皆様方に最敬礼!
師弟の言論城から
平和の大師子吼を!
勇気と希望の大光を!
法蓮抄 P1050
『今の法華経の文字は皆生身の仏なり我等は肉眼なれば文字と見るなり、たとへば餓鬼は恒河を火と見る人は水と見天人は甘露と見る』
◇希望の明日へ
リーダーは、人々を疲れさせてはならない。話もさまざまに角度を変え、工夫をしながら、皆に新鮮な感動を与えていかなくてはいけない。やたら大声をあげて、しかも話の中身がない。これでは求道心をもって聞いている人々がかわいそうである。耳を傾けるうち、自然に勇気がわき、活力がみなぎってくる。こうした"名指導"のリーダーであってほしい。
☆随筆 我らの勝利の大道 誓い燃ゆる4月
社会が停滞し、官僚主義や形式主義がはびこってくると、とかく人間の実質よりも学歴や肩書が物を言う世相になりがちだ。
しかし、社会的地位と人間の真の偉さは、全く別物である。いわんや、仏法の透徹した眼から見れば、世法上の肩書など、成仏とは全く関係ない。
毎日毎日、真面目に、信・行・学の仏道修行を貫き通していく人が偉いのだ。
自他共の幸福のため、広宣流布のため、一生懸命に戦い抜く庶民が偉いのだ。
いかに悪口罵詈を浴びようが、師弟の真実を叫び抜き、創価の正義を広げ抜く学会員が偉大なのだ。
戸田先生は、幾度となく厳格に戒められていた。
「いわゆる『二乗根性』で、自分は学者である、優秀である、誰よりも深い学識があると思い、増上慢となった者も、やがて退転するだろう」
「他の人の幸福を考えない。自分一人の安心立命を、何よりも大事にする。悪を責めず、人を善に導こうともしない。
すなわち、二乗根性とは──利己主義の小善人を意味する。菩薩界、仏界の衆生救済という大局観において、邪魔になる人物である」
ともあれ、師弟共戦で広宣流布に我が身を投じてこそ、初めて二乗の増上慢を破り、自己の小さな境涯をも打開していけることを、絶対に忘れまい。