「共感」「励まし」「感謝」
心通う我らの座談会には
この全てがある。
伝統の2月の総仕上げへ
創価家族と朗らかに!
王舎城事 P1138
『御勘気を二度までかほりすでに頚となりしかどもついにをそれずして候へば、今は日本国の人人も道理かと申すへんもあるやらん』
【通解】
(日蓮は)流罪を二度までもこうむり、すでに頸の座にもついたけれども、ついに恐れず信仰を貫き通したので、今では日本国の人々も「日蓮の言うことが道理かもしれない」という人もあることであろう。
名字の言 "88歳の青年"から学んだ生き方 2021年2月20日
「88歳の青年!」と評判の快活な壮年がいる。生まれつき目に障がいがあり、盲学校を卒業後、はり・きゅう師になって53年。昨年末には新たな治療院を開設し、経営も順調だ▼入会の動機を伺うと——。「世間には『大変だね』と同情してくれる人はいたけど、学会員さんは全然違った。『心の眼を開いて強く生きよう』って力強く励まされて腹が決まった」と。25歳で入会し、100人近くに弘教を実らせてきた▼当然つらいこともあっただろう。それでも、実に愉快そうに思い出を語ってくださる。仏法対話が実り、うれしさ余って段差につまずき、転んだこと。座談会の帰り道、弾む心で歩いていると柱にぶつかり、たんこぶができたこと。「全部、名誉の勲章」と笑う。「100歳まで仕事も学会活動も現役バリバリで頑張る!」とも▼地位、名誉、経済的な成果……。ともすると人は、目先の利益や目に見える豊かさばかりを追い求めがちだ。だが"近視眼"的な生き方では、真の幸福は見つからない▼御聖訓に「蔵の財よりも身の財すぐれたり身の財より心の財第一なり」(御書1173ページ)とある。この"正視眼"の生き方を貫き、真の幸福を示してくれる先輩が、創価の世界にはたくさんいる。ありがたく、誇らしい。
寸鉄 2021年2月20日
学会精神とは信心の炎を燃え上がらせる事—戸田先生。今を悔いなく前進
東京「荒川の日」。誇り高き常勝不敗の民衆城。新時代の凱歌の歴史綴れ
自転車運転の事故や摘発が増。通勤、宅配利用等の拡大で。共にルール順守
国連「世界社会正義の日」貧困・差別の根絶へ。共生の哲学持つ我らの使命大
寒暖差が激しく。適度な睡眠・食事・運動が体調理の鍵。聡明なリズムで
☆四季の励まし 御書は希望・勝利の源泉 2021年2月14日
◇池田先生の言葉
太陽は
万人を平等に照らす。
太陽の光には力がある。
闇を破ることができる。
闇が深い時代にこそ、
人間の持つ
無限大の可能性を開く
宗教が必要となる。
日蓮大聖人の仏法は、
誰人も尊極な生命を持ち、
誰人も太陽の如く
輝いていけることを
説き明かされた
希望の宗教である。
世界は今、
人間主義の宗教を
待望している。
御書には、
何ものも恐れぬ
師子王の心と、
人々を救わずには
おかないという
仏の大慈悲が
脈打っている。
御本仏が直接、
私たちを励まして
くださっているのだ。
少しずつでもいい、
日々、
御書に接していく人は、
自身の生命に、
常に新しい風を
送ることができる。
その清風が、
信心を健康にしていく。
御書は、本当に深い。
拝するたびに
新しい発見がある。
新たな決意が漲ってくる。
大切なのは、
学び続けることだ。
たとえ、学んだことを
忘れてしまっても、
必ず何かが残る。
命が忘れない。
それが、いざという時、
信心の底力になるのだ。
根本の一書を
持つ人間は強い。
一切の勝利の源泉は
御書にある。
御書で学んだ通りに、
実践することである。
その人こそ、
本当の信心の勝利者、
教学の勝利者である。
きょうよりまた、
「信・行・学」という
仏道修行の根本の大道を、
生き生きと
歩んでまいりたい。
【写真説明】凜と咲く蓮の花。気高く清らかな生命の輝きが、見る人の心を打つ。2008年(平成20年)7月、池田大作先生が都内で撮影した。
日蓮大聖人は「蓮はきよきもの泥よりいでたり」(御書1492ページ)と。濁った泥水から大輪を咲かせる蓮の花を通して、厳しい社会の現実と格闘し、けなげに信仰を貫く門下へ真心の励ましを送った。
「御書」には、誤った思想を撃つ破邪顕正の師子吼がある。平和と安穏の社会を築く明解な指針がある。生老病死の苦しみに直面する民衆、迫害と戦う門下への慈愛にあふれている。2月16日は、大聖人の御聖誕から、数えで800年。御書を一段と心肝に染め、希望・勝利の春へ、前進の足音を高めよう。