さあ心軽やかに
仏縁を広げゆこう!
人と人の絆を結ぶ交流は
平和と安穏を築く
最も確かな原動力だ!
四条金吾殿御返事 P1185
『今度の命たすかり候は偏に釈迦仏の貴辺の身に入り替らせ給いて御たすけ候か』
【通解】
このたび私の命が助かったことは、ひとえに釈迦仏が、あなたの身に入りかわって助けてくださったと思っております。
名字の言 校長を務める壮年の体験 2021年9月19日
生花店を営む友の言葉が、ずっと心に残っている。「植物には、寒くても、暗い日陰でも、美しく咲く花がたくさんあります。人間にも通じる話ではないでしょうか」▼ある壮年から体験を聞いた。少年時代、両親が離婚。母は働きづめで、夕食が済むと、すぐにまた仕事へ。夕食の時間が嫌いになった。母を捜し、泣きながら夜の町をさまよい、警察に保護されたことも▼寂しさが募る彼の心を、学会の同志が太陽のように月のように明るく照らした。「おなかすいてない?」と顔をのぞかせる女性部の"お母さん"。寡黙な男子部の"お兄さん"は、何も聞かず話さず、一緒に部屋でマンガを読むだけ。でも帰り際、いつも肩を抱き「俺は味方だから」。照れくさかったが、うれしかった。真心に支えられた彼は教育者を目指し、勉強に励むようになった▼現在、音楽・映像技術などを習得しながら高卒資格が取れる高等専修学校の校長を務める。生徒の多くが不登校の経験者。「彼、彼女たちこそ人の痛みが分かる大人材です」と。"寒く""暗く"感じた日々さえ糧にして人生に花を咲かせた壮年の話を聞き、胸が温かくなった▼人は何があろうと幸福の花を咲かせられる。信じ、祈り、寄り添う存在さえあれば。
寸鉄 2021年9月19日
歴史をつくらずして何の人生か—戸田先生。自身の最高記録へ勇敢に挑戦
大阪の勝利が凱歌の秋を開く。"負けたらあかん"の執念で圧倒的な拡大を
兵庫よ今が総立ちの時!対話の大渦を。勝ち鬨を"常勝の電源地"に轟かせ
100歳以上の人が過去最多と。生涯青春で進む多宝の友こそ長寿社会の模範
全国の感染者減の要因に接種—専門家。重症予防の効果も。公明の貢献大
☆四季の励まし 「竜の口の法難」満750年——「法華経の兵法」こそ無敵 2021年9月12日
◇池田先生の言葉
妙法は無限の希望である。
この永遠の大法則に
則って生きるならば、
何ものにも屈しない
希望が生まれ、
何ものをも打開する
希望が広がる。
私たちの
日々の真剣な祈り、
地道な励ましの行動、
たゆまぬ
確信の対話こそが、
千年、万年までも
人類を導く
「立正安国」の大道を
開くのだ。
我らには
無敵の妙法がある。
社会の繁栄、
民衆の幸福のための
大言論戦に、
「断じて勝つ」と決めて、
祈ることだ。
誰かに
やらせるのではない。
自分が、
わが身を惜しまず、
戦い抜くことである。
御書を
心肝に染めた人は強い。
その胸には
嵐に揺るがぬ柱が立つ。
いかなる障魔をも見破り、
断ち切っていける。
それが、
真剣勝負の研鑽で磨いた
信仰の利剣なのだ。
戦いは、
勝つと決めた人が勝つ。
いわんや、
「一念三千」の妙法を
行じゆく皆さま方は、
無量の仏の力を
湧き出すことができる。
無数の諸天善神を
動かすことができる。
これが、
「何の兵法にも勝る」
法華経の兵法である。
どうせ戦うならば、
楽しく戦おう!
苦難をも笑い飛ばして、
朗らかに進もう!
勝てば、楽しい。
痛快である。
どれだけ、
自分自身を
大きくしていけるか。
思い切って
挑んでいくことだ。
【写真説明】稜線のシルエットの向こうに、雲海を突き抜け、白雪の富士がそびえる。2001年(平成13年)10月、池田大作先生が山梨で撮影した。
王者の富士のごとく、日蓮大聖人はいかなる烈風にも屈せず、民衆救済の闘争を貫かれた。
きょう9月12日は、大聖人が斬首の危機に直面した「竜の口の法難」から満750年。文永8年(1271年)のこの日、大聖人は発迹顕本され、凡夫の身のままで末法の御本仏の御境地を顕された。
御書に「賢人は八風と申して八のかぜにをかされぬを賢人と申すなり」(1151ページ)と。大聖人直結の私たちは、毀誉褒貶の嵐に揺るがず、正義の対話を広げゆこう。
☆質問BOX 悩んでいる友人に、どう声を掛ければいいか分かりません。
◇回答
"どんな声を掛けようか?"と考えるあまり、タイミングを逃してしまった——。そんな経験をしたことがある人は、多いかもしれません。
何を話すかも、もちろん大切ですが、何気ないあいさつでも、相手への思いや、真心は十分に伝わります。
もし、対面や電話で声を掛けることが難しければ、メールやSNSを活用してもいいでしょう。"気に掛けてくれる人がいる"と伝わることで大きな励みになります。
池田先生は「たった一言の励ましによって、気力が倍加し、勇気が漲ることは、じつに多い。励ましは英語で『エンカレッジ』。勇気(カレッジ)を吹き込むことだ」とつづっています。
一言でも、一通のメールでも、思いを込めれば必ず相手に伝わります。勇気を出して、友に声を掛けていきましょう
☆桂冠詩人40周年 勇気の舞 凱歌の行進 第5回 東海道・神奈川編
◇「正義の旗 平和の心」(1988年)
詩人は
海を見ていた
埠頭に立って
夜明けを待った
◆◇◆
君たちよ あなたたちよ
「正義」 必ずしも勝つとはかぎらぬ
肝要なのは 「正義」なるがゆえに
断じて勝たねばならないという
我らの強靱なる不退の一念だ
「仏法は勝負」だからだ
そのために
自己を磨こう 力をつけよう
力とは 真剣だ
力とは 信頼だ
力とは 実証だ
力とは 持続だ
また 力とは 団結だ
◆◇◆
愛する 愛する
君たちよ あなたたちよ
恩師が託した平和の心をいだいて
この港より陸続と船出してくれ給え
私とともに金の航路を
文化の走者 平和の走者として
さっそうと 胸張り進み
太平洋はるかに また はるかに
友情の虹を懸けてくれ給え
そして ここに
我が町 我が近隣 我が職場に
「友よ 見てくれ
これが地球の平和の縮図だ」といえる
幸と歓喜の
アルカディア(理想郷)を創りゆこうよ
あなたこそが
そのパイオニアにして
人間外交の全権大使なのだ
☆御書カフェ 華陽姉妹の語らい 深く信心を発して日夜朝暮に又懈らず磨くべし何様にしてか磨くべき只南無妙法蓮華経と唱へたてまつるを是をみがくとは云うなり 2021年9月12日
◇御文
『深く信心を発して日夜朝暮に又懈らず磨くべし何様にしてか磨くべき只南無妙法蓮華経と唱へたてまつるを是をみがくとは云うなり』(一生成仏抄、御書384ページ)
◇通解
深く信心を起こし、日夜朝暮に怠らずわが心を磨くべきである。どのように磨くべきか。ただ南無妙法蓮華経と唱えることが磨くことになる。
◇教えて
自分の壁を破るために、どう祈ることが大切ですか?
◇池田先生の指導
題目を唱え切っていく時、私たちの生命が錬磨され、無明を打ち払うことができる。(中略)
成仏を阻む根本の迷いである無明と戦うためには、深い信心を起こす「勇気」が必要です。また、一生成仏のためには、弛むことなく「持続の信心」を重ねていくことが大切であると教えられているのです。(『信仰の基本「信行学」』)
◇ ◆ ◇
何があろうと、題目を唱えていくならば、必ず、より善い方向へ、幸福の方向へ、勝利の方向へと、ありのままの自分を輝かせていけます。
この自分自身の人間革命の前進の息吹で、友も変えていける。境遇も変えていける。地域も社会も変えられるのです。
どうか、この「人間革命」即「立正安国」の仏法を、生き生きと学び、自信満々と語り、粘り強く実践していってください。(2021・6・4付、「世界池田華陽会の日」記念 池田先生ご夫妻のメッセージ)