)の阪神・淡路大震災の折、関西各地の会館は、微動だにしなかった。厳然とそびえ立ち、被災された方々の避難所となったことは、ご存じの通りだ。
私の心を心として、安全第一の堅固な会館を建設してくださっている関係の方々に、私はいつも感謝している。
アメリカの詩人ロングフェローは歌った。
「建ててゆけ汝の城を高く美しく造れ」
わが友が、家庭でも、職場でも、地域でも、汝自身の堂々たる勝利の城を創り上げていかれることを、私も妻も祈る日々である。