世界一の常勝城を!
信心しきった者が
最後は必ず勝つ!
不屈の師子と立て!
開目抄下 P232
『詮ずるところは天もすて給え諸難にもあえ身命を期とせん』
◇希望の明日へ
目立たない、細かな基本を、一つ一つきちっと固めていく。そのために心を砕き、思索し、陰ながら配慮に配慮を重ねる。これが事をなす人物に共通する姿勢である。また仏法の正しい生き方である。私も広宣流布のため、学会員のために、だれひとり気がつかない細かなところに、懸命に心を砕いてきた。神経をすりへらし、思いをめぐらし、気を配りに配ってきた。あの人はどうしているか。この点はこれでよいのか。一つ一つ真剣に手を打ってきた。その針の先で突くような小事の積み重ねを避けて、広宣流布の大事は、一歩も前に進まないことを、深く知っているからである。その意味から言えば、幹部は、すべてにわたって今の百倍、千倍の配慮をしてほしい。
◇借金がふえるばかり
質問:信心をすればするほど、生活がだめになって、借金がふえるというのですが。
回答:そんなばかな話があるものですか。借金をするようなことをするから、首がまわらなくなってしまうのです。
首がまわらなくなって、気がつくのです。胃が悪いというのに、かたいものを食べているから、胃がいっそう悪くなるようなものです。
自分のやってることをなおしもしないで、その罪を御本尊様になすりつけていたら、どんどんおちていきます。
断じて、この信心して貧乏になることはありません。