2020年1月25日土曜日

2020.01.25 わが友に贈る

誠実な振る舞いで
わが地域・社会の
なくてはならない人に。
自他共の幸福に尽くす
希望の灯台と輝こう!

兵衛志殿御返事 P1090
『今度はとのは一定をち給いぬとをぼうるなりをち給はんをいかにと申す事はゆめゆめ候はず但地獄にて日蓮をうらみ給う事なかれ』

【通解】
今度こそ、貴殿(池上宗長)は、きっと退転しまうだろう、と、思われます。退転することについて、とやかく申し上げるつもりは、全くありません。ただし、地獄に堕ちてから、日蓮を恨むことがあってはなりません。

名字の言 困っている人に手を差し伸べれば、みんなが豊かになる 2020年1月25日
大きな駅で、ベビーカーを押して移動するのは大変だ。その経験から生まれたのが「のりかえ便利マップ」。どの車両に乗れば出口やエレベーターに近いか一目で分かるポスターで、高齢者やビジネスマンにも評判だ▼困っている人、悩んでいる人に手を差し伸べれば、周囲も心豊かになる。ある地区座談会で、婦人部員が遅れて会場に入ってきた。すると同志がそっと一言、「よく来たね」。彼女は看護師として働きながら、女手一つで3人の子を育てていた▼「頑張ってるね」という声掛けや「無理しないでね」というメールも数え切れない。「何げない配慮が心に染みるんです」と言う彼女もまた、時間を見つけて友の訪問・激励に歩くようになった▼日蓮大聖人は、夫を亡くした妙一尼に「冬は必ず春となる」(御書1253ページ)と寄り添い、ゆえなき中傷を受ける四条金吾を「陰徳あれば陽報あり」(同1178ページ)と励ました。苦難と戦う「一人」への御言葉は700年以上の時を超えて、今も世界の友を励まし、行動の指針となっている▼池田先生は「最も苦しんでいる人と、同苦していこうとする心——それが大聖人の御心であり、学会の心です」と。目の前の「一人」に尽くす。そこから希望が生まれ、その光が社会を照らしていく。(子)

寸鉄 2020年1月25日
大阪事件の無罪判決の日正しい仏法が必ず勝つ!君よ不屈の魂継承し進め
関西婦人部の日。常勝の母ありて創価の城は盤石模範の前進、拡大今こそ
「信心するは随喜なり」御書。生き生きと体験を語ろう。歓喜は友に伝播
乾燥続き火災多発。外出や就寝時は火の元確認をしっかり。隙をつくるな
世界のごみの総量、30年後に2倍超—予測。削減目指して足元から行動を

☆四季の励まし 今こそ「対話の選択」を 2020年1月19日
◇「1・26」SGI発足45周年
平和は
彼方にあるのではない。
自分のいるその場所に、
信頼と友情の世界を
築き上げるのだ。
その輪の広がるところに、
世界のへいわがあるのだ。

一方的に話すのは
対話ではない。
まず、相手を尊敬し、
耳を傾けることだ。
聞く、話す、また聞く。
その胸襟を開いた応答が
「思い込み」や「先入観」という
心の壁を破っていく。
相手も人間、
こちらも人間である。
そこに
なんの差別もないと知れば、
心と心が通い、信頼が生まれる。

創価学会は、どこまでも、
民衆の幸福と
世界の平和のために、
現実社会の変革に
挑戦しゆく使命を貫く。
そこに、
「人間のための宗教」の
精髄があるからだ。
それは、
仏教の根本精神でもある。
仏教は、本来、
自分一人が覚って、
それで満足して終わる
宗教ではない。
「人々の幸福のために行動する」
——この実践があってこそ、
真の覚りといえる。

「暴力」か「対話」か——。
世界の各地では、
今なお熾烈な紛争が続き、
憎悪と暴力の連鎖が続いている。
だからこそ、
私たちは「対話」を
決して手放してはならない。
断固たる「対話の選択」こそ、
「平和の選択」となり、
必ずや人類の
「生への選択」に通じていくと、
私は信じている。

人が人を殺戮することのない、
平和と不戦の世界を創っていく——
それが、私たち創価の悲願だ。
SGIの使命である。