「健康」こそ
幸福・勝利の基盤だ。
睡眠・食事・運動など
賢く生活リズムを整え
心身共に充実の毎日を!
如説修行抄 P505
『南無妙法蓮華経南無妙法蓮華経と唱えて唱へ死に死るならば釈迦多宝十方の諸仏霊山会上にして御契約なれば須臾の程に飛び来りて手をとり肩に引懸けて霊山へはしり給はば二聖二天十羅刹女は受持の者を擁護し諸天善神は天蓋を指し旛を上げて我等を守護して慥かに寂光の宝刹へ送り給うべきなり』
【通解】
南無妙法蓮華経・南無妙法蓮華経と題目を唱えに唱えとおして死んでいくならば、釈迦・多宝・それに十方の諸仏が、霊山会上で約束があったとおりに、ただちに飛んで来て、手を取って肩にかけ、霊山にたちまち連れていって下さるのであり、薬王菩薩と勇勢菩薩の二聖、持国天王と毘沙門天王の二天、それから十羅刹女等が、妙法受持の者をかばい護り、諸天善神は天蓋を指し旗をかかげわれわれを守護して、たしかに常寂光の仏国土に、送りとどけて下さるのである。
名字の言 人生を大きく左右する人間関係 2022年10月22日
「今日は決意を語りに来ました」。ある地域の体験談大会で、壮年が静かに語り始めた▼幼い頃から広布の庭で育ち、学会活動に励んだ。結婚して子宝にも恵まれた。商店を営み、地元商店街の理事長として地域の発展に尽くしてきた。だが2年前、愛する妻が病に倒れた。"頑張ってきたのになぜ……"。介護に疲れ、祈る気力さえ失った。そんな彼に声をかけ続けてきた先輩が言った。"奥さんのために今度の会合で決意発表してはどうか"。最初は固辞したが、妻のためならと久しぶりに会館へ向かった▼「妻への感謝を胸に、皆さんと一緒に宿命を転換したい」。壮年の決意に"おかえり!""絶対に大丈夫!"——温かい声援が。その様子を先輩が笑顔で見守る。今、壮年は決意新たに妻と病気に立ち向かっている▼人生には苦境も行き詰まりもある。一人で乗り越えるには難しい局面もある。だからこそ、周囲にどんな人間関係を築いていくかが、その人の人生を大きく左右する▼御書に「ふがいない者でも、助ける者が強ければ倒れない。少し強い者でも独りであれば、悪い道では倒れてしまう」(新1940・全1468、通解)と。"支え合い"の輪を広げることが、そのまま広宣流布である。
寸鉄 2022年10月22日
栄光の「11・18」へ溌剌たる座談会を!希望と確信に満ちた励ましの会座に
福井「凱歌宣言の日」。大関西に輝く"北の砦"。青年と共に総立ちで拡大
活力と熱意のある人は不幸を乗り越える—哲学者ラッセル 我らは不撓不屈の信心で
歩行中の事故最多は7歳子は予期せぬ行動をとる事も。車の運転者も意識
環境問題は皆が被害者であり加害者—識者。"わが事"として地道に実践
☆京都広布の礎 京都分室(当時)開館60周年
◇民衆勝利の金字塔を
京都市北区に立つ衣笠記念会館は60年前、学会本部の「京都分室」として誕生した。
1961年(昭和36年)11月3日、池田先生が出席し、開館式が行われた。その前夜、会館に到着した先生は「みんな元気だね」と呼び掛けながら、館内をくまなく点検。調度品や備品の扱いなど細かいところまでアドバイスを重ね、「みんなが寂しくならないように、私もたびたび、ここに来るよ」と語った。
同月1日に「大阪事件」の公判に臨みながらも、関西・京都広布の未来を展望し、陣頭指揮を執る先生。その後も、この地を訪れては同志を激励し、学生部代表メンバーへの「百六箇抄」講義や、女子部人材育成グループ「衣笠グループ」の結成など人材輩出の流れが築かれていった。
京都分室は、72年(同47年)に衣笠会館と名称が変更され、86年(同61年)には現在の建物へとリニューアル。先生は世界の識者とも語らい、周辺の紅葉をカメラに収めている。
京都分室開館60周年を迎える今、師の激闘を魂とし、民衆勝利の金字塔を打ち立てゆこう!
☆みんなで学ぶ教学 第32回 毎自作是念の悲願
◇創価に脈打つ仏の誓い
日々、自他共の幸福を祈る創価学会には、"仏の誓願"が脈打っています。今回の「みんなで学ぶ教学」は、「毎自作是念の悲願」がテーマです。新入会者のカツヤくんは、ご祈念項目を書いたノートを開いてユタカ支部長と話しています。
ユタカ カツヤくんのノートも、そろそろいっぱいになってきたね。
カツヤ そうなんです。最初は何を祈っていいか分からなかったんですが、学会活動に参加していく中で、願い事が増えていきました。改めて見返した時に、もちろん自分の願いも書いているのですが、同志の皆さんや友人の幸福と成功を祈ることの方が増えてきて、"不思議だなあ"と思います。
ユタカ 素晴らしいね! 私もそうだよ。自他共の幸福を目指す創価学会員の多くが、同じように多くの友の幸福を祈っているんだ。だから、決して不思議なことではないんだよ。
カツヤくんは、勤行で最後に読誦する「毎自作是念 以何令衆生 得入無上道 速成就仏身」(法華経493ページ)の意味は知っているかな?
カツヤ 毎日、読誦してはいるのですが……。どういった意味か教えてください。
ユタカ 「仏は常に、どのようにすれば、衆生を無上の道に入らせ、速やかに仏の身を成就させることができるかと念じている」ということなんだ。
つまり、"一切衆生を速やかに成仏の境涯に導きたい"という"仏の誓願"が、私たちが日々、勤行で読誦している方便品・自我偈の結びの部分なんだよ。
カツヤ そういう意味があったんですね。
ユタカ 日蓮大聖人は、この"仏の誓願"を「『毎自作是念』の悲願」(新516・全466)と仰せになられたんだ。
大聖人はこの悲願のために、あらゆる大難にも一歩も引くことなく、末法の全民衆を幸福にする御闘争を貫かれたんだよ。
カツヤ すごいことですね。
ユタカ この「『毎自作是念』の悲願」に連なり、信心に励んでいく中で、自身に具わる仏の境涯が開かれていくんだ。
そして、釈尊から大聖人へと脈打ってきた、この悲願は、創価三代の師弟に受け継がれ、今や世界中で日々、友の幸福を祈り、行動するSGI(創価学会インタナショナル)の連帯となっているんだよ。
カツヤ なるほど。
ユタカ 池田先生は「どうか、青年部の諸君は、峻厳なる『創価の三代の師弟の魂』を、断じて受け継いでいってもらいたい。その人こそ、『最終の勝利者』です。また、それこそが、創価学会が二十一世紀を勝ち抜いていく『根本の道』であり、広宣流布の大誓願を果たす道であり、世界平和創造の大道なんです」と、青年への期待をつづっているんだ。カツヤくんの使命は大きいね!
カツヤ ありがとうございます。でも、自信がないです……。
ユタカ 大丈夫だよ。カツヤくんは日々、多くの友の幸福を祈っているじゃないか。
先月、発表された男子部の「新スローガン」に、「我、新時代の山本伸一なり! 不二の力で歴史転換の先陣を! 青年連帯の凱歌を!」とある通り、広宣流布を実現するために"自身が新時代の山本伸一になろう"と誓い、人間革命に挑戦していくことが、「創価の三代の師弟の魂」を受け継ぐことになると確信するよ。
カツヤ 「新スローガン」には、ぼくも胸が熱くなりました。まずは「我、新時代の山本伸一なり!」との誇りで、広布誓願の祈りから始めていこうと思います。
ユタカ 私も青年の心で、カツヤくんと共に進んでいくよ。