大きな変化の時。
「一緒に苦難を
乗り越えましょう!」
今一重の声掛けで
社会に蘇生の連帯を!
四条金吾殿女房御返事 P1135
『但し信心のよはきものをば法華経を持つ女人なれどもすつるとみえて候』
【通解】
ただし信心の弱い者は、法華経を受持する女性といえども、諸仏・諸天は捨てると書かれている。
名字の言 沖縄の海の英雄「久松五勇士」 2020年6月4日
かつて沖縄の首里城の正殿に掛けられていた「万国津梁の鐘」。その銘文には「舟楫を以て万国の津梁となし」、すなわち「船を操って世界の架け橋となり」とあった。気宇壮大な沖縄の心意気がみなぎっている▼沖縄の"海の英雄"とたたえられている「久松五勇士」がいる。時は1905年。日露戦争中、北上するロシアのバルチック艦隊に、宮古島へ向かう沖縄の帆船が遭遇した。"一刻も早く本土に知らせなければ!"。だが、当時の宮古島には無線の施設がなかったため、約130キロ離れた隣の石垣島まで行くしかない▼そこで立ち上がったのが5人の青年漁師。石垣島へ、サバニと呼ばれる小さな丸木舟で出発した。荒波にもまれながら、懸命にこぎ続けること15時間。決死の航海の末に、危急の情報を届けた▼池田先生は、久松五勇士を歌った歌「黒潮の闘魂」(作詞作曲・奥平潤)に触れつつ、「無名の庶民の不屈の精神」をたたえた。そして「有名でも偉大な人はいる。しかし、無名にして偉業をなす人は、さらに偉大である」と▼世界広布の大航路もまた、池田先生と共に進む、名もなき民衆によって切り開かれてきた。「一人」が立ち上がれば、時代が変わる。不屈の心を胸に、"自分自身の新時代"を築こう。(踊)
寸鉄 2020年6月4日
偉大なものは苦労の中でこそ生まれる—戸田先生今日一日を全力で勝利!
「世界池田華陽会の日」。女子部が一人立てば希望の光が!誓春の道朗らか
企業の採用面接本格化。就職活動の友よ頑張れ。諦めない挑戦が活路開く
貧困の子、世界で8千万人増加の恐れ。コロナが影響。国際社会が連携を
拡大前に比べ自転車保険の加入者が数倍に。「ながら運転」避け絶対無事故
☆四季の励まし 女性が社会を輝かせる 2020年5月31日
【写真の説明】ピンク色のじゅうたんを敷き詰めたように、一面に咲くレンゲソウ。初夏の陽光に照らされ、いっそう輝いていた——。1980年(昭和55年)5月、池田大作先生が岐阜市内でカメラに収めた。
中国では、古くから生薬として使われてきたレンゲソウ。花言葉の一つ「あなたと一緒なら苦痛が和らぐ」も、その薬効が由来とされる。
6月は、創価の女性の月である。4日は女子部の「世界池田華陽会の日」、そして10日は「婦人部の日」。あす6月1日から"婦女一体"の「希望の絆 女性月間」がスタートする(同30日まで)。
悩みや不安を抱える友に温かく寄り添い、励ましの力で"自他共の幸福の花園"を広げていこう。
◇池田先生の言葉
時代は、
女性のもつ
しなやかな創造力、
優しさ、温かさ、
人間味などが
社会に反映されることを
求めている。
物や効率ばかりを
追うような社会から、
心の通う人間らしい
社会に戻していくには、
女性の力が
不可欠なのである。
女性の聡明な笑顔、
生き生きとした
声の響きこそ、
皆に勝ち進む活力を
みなぎらせていく
源泉である。
女性こそ
平和の担い手であり、
生命尊厳の世界を築きゆく
偉大な使命をもっている。
女性を大切にし、
女性の意見を尊重する——
そうすれば、
世界は、
より良い方向へと
変わっていく。
女性は、
いくつになっても、
自分らしく花を
開かせることができる。
心にしっかりとした芯を
もっている人は、
時とともに輝いていく。
そのためにも、
何か、自分を進歩させる
目標をもつこと、
さらに人のため、
社会のために
尽くしていくことが
大切である。
女性には命を育む
「慈悲」がある。
生活に根差した
「智慧」が光り、
堅実に生きる
「忍耐」があり、
一歩も退かぬ
「信念」が燃えている。
世界一、宇宙一の妙法を
持ち弘めゆく女性は、
この社会で
最高に尊貴なる
宝の方々だ。
「法華経の師子王」を
持った女性こそ、
時代・社会の最先端をいく
一人一人なのである。