2008年11月30日日曜日

2008.11.30 わが友に贈る

健康第一!
うがいや手洗いで
万全の予防を。
満々たる生命力で
充実の日々を!

日女御前御返事 P1244
南無妙法蓮華経とばかり唱へて仏になるべき事尤も大切なり、信心の厚薄によるべきなり仏法の根本は信を以て源とす

◇四季の語らい
必死の人には、雑音など届かない。くだらないことに紛動されたり、あっちを見、こっちに撮り回され、人にどう思われるか、どう言われるか、そんなことばかり気にしていて、何ができようか。厳然と「我が道」を行けばよいのである。

◇今日のことば365
時代は、一日一日、前進する。前進に追いつき、否、前進の先駆をきれる、自分となりたいものだ。

★細菌学者の志賀潔博士
「先人の跡を師とせず、先人の心を師とすべし」
「自ら信ずる所篤ければ、成果自ら至る」
人間の強さは、信念の強さで決まる。

☆11.18記念代表協議会でのスピーチ
「人の道」−−その真髄こそ「師弟の道」
師弟といっても、弟子の一念で決まる。

朝から夜中まで、私の青春は「戸田先生をお護りする」−−これが、すべてであった。
先生も私を、亡くなられる間際まで、命がけで薫陶してくださった。世界の知性と縦横無尽に対話できるだけの、最高の人間学を授けてくださった。
これが創価の師弟なのである。

師弟の道に徹し抜いた人生は、それ自体が荘厳な文学であり、不滅の芸術となる。
私自身、一点の悔いもなく、師匠にお仕えし、お護りし抜いた。
それは、幾多の歴史上の師弟にも負けないという自負がある。
だからこそ、戸田先生の構想をすべて実現して、今日の大創価学会ができあがったのである。

2008年11月29日土曜日

2008.11.29 わが友に贈る

学会活動は
「善の中の善」だ。
胸を張り
広布のために
たゆみなく前進!

佐渡御書 P957
正法は一字・一句なれども時機に叶いぬれば必ず得道なるべし千経・万論を習学すれども時機に相違すれば叶う可らず

◇四季の語らい
「負けない」ということ、「屈しない」ということ−−それが、仏法者の真髄の生き方である。これさえあれば、人生の歩みに究極の勝利は間違いない。

◇今日のことば365
長い人生の間には
 必ず 落胆することもあろう
このような時でも
 僕は 口笛を吹くことを忘れぬ
  余裕ある人生でありたいと思うのだ

▽個人指導が広布拡大の礎
1.幸福を祈り
2.話を聞き
3.真心からの激励を

☆11.18記念代表協議会でのスピーチ
寒さが厳しさを増してきた。皆、風邪などひかないように!
どんなに気をつけていても、病気になることはある。仏法が「生老病死」の四区を説いているように、一面では、人生は病との闘いといえるかもしれない。
「信心」は、その闘いに打ち勝っていく究極の力なのである。
信心根本に闘うなら、必ず病気に打ち勝っていける。
妙法は、何があっても変毒為薬できる、不可思議の法である。

病気をしたからこそ、求道心を奮い起していける。大きく境界を開くことができる。また、病気の人を力強く励ませるようになる。
信心の眼で見るならば、すべてに深い意味がある。そして、強き信心に生き抜くならば、必ず宿命転換を成し遂げ、勝利の人生を開いていくことができる。

★健康・長寿の指針
1.張りのある勤行
2.無理とムダのない生活
3.献身の行動
4.教養のある食生活

健康は深き「祈り」が根本である。「智慧」が大切である。

人の労苦の上に、安住するのではない。
むしろ自分が労苦を一身に引き受けて、道を開く。大成する栄誉は後輩に委ねていく。ここに、人間としての崇高な生き方がある。

「忍耐」と「勇気」−−ここにこそ、必勝の鉄則がある。破れない壁はない。

2008年11月28日金曜日

2008.11.28 わが友に贈る

「陰徳あれば
陽報あり」
感謝の心が
磁石の如く
副運を引きつける!

閻浮提中御書 P1589
願くは我が弟子等は師子王の子となりて群狐に笑わるる事なかれ

◇四季の語らい
何も束縛がないのが「自由」ではない。何があっても揺るがない信念をもつ。そこに「自由」はある。

◇今日のことば365
忍耐の今日
希望の明日
そこに
栄光の未来が生まれる

☆11.18記念代表協議会でのスピーチ
私は、戸田先生の後を継いだ者である。この人生のすべてを、創価学会に尽くしてきた。
広宣流布という、世界一尊い仕事の長として、この人生を歩んできた。かけがえのない同志とともに、汗水流して働いてきた。
いわば"師弟の真髄"を生きてきた人間である。
インチキな人間なのか、恰好だけなのか。慈愛の心か、軽蔑の心か。一つの言葉、一つの振る舞いから、その人のことが分かる。透徹した信心の眼は、骨の髄まで、腹の底の底まで見抜くことができるものだ。

真実の師弟が築いた学会である。この事実を、責任ある広布のリーダーは軽んじてはならない。将来の学会を護る人々のために、真実を、正直に言っておきたいのである。

「真実の創価学会」は、師弟に生き抜いた「わが心の中」にある。

創価の師弟の、不惜身命の魂が継承されていく限り、学会は永遠に光り輝いていくことができる。

2008年11月27日木曜日

2008.11.27 わが友に贈る

リーダーは
油断大敵!
全同志の無事故を
真剣に祈り切れ!
全力で護り抜け!

道妙禅門御書 P1242
魔及び魔民有りと雖も、皆仏法を護らん

◇四季の語らい
人生、いつも春ばかりではない。冬のように、苦しいこともある。しかし、それに負けないで、春がくることを信じていくことである。苦労なんてしたくないなと思っても、そんな人生は絶対にない。お汁粉にだって、砂糖だけでなく、塩も入れる。それで、砂糖の甘さが生きてくる。

◇今日のことば365
僕は 地上の楽園には
 しばしば嘘がある故に
  それのみを欲しない
胸中の楽園を構築しながら
 今日も生きぬく

☆11.18記念代表協議会でのスピーチ
戸田先生は"励ましの指導者"であった。
「人生、行き詰った時が勝負だぞ!
その時、もう駄目だと絶望し、投げやりになてしまうのか。まだまだ、これからだと、不撓不屈で立ち上がるのか。
この一念の分かれ目が勝負だ!」
「君の想像を超えた、実に見事な解決ができるだろう。それには題目をあげきることだ。いかなることでも、変毒為薬できないわけがないのです」
わが人生を、嘘偽りなく歩む人。御本尊に照らして、わが信ずる「本当の道」を歩み抜く人。その人が勝利者である。

仏法上、「皆が偉い」のである。「皆が大切」であり、皆が「かけがえのない役割」を持っている。
皆、同じ学会員であり、「異体同心」で進んでいくのだ。

不惜身命−−これこそ、大聖人正統の誉の学会精神である。
学会から、この崇高なる「師弟」がなくなったら、もはや学会ではない。
本物の「信心」に立てば、わかることである。
「本物」の人間かどうかは、心で決まる。頭の良し悪しなどではない。
うわべをつくろい、策を弄する人間、増上慢の人間が、「師弟」を破壊する。広布の団結を破壊する。

魔及び魔民有りと雖も、皆仏法を護らん
たとえ悪鬼、魔民であろうとも、広宣流布の味方にして、生かしきっていくのが創価の指導者だ。

2008年11月26日水曜日

2008.11.26 わが友に贈る

向上が止まったら
青年ではない。
青年は建設なり!
漲る勇気と力で
自分自身をつくれ!

辧殿尼御前御書 P1224
日蓮其の身にあひあたりて大兵ををこして二十余年なり、日蓮一度もしりぞく心なし

◇四季の語らい
新しい前進! 新しいエネルギー! そのためには、何が必要か。
それは、自分から、まず「何かに動く」ことである。
「何かを始める」ことである。
「何かのドラマをつくる」ことである。
それを行った人が勝つ。

◇今日のことば365
本当の仕事のよろこびは、自己の血と汗の苦闘によってかちとられたものであり、そこに男の真価があるといえまいか。虚栄や虚偽のなかには、生命の輝きはない。人生の真実の勝利もない。自分がそこに全力を打ちこんでいける仕事こそ、生涯の生きがいであり、そしてまた、勝利であると確信すべきである。

☆11.18記念代表協議会でのスピーチ
大事なのは創価学会である。この仏意仏勅の組織を、未来永遠に護り抜いていかねばならない。

仏法の真髄は師弟である。
現在の学会の驚くべき世界的な大発展も、すべては、偉大なる「師匠の薫陶」と、それに応えんとする「弟子の誓願」の中から築かれてきたのである。
永遠に光る創価の師弟の満足の姿が、ここにあった。
これが信心である。
これが学会である。
これが仏法である。

師弟と決めた以上、お護りし抜くのが弟子の道である。
弟子が師匠に心を合わせてこそ、祈りは叶う。

勝てるはずがない言われた「大阪の戦い」も、敬愛する関西の同志と私が、一致団結して勝ち取った栄光の歴史である。
この勝利の根本の力は何であったか。
それは「師弟不二の祈り」であった。
師弟の心が一致した祈りには、限りなく大きな「力」がある。そこに、汲めども尽きぬ勇気と慈愛が湧くのである。

2008年11月25日火曜日

2008.11.25 わが友に贈る

仏法は勝負!
人生は強気でいけ。
満々たる生命力
智慧と工夫で
道を切り開け!

三三蔵祈雨事 P1468
日蓮仏法をこころみるに道理と証文とにはすぎず、又道理証文よりも現証にはすぎず

◇四季の語らい
人は、日の当たる場所にいて、期待され、称賛されている時には、張り切りもする。だが、その部署や立場を外れた時に、どこまで真剣に、意欲的に、仕事に取り組めるか。また、自分の希望と異なる部署に配属された時、頑張り抜けるかどうか。じつは、その時こそ、人間としての真価が、問われているのである。

◇今日のことば365
指導者としての資格は、責任感の有無にある。その大きさ、深さが、人格の偉大さを決定づけるものであろう。

▽シンガポールの人道支援団体「マーシー・リリーフ」から池田SGI会長に顕彰状。「智慧と不屈の行動で人々を鼓舞」

☆11.18記念代表協議会でのスピーチ
一年また一年、わが創価学会は「平和の柱」として、「文化の大船」として、「教育の眼目」として輝きを増している。信頼を広げている。

全国、そして全世界の個人会館、個人会場を提供してくださっているご家族に、改めて心より感謝申し上げたい。
いつも集い合い、語り合い、励まし合って、広宣流布へ進みゆくことが、正しい一生成仏のリズムである。
そのために、一番大事な場所が、地域の宝城である。
ここから「勇猛精進」の力が生まれる。
ここでこそ「異体同心」の団結が深まる。

戸田先生は、地域の拠点である個人会場こそ「大切な広宣流布の発信地」であり「人材練磨の偉大なる『城』」であると讃えられた。
勇んで、わが家を広宣流布の法城とされ、同志を護り、人材を育ててゆかれる、その崇高な献身に「冥の照覧」は絶対である。

個人会場は、三世永遠にわたって、「幸福の博士」を、「福運の博士」を、「使命達成の博士」を、「勝利の博士」を育て広げていく学校でもある。

法華経の行者であられる大聖人が妙法を唱え、仏法を語るところは、どんな場所であっても、尊極なる仏土なのである。
御本仏に直結して、妙法をともに唱え、大仏法を学び合い、広宣流布を推進する会場は、この本義の上から、すべて霊山浄土に通ずる。本有常住の寂光土となる。常楽我浄の宮殿となる。個人会場は、それほど意義深い。

2008年11月24日月曜日

2008.11.24 わが友に贈る

何があっても
朗らかに!
何があっても
力強く!
前進こそ信心の魂だ。

四条金吾殿御返事 P1192
なにの兵法よりも法華経の兵法をもちひ給うべし、「諸余怨敵・皆悉摧滅」の金言むなしかるべからず、兵法剣形の大事も此の妙法より出でたり、ふかく信心をとり給へ、あへて臆病にては叶うべからず候

◇今週のことば
「心に深き
用心あるべし」
油断は大敵だ。
絶対に無事故で
一念の総仕上げを!
2008年11月24日

◇四季の語らい
人生を握り返ってみて、一番幸福な時はいつか。それは「(困難などと)戦っている時」である。その時は苦しいようであっても、後から「あの時が一番輝いていた、幸せだった」とわかる。ある世界的大富豪も、「貧しくても、夢中になって奮闘していたころが、一番幸せだった」と語っている。

◇今日のことば365
立派な民主主義社会をつくるのは、高遠な理想や、むずかしい理論をいたずらにもてあそぶことではない。身近な家庭の、日常生活のなかで、一日一日築かれていくものだと思う。

☆法華経の兵法 随筆 人間世紀の光 No.87
仏意仏勅たる「広宣流布」に向かいゆく、わが学会には、無敵の兵法がある。
なにの兵法よりも法華経の兵法をもちひ給うべし』(御書1192)
「法華経の兵法」とは、妙法の信心であり、それこそが最強の兵法であると、日蓮大聖人は仰せなのだ。
永遠に、何ものにも負けない。
永遠に、何ものにも屈しない。
永遠に、何ものをも恐れない。
そして、勝って勝って勝ちまくっていく生命の本源が妙法であるからだ。
この「法華経の兵法」は、戦いのあらゆる極意のなかで、最高峰に位置する「兵法の王」であり、中国の孫子・呉子の兵法と比しても、遥かに超絶して優れているのだ。
兵法剣形の大事も此の妙法より出でたり』(同1193)
いかなる兵法も、所詮は、妙法の一分であり、仏法の真髄には絶対に敵わないのだ。

2008年11月23日日曜日

2008.11.23 わが友に贈る

使命の舞台に
深く「根」を張れ!
焦らず地道に
基礎を固めた人が
最後に必ず勝つ!

四条金吾女房御書 P1109
明かなる事・日月にすぎんや浄き事・蓮華にまさるべきや、法華経は日月と蓮華となり故に妙法蓮華経と名く、日蓮又日月と蓮華との如くなり

◇四季の語らい
日々、自分のなすべき具体的な目標を明確に定めて、一つ一つの成就を祈り、挑戦していくことです。その真剣な一念から、知恵がわき、創意工夫が生まれ、そこに成功があるのです。つまり、「決意」と「祈り」、そして「努力」と「工夫」が揃ってこそ、人生の勝利があります。

◇今日のことば365
長い人生航路には、うららかな陽光をあびた、春のような時もある。きびしい寒さと、たたかわねばならぬ厳冬の夜のような時期もある。苦闘時代とは、いわば人生の、冬の夜なのかもしれない。

☆世界を照らせ 千葉の旭日 随筆 人間世紀の光 No.39
人間と人間との仲間たちの親しき話し合いは、本当に美しいものだ。
本物の苦楽を共にしてきた同志は、何よりも宝だ。
共に苦しい試練を乗り越えながら、活気あふれる我が偉大なる千葉県で、戦いの人生を送りゆくことは、まことに不思議であり、幸福だ。
千葉県!
天地に輝き光る、なんと快い響きであろうか。
「千葉県」と聞くと、人生究極の幸福の蓮の花が、大きく、そして気高く咲き薫り、妙なる葉脈の姿が、私たちの目を惹きつけてやまない。
私たちには、深い目的で一致した同志がいる。
その友情は固く、私たちは幾多の大きい曲がり角も、そして障害の多い道も、励まし合いながら悠々と進む。
真の友情が輝く我らは、生き生きとした活動を続けながら、すべての戦いに勝ち続けてきた。

おお、わが干葉の永遠の友よ!
おお、自身の信念と決意を胸に抱きながら、四方八方に青春の戦いを共に続けてきた、真の友よ!
ある時は、共に笑い、またある時は、共に泣き、共に悔し涙を滲ませながら、「広宣流布」という永遠の人生の勝利のために、戦いに次ぐ戦いを舞ってきた、この晴れ舞台の千葉を、私たちは決して忘れることはできない。

2008年11月22日土曜日

2008.11.22 わが友に贈る

「未来の果」は
「現在の因」にあり。
「今」を勝つのだ!
勇気と智慧と団結で
大福徳の未来を!

御講聞書目録 P843
然りと雖も諸天善神等は日蓮に力を合せ給う故に竜口までもかちぬ、其の外の大難をも脱れたり、今は魔王もこりてや候うらん

◇四季の語らい
民衆のなかから、民衆のリーダーを育み、民衆が社会の主人となる"民主の時代"を開く−−そこに、人類の進むべき、革新の道がある。

◇今日のことば365
自分の意志を
 はっきりと進行させながら
あの人のよさ
 この人の意見も包容しながら
今日も
 力強くたのしい日々で あるように

▽個人会場提供者の皆様に心から感謝。福徳は無量。三世永遠に勝利の大城と

☆5.3記念最高協議会 2005.05.03
どうすれば皆が「来てよかった」と喜んでくださるか。私は真剣である。
リーダーの奥底の一念が「学会のため」「会員のため」なのか、結局は「自分中心」なのか。この一念の差で、前進か後退かが決してしまう。
広布のリーダーは「創価学会は私が守る」と決めることだ。そして、その責任感の上に、「異体同心」で進むことである。

仏法は勝負である。
広宣流布は、永遠に仏と魔との戦いである。その大闘争を、魔王さえもこりるほどの強さと執念をもって勝ち抜いていくよう、大聖人は教えておられる。
学会の威風堂々たる前進もひとえに、諸天善神であり、菩薩であり、仏にも等しい学会員の皆さま方が、仏意仏勅の創価学会に「力を合わせて」、勇敢に、忍耐強く戦い抜いてくださったおかげである。
正法の敵と戦った人、まっすぐに自分自身の責任を果たし抜いた人は仏となり、三世にわたって、王者の境涯を得る。戦わなければ、仏にはなれない。仏法は厳しい。
人間、だれが偉いのか。
「広宣流布のために戦った人」が偉いのである。

2008年11月21日金曜日

2008.11.21 わが友に贈る

御聖訓「此の事に
あはん為なりけり」
仏法に偶然はない。
大変な時こそ
強盛な祈りで勝て!

太田左衛門尉御返事 P1015
是れは偏に今の事に非ず過去の宿縁開発せるにこそ・かくは思食すらめ

◇四季の語らい
人生の土台は二十代、三十代で決まる。一番、大事な礎をつくる時である。基礎を深く深く掘り、盤石な土台を築かなければ、高い建物は建てられない。人生の土台も、自然のうちにできるものではない。若き心に、何をどう決めるかである。「自分は、こう生きよう」「こうなろう」「自分は一生、広宣流布に走るのだ」「自分は一生、この信仰で、この舞台で戦うのだ」−−そう「決めた」人が悔いなき歴史を残せる。

◇今日のことば365
君の苦悶は
 まだ低い次元であると思う
歴史を読み給え
幾百年の接点に自らをおいて
 未来の人生を考えてゆくことだ

☆創立78周年記念最高協議会でのスピーチ
仏法の観点から見れば、人間の幸福にとって、学歴の有無は枝葉に過ぎない。
私たちの立場から言えば、強盛な信心こそが幸福の根本であり、根幹である。
また、優れた学校教育を受けた人は、その力をもって、全力で民衆に尽くせばいいのである。

先生の確信は、御書根本の精神に支えられていた。先生は厳しく言い残されている。
「御書は、末法の御本仏の経典である。一行一行、一語一語をば、絶対なりと南無しながらの拝読でなければならない。
いささかなりとも、我見でわかったように錯覚してはならない」

行動によってこそ、人間の真価は明らかになる。自分の真実の姿を知ることができる。
仏法においては、広宣流布を進めた人が一番偉い
最も功労のある人に対して、深く感謝し、讃えていくのが"人間の世界"である。

「師弟」があるから学会は伸びた。ここまで来たのである。仏法を根幹とした「師弟」を外せば、あとは何も残らないであろう。

今いる地域で、職場で、堂々たる柱となり、光り輝く存在となっていただきたい。

◎今日から1泊2日の社員旅行でTDLに行ってきま〜す(^^♪

2008年11月20日木曜日

2008.11.20 わが友に贈る

連携を密に!
スピード第一で!
これが学会の伝統。
迅速こそ
信頼の源だ。

月満御前御書 P1110
所願しをの指すが如く春の野に華の開けるが如し

◇四季の語らい
自分の幸福のみを願う、自己中心的な生き方には、人生の本当の啓びはない。また、華やかさは、常に空しさと表裏であることを知らねばならない。

◇今日のことば365
人間が本来持つべき価値観とは、偏狭なものであってはならない。つまり自分の利欲さえ満足させればという極端な利己主義は当然のこと、一集団、一国家、一民族、ひとつのイデオロギーのためのものであってもならないのである。偏狭な価値観こそ、過去において戦争を引き起こし、また社会の矛盾と不合理を形成してきた元凶であったことを忘れてはならない。

☆創立78周年記念最高協議会でのスピーチ
社会の闇が深いほど、「変毒為薬」の大仏法は、光り輝く。「毒を変じて薬と為す」のである。
「師子王の心」で、決然と突き進むのだ。
経済苦の同志には、「焦ってはならない。腰を据えて戦うのだ。私はじっと君を見守っているよ」と温かく励まされた。

一人の勝利が皆の道を開く。ゆえに、どこまでも一人を大切にすることだ。

増上慢と戦ってこそ、真の仏弟子なのだ。
正しく公平な仏法の世界である。因果の理法は厳しい。
ゆえに悪に対しては厳格であることだ。自分の勢力をいかに増やすか、自分の人気をいかに保つか、そんなことしか考えない人間がリーダーになった組織は潰れてしまう。

戸田先生は『三国志』を通して、英雄の条件は「人材を愛する」ことであり、小粒の、ろくでもない人物には、人材を見出すことはできないと語られた。

師弟不二であってこそ、堅固なる勝利城、人材の大城ができる。
一致団結して、大いなる師弟の城を築き、護ってまいりたい。

2008年11月19日水曜日

2008.11.19 わが友に贈る

創価の前進こそ
希望の光だ!
我らは広布の太陽。
正義の心で
世界を照らせ!

四条金吾殿御返事 P1186
神の護ると申すも人の心つよきによるとみえて候、法華経はよきつるぎなれども・つかう人によりて物をきり候か

◇四季の語らい
勉強で大切なことは何か。それは勉強を「しよう」「しよう」と、思い続けることである。その「意欲」が大事なのである。決意した通りに勉強できる場合もある。できない場合も多いかもしれない。調子がいい時も、悪い時もある。しかし、どんな時も、へこたれないで、「また頑張ろう」と決意する。あきらめない。その人が最後には伸びていく。「自分はもうダメなんだ」−−そういう「あきらめの心」は、それ自体、「敗北」である。

◇今日のことば365
人間形成は、太い信頼のきずなで結ばれた、両者の暖かい生命の譜であり、時には火花を散らす熱烈な接触のなかに高められ、造成されるものではないだろうか。人間の内奥に秘められた無限の可能性、人格的な価値を発現させる方法は、この人間性のふれ合い以外には絶対にあり得ない。

☆創立78周年記念最高協議会でのスピーチ
戸田先生は言われた。
「日蓮大聖人を信ずるというならば、大聖人の仰せ通りに戦わなくてはならない。それでこそ、大聖人もお喜びになるのである」
「大聖人の仰せ通りに」−−この一点が重要だ。広宣流布に戦えば、三障四魔が競い起こる。迫害は必然なのである。
先生は言われた。
「日蓮大聖人は、鎌倉幕府の圧迫を恐れずに、堂々と法華経を弘められたのである。
我らも勇気を奮い起し、一丸となって、広宣流布の大道へ進もうではないか!」
大事なのは勇気だ。団結だ。
先生は、こうも指導しておられた。
「私たちは御本尊を戴いている。教文にも、信心強盛の人のいるところ、『我師土安穏』と説かれている。
何で恐ろしいことがあろうか。
さまざまな世情に一喜一憂して、紛動されてはならない。
そんな惰弱なことでは、広宣流布の大業を遂行することは、決してできないからだ」
何があっても、御本尊根本、信心根本に進むことだ。
最後には必ず勝つ。絶対に幸福になる。それがこの信心なのである。

2008年11月18日火曜日

2008.11.18 わが友に贈る

偉大なる
創価の同志 万歳!
心から感謝 合掌。
苦楽の友に
栄光あれ!勝利あれ!

生死一大事血脈抄 P1338
過去の宿縁追い来つて今度日蓮が弟子と成り給うか、釈迦多宝こそ御存知候らめ、「在在諸仏土常与師倶生」よも虚事候はじ

◇四季の語らい
伸びゆく青春に、"もう、これでいい"という、到達点はない。大きな山の頂を目指して、間断なき挑戦に徹しゆくのが、青年の誉れであり、学生の生命です。自分に対し、また社会に対し、そして世界に対して、崇高なる使命感をもつとき、若人の可能性は無限に開花していく。

◇今日のことば365
建設には、希望がある。情熱がある。その建設の根底に偉大な思想があれば、その活動も更に大きく、深く永続されてゆく。理念、思想のない建設は、やがて崩れゆく運命にあるものだ。

▽11.18 栄光の創立記念日。SGI会長に世界から3,400の顕彰。人類史に燦たる偉業

☆創立78周年記念最高協議会でのスピーチ
私は学会のため、広宣流布のため、そして師匠への誓いを果たすために、すべてに打ち勝ってきた。
創価学会の未来の姿は、戸田先生の胸中に描かれていた。
「師匠の心」を「わが心」とする。それでこそ師弟不二である。

−−創立者を大切にしたところは栄える。師匠をないがしろにし、創立の原点を忘れたところは、必ず派閥ができ、勢力争いが盛んになって、乱れる。分裂と混乱と破壊の道へ落ちていく−−。
これは戸田先生の厳粛なる指導であった。

創価学会の原点は、牧口先生、戸田先生の死身弘法の闘争にある。そして、戸田先生と私の一体不二の戦いによって、学会は世界的な大発展を遂げた。
この三代の師弟の精神こそ、学会の根幹である。この一点を絶対に忘れてはならない。

日蓮仏法の根幹をなすのは「破折」の精神だ。折伏である。
善悪の判断ができなければ、真に価値ある人生は生きられない。それを教えるのが宗教なのである。

牧口先生は。よく語っておられたという。
人生には、何回か、必ず試練の時がある。その時が一番、大事である。そういう時にも、生きて、生きて、生き抜くのだ。
弱気を出してはいけない。そうすれば、必ず、人生の春が来る


新しいリーダー、若い人材をどんどん見つけ、育てていきたい。そうでなければ未来の発展はない。
緻密な計画と勇敢な行動−−これが勝利の方程式である。

◎祝、MinnieLove's blog(http://pub.ne.jp/MinnieLove/)が30,000アクセス!!
創立78周年と相まって、ちょっと嬉しいで〜す。「継続は力なり」

2008年11月17日月曜日

2008.11.17 わが友に贈る

「私が道を開く」
開拓精神を胸に
社会で勝て!
広布に走れ!
勇気で前進だ!

上野殿後家尼御返事 P1504
いきてをはしき時は生の仏・今は死の仏・生死ともに仏なり、即身成仏と申す大事の法門これなり

◇今週のことば
創立78周年を
全世界が祝賀。
師弟の勝利、万歳!
人材の流れを
万代の大河へ!
2008年11月17日

◇四季の語らい
信仰とは、何があっても大胆に、そして楽しく、愉快に生き抜いていく力である。恐れてはならない。悪と敢然と戦うなかに、信仰の醍醐味、本当の楽しさがある。特に、青年が本気で立ち上がり、「勇気」と「希望」に光る"信心の利剣"を抜く時、歴史は大きく回転していく。

◇今日のことば365
各人が、それぞれ、他にかえられない特性、人格をもち、しかも、たがいに協調して社会全体としての秩序を保っていく----これが人間社会のあるべき姿であろう。

☆創立78周年記念最高協議会でのスピーチ
戸田先生は、「先の先まで、勝利の手を打っておくからな」と、よく言われていた。
次の戦いの勝利、そして未来の勝利を見据え、どう手を打っていくか。そこに指導者の真価が現れる。
学会にとっても、万年の発展を考える上で、今ほど重要な時はない。
特に最高幹部が、本当の宗教革命の気迫、広宣流布への気迫を失い、惰性に流されるようになったら大変だ。
そうならないように、今こそもう一度、ここで自分自身の「大革命」「人間革命」をして、進んでいかなければならない。
広宣流布を何としても実現し、学会を大発展させていくのだとの気概が、本当にあるのか。
今までどんなに頑張ってきても、途中で手を抜けば、すべては水泡に帰してしまう。
口先だけの要領や遊び、ずるさがあってはいけない。責任を持って、最後の最後まで、真剣に戦い抜いていくことだ。
自分を「覚醒」させ、生まれ変わったような思いで進むことだ。
今こそ本気になって、立ち上がるのだ。

指導者の力を持ち、力を発揮していかねばならない。
大事なのは「信力」であり「行力」だ。
信力、行力があってこそ、偉大なる「仏力」「法力」を出していくことができる。
これこそが勝利への最高の力だ。

大事なのは広宣流布へ戦う「魂」だ。不惜身命の精神だ。自分が犠牲になってでも、皆のために尽くす−−これが真実の仏法の指導者だ。

◆訃報:宮本白ゆり長の御尊母が永眠、追善のお題目を贈ります

2008年11月16日日曜日

2008.11.16 わが友に贈る

広布のリーダーは
常に生き生きと!
常に勢いよく!
戦う魂を燃やし
同志に尽くしゆけ!

当体義抄 P514
地涌の菩薩を現証と為す事は経文に如蓮華在水と云う故なり、菩薩の当体と聞たり竜女を証拠と為す事は霊鷲山に詣で千葉の蓮華の大いさ車輪の如くなるに坐しと説きたまう故なり

◇四季の語らい
新しい時代の幕は、青年が自らの力で、自らの戦いで、開くものだ。他の力によって用意された桧舞台など、本物の青年が躍り出る舞台ではない。次代のリーダーたろうとするならば、その舞台は、自らの手で築く以外にない。
"きょうもまた、困難の森を切り開こう!""あすもまた、汗を流そう"をモットーにしていくことだ。

◇今日のことば365
私は、この世でもっとも美しいものは、人間の暖かい心であり、この社会は、たがいに愛しあい、守りあい、助けあっていくべきだと信じている。また、この信念を、つらぬいてきたつもりだ。一生涯、つらぬいていこうと決意もしている。

▽11.16きょう家族の日。一家和楽の信心こそ幸の礎。未入会のご家族にも心から感謝の言葉を

☆学会の役職は峻厳な「責任職」
学会の役職は、一般世間でいうような「位」や「立場」とは関係ない。
ただただ、会員のために、広布のために、峻厳な責任をもって、すべてやりきる──これが、本当の創価学会の指導者である。
このことを、未来にわたって絶対に忘れてはならない。

2008年11月15日土曜日

2008.11.15 わが友に贈る

「月月・日日に
つより給へ」
絶えざる前進が
不可能を可能に!
勝利の道を開け!

治病大小権実違目 P998
結句は勝負を決せざらん外は此の災難止み難かるべし

◇わが大切な同志にこの言葉を贈る
活動と覚醒ほど
青年に奨励すべきものはない。
われわれの人生は
すべてこれ運動である。

フランスの思想家 モンテーニュ

◇四季の語らい
青年は、師子王のごとき心で、邪悪に対しては、一歩も退かぬ勇気がなくてはならない。と同時に、礼儀正しく、思いやりにあふれた真摯な態度の人でありたい。

◇今日のことば365
決して私は
  悲しむまい
決して私は
  嘆くまい
私には
  宝があるから

☆苦労をしても卑屈になるな
だれでも苦労すると人間が卑屈になるが、それではいけない。どんなに苦労をしても、いつまでも伸び伸びとしていなければね
人生に悩みはつきものである。悩みのない人生などありえない。
ましてや、深き使命に生きる皆さまは、さまざまな壁にぶつかることがあるだろう。しかし、決して負けてはいけない。
苦労が自分を磨き、鍛えてくれる。妙法を持った女性が幸福になりゆくことは、絶対に間違いない。
最も苦しんだ人が、最も幸福になる。それが妙法である。

2008年11月14日金曜日

2008.11.14 わが友に贈る

火災に厳重注意。
絶対無事故で。
繰り返し呼びかけを!
リーダーの祈りで
使命の同志を護れ。

四条金吾殿御返事 P1192
なにの兵法よりも法華経の兵法をもちひ給うべし

◇四季の語らい
"後継"と"後続"とは異なる。後方の安全地帯に身を置き、開拓の労苦も知らず、ただ後に続く"後続の人"に、"後継"の責任を果たすことなどできようはずがない。真実の"後継の人"とは、勝利の旗を打ち立てる"先駆の人"のことである。

◇今日のことば365
基礎づくりの時は、背広でなく作業服が必要だ。
見栄坊では、完全なるものはできまい。

☆勇気の二字
戦いを起こす上で最も大切なものは何か、それは 勇気です。
朝起きるにも勤行をするにも、勇気が必要です、又悪いことを悪いと言い切るにも、折伏するにも、勇気がいります。
人生も、広布も全ては勇気の二字で決まってしまう。
信心とは勇気の異名です。どうか、勇気をもって自分の弱さに勝ち、宿命に打ち勝って下さい!そして私はこんなに幸せだといえる境涯になろうではありませんか!

2008年11月13日木曜日

2008.11.13 わが友に贈る

「善友をもつことは
仏道のすべて」
友情を広げよう!
善き友こそ
人生の最高の財産だ。

諸法実相抄 P1360
末法にして妙法蓮華経の五字を弘めん者は男女はきらふべからず、皆地涌の菩薩の出現に非ずんば唱へがたき題目なり

◇四季の語らい
その人の人生の未来を思い、厳しく叱ってくれる指導者をもつ人は幸せであろう。鉄は熱いうちに鍛えられねばならないからだ。そこに、大成のための鍛棟がある。逆に、青年時代に鍛練の機会に巡りあえぬとしたら、それは不幸である。

◇今日のことば365
人は、自分に都合の悪い部分は、つとめて無視したいものだ。真理をわざわざ見過ごそうとするところに、誤りの共通点がある。

▽11.13学会本部が信濃町に移転して55周年。師匠の心のままに地域とともに繁栄

☆最高協議会
戸田先生
創立者を大切にしたところは栄える。師匠をないがしろにし、創立の原点を忘れたところは、必ず派閥ができ、勢力争いが盛んになって、乱れる。分裂と混乱と破壊の道へ落ちていく
崇高なる師弟に学会のすべてがある。
弟子が我が身をなげうって師を護り、迫害の嵐を突き抜け、民衆のための革命を成し遂げてきたゆえに、今日の偉大なる発展がある。不惜身命の魂を忘れてはならない。そこに勝利の力があるからだ。
「学会には、御本尊を受持して、絶望の淵から見事に立ち上がり、生き甲斐を持って蘇生した多くの同志がいる。創価学会は、考えれば考えるほど、不思議な団体なのだ。使命を持った団体なのだ」
尊き広布の使命を胸に、今再び、青年部を激励しながら、永遠の勝利の人材城を築いて参りたい。

2008年11月12日水曜日

2008.11.12 わが友に贈る

振り込め詐欺に
騙されるな!
油断は禁物。
"変だな"と思ったら
まず確認!まず相談だ!

諫暁八幡抄 P588
経文の如くんば南無妙法蓮華経と申す人をば大梵天・帝釈・日月・四天等・昼夜に守護すべしと見えたり

◇四季の語らい
青年の財産は何か。それは、直面する課題との闘争である。苦労である。戦わなければ強くなれない。青年時代に真剣に戦っておけば、人生の総仕上げの時には、厳然たる若山のごとき大境涯ができる。

◇今日のことば365
長所は常にその裏に短所をはらんでいる。いかなる良薬であっても用い方ひとつで毒にもなる。問題は、せっかくの特質をどのようにして長所として生かしていくかである。そこに優れた英知の必要性があるわけだ。

▽11.12希望燦たる女子部の日。池田華陽会の友は世界に 皆が幸福勝利の王女たれ

☆本有常住
人生は、マラソンレースのようなものだ。調子のいい時もあれば、悪い時もある。自分が評価される時もあれば、されない時もある。
ともあれ、いかなる立場にあっても、「本有常住」の一念を強く持って、自身の責任に全力で取り組んでいただきたい。その誠実と真剣の行動の中に、一切が開けていくことを知ってほしい。
(青年部代表者会議 1986.12.17)

2008年11月11日火曜日

2008.11.11 わが友に贈る

社会のために
広布のために
青年を育てよ!
わが地域から
人材拡大の波を起こせ!

日厳尼御前御返事 P1262
みなの御心は水のごとし信のよはきはにごるがごとし、信心の・いさぎよきはすめるがごとし

◇四季の語らい
青春とは「希望」であり、「成長」である。青春とは「挑戦」であり、「建設」である。青春とは「正義」であり、「行動」である。

◇今日のことば365
人間は、生地のままに生きることがもっとも楽しいものだ。偽ったり、飾ったりしようとすると、そこにいきおい無理が生ずる。どんなに高位高官につき、栄よう栄華をきわめても、虚飾がある限り、絶対に心からの幸福は味わえぬ。

☆「宿業」を「使命」へ
私も、19歳の時に戸田前会長の弟子となり、おそばにお仕えする立場となりました。当時、私は身体が悪かった。今みたいに多数の青年はいなかった。実際は数人であったかもしれない。そして、随分苦しい仕事もあった。事業も大変であるし、学会もそれこそ豆粒ぐらいの存在であり、何を言っても狂人のように思われていた時代であります。しかし、私は働きました。戸田前会長を信じ、学会を信じて、御本尊を受持し、ただ峻厳に進んでまいりました。
一段落し、二段落し、きっと戸田前会長は家も建ててくださるだろう。また、私が悩んでいた身体が少しでもよくなるために、ゆっくり休ませてくれるかもしれない。また、自分の思い通りに大学まで月謝を出して行かせてくれるであろう等々と、甘い考えをもっておりました。しかし、全部、してくださらなかった。身体が悪いと言えば、本当に心配はしてくださった。しかし、泣いて御本尊にお願いして、宿命転換できないわけはないという指導でした。また、アパートの狭苦しい生活であった。それが生涯、思い出になる。今からいい家に入って安穏としていたならば、10年、20年先にきっと困ってしまう。学校の方も俺が教える。何も行く必要はない。本当の勉強をしなさい等々、私の甘い考えは全部吹っ飛ばされました。それで鍛えられました。それが、今日の私の福運です。今日の栄光ある地涌の菩薩の先駆を切って、諸君を指導しきっていける力と変わったのであります。
諸君の中にも、経済力に苦しんでいる人もたくさんいると思う。仕事の上、それから家庭の上、職場の上等々において、あらゆる点で悩みの多い時代であると思う。だが、青年期だ。青年期とは、将来の人生形成のため、悩みと戦っていく時代の異名です。その苦難をば、どうか信心一途に堂々と打開し、変毒為薬し、未来に輝かしい実証を出してもらいたい。それを固く信じて邁進していっていただきたい。諸君の先輩もその苦難の道を切り拓いて、今日の栄冠を獲得しております。これは絶対の事実であります。
(夏期講習会 1966.08.05)

2008年11月10日月曜日

2008.11.10 わが友に贈る

新聞休刊日

御義口伝 P708
蓮華とは因果の二法なり是又因果一体なり

◇四季の語らい
民衆こそ、永遠に社会と歴史の主人公である。いかなる理想も、民衆の心を忘れれば、観念と独断と偽善になろう。正義も、真理も、民衆の幸福のなかにある。

◇今日のことば365
敵多くして、立派な人がいると思う。敵多くして、悪人である場合も考えられる。味方多くして、立派な人がいると思う。味方多くして、八方美人の、人間の屑である場合も考えられる。

☆宿命転換
これから諸君の人生にあっても、大なり小なり、苦労と苦難は避けられない。しかし、すべては諸君を大樹へと育てゆく仏の慈悲と確信してもらいたい。
そのことを確信し、堂々と一切を乗り越え、難あるごとに、いよいよ強く、いよいよ逞しく、いよいよ朗らかに人生と広布を開いていく、「信仰王者」として生き抜いてもらいたい。

2008年11月9日日曜日

2008.11.09 わが友に贈る

「当に仏を
敬うが如くすべし」
一人の友を
徹して大切に!
それが一切の原点だ。

妙密上人御消息 P1241
国中の諸人一人二人乃至千万億の人題目を唱うるならば存外に功徳身にあつまらせ給うべし、其の功徳は大海の露をあつめ須弥山の微塵をつむが如し

◇今週のことば
心を開く
さわやかな挨拶を!
近隣を大切に!
誠実な振る舞いで
信頼を広げよ!
2008年11月09日

◇四季の語らい
民衆の力ほど強いものはない。民衆のカは、大地の強さに似ている。ひとたび怒りのマグマを噴き上げ、振動を開始すれば、山をも動かすエネルギーをもっている。時代、社会を変えゆく源泉は、常に、民衆であることを忘れてはたらない。

◇今日のことば365
太平洋の広さの如き、境涯で、一生を送りたいものだ。
太平洋の怒濤の如き、生命力で、一生を戦いたいものだ。
太平洋の黒潮の如き、情熱で、一生をはつらつと送りたいものだ。

☆新時代第23回本部幹部会でのスピーチ
人生にはさまざまな時がある。
ある時には、価値的に要領よく。ある時には、誠実に、着実に。また、ある時には、疲れをためないよう休息を取ることが大事な場合もある。賢明なる前進をお願いしたい。
ただ、どんなことがあっても、「広宣流布」と「信心」−−これだけは、断じて忘れてはならない。
大変な時に、頑張った分だけ、ぐーっと功徳が増していく。
絶体絶命の窮地に思えても、強盛なる信心に立てば、それによって真実の大功徳をつかむことができる。

真の功徳は、長い目で見なければ、わからない。途中に何があろうとも、信心しきった者は、最後は必ず勝利する。これだけは間違いない。

自分のために、一家のために、全同志のために、幸福のために、頑張ろう!

2008年11月8日土曜日

2008.11.08 わが友に贈る

題目で勝とう!
勝つための信心だ!
強き祈りは
一家一族の
福徳の人生を開く。

開目抄 P0231
過去の因を知らんと欲せば其の現在の果を見よ未来の果を知らんと欲せば其の現在の因を見よ

◇わが大切な同志にこの言葉を贈る
みなさん!
あなたは、精神が
自分の使命を悟った時の
意識の一瞬のよろこびが
わかりますか(中略)
その時こそ、
光栄のイバラの道は
栄光となって
地上にあらわれるのです。

デンマークの作家 アンデルセン

◇四季の語らい
民衆のなかへ。この不滅の魂の炎の連帯のなかに、新しい歴史は生まれる。
民衆ほど、偉大な力はない。民衆ほど、確固たる土台はない。民衆の叫びほど、恐ろしいものはない。民衆の前には、いかなる権力者も、富豪も、名声も、煙のようなものである。

◇今日のことば365
人間はすべて平等ではないか。
有名主義、学歴主義、形式主義は葬り去って、たとえ社会の一隅で、一工員として戦っている人にも、社会全体の感謝と称賛の光が注がれる時代を、少しでも早く現出することを祈ってやまない。

☆新時代第23回本部幹部会でのスピーチ
学会の最高幹部は、「一生懸命、師弟の精神を守り、皆さんのために尽くしますとの思いでなければならない
わが学会は「師弟不二」が根本である。師弟が同じ心で−−私はこの精神を保ち、戸田先生とともに、きょうまで進んできた。
ゆえに、恐いものはない。何があろうと、悠然と指揮を執ることができたのである。

指導者が自ら打って出て、どんどん人と会い、真実を語り、味方をつくる。その勇猛果敢な行動があってこそ、正義の学会は守られ、ここまで進んできたのである。
来る日も来る日も、どれほど心を砕き、祈り、戦ってきたか。
戦えば、疲れる。しかし、億劫の辛労を尽くさなければ、襲いかかる大難を勝ち超えることはできない。

未来に生きる皆さんは、自ら苦労を買って出る、恩を決して忘れない、賢者であっていただきたいのだ。

どれだけ動いたか。
どれだけの人と会ったか。
どういう人と、何を語り合ったか。
これが土台になる。これで未来が決まる。決意して動いた「一人」で決まるのだ。

2008.11.07 わが友に贈る

「ほむれば
弥功徳まさる」
頑張っている人を
ほめよ!讃えよ!
確信と勇気の励ましを!

開目抄 P234
我が弟子に朝夕教えしかども・疑いを・をこして皆すてけんつたなき者のならひは約束せし事を・まことの時はわするるなるべし

◇四季の語らい
民衆が恐れれば、権力者が喜ぶだけである。臆病な民衆が多ければ多いほど、権力者は増長する。権力を恐れない「勇気ある民衆」をつくることが、世界のため、日本のために、根本的な善の軌道をつくることになる。

◇今日のことば365
先輩よ 真の勇気ある人になれ
われも 平凡のなかに勇気ある人になりたし
これ後輩に対する責任なり

▽創価の魂は「勇猛精進」だ 勇敢に、純粋に、間断なき前進こそ永遠勝利の法則

☆新時代第23回本部幹部会でのスピーチ
宗教を持った人、なかんずく、最高の法である妙法に生きる人が、どれほど偉大であるか。
仏が説いた通りに修行するならば、必ず、一生のうちに一人も残らず成仏することができる。
「この仏法においても、衆生の機根に上・中・下の違いがあっても、皆、同じく(平等に)この一生のうちに、諸仏如来と一体不二となる(成仏できる)」

"私が一切をなげうってやります。牧口先生の喜びは、私の喜びです"−−これが戸田先生の立派な姿であった。
この師弟があったからこそ、今の学会はある。そして、戸田先生と私の「師弟」があったから、学会は伸びたのである。
戸田先生はおっしゃった。
「魔は、その人の試練のためなので、ちょうど柔道の先生に投げられ、投げられして、強くなっていく様なものである。
来たか、負けるものかと頑張れば、必ず難局も切り開かれる
何があろうとも、広宣流布のためには、びくともしない人生であれ」とも言われていた。この心を忘れてはいけない。

世界のため、世界の広宣流布のために、何としても人材が必要だ。青年である。青年の育成に全力を注ぐ時である。

◎わが地区の拠点を提供してくださる坪田さんのお孫さん"坪田充史"さんが「わが母校は創価」に!

2008年11月6日木曜日

2008.11.06 わが友に贈る

弛まず進め!
今日も明日も。
さあ勇猛精進だ!
広宣流布の大道を
粘り強く勝ちゆけ!

諸経と法華経と難易の事 P992
仏法は体のごとし世間はかげのごとし体曲れば影ななめなり

◇わが大切な同志にこの言葉を贈る
われわれに
邪魔のあるのは
もっとも愉快なことであります。
邪魔があればあるほど
われわれの事業ができる。
勇ましい生涯と事業を
後世に遺すことができる。
とにかく反対が
あればあるほど面白い。

思想家 内村鑑三

◇四季の語らい
政治家や権威者の虚偽の発言に、民衆は絶対に惑わされてはならない。むしろ賢明な民衆運動によって、政治に対して、平和への圧力、正義への圧力を、断固と及ぼしていくことである。

◇今日のことば365
平和と幸福への願いは、万人共通の念願であるはずだ。戦争は断じて行うべきではない。戦争して誰が喜ぶか、誰が幸福か。勝利者も。敗北者も----。

☆新時代第23回本部幹部会でのスピーチ
大聖人御自身が、歩きに歩き、人と会って、法を弘められた。行動こそ仏法の魂である。
妙法の世界に、学歴や肩書は関係ない。きちっとした信心即生活を貫いていく人が、最も偉大なのであり、最後は勝利者となるのである。

戸田先生に仕えた私のように、今、学会を守り抜く本物の一人がいるかどうか。それが一切を決する。
迫害を恐れずに、迫害を呼び起こして、叩ききっていく。その中で、根本的な広宣流布の道、平和と幸福の道ができあがるのである。
原野を切り開かなければ、道はできない。

2008年11月5日水曜日

2008.11.05 わが友に贈る

皆を安心させ
皆の心を軽やかに!
それが真のリーダーだ。
温かな心遣いで
同志に尽くすのだ。

聖人御難事 P1190
各各師子王の心を取り出していかに人をどすともをづる事なかれ、師子王は百獣にをぢず師子の子又かくのごとし

◇四季の語らい
青年は、自分をいじめるかのように苦に徹した時、本当の、自分の"輝き"が出る。環境ではない。全部、自分である。自分が一から創るしかない。
何かをつくれ!
何かを始めよ!
何かで結果を出せ!

それでこそ「人間」であり、「青年」である。そこに「未来」に生きる素晴らしい人生がある。

◇今日のことば365
青年は、前に進めばよいのだ。正義感と、情熱と、信念を、持ち続けて。先覚者には、苦難はつきものだ。青年には、苦悩がつきものだ。ただ、それらを打開して進むことが、革命だ。

▽きょう11.5男子部の日47周年

☆新時代第23回本部幹部会でのスピーチ
大聖人は、『難来るを以て安楽と意得可きなり』と仰せである。
厳しい試練が襲い来るたびに、「自分が強くなるチャンスだ!」と喜び勇んで立ち向かっていくことだ。それが、学会精神である。仏法の真髄の生き方である。
その「戦う心」の中にこそ、幸福があり、勝利があり、満足がある。

2008年11月4日火曜日

2008.11.04 わが友に贈る

信頼こそ宝。
今いる場所で
「いなくては
ならない人」に!
大誠実を貫け!

諸経と法華経と難易の事 P992
仏法は体のごとし世間はかげのごとし体曲れば影ななめなり

◇わが大切な同志にこの言葉を贈る
気高い人間よ
慈悲深く 善良であれ!
益あるもの 正しいものを
たゆむことなく 作りだせ!

ドイツの文豪 ゲーテ

◇四季の語らい
青年は安逸に流されてはならない。甘えた環境では成長はない。大いに苦労を求め、勇んで苦労を財産として、一流の人格と力を磨くことである。自分を「磨こう」「もっと磨こう」その一念で青年は、本格的な自己鍛練を開始することである。

◇今日のことば365
庶民は、雑草のようである。しかし、雑草の生えぬところに、どうして草木、果実が実ろうか。庶民の力、庶民の思想は、時により、哲人、宰相よりも強く、また真実を含んでいるのものだ。

☆新時代第23回本部幹部会でのスピーチ
現実に、いろいろな人がいる中で、相手に応じ、状況や場所に応じて、ユーモアを交えて和ませたり、時には、「さすがだな」と感心させるような、味わいのある話をしてあげることも必要だ。
そうしたことを、一つ一つ見極めながら、人々の心を打つ語らいをしていくのが、創価のリーダーの責任である。

わかりやすく語る。心に入るように話す−−これは、よき対話の一つのポイントだ。リーダーの大切な資質とも言えよう。
多くの人の前に立つ場合も、力ばかり入れるのではなく、温かな眼差しと笑顔で語るのだ。
"ともに仲良く進もう"という心が大切だ。

偉大なる仏意仏勅の学会である。学会のことを、表面的に分かったつもりになって、見下したり、軽んずることが、どれほど愚かであるか。傲慢になって威張り、ずるく立ち回る人間に、清浄な世界を汚されてはならない。

一切は人間で決まる。人材で決まる。
人材を見つけ、人材を登用し、人材を伸ばしていくことである。

2008年11月3日月曜日

2008.11.03 わが友に贈る

わが後輩を
自分以上の人材に!
これが創価の伝統。
乱世を勝ち抜く
不滅の人材城を築け!

道場神守護事 P979
常に人を護ると雖も必ず心の固きに仮りて神の守り則ち強し

◇今週のことば
「異体同心ならば
万事を成ず」
広宣流布の心で
歩調を合わせよ!
創立の月を快進撃だ。
2008年11月03日

◇四季の語らい
あせって偉くなろう、有名になろうとする必要はない。粘り強い人が最後に勝つ。「やろう!」と決めることが大切である。心が動けば、その方向に頭脳も体も環境も動き出す。

◇今日のことば365
希望に生きぬ人生はない
未来を持たぬ人生ほど 寂しきものはない
人はすべて 何ものかを求め
願望のなかに 生き甲斐を見いだすものである
今日より明日へ 現在より未来へと
常に希望を持って生きている
人生に この希望を失わぬかぎり
絶えざる向上と たゆまざる前進がある
かくて 社会には 文化の創造がなされゆくものだ
ゆえに希望ももてぬ力弱き人生は 敗北であり
未来なき人は 生ける屍にひとしい

★善人とは
質問:五濁悪世というが、善人はどこにいるのでしょうか。

南無妙法蓮華経を信ずる者を善人という。
この質問は非常に面白い。金があり気持ちよく、腹をたてぬ、これは善人のようであります。
金がない、女房にいじめられる、腹をたてる、これは悪人のようにみえます。自分が善人か悪人かわかりますか。夫婦げんかした時、十年、二十年仲良くしてきても、敵味方となり凄くなります。
そのとき、女房に対して、自分が善人か親切かどうかわかりますか。いや私はそう思うといっても、そんなことは駄目です。善人悪人はその時のはずみでできるのです。
これを機根の機といいます。
人間のなかで、誰が善人かと決めようとすると、善人はいない。その時、良いことをしたということで決めるわけです。これを一念三千の法門といいます。
こういう人間だから、そういう悪いことをさせないがために、御本尊を与え、仏という善人にしてしまおうというのが、日蓮大聖人様のお心であります。
善人になる時も、悪人になる時もあります。本当に御本尊を信じきった時、その人が善人であります。

☆新時代第23回本部幹部会でのスピーチ
私どもが唱える南無妙法蓮華経は、永遠不滅の法である。
ゆえに、それを持ち、唱えた人が、不景気に沈んでいたり、負け人であったり、情けない人生の敗残兵になることなど、絶対にないのである。
私たちは、人間にとっての最高峰の法を持っている。宝剣を持っている。財宝を持っている。
それが妙法だ。
ゆえに、断じて負けない。どんなに苦しいこと、辛いことがあっても、最後は必ず勝つ。
それが仏法である。
皆さん、頑張ろう!
戸田先生は悠然とされ、「お金は、世の中に、いくらでも回っているのだから、福運によって、上手に穴を空けられれば、こっちにドーッと入ってくるものだよ」と語っておられた。
大事なのは「信心」である。変化、変化の時こそ、確かなる「原点」を忘れてはならない。

◎文化の日に生まれた方へ「お誕生日、おめでとうございま〜す」(^^♪

2008年11月2日日曜日

2008.11.02 わが友に贈る

「陰徳あれば
陽報あり」
広布の労苦に
一切の無駄はない!
努力の人に大功徳が!

四条金吾殿女房御返事 P1135
三十三のやくは転じて三十三のさいはひとならせ給うべし、七難即滅・七福即生とは是なり、年は・わかうなり福はかさなり候べし

◇四季の語らい
逆境をバネに、より一層、強くなり、より一層、大きく勝利してみせる−−そういう心をもつかどうかである。成功すれば妬まれるし、失敗すれば馬鹿にされ、たたかれる。これが人間の世界の実相である。前途には思いがけない悲しみや悩みがあるかもしれない。
しかし、その時こそ、絶対に負けてはならない。
あきらめてはならない。
後退してはならない。

◇今日のことば365
現実から逃げ出したからといって、そこに幸福があるわけではない。要は、われわれをとりまく、いっさいの環境をわれわれが支配していくか、逆に支配されるかである。人生の幸不幸の分かれ目は、ここにある。

★貧乏について
質問:信心をして、一番救いがたいのは貧乏であると聞きましたが、その理由を教えてください。

貧乏というのは、すぐ治らないのです。時間がかかるということだけなのです。信仰してすぐ金ができてしまったら、だれでも信心します。時間がかかる間、待てというだけなのです。
早くいえば、下種というでしょう。種を植えて、植えたらすぐに稲でもなんでも次の日すぐできたら、これはおかしなものではないですか。そういうことは世の中にないでしょう。
柿の木は八年、桃は三年、リンゴの木も八年です。米だって半年かかります。野菜だって三か月ぐらいかかるのです。
そういうものではありませんか。
種を植えたのです。種を植えたのに次の日、すぐに金持ちになるなどとは贅沢です。そのようなことはありえません。
ただ病気は本人が苦しむでしょう。だから本人を苦しめないために、治りが早いのです。
金欠病は、これは時間がかかります。種を植えたのだから、八年も待ったら大丈夫です。
よく私は「あなたは信心して、何年になる」と聞くのです。三年とか二年とかいいます。それで「まだ病気で困っている」と聞くと、私はそんなバカなことあるかと言う。それは信心していないと私は言うのです。断じてそんなことはありません。そんなバカなことあるものですか。病気などというものは、簡単に治るのです。
ただ金欠病というのは、前世から背負ってきたものだから、これは時間がかかるのです。
あるお婆さんが、いつも話すことだけれども、「先生、何年くらいやったら大丈夫ですか」「七年やりなさい」「そんなに待っていられません」、それは、その気持ちはよくわかります。
その気持ちはよくわかりますけれども、これは待ってもらわなければなりません。木が育たなくてはなりません。育ったらもう大丈夫です。もうお金などは降るように入ってきます。
本当に気の毒な人には金をやりたいと思うけれども、僕なんかは、金をやった人で成功した人はありません。やはり自分で育てなくてはならないのです。
よくこういう手紙がくる。今月の末に三十万円なければ破産するから、先生貸してください。そんなの返事なんかだすなという。そんなものに二十万や三十万の金をやっても成功しません。
三十万なり二十万は損するに決まった運命をもっているのです。ですから、自分で打開していく以外にないでしょう。そうではないでしょうか。それならやってもしようがありません。
ある男が蒲田支部におりました。夜逃げしたのです。それまで、いつも私のところへきていたのです。いろいろなことをいって聞きにきていました。ところが、いつのまにか居なくなってしまいました。
あいつどうしたと聞いたら、四年くらい前の話です。「先生、もう電話をひいて、新しい家を建ててやっている」というのです。冗談ではないよといったのです、夜逃げした人が。
そういうものです。そういう人は沢山います。
ですから、それは信心を全うしていきなさい。金ができないということがあるものですか。そんなもの、世の中に六千何百億という金が、ごうごうと流れているのです。
ちょっとここに千円札の入る穴さえあれば、すーっと入ってくるのです。その穴をあけるのに時間がかかるのです。だから金は必ずできます。
まじめな信心をきちんとしていなさい。金は必ずできます。できない訳があるものですか。
そうは言っても、小判が欲しいと言ってもそれは無理です。ないのですから。お札だもの、紙で印刷したものだもの、それに流れているのだもの、入ってこない訳がありません。
それが入ってこないなら、大御本尊様に文句を言いなさい。七年間も真面目に信心して、戸田は七年と言ったと、まだ入ってこないと、けしからんと、あんた嘘つきかと、御本尊様に談判しなさい。次の日から入ってくるから。それは嘘ではありません。
私などは貧乏のし通しだったのだから、質屋の軒をくぐったのは、何べんかわからないのです。
私は金時計を昔持っていました。それを質屋へ持っていくと、いつも裏をあけて、そして本当の金かどうか番頭が削ってみるのです。筋が何本もついてしまったのです。
恥ずかしくて人の前に出せないのです。とうとう戦争で供出ということになって、それで皮だけは質屋へやりました。
その時、とても嬉しかったのです。みな金時計を持っていないのだから、持っていなくてもいいのだから。
それほどの貧乏をしてきて、今そう金には困らないのです。沢山は持っていないけれども、二百円や三百円は持っています。
だが、二百円、三百円で困らなければ、これで金持ちです
どうです、何万円なくても僕はいいのだもの。二百円あれば大丈夫なのです。あとは困らないのです。こうなれば金持ちのうちでしょう。
嘘だと思ったら、いっぺん千円札一枚みせてやろうか。千円か二千円持っていたら、僕は大金持ちでいるつもりなのです。だって使わないもの、金なんか。
だから金持ちです。本当です。あなた方も早くそういうふうになりなさい。

2008年11月1日土曜日

2008.11.01 わが友に贈る

さあ 創立の月!
勢いよく出発だ!
師弟の道を
真っすぐに!
これが学会精神だ!

妙一尼御前御返事 P1255
夫信心と申すは別にはこれなく候、妻のをとこをおしむが如くをとこの妻に命をすつるが如く、親の子をすてざるが如く・子の母にはなれざるが如くに、法華経釈迦多宝・十方の諸仏菩薩・諸天善神等に信を入れ奉りて南無妙法蓮華経と唱へたてまつるを信心とは申し候なり

◇四季の語らい
栄養を与えるほど、木は大きく育つ。同じように、魂にも「滋養」を与えることである。そのためには読書である。十代、二十代に読んだ本は一生の財産となる。

◇今日のことば365
人間の生命を、何よりも大事にし、どんな人でも、その人格を尊ぶ考えだけは、どこまでも持ち続けてほしい。

★なぜ医者が見放した病人がなおるのか
質問:医者が見放した病気が、御本尊様によってなおるということが、納得できません。

もっともです。見放された状態にもよりますが、だれが見ても死にかかっている重病人はだめです。
なぜなおるかといえば、宗教が何を対象としているかの問題です。経済学は経済を、数学は数を、医学は病気を対象とした学問です。
そして真実の宗教は、生命を対象にした哲学なればこそ、病気の悩みも解決するのです。
現在の医学ではなおらない病が三つあります。それは現在の医学が、肉体的、物質的な面からのみ究明しており、根源的な生命次元の問題に手がつけられないからです。
その三つとは、鬼と魔と業によっておこる病気です。たとえば、貧乏人の金欠病が、医者や注射でなおるか。生命についた魔を取り除き、なおすのが、宗教です。それなくしては、宗教とはいえません。