就職活動に挑む友を
皆で励まし応援しよう!
新たな時代を切り開く
社会の宝となる存在だ。
使命の航路へ追い風を!
華果成就御書 P900
『よき弟子をもつときんば師弟仏果にいたりあしき弟子をたくはひぬれば師弟地獄にをつといへり、師弟相違せばなに事も成べからず』
【通解】良い弟子をもつならば、師弟は、ともに成仏し、悪い弟子をたくわえるならば、師弟は、ともに地獄に堕ちるといわれている。
師匠と弟子の心が違えば、何事も成し遂げることはできない。
名字の言 生活に根差した戸田先生の『推理式指導算術』 2020年6月24日
梅雨の風物詩にちなんだクイズを一つ。「カタツムリがいる。昼間に木を3メートル登るが、夜間には2メートル下がってしまう。高さ9メートルの頂上に達するには、何日かかるか」▼"1日に1メートルずつ登る"と決めてかかると、正解にならない。答えは「7日」。7日目の昼に3メートル登れば頂上に着く。戸田先生の『推理式指導算術』に出てくる問いだ。発刊は1930年6月25日で、当時のベストセラーに。カタツムリ算の他にも「旅人算」「年齢算」など内容は多彩である▼哲学者の鶴見俊輔氏も少年時代に同書で学び、難関の中学受験を突破したという。「受験勉強の書であるにもかかわらず、人生経験から勉強に入るように仕組まれていた」と(『鶴見俊輔著作集』筑摩書房)▼どうすれば子どもたちが幸せな人生を送れるか。創価教育を提唱した牧口、戸田両先生の主眼はそこにあった。受験勉強すらも「人生」や「正しさ」について自ら考える機会にと促したのである▼「たゆまざる 歩みおそろし かたつむり」(北村西望)。かつて池田先生はこの句を創価学園生に紹介し、「努力の歩みを決して止めてはならない」と訴えた。環境が大きく変化する中で、一歩を重ねる受験生へのエールにも通じよう。学び続ける人は必ず、青春勝利という頂にたどり着ける。(之)
寸鉄 2020年6月24日
「現世安穏・後生善処」の妙法。不退の信心を今。乗り越えられぬ試練なし
東京・世田谷女性の日。婦女の仲良き模範の前進希望の対話拡大に先駆!
体内時計の乱れは心身の健康悪化に。生活リズム正しく。朝の祈り根本に
小学1年生の交通事故が多い時期。運転は歩行者優先で。思いやり持って
コロナ関連詐欺が横行。個人情報は教えず。銀行カードも渡さず。要警戒
☆四季の励まし きょう「父の日」——信頼広げる人間王者に 2020年6月21日
【写真の説明】北海道の大沼湖畔。白波が次々と打ち寄せる。そのかなたには、駒ケ岳の英姿があった。1982年(昭和57年)6月、池田大作先生がカメラに収めた。
駒ケ岳の別名は「渡島富士」。その悠然とした姿は、毀誉褒貶の風にも揺るがず、わが信念に生き抜く創価の父たちと重なる。
かつて池田先生は述べた。「大変なときに、変わらずに頑張れば、あとで尊敬される。状況が厳しかろうが、人が変わろうが、自分は自分の決めた道を貫く。その人が『人間として』の王者です」と。
きょうは「父の日」。社会や地域で一歩一歩、信頼を広げる"人間王者"に、皆で心からの感謝の拍手を送ろう。
◇池田先生の言葉
家庭や地域にあっても、
厳しい経済闘争に
あっても、
宿命転換の激戦に
あっても、
一家の柱、
広布の要として、
辛抱強く
頑張ってくれている
創価の父に、
感謝と労いの笑顔を
贈っていただきたい。
波瀾万丈の苦労をしてこそ
「人間」はできる。
苦労もせず、
思い通りにいけば、
よいように思える
かもしれないが、
結局は、
傲慢で小さな人間に
なってしまうものだ。
やりづらくとも、
耐えて、努力し、
乗り越えていく。
その積み重ねのなかで
「人格」はできる。
偉い人の仕事は、
「自分のため」の
次元ではない。
「人のため」
「社会のため」である。
後輩のため、そして
後継の友のために戦い、
道を残していく——
ここに偉大な
「父」の心がある。
人生は長い。
勝つ時もあれば、
負ける時もある。
行き詰まり、
七転八倒する時も
あるだろう。
だが、人生の勝敗は
途中で決まらない。
栄光は、粘り抜いた
逆転劇によって
勝ち取るものだ。
だからこそ
心は負けてはならない。
あきらめてはならない。
父が厳然としていれば、
どれほど
安心と喜びが広がるか。
一騎当千である。
その「一人」を
大切にする。
粘り強く通い、
信頼を育み、
励まし続ける。
熱い男の友情と連帯を、
私は最大に讃えたい。