躍動の青年部幹部会の
配信がスタート!
地涌の若人と共に
広布誓願の旅路へ
歓喜の前進をしよう!
御義口伝巻上 P716
『衆生に此の機有つて仏を感ず故に名けて因と為す、仏機を承けて而も応ず故に名けて縁となす、是を出世の本意と為す』
【通解】
衆生に仏を渇望する機根があってはじめて仏を感じるのである。ゆえにこの機根を名づけて「因」と言い、また仏はこれを承け、応じて出現するのである。これを「縁」という。この一大事因縁こそ、仏の出世の本懐である。
名字の言 青年部幹部会で体験発表した男子部員と、彼を支えた本部長 2021年2月7日
第1回青年部幹部会を終えた東京戸田記念講堂でのこと。感極まった様子で言葉を交わす二人の男子部員がいた▼一人は体験発表に立った地区副リーダー。中途失明をした彼は文字が見えない。検討の末、原稿を読み上げるパソコンの音声を、イヤホンで聞いて話すことにした。もう一人はパソコンを操作した本部長。本番まで二人で懸命に練習を重ねた。本部長が小説『新・人間革命』を朗読して共に研さん。当日のサポート役も担った▼終了後、「あの時、言っていましたよね」と本部長が声を詰まらせた。かつて全盲の彼が自信なさげに「僕の姿が希望になるんですかね」と言ったことが忘れられなかったのだ。以来、彼のことを祈り支え続けた。そして今回、大役の声が掛かり、見事にやり遂げた。「今、こんなにも大勢の方に希望を届けているじゃないですか……」と本部長。二人の目に涙が光った▼「悩みや苦しみがあるから、信心が深く、強くなる。そして、未来に幸福の花を咲かせられるんだよ」と戸田先生は言う。その"花"が開くまで寄り添い、励ましの光を注ぎ続ける——そんな太陽のような同志がいる人生は幸福である▼"冬"を越えて咲いた花は、やがて新たな"春"を呼ぶ。この蘇生と歓喜の連鎖に学会の実像がある。(渉)
寸鉄 2021年2月7日
「法妙なるが故に人貴し」御書。仏法は勝利の源泉。強盛な祈りに活路は必ず
心動かすのは誠実と熱意—戸田先生。電話一本も大切。満々たる生命力で
「生命のある限り希望はある」文豪。不屈の魂で前へ。境涯を開く時は今
震災風化を懸念—東北の首長9割。日頃の備えが防災の基本。教訓忘れず
自粛で家族のありがたみ感じた—7割。支え合いの心こそ一家和楽の土台
☆四季の励まし 恐れなく進め、わが青年よ 2021年1月31日
池田先生の言葉
青年は、未来の希望だ。
青年が情熱の炎を燃やし
理想に生きる
社会の前途は、
大きく開けていく。
青年が時代を創る。
青春時代は、
「決意の根」を
鍛え上げる時である。
じっとこらえて
「今に見よ!」と、
負けじ魂で決心と挑戦を
繰り返した人が、
栄光の未来を
勝ち取ることができる。
世界広布の流れは
間違いなく進んでいる。
それも急速に!
ならば、我らは
変化を厭うのではなく、
若人を先頭に、
現在の変化の中に、
「人間の幸福と
平和のために」という
立正安国の精神性を
打ち込んでいきたい。
今日ほど
青年の熱と力の糾合が
待望されている
時代はあるまい。
わが青年部が、
満を持して、
今再びの「拡大」に
挑む時が来たのだ。
それは、人間革命による
自らの境涯の拡大である。
また、勇気の対話による
友情と仏縁の拡大である。
「師匠のために」と思えば、
勇気百倍、
無限の力がわいてくる。
この無上の人生を
与えられたことに、
報恩感謝は尽きない。
妙法は不老不死であり、
わが師弟の誓いも
不老不死である。
だから
幾十星霜を重ねようが、
常に若々しく
生き抜いていける。
仏法には、何一つ、
失われるものはない。
すべての行動が、
すべての誓いが、
最後は幸福と勝利へと
結実していくからだ。
君よ、動ずるな!
君よ、恐れるな!
そして、君よ、
大胆不敵に
人生を生き抜き給え!
【写真説明】一隻の船が、水面を蹴って進んでいく。両岸には、陽光を楽しむように、緑の木々が輝いている。1981年(昭和56年)5月、池田大作先生がロシアのモスクワ運河を走る船上から撮影した。
この訪露の折、池田先生は青春時代から親しんだ文豪トルストイの家と資料館を訪れている。
最晩年までペンを握り続けた文豪は書き残した。「人生とは、変化し、成長し、限界を広げることである」(『レフ・トルストイ全集 88・89』テラ出版社<ロシア語>)
さあ、あすから「伝統の2月」。「第1回青年部幹部会」も、2月6日から配信される(同14日まで)。人間革命を目指して、青年と共に、青年の心意気で前進しよう!