2010年12月13日月曜日

2010.12.13 わが友に贈る

新聞休刊日

四条金吾殿御返事 P1193
何となくとも殿の事は後生菩提疑なし、何事よりも文永八年の御勘気の時既に相模の国竜の口にて頚切られんとせし時にも殿は馬の口に付いて足歩赤足にて泣き悲み給いし事実にならば腹きらんとの気色なりしをばいつの世にか思い忘るべき

◇今週のことば
明るく清々しく
新年へ出発の座談会だ。
仏法は「人の振舞」なれば
会場の御家庭に感謝を!
近隣へ深き心配りを!
2010年12月12日

◇希望の明日へ
軽度の心の痛の人は、いよいよ増加している。そういう人には強烈な激励は逆効果になる場合が多い。むしろ粘り強く、静かに話をよく聞いてあげ、同苦していく包容力がポイントとなる。たとえば何か相談すると、話もろくに聞かずにいつも「とにかく題目をあげればいいんだ!」では、やりきれない。たとえ真実ではあっても、相手が納得できなければしかたがない。"真理である"ことと"説得力がある"ことは違う。その人にどう"信心の力""唱題の力"を確信させ、発心させていくか。そこまでに至る力が指導力である。

☆新・人間革命 厳護5
牙城会
 君達ありて
  創価城
 栄え 勝ちなむ
  広宣流布へと

創価の師子を育てようと、学会本部をはじめ、会館の警備にあたる青年たちの人材育成機関として「牙城会」が結成されたのは、一九七一年(昭和四十六年)の二月であった。
その十年ほど前から、男子部などが、学会本部や会館の警備にあたり、戸締まりや火の元などの点検も行ってきた。
山本伸一は、陰で黙々と、本部、会館を守ってくれているメンバーに、深く感謝し、折々に激励を重ねてきた。
「見える処より 見えない処に」とは、作家の武者小路実篤の言である。
"陰の力"に徹し、広宣流布を支え、学会を守るなかにこそ、最も尊い仏道修行の姿がある。伸一は、その精神を、男子部の永遠の精神とし、継承していく意味から、会館警備のメンバーを正式に定め、全国的な人材育成機関としていく必要性を感じていた。